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エクオールの効果|エクオールを作れる人、作れない人の違いとは?|#世界一受けたい授業

2015年5月2日放送の世界一受けたい授業は「エクオール」について取り上げました。




【目次】

■スーパーイソフラボン『エクオール』とは?

The Most Important Meal of the Day

by blair_25 (画像:Creative Commons)

解説:上原万里子先生

大豆イソフラボン=体にいい

大豆イソフラボンのままだと弱い

イソフラボンはエクオール産生菌によってエクオールになる。

エクオールは女性ホルモンに似た働きがある

【参考リンク】

エクオールとは?|ハマサイトクリニック

大豆イソフラボンが腸内細菌のチカラでつくられるスーパーイソフラボン『エクオール』。

■エクオールの効果

●肌のシワの改善

12週間摂取で目尻のシワが改善

●更年期症状の軽減

更年期症状の軽い人はエクオールの量が多い

エクオールとは?によれば、更年期症状の重い人のグループに、エクオールをつくれる人が少なかったそうです。

更年期のホットフラッシュ(ほてり)や首や肩のこりを改善する効果が確認されているそうです。

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら

【関連記事】

●死亡リスクの低下

7年後までに要介護認定/亡くなった人の割合によれば、エクオールを作れない人のほうが多い

動脈硬化糖尿病などのメタボリックシンドロームのリスクを低下

抜け毛が抑制

過剰な男性ホルモンの働きを抑制(直接的なデータはないが、エクオールの効果が期待できるのではないか)

→ 薄毛・抜け毛の原因(男性・女性)・対策・予防・チェック について詳しくはこちら

●骨粗しょう症の予防

エクオールとは?によれば、女性は更年期以降女性ホルモンの分泌量が減少するに伴い、骨量が減少します。

大豆イソフラボンを摂取することによって、骨からカルシウムが溶け出すことを抑えることができるのですが、エクオールを作れる人は作れない人に比べて、豆乳を飲んだ場合に、より骨密度に対して高い効果を示すことがわかったそうです。

その他にも、骨粗鬆症の予防や、中性脂肪悪玉コレステロールの低減、肌にハリ・ツヤを与えるなどが期待できるそうです。




●エクオールを作れる人、作れない人の違いとは?

エクオール産生菌と呼ばれる腸内細菌が、食べた大豆イソフラボンからエクオールに変換してくれます。

​エクオール産生菌という腸内細菌を持っている人といない人がいるそうで、エクオール産生菌がいない人は、大豆イソフラボン(ダイゼイン)のまま吸収されるそうです。

日本人の50%がエクオールを作れるそうです。

【追記(2017/6/5)】

第15回日本抗加齢医学学会総会たった3割?エクオール産生者減少の可能性。

(2015/5/29、浜松町ハマサイトクリニック)

2015年5月29日に開催された第15回抗加齢医学会総会での発表によれば、エクオール産生能力者は約3割の結果が出ているとのことで、エクオール効果の恩恵にあずかれる女性は、これまで知られていた以上に減少している可能性があります。

【!追記終わり】

若い人にエクオールを作れる人が少なくなっているそうですが、食の欧米化が原因ではないかと考えられます。

エクオールを作れるようになるかどうかはわかっていませんが、エクオールを含むサプリメントは販売されています。

→ 豆乳の健康効果 について詳しくはこちら

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら







【エクオール関連記事】
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納豆に含まれるナットウキナーゼには血栓を溶かす効果がある!?

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納豆に含まれるナットウキナーゼには血栓を溶かす効果があるといわれています。

そこで、血栓ができるメカニズムやナットウキナーゼの効果についてまとめてみました。




【目次】

■血栓の原因(血栓ができるメカニズム)

血栓の原因となるのは「フィブリン(Fibrin)」という物質です。

フィブリンは傷ができた時に固まって止血する役割を持っていますが、フィブリンが網目状になって固まってしまうと、血栓ができてしまいます。

できあがった血栓を電子顕微鏡で観察すると、網目状の物質が赤血球や白血球など他の血液成分をからめ取っています。

フィブリンは恐怖やストレスなどに影響しやすい成分で、ストレスを感じるとフィブリンが働いて、血栓ができやすくなるそうです。

【関連記事】

■フィブリンが固まりやすくなる理由

フィブリンが固まりやすくなる理由は、2つ。

1.心房細動によって、血液が淀んで固まりやすくなる

通常心臓は規則的に一分間に60から100回拍動しますが、心房細動になると、心臓は不規則に300回以上拍動します。

<不整脈>飲酒量の増加で危険性高まるによれば、心房細動が起きると、心臓内の血がよどんで血のかたまり(血栓)ができやすくなり、それが脳の血管に詰まると重症の脳梗塞につながるそうです。

2.動脈硬化によって、血管が傷だらけになると、傷を治そうとして固まりやすくなる

体中の血管が動脈硬化によって傷だらけになると、フィブリンはその傷を治そうとして固まりやすい状態になります。

そして、そのフィブリンが心房細動によって、よどみやすくなった心臓に戻ってきたとたん、巨大血栓を作ってしまうのです。

動脈硬化 について詳しくはこちら。

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■納豆に含まれるナットウキナーゼには血栓を溶かす効果がある!?

ネギ入り納豆
ネギ入り納豆

ナットウキナーゼ|日本ナットウキナーゼ協会

ナットウキナーゼには、血栓の主成分であるフィブリンに直接働きかけ分解(溶解)する作用、身体の中の血栓溶解酵素であるウロキナーゼの前駆体プロウロキナーゼを活性化する作用、さらに血栓溶解酵素プラスミンを作り出す組織プラスミノーゲンアクチベーター(t-PA)量を増大させる作用があります。

さらに、最近の研究で、ナットウキナーゼには血栓を溶けにくくする血栓溶解阻害物質PAI-1を分解する作用、オイグロブリン溶解時間の短縮作用があり、血栓溶解活性の増強作用があることがわかってきました。

ナットウキナーゼには血栓を溶かすために役立つ効果がいくつかあるようです。

  • 血栓の主成分であるフィブリンに直接働きかけ分解(溶解)する作用
  • 身体の中の血栓溶解酵素であるウロキナーゼの前駆体プロウロキナーゼを活性化する作用
  • 血栓溶解酵素プラスミンを作り出す組織プラスミノーゲンアクチベーター(t-PA)量を増大させる作用

納豆の新常識 たれを入れるのは50回混ぜてから、夜食べる等

(2015/6/16、NEWSポストセブン)

納豆の効能成分ナットウキナーゼには血栓を溶かす作用があり、食後7、8時間効果が持続する。

ナットウキナーゼの持つ血栓を溶かす効果は食後7、8時間持続するそうです。

ナットウキナーゼと循環器疾患の関係に関する研究ではないのですが、納豆と循環器疾患との関係を調べた研究がおこなわれています。

納豆、週1パック 循環器疾患の死亡リスク下がる?

(2017/2/4、STYLE NIKKEI)

循環器疾患による死亡のうち、脳卒中による死亡のリスクは、大豆タンパク質の摂取量と納豆の摂取量が多いほど低く、下位25%と比較した上位25%群の脳卒中死亡リスクは、大豆タンパク質では25%、納豆では32%低くなっていました。

<中略>

納豆を多く摂取する人(上位25%群)では、虚血性脳卒中による死亡のリスクも33%低下していましたが、出血性脳卒中による死亡については、納豆との関係は明確にはなりませんでした。

高山スタディによれば、納豆の摂取が循環器疾患死亡のリスクを下げる可能性を世界で初めて示しました。

■まとめ

血栓を予防するためにも、一日の食事に納豆を一品加えてみませんか?

【追記(2017/4/30)】

ただ、「納豆 血栓」と検索すると、納豆では血栓予防ができないという意見もありました。

納豆に含まれるナットウキナーゼには血栓を溶かす効果があるとしても、納豆として食べて消化・吸収されたときにナットウキナーゼがそのままの状態でいくかどうかが確かに気になるところではあります。

納豆と血栓の関係について、新しい情報を見つけましたら、追記したいと思います。

→ 心筋梗塞の症状・原因・前兆・予防 について詳しくはこちら

→ 脳梗塞の症状・原因・予防 について詳しくはこちら

→ 脳卒中の前兆・原因・予防 について詳しくはこちら







【参考リンク】
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血栓を溶かす方法は運動をして「t-PA」を増やす|血栓の原因はフィブリン|脳梗塞・心筋梗塞予防|#ガッテン(#NHK)

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2016年5月11日放送の「ガッテン!」(NHK)のテーマは「脳梗塞心筋梗塞予防/血栓を溶かす方法」です。




【目次】

■血栓を作る原因は「フィブリン」

Jogger

by Ed Dunens(画像:Creative Commons)

血栓の原因となるのは「フィブリン(Fibrin)」という物質です。

フィブリンは傷ができた時に固まって止血する役割を持っていますが、フィブリンが網目状になって固まってしまうと、血栓ができてしまいます。

できあがった血栓を電子顕微鏡で観察すると、網目状の物質が赤血球や白血球など他の血液成分をからめ取っています。

フィブリンは恐怖やストレスなどに影響しやすい成分で、ストレスを感じるとフィブリンが働いて、血栓ができやすくなるそうです。

■血栓を溶かす方法

医療現場では脳梗塞の治療に「t-PA(tissue plasminogen activator:組織プラスミノーゲン活性化因子)」という血栓を溶かす薬があるそうです。

血栓溶解療法(t-PA治療)|福岡脳卒中データベース研究

身体の中にはもともとプラスミンという酵素があります。プラスミンは前駆体であるプラスミノゲンから作られ、血栓を溶かす作用があります。t-PA(tissue-plasminogen activator:組織プラスミノゲン活性化因子)は、プラスミノゲンの作用を増強することで血栓を強力に溶かす酵素です。

「t-PA」の治療効果は高く、発症後4.5時間以内の使用で、後遺症の程度を軽減することが可能なのだそうです。

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【参考リンク】

この「t-PA」は私たちの体の中(血管の内側の細胞)でも作られていて、日常的にできる血栓を溶かしてくれているそうです。

では、どのようにすれば、「t-PA」を増やすことができるのでしょうか?

t-PAを増やす方法は、「運動」!

番組で1日30分ほどの散歩程度の運動(有酸素運動)を3週間行なったところ、被験者全員の血栓を溶かす能力がアップしたそうです。

次に、軽い有酸素運動ではなく激しい運動を行なった場合も実験したところ、血栓を溶かす能力は21倍!になったそうです。

激しい運動による効果は一時的なものなので、長く続けられる軽い有酸素運動のほうがよさそうです。

また、体重を一キロ減らすだけでも血栓を溶かす能力は20%もアップするそうです。

運動する場合には、起床後水分を摂って1時間ほど経ってから運動するといいそうです。




【補足】血管を広げる方法|動脈硬化を予防する方法

●軽いジョギング or 鼻歌ウォーキング

軽いジョギングなどの有酸素運動をすると、血管の内側の内皮細胞が整列して血流が良くなるそうです。

すると、血管を広げる作用がある「NO(一酸化窒素)」という物質がより多く出るようになって広がりやすさがアップすると考えられています。

血管が広がりやすくなれば、血圧が安定して血管を傷つけにくいので、動脈硬化になりにくいのです。

鼻歌ウォーキングを 1日30分週3回行なうと、3週間で血管弾力15%UPしたそうです。

運動でも血流が良くなるので一酸化窒素による血管若返りが期待できるそうです。

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●和温療法

60度のサウナに入り体温を約1度上昇させたあと、保温30分

体を温めて深部体温が上がると、熱を逃がそうとして血流が良くなります。

この時血管の内壁からNO(一酸化窒素)という物質が出てきます。

この一酸化窒素には血管を広げようとする働きがあります。

このことによって、内部の筋肉がほぐれて、血管が柔らかくなる、つまり血管が若返るそうです。

湯温40度の状態(安全な温度)

さら湯の場合、+1℃になるまでに13分

入浴剤を入れた場合、+1℃になるまでに9分半

※炭酸が肌から吸収されると血管が広がってその結果温まりやすくなると考えられるそうです。

※個人差があります。

※高温(42度~)で長湯した場合
熱い湯で体温を2度以上あげると、血小板に偽足(血小板の形が変わり、脚のように飛び出した形になり、ひっかかりやすくなる)ができ、詰まりやすくなる。

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●一酸化窒素を増やす血管ほぐしポカポカ体操

血流をアップするには血液中の一酸化窒素を増やさないと駄目なのだそうです。

一酸化窒素は血管を刺激することで作られ血液中にはとても重要なもの。

血管の筋肉を柔らかくして広げることで血流をスムーズにしたり、血管が詰まるのを抑える働きもあるそうです。

動脈を刺激することによって、一酸化窒素が出来易くなる。

監修:大阪市立大学 井上正康教授

手のひらを膝において、もうひとつの手を上から挟むようにして重ねます。

これを縦にこするようにしてください。

片手30秒間ずつ行います。

また、縦だけでなく、横もこするようにします。

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●青菜類を食べる

青菜類には一酸化窒素の前駆物質である硝酸が含まれており、多く摂取することで体内の一酸化窒素が増えることによって、血流を良くすると考えられます。

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●血管の回復に良い運動:桃太郎運動

1.イスに座り、足を手で抱える

2.15秒間キープした後、両手両足を開き、手足を震わせる

一酸化窒素が出ることで血管を回復させるそうです。

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→ 血栓とは|血栓の症状・原因|血栓を溶かす食べ物・飲み物・運動 について詳しくはこちら







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関根勤さん、検査で心臓の病気(冠動脈狭窄)が見つかり手術|血管若返りに塩出しレシピ「トマト納豆」|#サタプラ

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2016年5月28日放送のサタデープラスでは、関根勤さんの心臓手術に密着を行ないました。




【目次】

■関根勤さん、番組での検査で心臓の病気(冠動脈狭窄)が見つかり、緊急手術

Check-up

by Army Medicine(画像:Creative Commons)

<関根勤>心臓疾患で緊急手術「命にかかわる病態」番組企画で発覚 サタデープラス

(2016/5/21、まんたんウェブ)

関根さんは同番組の健康情報コーナー「Dr.プラス」で検査をした際に、心臓に疾患が見つかり、「命にかかわる病態に陥る可能性が非常に高い。いつ倒れてもおかしくない状況」と診断された。

関根勤さんが番組(サタデープラス)で検査をした際に心臓疾患が見つかったため、緊急手術をしていたそうです。

これまでにも芸能人の方が番組で病気が見つかったケースが何度かあります。

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関根勤さんは小堺一機さんと番組で心臓ドックを受診したところ、心臓に酸素を含んだ血液を供給する冠動脈という血管が詰まっている可能性があることがわかったため、再検査を行ない、心筋梗塞で倒れるリスクが極めて高い危険な状態であることがわかったことから、心臓手術を行ないました。

■冠動脈狭窄とはどんな病気?

冠動脈|冠動脈ステント

心臓に酸素を豊富に含んだ血液を供給する血管を冠動脈と言います。冠動脈の太さは、ストローの太さと同じくらいで、約4 mmほどしかありません。

心臓は、全身に酸素や栄養を運ぶために血液を送り出していますが、心臓自身も血液の供給を必要としています。

冠動脈はその心臓に血液を供給する血管を言います。

動脈が詰まる原因は、アテローム性動脈硬化症です。

アテローム性動脈硬化症とは、高血圧高血糖などの理由により血管内膜が傷つき、その隙間から血管内膜の下に入り込んだコレステロールが白血球の一種であるマクロファージに捕食され、その死骸が溜まり、アテローム(粥状の塊)と呼ばれる沈着物(血液中の脂肪、コレステロール、カルシウムおよびその他の物質)が動脈の内側に蓄積した状態で、血管のしなやかさが失った状態です。

【関連記事】

アテローム性動脈硬化症により、冠動脈が詰まった状態を、冠動脈疾患といい、冠動脈が狭くなることを冠動脈狭窄といいます。

■冠動脈の病気のリスク要因

冠動脈危険因子|冠動脈ステント

加齢(男性:45歳以上、女性:55歳以上)
心疾患の家族歴(55歳未満で心疾患の診断を受けた父または兄弟、あるいは65歳未満で心疾患の診断を受けた母または姉妹がいる)
喫煙
高血圧
高LDL(悪玉)コレステロールおよび低HDL(善玉)コレステロール
併存疾患(糖尿病など)
体重超過または肥満
運動不足
ストレス

冠動脈危険因子に挙げられている項目は、循環器疾患リスクチェック|心筋梗塞や脳梗塞の10年先の発症リスクがわかる|国立がん研究センターや藤田保健衛生大などで心筋梗塞や脳梗塞の10年先の発症リスクがわかる循環器疾患リスクチェックで入力される項目(高血圧LDLコレステロールHDLコレステロールなど)とほとんど当てはまっています。




■関根勤さんの心臓に見つかった2つの問題点

1.冠動脈に狭くなった部分が何箇所か見つかった

2.冠動脈に石灰化プラークが見つかった(柔軟性をなくし、もろくなる)

石灰化プラーク量の数値が400を超えると心筋梗塞のリスクが高いそうですが、関根勤さんの場合は、その数値が635で、100人計測した場合、悪い方から4番目というほど危険性が高かったそうです。

→ 心筋梗塞・急性心筋梗塞とは|心筋梗塞の症状・原因・前兆・予防 について詳しくはこちら

■心筋梗塞のサイン「胸の痛み」

1.広範囲

点ではなく、広範囲に痛みが広がる

2.圧迫感

チクチクではなく、押されたような圧迫感

3.数分でおさまる

数分続き、何もなかったかのようにおさまる

関根勤さん自身にはこうしたサインはわからなかったそうです。

ただ昨年胸焼けと胃の痛みがあったので、胃カメラの検査を受けたもの問題がなかったそうですが、上田医師(国立病院機構大阪医療センター)によれば、サインだった可能性もあるそうです。

■原因(関根勤さんの場合)

1.悪玉コレステロールの数値が高い

2.体質

関根勤さんには孫が生まれており、成人式まで生きたいという目標から、生活習慣を改めているそうで、以前に比べて食べ過ぎに気をつけるなど食事にも気を配っていたにも関わらず、悪玉コレステロールの数値が高かったそうです。

医師によれば、悪玉コレステロールを作りやすい体質の人もいるそうで、家族に心筋梗塞になったことがある人はその体質の可能性があるそうで、関根勤さんのお父さんも心筋梗塞になったことがあるそうです。

関根勤さんの場合は、酒は飲まない、タバコも吸わない、運動はしていたそうで、ご自身にはその予兆は全く無かったそうです。

■手術(関根勤さんの場合)

Open Stent

by Lenore Edman(画像:Creative Commons)

関根勤さんが受けた手術は、ステント手術

手首からカテーテルという細い管を挿入し、心臓の冠動脈まで伸ばし、バルーン(風船)を膨らませたり、ステント(網目状のもの)を挿入し、プラークの部分で、ステントを開き、狭くなったり詰まっている血管を押し広げます。

■血管若返りに「塩出し」

2016年9月3日放送のサタデープラスでは手術後の関根勤さんに密着しました。

血管を広げただけで、血管が良くなったわけではないので、生活習慣の改善が重要。

カレーに含まれるスパイスには抗酸化物質が豊富で、血管には良い食べ物。

もう1つ、血管若返りに重要なのは「減塩」であり、「塩出し」です。

「塩出し」とは、体に摂ってしまった塩分を体外に排出する食事のことで、カリウムやマグネシウムを含む食事をするとよいそうです。

高血圧を予防・改善する食事療法「DASH(ダッシュ)食」とは?によれば、カリウム・カルシウム・マグネシウム・食物繊維には、増えすぎた塩分を効率よく体外へ排出させる効果があります。

カリウムは、血液での濾過装置である腎臓に作用すると考えられており、余分な塩分をより多く体外へ排出すると考えられています。

マグネシウムとタウリンを多く摂取している人は、高血圧・高脂血症・糖尿病・肥満が少ない?|世界一受けたい授業によれば、塩が体に溜まることは悪いと言われますが、細胞の中から塩をポンプのように吐き出す役割をするのがマグネシウムなのだそうです。

今回番組で塩出しレシピとして紹介したのが、「トマト納豆」です。

トマトには、カリウムと抗酸化力の強いリコピンが豊富で、納豆にはマグネシウムや悪玉コレステロールを減らすのに効果的と考えられている大豆イソフラボンが豊富に含まれています。

■トマト納豆レシピ

【材料】

  • トマト
  • 納豆
  • かつおぶし
  • オリーブオイル

【作り方】

1.トマトを一口サイズくらいの角切りにする

2.トマトと納豆を混ぜ合わせる

3.オリーブオイルをかけ、鰹節をかけて混ぜて出来上がり。

※塩分を控えるため、しょうゆやタレは使わない方が良いようです。

→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動) について詳しくはこちら

→ 悪玉コレステロールを減らす食品 についてはこちら







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続きを読む 関根勤さん、検査で心臓の病気(冠動脈狭窄)が見つかり手術|血管若返りに塩出しレシピ「トマト納豆」|#サタプラ

入浴習慣がある高齢者は要介護リスクが低くなる!長生きするお風呂の入り方とは?




【目次】

■入浴習慣がある高齢者は要介護リスクが低くなる!

Blue Lagoon, Iceland

by Nick(画像:Creative Commons)

入浴習慣で介護リスク減少(2018/11/12、NHK)によれば、千葉大学などの研究グループが要介護認定を受けていない高齢者約1万4千人を対象に3年間かけて行った調査によれば、冬場に週7回以上、風呂に浸かっている高齢者は、週2回以下の高齢者より介護が必要な状態になるリスクが29%低くなったことがわかったそうです。

日本温泉気候物理医学会が行なった「入浴習慣と要介護認定者数に関する5年間の前向きコホート研究」によれば、週7回以上お風呂に浸かる習慣があるグループはそうでないグループに比べて、自立度が1.85倍高いことがわかっています。

医学的効果のある入浴法は「40度、全身浴、10分」の黄金法則(2018/2/25、文藝春秋)によれば、ポイントはシャワーを浴びるだけでなく、ゆっくりと浴槽に浸かる必要があるということです。

「入浴習慣と要介護認定者数に関する5年間の前向きコホート研究」によれば、入浴による健康効果は、温熱作用、循環促進、代謝促進、老廃物排出、精神的安静・賦活等の総合作用と思われ、また、今後は温熱効果の生化学的反応として、ヒートショック蛋白(HSP)や一酸化窒素(NO)の産生増加が見出されていることから、このことも関連しているかどうかの研究が進むことが期待されています。




■入浴の健康効果|長生きするお風呂の入り方

●血流アップ

毛細血管ケアでシミ・しわ対策・若返り!血流をアップする方法・食べ物(入浴・スキップ・シナモン)【ガッテン】【ジョブチューン】によれば、毛細血管は、年とともに、細胞同士の「接着」が甘くなってしまうのですが、十分な血流があると、細胞がお互いにくっつく働きがあり、血液の漏れを防ぎ、健康な毛細血管を生み出してくれる「血管新生(けっかんしんせい)」というメカニズムがあります。

その方法として挙げられているのが入浴です。

入浴の方法は、快適な温度(41℃程度)のお湯に、5~10分程度肩まで浸かるようにすること。

※水分補給を忘れずに!

この方法で血流が8%アップするそうです。

【補足】

NO(一酸化窒素)は、血管の内側の壁にある内皮細胞から分泌されている物質で、血管を拡張させて、しなやかにする働きがあり、また、腎臓に働きかけて塩分を排出しやすくする働きもあるそうです。

NO(一酸化窒素)の分泌を増やす方法は、体の深部温度を1℃上げること。

深部体温が1℃上がると、全身の血流量が増え、流れが速くなると、血管の内側の壁にある内皮細胞が血流の刺激を受けて活性化し、NOを分泌するようになるそうです。

●動脈硬化・脂質異常症(高脂血症)予防

温泉入浴の習慣のある人は動脈硬化につながる脂質異常症(高脂血症)になりにくい可能性があるで紹介した早坂信哉・東京都市大学人間科学部教授の研究によれば、日常的に温泉に入浴する人は、5歳未満の男性でLDLコレステロール(悪玉コレステロール)の平均値が低く、65歳以上の女性でHDLコレステロール(善玉コレステロール)の平均値が高いことから、動脈硬化につながる脂質異常症(高脂血症)になりにくい可能性があるという調査結果が得られたそうです。

【関連記事】

●ヒートショックプロテイン

ヒートショックプロテイン(熱ショックたんぱく質)の効果|体温アップする方法|ためしてガッテンで紹介した鹿児島大学医学部 鄭忠和教授によれば、慢性心不全の人の心臓を見ると健康な人の心臓に比べて動きが小さく、血液循環が滞ってしまい、症状が重くなると、心臓移植が必要になることもあるそうですが、和温療法を継続することで日常生活を普通にできるそうです。

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【和温療法の方法】

60度のサウナに入り体温を約1度上昇させたあと、保温30分

和温療法の目的は心臓の完治ではなく、血流を良くして症状を改善すること

血管若返り=血管が柔らかくなること

血管が硬くなると、高血圧になり、心筋梗塞や脳梗塞の危険があるそうです。

→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動) について詳しくはこちら

●血管が若返る仕組み

体を温めて深部体温が上がると、熱を逃がそうとして血流が良くなります。

この時血管の内壁からNO(一酸化窒素)という物質が出てきます。

この一酸化窒素には血管を広げようとする働きがあります。

このことによって、内部の筋肉がほぐれて、血管が柔らかくなる、つまり血管が若返るそうです。

■和温療法と同じ+1℃はお風呂では何分くらいかかる?

湯温40度の状態(安全な温度)

さら湯の場合、+1℃になるまでに13分

入浴剤を入れた場合、+1℃になるまでに9分半、

※炭酸が肌から吸収されると血管が広がってその結果温まりやすくなると考えられるそうです。

※個人差があります。

●全身浴のほうが心拍数を抑える

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■まとめ

日ごろから入浴習慣を持つことは要介護リスクが減ることが期待されます。

ただ、湯舟への入浴時間は年々減少傾向にあるようですので、その時間をいかにつくるかがポイントになってきます。

もう一つ、注意点があります。

温度差があると身体への負担が大きくなり、血圧の急激な変動によって、入浴中の事故が起こることがあります。

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そのため、きちんとした入浴法を習慣にするようにして、健康になりましょう!







【参考リンク】
続きを読む 入浴習慣がある高齢者は要介護リスクが低くなる!長生きするお風呂の入り方とは?