GuilhermeStecanella|unsplash
#あさイチ 38歳はボディーの大きな曲がり角!?
成人後、最大の体型変化が起こるのが、37歳~39歳。基礎代謝の低下や女性ホルモンの減少をきっかけとして、ウエストのくびれがなくなったり、上半身のサイズが大きくなるなど、ボディバランスが目に見えて変化していきます。https://t.co/qq0HPDTUen— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) March 14, 2022
2022年3月14日放送のNHKあさイチのテーマは「プチプラ下着で私史上最高の“心地よさ”をゲット!」でした。
今回気になったのは「38歳はボディーの大きな曲がり角!?」。
なぜ38歳がボディーの大きな曲がり角なのでしょうか?
そこで「38歳 ブラ」で検索してみると、「38歳のブラ」や「38歳からのインナー選び」というページが出てきます。
なぜ38歳がポイントなのか?を簡単にまとめると、基礎代謝の低下や女性ホルモンの減少をきっかけに、ウエストのくびれがなくなったり、上半身のサイズが大きくなるなど、今までの身体のバランスと変わってくるのが37歳から39歳というころなのだそうです。
■加齢と基礎代謝
加齢とエネルギー代謝‐e-ヘルスネット
出典:厚生労働省策定 日本人の食事摂取基準2005年度版,28-38,第1出版,(2005)
加齢とエネルギー代謝|なぜ加齢とともに基礎代謝量は低下していくのか?によれば、基礎代謝は、女性の場合、12から14歳がピークで、それ以降は加齢とともに基礎代謝は低下していきます。
では、なぜ加齢とともに基礎代謝量は低下していくのでしょうか?
それは、骨格筋量が減少しているからです。
それでは、どのようにして、筋肉量の減少を遅らせ、エネルギー代謝の低下を止めることができるのでしょうか。
ある対象の1日の身体活動レベルが高いか低いかを評価する場合には、総エネルギー消費量を基礎代謝量で除した値(physical activity level: PAL)が用いられています。
すなわち、PALの値が高い人ほど、身体活動量が多い人ということになります。
<中略>
身体活動を活発に行なうことは、エネルギー消費を高く維持させることに加えて、筋肉量の減少を遅らせることにもつながりますので、加齢に伴う総エネルギー消費量の低下を防止することにつながります。
※身体活動=運動することと家事など日常生活で活動すること
出典:Roberts SB, Dallal GE, Energy requirements and aging. Public Health Nutr, 8, 1028-36,2005
日頃から運動などを習慣づけることが、筋肉量の減少を遅らせ、エネルギー代謝の低下を止めることにつながるので、運動していきましょう!
■中年体型の背中のたるみ
【中年太り女性必見!】中年体型の背中のたるみ解消筋トレ・ストレッチのやり方|#ためしてガッテン(NHK)によれば、女性の中年体型のポイントは「背中」で、脂肪細胞はおなかよりも背中側に多いと考えられているため、太ると背中の厚みが増すそうです。
また、背中の筋肉は、日常生活の中においては、あまり使われない筋肉であるため、衰えてしまうそうです。
そのため女性の中年体型の決め手は、「下背中のたるみ」+「上背中のまるみ」をいかに解消していくかがポイントになります。
→ 【中年太り女性必見!】中年体型の背中のたるみ解消筋トレ・ストレッチのやり方|#ためしてガッテン(NHK)
【関連記事】
■女性ホルモンとくびれ
エストロゲンを活性化させてウエストにくびれを作る!|女性ホルモンを分泌させる方法とは?によれば、ウエストが引き締まることにはエストロゲンが関係しており、エストロゲンのレベルが相対的に強いほどウエストは引き締まるそうです。
■加齢と筋肉の霜降り化による垂れ尻
あなたのお尻は四角くて垂れてる「ピーマン尻」!?垂れ尻解消方法はエクササイズ(筋トレ)と「ロイシン」|#その原因Xにあり
【加齢によるヒップの形の変化】
ハリのあるお尻(横から見て半円形)
→どんどんお尻と足の付け根にハリがなくなる(ヒップの下部がたわむ)。
→ヒップトップ(お尻の最も突き出た部分)が下がり、ウエスト周辺のメリハリもなくなり、四角い形になる。
→お尻の側面(横)のお肉がそげて、ヒップが内側に流れる。
【関連記事】
■まとめ
つまり38歳という年頃は「加齢とともに基礎代謝は低下していく」「女性の場合脂肪細胞は背中に多く、背中の筋肉があまり使われないため、まるみ・たるみが現れる」「女性ホルモンの低下でくびれがなくなっていく」「加齢と筋肉の霜降り化による垂れ尻」ことが重なるためにボディーの大きな曲がり角と考えられるんですね。
背中やお尻の筋肉を鍛えることを意識して、38歳のボディーの大きな曲がり角を乗り越えましょう!
→ 【NHKあさイチ】サードウェーブブラ|「イソフラボンは垂れ防止にならない」「ナイトブラに垂れ防止の効果はない」「ブラジャーで育乳はできない」「クーパー靭帯はそう簡単に切れない」