日本初、肝硬変を対象とした他家脂肪組織由来幹細胞製剤ADR-001治験開始|新潟大学・ロート製薬

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■日本初、肝硬変を対象とした他家脂肪組織由来幹細胞製剤ADR-001治験開始|新潟大学・ロート製薬

Cirrhosis of the liver (trichrome stain)

by Ed Uthman(画像:Creative Commons)

日本初、肝硬変を対象とした他家脂肪組織由来幹細胞製剤ADR-001治験開始 新潟大学とロート製薬の再生医療研究開発

(2017/7/27、新潟大学)

間葉系幹細胞を用いた治療効果は、細胞が産生するサイトカインや成長因子等の液性因子を介して治療効果を発揮すると考えられており、ロート製薬で製造した ADR-001 の構成細胞を用いた、マウス肝硬変モデル、マウス NASH モデルでの検討で、肝線維化の改善が認められました。

新潟大学の寺井崇二教授とロート製薬は日本初の肝硬変を対象とした他家脂肪組織由来幹細胞製剤ADR-001の治験を開始するそうです。

【参考リンク】

今回の治験で使用されるロート製薬が開発を進めている「ADR-001」とはどういうものなのでしょうか?

ロート製薬が開発を進めている、「ADR-001」は他家脂肪組織由来幹細胞を構成細胞とする細胞製剤です。脂肪組織に含まれる幹細胞を、動物由来のウイルス感染のリスクを考えた動物由来原料不含有で、脂肪由来幹細胞の能力を最大限に引き出す独自の無血清培地で培養しております。脂肪組織は組織中に多くの間葉系幹細胞を含み、採取時の侵襲性が比較的低く、手術時など余剰組織となるケースもあることから、比較的入手が容易であり、他家脂肪細胞による同種移植のため、必要な患者さんに迅速に提供できるメリットがあります。投与は静脈内点滴投与のため患者さんの負担も少ないのが特徴です。

これまでの研究で、ADR-001によって、マウス肝硬変モデル、マウスNASHモデルでの肝線維化の改善が認められているそうです。

そこで、今回は、2020年の承認を目指して、ヒトにその効果が認められるのかどうか(有効性)、副作用はないのか(安全性)をチェックする治験の段階に進んだということですね。




■肝硬変

肝硬変は、肝臓の組織が炎症を繰り返すこと(慢性肝炎)によって線維化し硬くなる肝臓の病気です。

慢性的な炎症により、肝細胞の変性・壊死と肝再生が繰り返され、その過程で肝臓内に線維化が生じ、肝硬変により肝臓癌が発生する危険性が高
まることが知られています。

肝硬変が進行すると、肝臓がんに移行するリスクが高くなります。

肝硬変の原因としては、慢性肝炎の状態が続くことであり、その肝炎の原因としては、肝炎ウイルス(B型・C型)によるものやアルコールなどが挙げられます。

肝硬変の病因としては、肝炎ウイルスによるものが多く、特にC型肝炎ウイルス(以下、「HCV」)による割合が最も多く、HCVのキャリアは国内で150万~200万人存在すると推定されています。HCV感染者の約70%で感染が持続し、慢性肝炎へと移行した場合、肝硬変や肝臓癌へと進展します。慢性C型肝炎が原因で肝硬変になった患者では1年に約5~8%が発癌し、肝臓癌患者の約2/3が肝硬変を合併しているという報告があります。

つまり、重要なことは、脂肪肝や肝臓がんになる前に、肝炎ウイルス検査を受けて、治療を行なうことです。

肝硬変は大きく分けると2つの段階に分けられます。

●代償性肝硬変(初期の段階)

自覚症状がほとんどない。

●非代償性肝硬変(病状が進行し、肝機能が低下)

腹水・黄疸などの症状が現れる。

現時点では、肝硬変の治療法にはどのようなものがあるのでしょうか?

進行した肝硬変の治療法としては肝移植がありますが、肝硬変そのものを治療する方法はほとんどなく、非代償性肝硬変患者に対しては、対症療法のみで有効な治療方法がないのが現状で、新たな肝硬変治療方法の開発が望まれております。

肝硬変では、肝線維化が特徴ですが、肝線維化の改善にはコラーゲンをはじめとした細胞外基質の溶解、肝星細胞の活性化抑制、炎症反応の抑制及び、肝障害の抑制に有効と考えられています。

肝硬変自体を治療する治療法はほとんどなく、だからこそ今回新潟大学とロート製薬が研究しているような新しい肝硬変の治療法の開発が期待されているわけです。

■まとめ

まず私たちにできることは肝硬変や肝臓がんになる前の段階で食い止めること。

それには、肝炎ウイルス検査を受けて、ウイルス性肝炎(B型肝炎・C型肝炎)を早期に発見するための検査を行い、治療を行うことが第一です。

そして、肝臓に負担をかけないように肝臓にやさしい生活をしていきましょう。

→ 肝硬変とは|肝硬変の症状・原因・食事 について詳しくはこちら

→ 肝臓の数値|γ-GTP・GOT(AST)・GPT(ALT)|肝臓の検査 について詳しくはこちら







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【#箱根駅伝】#青山学院大学 の強さの要因は「タバタ式トレーニング(4分間トレーニング)」!?|腕立て伏せと腹筋はしない!?

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■【箱根駅伝】青山学院大学の強さの要因は「タバタ式トレーニング(4分間トレーニング)」!?|腕立て伏せと腹筋はしない!?

workout serie 2

by MandoBarista(画像:Creative Commons)

青学大強さの秘密 今季から導入の「タバタ式トレ」

(2016/1/4、日刊スポーツ)

青学大の強さの要因には今季から導入した「タバタ式トレ」がある。1万メートルなどのタイムトライアルをした後に4分間、腕立て、もも上げなど激しい運動を繰り返す。

<中略>

青学大では14年秋からフィジカルトレーナーの中野ジェームス修一氏を招へい。加速力を増すフォーム作りのため、ウオーミングアップから通称「青トレ」に取り組む。

2017年箱根駅伝で往路復路で完全優勝した青山学院大学は「タバタ式トレーニング(4分間トレーニング)」を導入しているそうです。

4分間トレーニング(タバタ式トレーニング)とは?|1日わずか4分間で脂肪を燃焼する!?によれば、「タバタ式トレーニング」は立命館大学スポーツ健康科学部の田畑泉教授が考案したトレーニング方法で、20秒の高強度運動と10秒の休みを8セット、約4分間行う方法で、運動後も代謝の高い状態が続くのが特徴です。

  • 4分間トレーニング(タバタ式トレーニング)は、「20秒の運動(高強度運動)」+「10秒の休み」を8セット、約4分間行う方法
  • トレーニング後は代謝の高い状態(脂肪が燃焼しやすい)になる。
  • 週に2回でよい
    理由は、毎日やると負荷がかかりすぎてしまうため。
    つまり、このトレーニングによる運動はかなりの高強度の運動だということがわかります。
  • トレーニングの前は、きちんとウォーミングアップして体を目覚めさせることを忘れないようにしてください。
  • トレーニング後は代謝の高い状態(脂肪が燃焼しやすい)であるので、トレーニングの後、有酸素運動を行なうと、よりシェイプアップ効果を得られる。




■青トレ

青学大の自ら考えて鍛える「青トレ」が完全V導いた

(2016/1/4、日刊スポーツ)

中野氏は単に教えるのではなく、能動的に考えさせることを重視。5、6人のグループに分け、骸骨の模型、筋肉図を前に2、3時間議論させた。

 「自分でメニューを出せば5秒で終わるが、選手に考えさせた方がやる気も出る」。今では選手たちの会話に「長腓骨(ひこつ)筋、ヒラメ筋(ともにふくらはぎの外側の筋肉)」と、専門的な筋肉の名称が飛び交う。体を漫然と動かさず、鍛える箇所、その意味を理解し、トレーニングは楽しくなり、その効果も増した。

青山学院大学では、以前から行われていた「腹筋、背筋、腕立て」といったトレーニングを行っていたそうですが、14年秋からフィジカルトレーナーの中野ジェームス修一さんを招き、選手たちが自らトレーニングの意味を考えてトレーニングメニューに取り組むようになったことで効果がアップしているそうです。

昨年からは加速力が増すフォーム作りに取り組む。頭と胴体を動かさず、肩甲骨を大きく動かす。腕は引くだけでなく、ひねりを加え、さらに可動域を伸ばした。体幹が安定したからこそ、取り組める課題。

【参考リンク】

青学駅伝選手・指導者のストレッチ法

青トレ: 青学駅伝チームのコアトレーニング&ストレッチ

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ただ一つ気になるのが今回のニュースと以前番組で言っていたこととの違いです。

2016年4月3日放送の「林先生が驚く初耳学」では青山学院大学原晋監督は「腕立て伏せと腹筋をしない」といっていましたが、今回のニュースではタバタ式トレーニングで腕立て伏せをしていると書かれています。

長距離選手に必要なのは、「足の運び」と「腕の振り」であり、無駄な筋肉をつけないことが重要なのだそうです。

腕立て伏せをすると肩回りに筋肉がついてしまい、腕の振りがスムーズにできなくなってしまうそうです。

原監督が言うには長距離選手には腹筋は必要がなく、”いかに腹筋を抜くか”が大事なのだそうで、腹筋をすると腹直筋が鍛えられ、腹直筋が大きくなると酸素を多く使うことになり、長距離選手にとってはマイナスになってしまうそうです。

こうしたことを総合すると、腕立て伏せはしていないのではないかなと思います。







研修医のうち3分の1がうつ病や抑うつ症状を患っている!?

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■研修医のうち3分の1がうつ病や抑うつ症状を患っている!?

"I'm a doctor, not a psychiatrist!"

by JD Hancock(画像:Creative Commons)

「ストレスチェック制度」開始 職場リスク 把握に効果

(2015/12/7、産経新聞)

精神的に過度な負担を感じている従業員がいないかを企業に調べさせ、対応を促す「ストレスチェック制度」が12月から始まった。

2015年12月からストレスチェック制度が始まり、高いストレスを抱えていると判断された従業員には医師などの専門家に診てもらうことができるようになりますが、その医師の中にもうつ病を患っている人が多いようです。

研修医の3割が「うつ」、米研究 医療の質への影響も

(2015/12/9、AFPBB)

うつ病や抑うつ症状を患う研修医の比率に関する情報が含まれる先行研究を分析したところ、こうした病気や症状にかかっていた医師は1万7560人中5000人近くと、全体の29%に達することが分かった。

米ブリガム・アンド・ウィメンズ病院と米ハーバード大学医学部のダグラス・マタ医師による調査によれば、研修中の若手医師のうち、3分の1がうつ病や抑うつ症状を患っているそうです。

看護職員、「慢性疲労」7割超える 医労連アンケートによれば、慢性疲労を訴える看護職員の割合が7割を超えているそうです。

医療に携わる方は、勤務時間が長かったり、夜勤の負担が大きかったり、責任が重かったり、医療事故への不安があったりなど肉体的ストレス・精神的ストレスがかかっていると考えられます。

そのことがうつ病や抑うつ症状を患う原因になっているのではないでしょうか。

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LIFE SHIFT(ライフ・シフト) が話題!寿命100年時代に社会はどう変わる?|【思考実験】1000歳まで寿命が延びたら?




■LIFE SHIFT(ライフ・シフト) が話題!寿命100年時代に社会はどう変わる?

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by Paul Downey(画像:Creative Commons)

平均年齢100年時代をどう生きるかということを問われている本「ライフシフト」が話題ですよね。

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誰もが100歳まで生きることができるようになったときに、どのようなライフプランを立てたら良いのかというのは、これまで生きてきた人から学ぶことができないため、自分たちで考えていかなければならない問題です。

100歳までというと、あとどのくらい働いて、どのくらいのお金を貯める必要があって、どのような社会保障となるシステムが必要なのかを今のシステムの延長線上で考えてしまうおそれがあるので、こういう場合には、1000歳というとんでもない数字を目標に考えてみると全く新しいシステムを作り上げなくてはならないため、思考実験としていいのではないでしょうか?

1000歳というと馬鹿げた数字のようにも思えますが、ある英国の科学者が人間の寿命が1000歳まで伸びるという仮説を立てています。

■人間の寿命は今後20年で1000歳以上に延びる!?

英科学者が寿命について大胆予測「今後25年で1000歳まで生きられるようになる!」

(2011/7/6、ロケットニュース24)

英国の科学者が寿命に関して、大胆の予測を立てている。

それは今後、150歳の誕生日を迎える人が大勢現れ、25年先には1000歳まで生きることも可能のなるとしているのだ。

この予測は、老化の戦略的予防を考える「Strategies for Engineered Negligible Senescence(SENS)」のオブリー・デ・グレイ博士によるものだ。

彼は老化防止や若返りの権威であり、過去に寿命に関する発表を多数行っており、学会でもその名を知られている。

彼によれば、「今後、およそ25年以内に、医学は老化に対して決定的なレベルに達する」という。

世界中の多くの伝染病の治療法が発見され、医学と疾病との闘いは終わると予測している。

そのうえで、細胞レベルでのダメージの蓄積を修復し続けていれば、長寿は夢ではなくなる、寿命1000歳も夢ではないと結論付けているのだ。

「長寿遺伝子を鍛える カロリーリストリクションのすすめ」(著:坪田一男)でオーブリー・デ・グレイ博士による「人間の寿命は今後20年で1000歳以上に延びる」という説(2004年)を目にしたときは驚きました。

人間による「不老不死」「長寿」への夢は、医学の進歩によって、もしかすると叶うかもしれません。

「Beyond Human 超人類の時代へ」(著:イブ・ヘロルド)では、人工心臓をはじめとする人工臓器(人工肝臓・人工肺・人工腎臓・人工膵臓)の研究について紹介されていて、最先端の医療テクノロジーにより、寿命が大幅に長くなる未来が描かれています。

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■寿命が100歳まで延びたら、社会はどうなる?

寿命が100歳まで延びたら、私達の社会はどうなってしまうのでしょうか?

そうなったとき社会の形は大きく変わらざるをえなくなります。

例えば、こうしたことが考えられます。

  • 企業のスパンが以前よりも短くなっていることを考えると、終身雇用で定年まで居続けられる人はほとんどいなくなるであろうことが予想されます。
  • また、長寿になれば、60歳以降も働かなければならないという人は増えるでしょうし、第2、第3の人生まで考えないといけないでしょう。(セカンドライフ⇒サードライフ)
  • 平均寿命が100歳を超えてきたとしたら、年金のシステムはどうなるのでしょう?
  • 100歳まで生きることを前提としたマネープランをたてないといけなくなる。

他にもいろんなことがでてくるでしょう。

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■まとめ

人間の寿命の限界は115歳(くらい……かもしれない)

(2016/10/6、BBC)

人間の寿命はどんなに伸びても最長で約115年かもしれない。米ニューヨークのアルバート・アインシュタイン医科大学の研究者らが、研究成果を英科学誌ネイチャーに発表した。

1000歳というのはとんでもない発見がない限り難しいとは思いますが、だれもが100歳にまで生きられる時代に突入していく中で、「もし寿命が1000歳まで延びたら」「平均寿命が100歳を超えたら」という視点で社会をみてみると、面白い意見が出てくると思います。







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生後6か月の段階からゆで卵をごく少量ずつ食べさせると1歳になったとき、卵アレルギーの発症を80%抑えられる|国立成育医療研究センター




■生後6か月の段階からゆで卵をごく少量ずつ食べさせると1歳になったとき、卵アレルギーの発症を80%抑えられる|国立成育医療研究センター

Eggs

by vanessa lollipop(画像:Creative Commons)

ゆで卵少量ずつ食べて卵アレルギー発症を80%抑制

(2016/12/9、NHK)

グループでは、生後まもなくアトピー性皮膚炎になった赤ちゃん121人を2つのグループに分け、生後6か月の段階で一方のグループの赤ちゃんには加熱した卵の粉末50ミリグラムを、もう一方のグループの赤ちゃんにはカボチャの粉末を毎日食べてもらいました。さらに生後9か月からは卵の量を250ミリグラムに増やし、1歳になった時点でゆで卵半分に相当する7000ミリグラムの卵の粉末を食べてもらいました。

その結果、卵をずっと食べていた赤ちゃん60人のうち、卵アレルギーを発症したのは5人だけでしたが、カボチャの粉末を食べた61人では23人が発症したということでグループでは、ごく少量の卵を食べることでアレルギーの発症を80%抑えることができたとしています。

国立成育医療研究センターの大矢幸弘医長らのグループの研究によれば、生後6か月の段階からゆで卵をごく少量ずつ食べさせると1歳になったとき、卵アレルギーの発症を80%抑えられることができたそうです。

生後4か月からピーナッツを食べさせるとアレルギー予防になる!?によれば、生後4~11カ月からピーナッツを含む食品を摂取した子供は、摂取しなかった子供に比べ、5歳の時点でピーナッツアレルギーを発症するリスクが低かったそうです。

ピーナツ早期摂取でアレルギー抑制 英研究チーム

(2015/2/24、日本経済新聞)

ロンドン大キングズ・カレッジのチームの追跡調査によれば、生後5~11カ月からピーナツを含む食品を取り続けた子供は、食べるのを避けていた子供に比べ、5歳の時点でピーナツアレルギーを発症するリスクが70~86%低かったという結果が出たそうです。

これまではアレルギーを心配して子供のころにアレルギーの原因となる食べ物を食べさせないような対策がとられていたそうです。

ゆで卵少量ずつ食べて卵アレルギー発症を80%抑制

(2016/12/9、NHK)

グループによりますと国内ではアレルギーを懸念して幼いうちに卵を食べさせない傾向が強く、3歳児全体の6%近くが医師の指示で摂取を制限しているということです。

ピーナツ早期摂取でアレルギー抑制 英研究チーム

(2015/2/24、日本経済新聞)

これからはアレルギーの原因となる食物は子供のころから少量ずつ食べ始めた方がいいという考え方による予防法に変わっていくかもしれません。




【追記(2017/6/17)】

「鶏卵アレルギー発症予防に関する提言」の発表について

(2017/6/16、日本小児アレルギー学会)

日本小児アレルギー学会は、食物アレルギー診療ガイドライン2016や国立成育医療研究センターの研究に基づき、医療関係者を対象として「鶏卵アレルギー発症予防に関する提言」を発表しました。

今回の提言の重要性は、卵の摂取が遅いほど卵アレルギーのは発症リスクが高まるというエビデンスのもと、医師の管理のもと、生後6か月から微量の卵を摂取することで発症を予防していくことを目指すものであり、今後アレルギー予防対策が変わっていくかもしれないという点です。

ただし、この提言にもある通り、すでに卵アレルギーやアトピー性皮膚炎の発症が疑われる場合には危険であり、また医師による指導がないとコントロールすることが難しいので避けましょう。







【参考文献】
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