悪いニュースは、悲観的になるという感情をもたらすだけでなく、ストレスや不安、抑うつ症状を引き起こす!?


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by Jon S(画像:Creative Commons)

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悪いニュースを毎日見続けていると、心にどのような影響を及ぼすか

(2015/2/26、ハフィントンポスト)

心理学者によると、ネガティブで暴力的な報道は深刻で長期的な心理的影響を与えるといい、それは単に悲観的になる、あるいは非難するといった感情をもたらすだけにとどまらない。メディアの暴力と心理的影響を専門とするイギリス人心理学者デイヴィ・グラハム(Graham Davey)博士によると、メディアの暴力はストレスや不安、抑うつ症状を増大させ、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を引き起こす要因にすらなるとしている。

ネガティブで暴力的な報道は、悲観的になる、または非難するといった感情をもたらすだけでなく、ストレスや不安、抑うつ症状を引き起こす要因になるそうです。

あなたがネット(LINE・FACEBOOK・TWITTER)に書いた感情が伝染して世界を変えてしまうかもしれない!?によれば、ネット上に出された感情は人から人へと伝染するそうです。

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報道のやり方について意見があるわけではありませんが、凄惨な事件をそのまま伝えられるというのは受けての側からすると心が苦しくなります。

そして、そうして感じた感情は澱のような形で心の奥底に残ります。

本当に真実をありのままに伝えることがよいことなのかどうか。

それも、同じニュースを見るにしても、ある程度の考えがあり、様々な経験をしている人はそれは別の世界のことと自分の心を守ることができるかもしれませんが、そうでない人は、それがまるで自分の世界のことと思って不安になりやすくなってしまうことが考えられます。

ニュースにしても、受け手の感情のレベルに合わせたものを提供するというのがよいのかもしれません。

できるだけ詳細にありのままのニュースを知りたい人はこちらで、事件の概要だけを知りたい人はこちら、怖い事件は見たくない人はこちら、というような形で。

人を幸せにするニュースの在り方を提供する側には考えてほしいものです。







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