「体内時計」タグアーカイブ

アウトドア遊びは健康にいい|免疫力UP・ダイエット・ストレス軽減

Waverly plays rougher than the big kids at Campfire

by Deryck Hodge(画像:Creative Commons)




アウトドア遊びは健康にいい

(2011/4/15、日経ウーマンオンライン)

実際に、森林浴をすると免疫力がアップし、その効果は30日後も続くという報告(右グラフ)があるほか、「標高1000m前後の高原では、自律神経のうち副交感神経が優位になることがわかっている」(降矢院長)。

スポーツメディカルアドバイザーの湯本優さんは、「都市で行うより、自然の中で行う方が運動効果が高く、体に与えるストレスも全然軽い」と指摘する。

特に、有酸素運動が何時間も続く登山は、ダイエット効果が抜群。

編集部で行った実験(詳細は18日掲載の特集第2回)では、初心者でも登れる5~6時間の日帰り登山でも、ハーフマラソンを超えるカロリーを消費することがわかった。

<中略>

一方、アウトドアには興味があるけど、休日はのんびりしたいという人にお薦めなのが、自然のリズムをゆっくりと感じられるキャンプ。

体内時計が乱れていたり、仕事のストレスを休日にも引きずりやすい人もキャンプに出かけると、気持ちがリラックスして、夜型が朝型に切り替わるなど生活リズムが整いやすいことが実験で確認できた

アウトドア人気が続いていますよね。

今回の記事では、アウトドアと健康の関係について紹介されています。

■アウトドアの健康効果

アウトドアの健康効果についてまとめてみます。

●森林浴をすると免疫力がアップ

有酸素運動が何時間も続く登山は、ダイエット効果が抜群

都市で行うより、自然の中で行う方が運動効果が高く、体に与えるストレスも軽いそうです。

●キャンプをすると、気持ちがリラックスして、生活リズムが整いやすい

体内時計を元に戻せるかもしれません。







⇒ あなたにあった ダイエット 方法の選び方 はこちら

ダイエットの基礎知識 はこちら

ダイエット方法ランキングはこちら

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

ダイエット方法ランキング

体内時計、体のすべての細胞に存在

Timer at 0

by numb3r(画像:Creative Commons)




体内時計、体のすべての細胞に存在

(2011/2/27、日本経済新聞)

これまで時計遺伝子は、「脳内の視交叉上核の細胞に存在している遺伝子」や「体内の様々な臓器の細胞に存在している遺伝子」と紹介されてきましたが、この記事によれば、体内時計は、体のすべての細胞に存在することがわかったそうです。

体内時計は光によって常にリセットされているが、不規則な生活などにより体内時計に乱れが生じると、睡眠障害や高血圧糖尿病がんなどにかかるリスクが高くなるとされる。

体のすべての細胞に存在するということは、様々な病気が体内時計の乱れが原因でなっているとも考えられるのかもしれません。

今後の研究に注目です。







体内時計を司る遺伝子が糖尿病・肥満に影響|広島大大学院グループ

Time

by Nick Webb(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 糖尿病 > 体内時計を司る遺伝子が糖尿病・肥満に影響|広島大大学院グループ




生活リズム、糖尿病に影響 広島大大学院グループ発見

(2010/11/13、中国新聞)

広島大大学院医歯薬学総合研究科の内匠(たくみ)透教授(脳科学)のグループが、体内時計をつかさどる遺伝子が糖尿病や肥満に影響していることを遺伝子解析で突き止めた。

「生活リズムが糖尿病や肥満の予防に重要だと、分子レベルでも証明された」としている。12月10日発行の米学術誌で論文発表する。

広島大大学院医歯薬学総合研究科の内匠透教授のグループが行った遺伝子解析によれば、体内時計を司る遺伝子が糖尿病肥満に影響していることがわかったそうです。

内匠教授は「昼も夜もない生活をしていると糖尿病や肥満になる可能性は高くなると遺伝子レベルで証明できた。

睡眠、食事など基本的な生活リズムをつくることが大事」と話している。

生活リズムが崩れると糖尿病や肥満になりやすいということなので、糖尿病や肥満予防のためにも、しっかりとした生活リズムをつくっていきたいですね。

糖尿病の症状 について詳しくはコチラ







【参考リンク】

【体内時計 関連記事】

糖尿病関連ワード

糖尿病の症状

糖尿病の診断基準(血糖値・HbA1c)

糖尿病を予防する方法

糖尿病チェック

糖尿病の原因

糖尿病の検査

糖尿病の合併症

糖尿病の食事

糖尿病の運動療法

血糖値(正常値・食後血糖値・空腹時血糖値)・血糖値を下げる食品

インスリン

体内時計が狂うと「糖尿病」になってしまう!?

time

by Sean MacEntee(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 糖尿病 > 体内時計が狂うと「糖尿病」になってしまう!?




時計が狂うと「糖尿病」になる

(2010/11/5、ゆかしメディア)

生活習慣病の一つとされる糖尿病。

悪化すると失明や心筋梗塞、脳梗塞などの合併症さえ引き起こす病であり、最近では認知症の遠因となることも解明されつつある。

国際的な総合科学ジャーナル「nature」(2010年7月29日号)は、この糖尿病の原因について、次のようなユニークな説を紹介している。

体内時計と糖尿病が関係があるそうです。

人は約24時間周期の「体内時計」をもっている。

体内時計のリズムは、複数の「時計遺伝子」によって刻まれている。

アメリカ、ノースウェスタン大学のマルチェバ博士らは、体内時計が狂うと膵臓の中の部位である「膵島(すいとう)」の遺伝子の働きがおかしくなって、血糖値が異常に高くなり、「糖尿病」を発症することを示した。

「膵島」は、血糖値を低下させるホルモン「インスリン」などを分泌する。

時計遺伝子に変異をもつマウスを観察したところ、血糖値を一定に保つ能力に異常があり、インスリンの分泌能力や膵島のサイズが小さいことがわかった。

時計遺伝子に異常が生じてくることで、インスリンの分泌などにかかわる膵島の遺伝子も正しく働かなくなっていたのだ。

睡眠時間が短いと肥満のリスクが増大し、糖尿病を引き起こす可能性は以前から指摘されていた。

「体内時計の状態を調べることで、不規則な仕事や食事などの生活リズムの乱れが糖尿病におよぼす影響を明らかにできるかもしれない」と博士らは考えている。

ノースウェスタン大学のマルチェバ博士の説は、体内時計が狂うと、膵島(血糖値を低下させるホルモンのインスリンを分泌)の遺伝子の働きがおかしくなってしまい、血糖値が高くなり、糖尿病が発症するのではないかという説です。

体内時計と健康との関係は今後も注目していきたいですね。

糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはコチラ







糖尿病関連ワード

糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは

糖尿病の診断基準(血糖値・HbA1c)

糖尿病改善・予防する方法(食べ物・運動)

糖尿病危険度チェック

糖尿病の原因(生活習慣)|女性・男性

薬局でもできる糖尿病の検査|検尿(尿糖検査)と採血による血糖検査

糖尿病の合併症|網膜症・腎症・神経障害

糖尿病の食事(食事療法)|血糖値を抑える食べ方

糖尿病の運動(運動療法)|筋トレ・有酸素運動

インスリン(インシュリン)とは|血糖を下げる働きがあるホルモン

血糖値(正常値・食後血糖値・空腹時血糖値)・血糖値を下げる食品

頭髪などの細胞を使って体内時計の状態を把握する測定方法を開発|佐賀大など

Time

by Ren Kuo(画像:Creative Commons)




体内時計の乱れ、毛髪で測定 佐賀大などが開発

(2010/8/24、日本経済新聞)

佐賀大学、山口大学、ソニーの共同チームによれば、頭髪などの細胞を使って体内時計の状態を把握する測定方法を開発したそうです。

体内時計の乱れはがんや心筋梗塞(こうそく)になるリスクを高めたり、うつ病や高血圧、睡眠障害の原因の一つになったりしている。

体内時計の乱れからくる体調の悪化の予測にも活用できるのではないでしょうか。

記事によれば、抗がん剤や降圧剤が最も効果を発揮する時間に薬を投与することができるようになることが期待されるようです。

体内時計 がん治療|たけしの家庭の医学 5月25日

■体内時計を使った最新がん治療

解説 横浜市立大学附属病院消化器・肝移植外科チーム(チームリーダー 遠藤格先生)

時間治療を取り入れて抗ガン剤治療を行なっている。

時間治療とは、最も優れた効果が期待できる時間を割り出して行う治療のこと。

時間治療は、抗がん剤の投与方法に秘訣がある。

一般的に、抗癌剤治療は、例えば24時間ずっと同じスピードで抗がん剤を点滴しているが、時間治療では、患者の体内時計に合わせて増減させる。

横浜市立大学附属病院では、時間治療を取り入れた抗癌剤治療によって、手術不可能な患者の80%が手術可能になったそうです。

時間治療の特徴は副作用がほとんどないこと。

※抗がん剤治療は、通常は吐き気や食欲不振等の副作用が出ることが多い。

夜10時に抗癌剤の投与がはじまることが時間治療最大のポイント。

夜10時から翌朝10時までの12時間だけ投与する。

そして、朝4時に最大値をとるように機械を設定する。

抗がん剤の総投与量が1.5倍を一気に投与する。

※通常の抗がん剤治療では一定量の薬を投与し続ける。

そもそも抗がん剤治療は、がん細胞が増えようと細胞分裂するときに攻撃し、増殖を防ぐという役割がある。

しかし、抗がん剤治療は、正常な細胞の分裂も攻撃し、その結果吐き気や倦怠感といった副作用が現れてしまう。

そこで、時間治療が注目したのは、正常な細胞の分裂活動。

がん細胞は一日中分裂しているが、正常な細胞の分裂は一日の中で大きく変化していることがわかったのです。

正常な細胞分裂の一日のリズムは、正午に最大になり、その後減少傾向に、そして午前4時前後に最も細胞分裂が減少する時間帯が訪れるようになっている。(出典:Smaaland R et al,Cancer Res,1993)

そのため、午前4時をピークに抗がん剤を投与するようにすれば、なるべく正常な細胞を傷つけずにガンを攻撃することができる。

通常の1.5倍の抗がん剤を投与しても副作用が少なかったのは、体内時計が司る細胞分裂のリズムを活用したおかげだったのです。

現在、横浜市立大学附属病院のがんの時間治療は、肝臓ガンのみ、転移がある場合に限る等様々な条件がある。

時間治療により、肝臓がんのがん細胞がすべて消えたケースもあるそうです。

時間治療を行った3割の方のがん細胞が全て消失したそうです。

※時間治療によるポイント

抗がん剤を排出させる酵素の活性率が最も高くなるのが午前4時。

【関連記事】