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パートタイム勤務の母親の子どもは健康的|豪研究

Starbucks

by Jesús Corrius(画像:Creative Commons)




パートタイム勤務の母親の子どもは健康的、豪研究

(2010/3/3、AFPBB)

母親がパートタイム勤務している子どもの方が、母親がフルタイム勤務や就労していない場合よりも健康的な傾向があるとの研究発表が、学会誌「Journal of Social Science and Medicine」に掲載された。

母親がパートタイム勤務している子どもの方が、母親がフルタイム勤務や就労していない場合よりも健康的な傾向があるそうです。

今回発表された研究結果によれば、以下のようなことがわかったそうです。

母親がパートタイム勤務の子どもは、1週間あたりのテレビ視聴時間がほかの子どもたちより1時間ほど短く、より健康的なライフスタイルであることが判明した。

テレビ視聴時間が短く、おやつの量も少なく、一方で運動量が多かったという。

母親がパートタイム勤務の子供は、テレビの視聴時間が短く、おやつの食べる量が少なく、運動量が多かったそうです。

なぜ、フルタイム勤務や就労していない母親よりもパートタイム勤務の母親の子供が健康的なのでしょうか。

ニコルソン氏は、母親の就労と子どもの肥満増加との間に「関連性がみつかった」と述べ、運動して遊ぶように子どもにはたらきかけたり手料理をつくったりする時間が、フルタイム勤務の母親にはほかの母親と比較して少ない可能性があると結論づけた。

フルタイム勤務の母親の子供に比べて、パートタイム勤務の母親の子供が健康的だと考えられるのは、運動することを働きかけたり、手料理する時間が多いことが考えられるそうです。

しかし、記事によれば、就労していない母親の子供よりもパートタイム勤務の母親の子供が健康的であるという明確な理由はわからなかったそうです。

しかし、一方で、就労していない母親の子どもが過体重になりやすい原因については、研究では明確な理由を発見することができなかった。

ただし、パートタイム勤務の母親は、自分の時間よりも子供との時間を大切にする傾向が高いため、子供の健康についてもしっかりと考えている傾向が強いのかもしれません。

ニコルソン氏は、(パートタイム勤務の母親は)「予定を調整し、睡眠時間を削り、自分のことや趣味に時間をあまり使わずに、子どもとの時間を守る」と述べ、パートタイム勤務の母親は仕事と家庭のバランスをとるのがより上手な可能性があるとまとめた。

 

この記事の最後に最も気になった部分が紹介されていました。

研究の結果、子どもの18~20%が過体重または肥満であることが明らかになった。

子供の約20%が過体重または肥満だったということです。

肥満が世界的な社会問題となっていますが、子供の肥満がこれほどまで進んでいるとは驚きです。







糖分や塩分、大幅カット=肥満増加に対応|米ペプシコ

Pepsi

by Mike Mozart(画像:Creative Commons)




糖分や塩分、大幅カット=肥満増加に対応-米ペプシコ

(2010/3/23、時事通信)

米清涼飲料大手ペプシコは22日、同社が販売するスナックやドリンクに含まれる塩分や糖分の量を大幅にカットする方針を発表した。

生活習慣病や児童の肥満が世界的な問題となる中、ペプシコも対策に協力する姿勢を打ち出した。

同社によると、食品に含まれる塩分は2015年までに25%、清涼飲料に含まれる糖分は20年までに25%カットする。

米ペプシコは、食品や清涼飲料に含まれる塩分・糖分を25%ずつカットする方針を発表したそうです。

こうした方針を発表した背景には、次のようなことがあるようです。

米国では、ニューヨークのブルームバーグ市長が食品メーカーやレストランに塩分を5年間で25%削減するよう要請している。

ニューヨークでは、財政赤字の解消と市民の健康問題(肥満や糖尿病など生活習慣病)の両方を解決するために、「炭酸飲料税」などで解決を図ろうとしているようです。

その動きに合わせて、企業側も対策を行なっているようですね。

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糖尿病・脂肪肝などの生活習慣病対策




Vegetables in Whole Foods Market

by Masahiro Ihara(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 脂肪肝 > 糖尿病・脂肪肝などの生活習慣病対策

今なら間に合う生活習慣病対策…なるほど健康アカデミー

(2010/2/25、読売新聞)

生活習慣病は、高血圧糖尿病、高コレステロール肥満脂肪肝といろいろあります。

こうした生活習慣病群の疾患は、大雑把に分類して50%は体質によります。

遺伝的な要素が大きく、親や祖先に糖尿病の方がいるなどの場合は危険度が高くなります。

残りの50%は飽食とか運動不足とか乱れた生活習慣によると見られます。

細かく個別に見ると色々と要因がありますが、ほとんどが生活習慣に起因するという例もたくさんあります。

高血圧糖尿病、高コレステロール肥満脂肪肝といった生活習慣病の原因の50%は、食べ過ぎや運動不足などの生活習慣の乱れが原因です。

生活習慣病を予防するためにも、定期的に健診を受けることは、大事です。

ただ、健診を受けても、そのまま放置する方もいるので、注意が必要です。

グリコヘモグロビン(HbA1c)、総コレステロール、善玉と呼ばれるHDLコレステロール、悪玉のLDLコレステロール、中性脂肪、糖負荷血糖などのデータを総合して判断しますと、この方は境界型といわれる、このまま放置すれば糖尿病を発症する恐れのある危険な状態です。

生活習慣を改めて運動をし、高脂肪の食事をとらない、お酒を控えるなどの食事療法、運動療法が必要です。

例えば、糖尿病の診断基準の血糖値以下であっても、総合的にデータを判断すると、糖尿病を発症する恐れのある恐れがある方もいます。

そういった方は、しっかりと、食事や運動といった生活習慣を改善しなければいけません。

生活習慣を改善することなく、糖尿病になってしまうと、怖いのが合併症です。

糖尿病になりかかっていても、早く対応すれば元の健康が取り戻せますが、高い血糖値状態が続くと血管が侵されて動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞など脳・心血管系の障害を発症します。

糖尿病ではこれに加えて網膜症や腎不全、壊疽などの合併症を引き起こし、失明したり人工透析が必要になったりし、壊疽により脚を切断しなけなければならないこともあります。

それだけに健診で分かった危険な数値を早く正常値に戻す必要があります。

健診データを比較しながら、しっかりと自己管理を行っていきたいですね。







心筋梗塞、アディポネクチンで縮小 名大研究チームがミニブタで効果確認

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■心筋梗塞、アディポネクチンで縮小 名大研究チームがミニブタで効果確認

心筋梗塞、ホルモンで縮小 名大研究チームがミニブタで効果確認

(2010/3/16、中日新聞)

急性心筋梗塞(こうそく)になったミニブタの血管に脂肪組織から分泌されるホルモンを注射すると、梗塞した病巣が縮小することを名古屋大大学院医学系研究科の柴田玲講師、室原豊明教授らの研究チームが突き止め、米医学誌の電子版に発表した。

チームは現在、実際の治療への応用に向けて準備を進めている。

柴田講師によると、アディポネクチンというホルモン。

ミニブタ(7匹)の心臓の血管に静脈注射すると、注射しないミニブタ(9匹)と比べ、病巣が平均で42%縮小した。

チームはマウスを使った実験で、アディポネクチンを増やすと心臓の保護に効果があることを確認していた。

今回、より人間に近い大動物でも縮小したことで、治療への応用に一歩近づいた。

アディポネクチンは糖尿病動脈硬化に抵抗する作用を持ち、肥満症や糖尿病、動脈硬化症など生活習慣病の患者では、その血中濃度が低下していることが分かっている。

心筋梗塞がアディポネクチンによって、梗塞した病巣が縮小したそうです。

これまでマウスを使った実験でもアディポネクチンの効果を確認しており、今回より人間に近い動物(ミニブタ)でも梗塞した病巣が縮小したことで、治療への応用に一歩近づいたとのことです。

アディポネクチンには、今後さらに注目が集まるかもしれません。

→ 心筋梗塞・急性心筋梗塞とは|心筋梗塞の症状・原因・前兆・予防 について詳しくはこちら







【参考記事】

【関連記事】

【心筋梗塞と有名人】

体重150キロのガボレイ・シディベにダイエット会社が痩せるように警告

Gabourey Sidibe

by Greg Hernandez(画像:Creative Commons)




体重150キロのシンデレラ・ガールにダイエット会社が痩せるよう警告

(2010/3/15)

アメリカのあるダイエット会社が『プレシャス』でオスカーにノミネートされたガボレイ・シディベに痩せるべきだと警告をした。

ガボレイの体重は身長160センチに対し推定で150キロはあるのではないかといわれている。

映画「プレシャス」でオスカーにノミネートされたガボレイ・シディべさんにダイエット会社がやせるようにと警告したそうです。

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アメリカでは肥満が社会問題化しているので、今注目されているガボレイ・シディべさんがやせることにより、アメリカ人の健康に対する意識を変えることが狙いがあるようです。

映画を作る上では必要だったとは思いますが(見ていないのでその点はわかりません)、体には負担がかかると思うので、あまり体に負担がかからない程度までにダイエットされた方がいいかもしれませんね。







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