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新型コロナ5類移行後の死者が1年で3万2千人にのぼり、インフルエンザの15倍!




コロナ死者、年間3万2千人 5類移行後、インフルの15倍(2024年10月24日、kyodo)で紹介されている厚生労働省の人口動態統計によれば、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類移行後の1年間で死者数が3万2千人と、季節性インフルエンザの約15倍になることがわかり、その大部分を基礎疾患のある高齢者が占めているそうです。

新型コロナが5類に移行したからと言って、決して新型コロナがなくなったり、病原性が低下したわけではありません。

だからこそ、これまで通り基本的な感染症対策を行わないといけません。

なぜマイコプラズマ肺炎と手足口病の患者数が増加しているの?新型コロナウイルスと関係あるの?によれば、新型コロナウイルスの感染拡大している中では、社会全体で感染予防対策が行われていたため、手足口病の患者は少なかったのですが、2024年は早いうちから流行し始め、全国的に広がっています。

感染症対策の基本である「石けんでしっかりと手洗いをする」「マスクする」ということしっかりをやっていきましょう!

そしてもう一つ意識しないといけないのは「心不全パンデミック」です。

コロナ感染が心不全のリスクを高める?によれば、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の持続的な感染が心不全のリスクを高める可能性があることがわかっていますが、実はコロナ以前から超高齢社会において心不全の患者が急激に増え続けると予想されており、専門家の間では「心不全パンデミック」とも言われていました。

心不全が増加しているのは、動脈硬化の増加によって、心臓病(心筋梗塞・狭心症など)が増加しているからです。

心不全による入院患者数は、2012年の約21万人から2016年には約26万人と、毎年1万人ずつ増加しているそうです。

ニュースを見ていると心不全で亡くなった有名人の方のニュースをよく見かけるため、新型コロナウイルスの後遺症やワクチンの副作用によるものを疑う声も多いのですが、実は大きなトレンドとして超高齢化社会においては心不全の患者が増えるというものがありました。

基礎疾患のある高齢者は新型コロナによる感染の影響を受けやすく、また超高齢化社会においてはそもそも心不全の患者が増加する傾向にあることを踏まえて、内臓脂肪を減らしてメタボを改善し動脈硬化を防ぐ、定期検査をして早期発見・早期治療を行うということを心掛けたいですね。

→ 動脈硬化改善・予防に良い食べ物 について詳しくはこちら







インフルエンザ予防接種はいつ接種するのがいい?どのくらい効果は継続する?

寒くなる時期に注意したいのが、インフルエンザ。

インフルエンザの予防接種を考えている方はぜひチェックしておいてくださいね。




【目次】

■インフルエンザ予防接種をおすすめする人

where the needle goes (doctor visit)

by woodleywonderworks(画像:Creative Commons)

平成26年度 今冬のインフルエンザ総合対策について

65歳以上の高齢者、又は60~64歳で心臓、腎臓若しくは呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方は、予防接種法に基づく接種を受けることが可能です。

インフルエンザワクチンの予防接種には、2つの効果があります。

一つは、発症をある程度抑える効果、もう一つは、重症化を予防する効果。

65歳以上の高齢者や病気を抱えている方、インフルエンザにかかってしまうと重症化する可能性がある方は受けておいた方が良いようです。

出遅れないで!早めに打とうインフルエンザ予防接種

(2015/9/29、モデルプレス)

■予防接種後すぐに免疫はつかない

予防接種の効果が効き始めるのは接種後2週間と言われています。

インフルエンザの予防接種は接種後すぐに効果が出るわけではなく、効果が効き始めるのは、接種後2週間なのだそうです。

■インフルエンザが流行する期間

インフルエンザが蔓延し始めるのは11月下旬から3月位です。

インフルエンザに注意する期間は本格的に寒くなる11月下旬から3月までの間なのだそうです。

■インフルエンザ予防接種の効果はどのくらい継続するの?

その後1ヶ月後にピークとなり効果は5ヶ月位継続するそうです。

インフルエンザ予防接種の効果は約5か月継続するそうです。

この時期までに免疫をつけたいのであれば、早めの接種をお勧めします。

■予防接種はなるべく風邪をひいていない時に

予防接種を受ける時、まずは熱がないかなどを問診表に記入します。

予防接種の時はなるべく風邪などを引いていない状態で受けなければなりません

小学生以下の場合は2回打つ必要(1回目を打った後、4週間空けます)があるので、体調が良い早目の時期に予防接種をしておかないと、2回目ができないということになってしまいがちです。

■まとめ

つまり、インフルエンザ予防接種を受けるなら、体調が良い10月初旬にするのがおススメです。

実は結構多いのが親が予防接種をせず、インフルエンザにかかってしまうパターン。

子どもさんにだけインフルエンザ予防接種を受けさせるのではなく、親も受けるようにしたほうが良いようです。







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【林修の今でしょ講座】コロナやインフルの脅威に打ち勝つ「長芋」vs「納豆」|レジスタントスターチ・ディオスコリンA・ジオスゲニン・スペルミジン




2020年2月18日放送の「林修の今でしょ!講座」のテーマは、コロナやインフルの脅威に打ち勝つ「長芋」VS「納豆」腸内環境を整える最強山芋レジスタントスターチとは?最新研究「納豆を1日1パックを食べると死亡率が10%下がる」!?です。

■長芋

●便秘解消にレジスタントスターチ

【NHKガッテン】台湾で人気!ナガイモ(レジスタントスターチ)で便秘改善!長芋ジュースの作り方|1月15日

NHK「ガッテン!」では腸内細菌のエサとなり、便秘の改善にもよいという新成分レジスタントスターチが豊富な食材「長芋」を取り上げました。

レジスタントスターチの意味は、「レジスタント」が「難消化」、「スターチ」が「でんぷん」で、つまり、レジスタントスターチとは、でんぷんなのに消化されにくく、食物繊維と同じような働きを持つ糖質のことです。

レジスタントスターチは、血中のコレステロール中性脂肪を減らす効果や、血糖値の急上昇を抑える作用も期待できるそうです。

2018年8月28日放送の「美と若さの新常識」で解説した岐阜大学 早川享志教授によれば、レジスタントスターチは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方の特徴を持っているそうです。

→ 食物繊維の多い食品 について詳しくはこちら

水溶性食物繊維の特徴は、腸の蠕動運動を促し、うんちを柔らかくすることで排便を促す効果があります。

不溶性食物繊維の特徴は便の量を増やすことで排便を促すこと。

レジスタントスターチには、もう一つ便秘解消に役立つことが期待されているパワーがあります。

腸内細菌は水溶性食物繊維やレジスタントスターチに取り付きます。

ビフィズス菌や酪酸産生菌という腸内細菌には便秘を防ぐ重要な物質「短鎖脂肪酸」を生み出してくれます。

短鎖脂肪酸は大腸の筋肉を動かすことでぜん動運動が活発になり、便秘解消に役立つことが期待されています。

長芋に含まれる「ディオスコリンA」でインフルエンザ対策|青森県・弘前大学

青森県と弘前大学の共同研究によれば、長芋に含まれる「ディオスコリンA」がインフルエンザ(Aソ連型・A香港型・B型)の抑制効果があると発表しています。

2015年1月30日放送のバイキングによれば、「ディオスコリンA」は熱に弱い性質があるため、効果を上げるには生のまま食べるのがよいそうです。

【参考リンク】

認知症対策にジオスゲニン

富山大和漢医薬学総合研究所の東田千尋准教授らのグループが、ヤマイモなどに多く含まれる「ジオスゲニン」という成分に、アルツハイマー型認知症の原因物質であるβアミロイドの増加を抑え、神経細胞の情報伝達を担っている軸索や前シナプスの変性を改善する効果があることを発表しています。

【参考リンク】

ちなみに、【世界一受けたい授業】ネバネバヌルヌル食材の健康効果|もずく(フコイダン)・山芋(ジオスゲニン)・オクラ・うなぎで解説された津久井学先生(関東学院大学准教授)によれば、ヤマイモの中には、ジオスゲニンという成分が含まれていて、ジオスゲニンは、ホルモンのバランスを整えて、更年期障害などの症状を和らげることが知られているそうです。

マウスの実験では、脂肪の代謝を活性化させる、運動の機能を高める効果があることを遺伝子的に証明したそうです。

ヤマイモを「冷凍」するとかゆくならない。

ヤマイモの細胞には針状のものがあるためにかゆくなることがあるが、冷凍すると大丈夫なのだそうです。

【NHKガッテン】長芋ジュース(スムージー)の作り方・レシピ|ナガイモ(レジスタントスターチ)で便秘解消!




■納豆

【納豆おろし素麺レシピ】2.納豆をかき混ぜる。
【納豆おろし素麺レシピ】2.納豆をかき混ぜる。

納豆やみそなどの発酵性大豆食品をよく食べる人は死亡率10%減!|国立がん研究センターによれば、国立がん研究センターの研究チームには、納豆やみそなどの発酵性大豆食品をよく食べる人は、そうでない人と比べて10%死亡率が下がるという調査結果を発表しました。

●スペルミジンで老化防止

2017年9月17日放送の「噂の東京マガジン」では納豆には、ノーベル賞受賞者の大隅良典先生が発見したオートファジーを促進させるスペルミジンが含まれており、米国国立老化研究所も、老化防止の方法の一つとしてスペルミジンの摂取を挙げていることを取り上げました。

骨は細胞の働きで常に新しいものに作り変えられていますが、年をとるとその再生能力が低下します。

納豆に含まれる成分「スペルミジン」は自己再生能力を活性化し、ビタミンK2は骨を形成してくれます。

スペルミジンによれば、納豆に含まれるスペルミジンは長寿の源ともいわれ、タラの白子・貝柱・キノコなどに含まれているそうです。

●納豆菌とレバンで花粉症の症状軽減

納豆を一日1パックを摂ることによって、納豆菌とレバンが花粉などによるアレルギー症状を軽減してくれるそうです。

→ 花粉症の症状(目・鼻・のど)チェック

【林修の今でしょ講座】納豆おろし素麺の作り方







【関連記事】

花粉症やインフルエンザ流行の時期になると「口臭ケア」が気になる!?その理由とは?




Googleトレンドでは検索ワードの検索数の推移が見られますが、「口臭ケア」で検索してみると、3月から4月にかけてと、11月中旬に検索数が上昇しているのがわかります。

なぜこの時期に「口臭ケア」が気になるのかと考えると、二つの時期に当てはまると考えるのが「マスク」です。

花粉症やインフルエンザの予防のためにマスクをつけていると自身の口臭に気がつき、「口臭ケア」をしないとと考える人が多いのではないでしょうか?

8年ほど前の記事(「口がクサイという理由で友達と距離をとる」98%もいると判明|多くの女性が自分・他人の口臭に悩んでいる)では、口臭に対して悩みを持っていても、アメやガムといった一時的な対策をしている人が多く、歯間ブラシやフロス、歯周病対策、舌苔除去といった根本的な対策はしていないようです。

日本の人が海外の人の(特に脇の)ニオイに敏感なのに対し、海外の人は日本人の口臭に敏感だと聞いたことがあります。

しかし、Googleトレンドの傾向(5年間の推移)をみると、口臭ケアが気になる人が増えており、また特に現在はほとんどの人がマスクをつけているので、口臭に気づいた人も多いでしょうから、徐々に歯間ブラシやフロスなどの口腔内ケアやドライマウス対策をする人も増えていくのではないでしょうか?

→ 口臭の原因・対策 について詳しくはこちら

→ ドライマウス(口腔乾燥症)の症状・原因・治し方 について詳しくはこちら

■まとめ

Beautiful woman with grimace beacuse of bad smell. Isolated on white.

by Aqua Mechanical(画像:Creative Commons)

オーラルケアで歯周病予防|予防歯科(セルフケアと歯科医によるケア)で紹介した日本、アメリカ、ドイツ、オーストラリア、イギリス、スウェーデンの6か国で行われた調査によれば、日本人は歯周病に対する認知度は高いものの、実際にオーラルケアにかける時間・お金は6か国中最も低いという結果が出ているそうです。

歯周病を予防するには、日々のブラッシングなどで、歯周病の原因となる細菌をできる限り取り除くことが重要です。

しかし、歯周病予防には歯磨きだけでは完全にプラークを除去できないため、歯間ブラシ・フロスやタフトブラシ、デンタルリンス・マウスウォッシュなどを活用したいところですが、日本人は歯ブラシ以外のアイテム使用率が他国と比べて低いという結果となっています。

歯周病予防の基本はブラッシングですが、歯ブラシだけでなく、糸状のフロスやインタースペース・ブラシで歯のすき間の汚れも落とすことが重要です。

歯磨き剤には、歯の表面を硬くコーティングするフッ素入りのものをおすすめです。

また、歯周病を進行させる因子として喫煙(たばこ)も挙げられているので、禁煙することも重要です。

ただブラッシングを正しく行えば70%ほどのプラーク(歯垢)を落とすことはできても、セルフケアでは、やはり限界があるようです。

日々のセルフケアに加えて、定期的にプロの歯科医によるケアを受けるのがより効果的なので、歯の定期検診を受けるようにしたいですね。







ロボットでインフルエンザ・風邪予防!コミュニケーションロボット「BOCCO」の『センサでおしゃべり』機能でお部屋の“乾燥”をしゃべってお知らせ




■ロボットでインフルエンザ・風邪予防!コミュニケーションロボット「BOCCO」の『センサでおしゃべり』機能でお部屋の“乾燥”をしゃべってお知らせ

参考画像:ロボットでインフルエンザ予防!お部屋の“乾燥”をしゃべってお知らせ コミュニケーションロボット「BOCCO」の新機能、『センサでおしゃべり』スタート(2017/12/12、ユカイ工学プレスリリース)|スクリーンショット

ロボットでインフルエンザ予防!お部屋の“乾燥”をしゃべってお知らせ コミュニケーションロボット「BOCCO」の新機能、『センサでおしゃべり』スタート

(2017/12/12、ユカイ工学プレスリリース)

冬は寒さと共に乾燥しやすくなる季節です。
乾燥状態が続くと、喉や気管支は防御機能が低下するため、インフルエンザウイルスによる感染が起こりやすくなります。それを防ぐ方法の一つとして、室内では適正な湿度を保つことが重要だと言われています。
BOCCOはインフルエンザや風邪などのウイルスが感染しやすくなると言われる、部屋の温度20度以下、湿度50%以下などの乾燥警戒レベルに達すると「部屋センサ」が自動的に警戒値を感知し、「乾燥しています」とスマホに通知します。
さらに、『センサでおしゃべり』機能で「部屋が乾燥しているよ。加湿器つけてね」など、設定したセリフをBOCCOがしゃべってお知らせしてくれます。

ユカイ工学のコミュニケーションロボット「BOCCO(ボッコ)」は部屋の温湿度や照度を感知してスマホに通知する「部屋センサ」で部屋の温度20度以下、湿度50%以下などの乾燥警戒レベルに達したことを感知すると、スマホに「乾燥しているよ」と通知してくれたり、『センサでおしゃべり』機能で設定をしておくと、「部屋が乾燥しているよ。加湿器つけてね」などのセリフをしゃべってお知らせしてくれるそうです。

BOCCO紹介動画 部屋センサ




■まとめ

私たちは天気予報を見るときに降水確率が何パーセントであるかを知りたいわけではなく、本当は今日は傘を持っていくべきかどうかを知りたいはずですし、また、気温が何度かを知りたいわけではなく、本当は一枚多めに服を着たり、マフラーを付けていった方がいいかを知りたいはずなのです。

それに加えて、人によって気温に対する体感温度も違ってくるので、パーソナライズされた情報でアドバイスがほしいですよね。

そのように考えると、クリエイティヴエージェンシーUniformが手掛けた風、雨、気温を知らせる3つのデヴァイス「Weather Systems」のようにざっくりとした、一目でわかる「グランサブルUI/UX」と呼ばれる(Glanceableは、一目でわかる、の意味)アプローチで、かつ自分自身だけにコーディネートされた情報を提供するようになるとよいのではないでしょうか?

[vimeo]https://vimeo.com/110909173[/vimeo]

Weather Systems: The weather before it happens

「BOCCO(ボッコ)」は「部屋センサ」で部屋の温湿度や照度を感知してスマホに通知したり、おしゃべりしてくれる機能を持っていますが、近い将来は個人個人の健康管理データを基に、「今日はインフルエンザや風邪などのウイルスが感染しやすくなるかもしれないから気をつけて」というようなものが出てくるのではないでしょうか?







【参考リンク】
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