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【#金スマ】自律神経を整える方法・自律神経測定アプリ(小林弘幸先生)

2016年4月22日放送の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」では、「自律神経」について取り上げました。




【目次】

■自律神経とは

By night

by Alper Çuğun(画像:Creative Commons)

交感神経

血圧は上昇し、緊張・興奮モード。

車に例えるとアクセルの役割。

副交感神経

血圧は低下し、リラックスモード。

車に例えるとブレーキの役割です。

交感神経と副交感神経の理想のバランスは1:1

五郎丸ポーズは緊張で高くなった交感神経を落ち着かせてリラックスさせるための自律神経を整えるポーズ。

■自律神経が一度乱れると2~3時間は元に戻らない

自律神経が乱れるポイントが1日のうち5、6回あるだけで、1日が乱れっぱなしになってしまうそうです。

■年代別の副交換神経活動レベル

年代別の副交換神経の活動レベルをみると、30代、40代から副交感神経が急激に下がってくるそうで、高齢になるとすぐに怒ったりイライラする原因は自律神経の乱れによるものなのだそうです。

■頭の使う作業で適しているのは午前中

食事をとると自律神経の指令によりリラックスモードになり、昼食後は集中できなくなってしまうため、頭の使う作業は午前中に行ないましょう。

■昼寝をしない

昼寝をすると、昼食後の消化を妨げてしまい、自律神経の乱れの原因となるそうです。




■音楽はロックを聞くと良い(同じリズム刻んでる歌)

自律神経を整える曲の例として挙げたのはSMAPの「ありがとう」。

同じことの繰り返しが、自律神経を落ち着かせるそうです。

ありがとう

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■リラックスのつもりでお酒を飲むとストレスになる

■自律神経を整える方法

●作り笑い(無理にでも笑顔をつくる)

●大きなため息をする

■自律神経測定アプリ(ストレスチェックができるアプリ)

COCOLOLOはスマホのカメラに指先を当てて、皮膚の色変化から心拍の揺らぎを検知し、ストレスチェックを行うアプリ
スマホカメラに約30秒強、指先を当てて、皮ふの色変化から心拍のゆらぎを検出し、8タイプのキモチ(ストレス・リラックスの傾向、お疲れ具合等)を簡単に「見える化」するアプリで、ストレスチェックができます。

参考画像:COCOLOLO-心拍のゆらぎで8タイプのキモチをチェック-|App Storeスクリーンショット

スマホカメラに約30秒強、指先を当てて、皮ふの色変化から心拍のゆらぎを検出し、8タイプのキモチ(ストレス・リラックスの傾向、お疲れ具合等)を簡単に「見える化」するアプリで、ストレスチェックに最適です。

<中略>

2015年4月23日の「人間情報学会」にて、本アプリのスマホカメラでの測定精度が、専用センサと比較して、80%以上の高い相関を実現していることを、神戸大学、順天堂大学医学部との共同研究成果として発表しています。(なお、単なる心拍数であれば、ほぼ100%の相関を実現)

COCOLOLOはスマホのカメラに指先を当てて、皮膚の色変化から心拍の揺らぎを検知し、ストレスチェックを行うアプリなのだそうです。

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【追記】

2018年8月8日放送のEテレ「趣味どきっ!」では、自律神経セルフケア術 第2回「疲れが変わる」がテーマで、自律神経を整えて一日のオンとオフを上手にセルフコントロールする方法を紹介しました。

【講師】小林弘幸 順天堂大学医学部教授【出演】キムラ緑子、福田彩乃【ゲスト】ベッキー

帰宅後、心と体をリセットするための過ごし方や「疲れた時こそ動く!」など意識改革、「ぬり絵」の効用、疲労回復のための炭酸ハイビスカスティーも!

【予習編(補足)】

Yahoo!テレビ番組予告

今大ブームの自律神経を徹底解明!肩こり・肌荒れ・不眠、国民の悩みを全て解消するかんたん健康法!知らぬ間にたまったストレスを取り除くコツ。

きゃりーぱみゅぱみゅさん、頭痛と吐き気で悩む 「季節の変わり目で自律神経が乱れてるっぽい」によれば、きゃりーぱみゅぱみゅさんは頭痛と吐き気といった症状に悩まされているそうで、その原因を自律神経の乱れとしています。

順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生によれば、さまざまな症状の原因が実は交感神経と副交感神経のバランスが崩れたことにあるのではないかと考えられ、反対に考えると、交感神経と副交感神経のバランスを上手にコントロールできるようになれば、病気になりにくくなると考えられるということです。

■小林弘幸先生(順天堂大学医学部教授)

腸と自律神経研究の第一人者!

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■自律神経のバランスを整えるポイントは「ゆっくり」を意識すること

自律神経とは、呼吸や心臓の動き、血の巡りなど体の基本的な働きをコントロールしていて、大きく分けると、交感神経と副交感神経に分けられます。

交感神経 → 血管を収縮・アクティブ

副交感神経 → 血管を拡張・リラックス

男性30代、女性40代になると、副交感神経の働きが急激に低下するそうです。

交感神経の働きが優位になると、血管が収縮し、血流が悪くなり、肩こり高血圧むくみ便秘になりやすく、場合によっては、脳梗塞心筋梗塞の危険性が高まるそうです。

また、更年期になり、エストロゲンが減少することによって、ホルモンバランスが崩れると、自律神経が乱れてしまい、様々な更年期症状が現れます。

今注目されている「冷えのぼせ」の状態は、交感神経と副交感神経が通常よりも頻繁に働くため、「自律神経失調症型の冷え」とも言えます。

→ 冷えのぼせの症状・原因・改善・対策・やってはいけないこと について詳しくはこちら

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■自律神経のバランスを整える方法

自律神経のバランスを整えるポイントは「ゆっくり」を意識すること

では、どのようにすれば自律神経のバランスをコントロールすることができるのでしょうか?

具体的な方法としては、小林先生は4つのポイントを挙げています。

良質な睡眠のための自律神経の整え方 4つのポイント

1 リラックスできる環境づくり

自分にとってリラックスできる環境づくりを行ないましょう。

例えば、音楽(気持ちが落ち着く)や運動(ストレッチ)、リラックスできる締め付けない服など。

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2 首を緩める

首には重要な血管や神経が集中しており、ここの血流が悪くなると副交感神経のはたらきが阻害されるので、温めたタオルを当てるなどして首の緊張を緩めよう。

大事なことは全身を温めることですが、首を温めると効率的に体を温めることができます。

首の冷えが身体を冷やす?によれば、皮膚の近くに頭部と身体をつなぐ太い頸動脈があり、酸素や栄養素を含んだ血液を脳へと流すのですが、そこが冷えてしまっていると血流は悪くなり、末端まで温かい血液が回らなくなります。

3 腸内環境の改善

腸と自律神経は互いに影響し合っており、腸のはたらきが活発になると副交感神経が優位になる。

腸の働きが活発になると、副交感神経が優位になるそうです。

→ 便秘とは?|便秘解消方法 について詳しくはこちら

4 呼吸を深くゆっくりする

吐く息を意識し「4秒かけて吸う、8秒かけて吐く」のがポイント。

呼吸をゆっくりすることを意識して行いましょう。

■まとめ

自律神経のバランスを整えるポイントは、「ゆっくり」なのだそうです。

「ゆっくり」を意識し、ゆっくり呼吸し、ゆっくり動き、ゆっくり生きる。

そうすることで、自律神経のバランスが整えられ、様々な不調が改善していくと考えられるそうです。







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『夏の冷え』で倦怠感、食欲不振を感じていませんか?秋バテの症状・原因・予防




Learning

by CollegeDegrees360(画像:Creative Commons)

■秋バテとは

『夏の冷え』で倦怠感、食欲不振…『秋バテ』に注意 入浴、食事の工夫を

(2010/9/14、東京新聞)

酷暑が続き体調を崩しがちだ。

夏を乗り切った秋口には、倦怠(けんたい)感や食欲不振などの体調不良が起こりやすい。

暑さによる疲労の蓄積に加え、夏場の冷房や冷たい飲食物の摂取などによる冷えが原因で、専門家は「秋バテ」と呼んで注意を呼びかけている。

暑さによる疲労の蓄積と夏場の冷房や冷たい飲食物の摂取などによる冷えが原因による体調不良のことを漢方医学に詳しい麻布ミューズクリニックの渡辺賀子(かこ)院長が「秋バテ」と名づけたそうです。

 

■夏バテと秋バテの違い

夏バテと秋バテの違いはなんなのでしょうか。

「従来の夏バテは真夏に高温多湿の影響で体調を崩し、暑さが和らぐと回復したが、現代では最も暑い時期を乗り切った人にも後で不調が起こる」。

渡辺院長はこの不調を「秋バテ」と名付けた。

毎年九月中旬ごろから秋バテ患者が出るという。

夏バテ:真夏に体調を崩す体調不良のこと

秋バテ:暑い時期を乗り越えた秋に体調を崩す体調不良のこと

 

■秋バテの原因

原因について渡辺院長は「夏場の冷え」を挙げる。

「現代人は冷房を使い続けたり、ビールなどの冷たい飲食物を多く取ったりして、体を冷やしすぎる」。

室内外の気温差が大きいと自律神経の働きが乱れやすく、倦怠感などが起こる。

冷たい飲食物の多量摂取は胃腸機能を低下させる。

暑い夏の時期には熱中症予防のために冷房を使い、また冷たい飲み物や食べ物を食べて体を冷やしていたのではないでしょうか?

秋バテは、室内と外との気温差が大きいことによって、自律神経が乱れ、また冷たい飲食物を多く摂ることによって、胃腸機能が低下することで体調を崩してしまうようです。

 

■秋バテ予防

今からできる予防法は「少量でもいいので、おかゆなど温かくて胃腸にやさしい朝食を取る」。

冷房対策は室内外で上着の脱着をこまめにし、「冷房の中に長時間いる場合はハイソックスなどで足首を守る」。

暑さが和らいでいれば就寝時はできるだけ冷房を使わず、「代わりに首や後頭部を保冷剤で冷やせば寝苦しさは解消できる」。

 

体調を整えるポイントは交感神経と副交感神経のバランス。それには入浴が有効だ。「暑さによる心身のストレスで、体を活発にして胃腸の働きを抑える交感神経が優位になっている。睡眠不足や運動不足もある。秋バテにはぬるい湯に漬かり、胃腸の動きを活発にする副交感神経を優位にさせるとよい」と内科医で温泉療法に詳しいNPO法人「浴育研究機構」の植田理彦(みちひこ)理事長は助言する。入浴は渡辺院長も勧める。

湯温が四二度以上になると交感神経、四二度未満は副交感神経が優位になるという。植田理事長は「三八度程度の湯に、額が汗ばむ程度まで漬かると疲労回復の効果が得やすい」。漬かっている部分は水圧がかかるため、「肩まで漬かり、立ち上がるという動作を二、三回繰り返すと血流が活発になる」と話す。

温泉医学が専門で北海道大医学部名誉教授の阿岸祐幸(ゆうこう)医師(内科)も、三八~四〇度のぬるめの湯を勧める。入浴のタイミングは「夜眠る二時間ほど前」。「体の深部の体温は夕方六~九時ごろに最も下がるが、この時間帯に入浴して深部体温を上げ、その約二時間後に就寝すると、寝付きが良く、眠りは深くなる」

半身浴を好む人もいるが「心臓疾患などの事情がなければ、全身浴は全身に水圧がかかるため血流が良くなり、疲労がとれやすい」。心臓などの負担を軽減するには「水深が浅い方が負担が軽い。水中で寝そべったり、脚を伸ばして浮遊させる姿勢が望ましい」。

入浴時は水分補給も必要だ。一般的な入浴で成人は一回あたり約三百ミリリットルの汗をかくという。「入浴の前後に、それぞれコップ一杯以上の水分補給を」と阿岸医師。代謝を円滑にするビタミンを含んだフレッシュジュースも有効という。

食事では、疲労回復効果のあるビタミンB1が豊富な豚肉やカボチャなどの色の濃い野菜がいい。体を温める食材であるニラ、ネギ、ショウガも活用したい。季節的には少し早いが「体を温める鍋料理なども秋バテ解消に役立つ」と渡辺院長は勧める。

 

まとめてみます。

【食事】

●温かくて胃腸にやさしい朝食をとる

●疲労回復効果のあるビタミンB1が豊富な豚肉やカボチャなどの色の濃い野菜がいい。

●体を温める食材であるニラ、ネギ、ショウガも活用したい。

 

【昼間】

●冷房対策

 

【夜間】

●就寝時、あまり暑くないようであれば、できるだけ冷房を使わないようにする

 

【入浴】

●秋バテにはぬるい湯に漬かり、胃腸の動きを活発にする副交感神経を優位にさせるとよい。

●38度程度の湯に、額が汗ばむ程度まで漬かると疲労回復の効果が得やすい。

●入浴のタイミングは「夜眠る二時間ほど前」。

●全身浴は全身に水圧がかかるため血流が良くなり、疲労がとれやすい。」

●入浴時は水分補給も必要。

 

【感想】

秋バテ予防は、低体温改善方法と共通する点が多いようです。

体を冷やさないように心がけましょう。

低体温|低体温の改善・原因・症状 についてはこちら。

体温を上げる方法 についてはこちら。

冷え性改善方法 についてはこちら。







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運動後に気分が落ちつく音楽を聴くと、自律神経活動に良い効果がある|東北大




■運動後に気分が落ちつく音楽を聴くと、自律神経活動に良い効果がある

CL Society 171: Nike Fit

by Francisco Osorio(画像:Creative Commons)

音楽が運動後の自律神経活動に良い効果-東北大

(2016/2/15、QLifePro)

心大疾患患者は運動を習慣的に継続することで、自律神経活動のアンバランスが改善するが、副交感神経活動の回復反応の遅れは運動後の致死性の不整脈の発生や心臓突然死のリスクを高めるため、運動後の副交感神経活動の回復を高めることは重要な課題となっている。

一方、音楽には、自律神経活動を調整する効果を有しているといわれており、特に気分を落ち着かせるような音楽は、副交感神経活動を高めることが明らかになっている。

東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野の小川佳子助教、上月正博教授らの研究グループによれば、自分で選んだ気分を落ち着かせるような音楽を運動後に聴くと副交感神経活動の低下を和らげたそうです。

運動をすると、短期的には、交感神経活動が増加したり、副交感神経活動が低下したりするそうですが、副交感神経活動の回復反応の遅れは運動後の不整脈の発生や心臓突然死のリスクを高めることがあります。

今回の研究によって、運動と音楽を併用することによって、より安全に運動することができることがわかりました。

不整脈や突然死のリスクを下げるためにも、運動後にはあなた自身の好きな気分を落ち着かせる音楽を聴いてくださいね。







【関連記事】
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太りやすい体になる三つの要素とは?|運動不足・睡眠不足・自律神経のアンバランス




■太りやすい体になる三つの要素とは?

Woman sleeping

by Timothy Krause(画像:Creative Commons)

運動不足と睡眠不足が 見えない“食べすぎ”をつくる

(2009/10/21、日経ウーマンオンライン(日経ヘルス))

太りやすい体になる3つの要素として、

  1. 運動不足
  2. 睡眠不足
  3. 自律神経のアンバランス

が挙げられています。

1.運動不足

運動不足によって、筋肉が落ち、基礎代謝が落ちているため、太りやすくなると考えられます。

2.睡眠不足

睡眠不足によって、食欲ホルモンを増え、満腹ホルモンを減ってしまい、いくら食べても満足しないため、太りやすくなると考えられます。

3.自律神経のアンバランス

体脂肪の燃焼には、交感神経が活性化されることが必要なのですが、交感神経の働きが鈍くなると、体脂肪が燃焼されにくくなるため、太りやすくなると考えられます。

上記の3つのポイントを改善することで、太りやすい体から太りにくく、やせやすい体に変わるかもしれません。







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カメラに指を置くだけ!自律神経をスマホアプリで測る「CARTE(カルテ)」|CA・順天堂大学




■カメラに指を置くだけ!自律神経をスマホアプリで測る「CARTE(カルテ)」|CA・順天堂大学

CARTE
CARTE – 自律神経をスマホで測れる! カメラに指を置くだけ、自律神経がわかるインナーパワーで評価!

参考画像:CARTE – 自律神経をスマホで測れる!カメラに指を置くだけ、自律神経がわかるインナーパワーで評価!|iTunes(iOS)|スクリーンショット

サイバーエージェントが順天堂大学と共同で自律神経のセルフコントロールをサポートする アプリ「CARTE(カルテ)by CyberAgent」の提供を開始~自律神経の状態を把握する独自指標“インナーパワー”を数値化~

(2018/8/21、サイバーエージェント)

自律神経は、内臓器官と血液をコントロールしている神経で、体を緊張させる交感神経と体をゆるめる副交感神経の両方が高いレベルで安定していることが、心と体にとって最も良い状態であるといわれています。「CARTE」では、自律神経の活動量とバランスを掛け合わせた独自の指標を“インナーパワー”として数値化。スマートフォンのバックカメラに60秒間指を当てるだけで、ユーザーの脈拍から心拍変動解析に基づいた自律神経の状態を1~100の数値で算出します。

サイバーエージェントは、順天堂大学との産学共同プロジェクトとして、自律神経研究の第一人者である小林弘幸順天堂大学医学部教授監修による自律神経のセルフコントロールをサポートするアプリ「CARTE(カルテ)by CyberAgent」をリリースしました。

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■まとめ

今後も、解析エンジンとアルゴリズムの改良を行い、測定時間の短縮化を図ると共に、ビッグデータを活用した機械学習を取り入れることで、測定時の心身のコンディションや前後の行動の記録、地域や天気によっての自律神経の状態などを総合的に分析できるようにし、更にセルフコントロールや病気予防に寄与できるサービスを目指して機能拡充を行う予定です。

予防医療が広がることで、自分の健康状態を天気予報を見るようにダッシュボードで見て予測できるような未来になる!?でも取り上げましたが、最近では予防医療・予防医学に関しても注目が集まっています。

在日米国商工会議所(ACCJ:The American Chamber of Commerce in Japan)と欧州ビジネス協会(EBC:European Business Council in Japan)は、持続的な経済成長を促すことを目的に、健康寿命を延ばし病気による経済的負担を軽減するための政策を提言した「ACCJ-EBC医療政策白書2017年版」を共同で発表し、病気の予防や早期発見、早期治療を柱とする「予防型医療」への転換の重要性を訴えています。

ザッカーバーグ夫妻、人類の病気を予防・治療するプロジェクトで30億ドルを投資で紹介したザッカーバーグさんはこのようにコメントしています。

ザッカーバーグは「アメリカでは病気にかかった人々を治療するための支出に比べて、そもそも人々が病気にならないように研究するための支出はわずか50分の1しかない」と述べた。

ザッカーバーグさんのコメントは、病気を発症してからではなく、病気予防に重点を置くという考え方は、東洋医学の「未病」という考え方に近いと思います。

人によっては、健康診断などの検査結果で異常がないにもかかわらず、体がだるい、疲れやすい、頭痛、肩こり、めまい、眠れないなどといった体の不調に悩まされた経験もあるのではないでしょうか。

「はっきりとした症状はでていない」「数値には現れないけどなんだか体調がよくない」というときを、未病の考えでいう健康な体から病気の身体へと向かう途中だと考えるとすれば、その途中で起きる「サイン」に着目して、何らかの対処を行なうことが最も効果的な医療になっていくのではないでしょうか。







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