> 健康・美容チェック > 低体温> 低体温(低体温症)の原因|大事なのは「深部体温」|#あさイチ #nhk
■大事なのは「深部体温」
by Emil .(画像:Creative Commons)
2011年1月5日放送のあさイチでは「低体温」を取り上げました。
実は、人間の体内の温度は、体の部位で異なります。私たちが体温計で測るワキの温度は、外気の影響でおよそ36度です。
一方で、「自分の体温」として気にしなければならないのは、体の中心部の温度「深部体温」のことで、およそ37度で一定です。
自分の体温として気をつける必要があるのは、「深部体温」なのだそうです。
深部体温はどのようにして測ればよいのでしょうか。
深部体温は直腸や鼓膜の温度で測定しますが、電子体温計で正しく測定することで、ご自宅でも深部体温に近い値を知ることができます。
商品に同こんされている取扱説明書にも明記されています。
(1)体温計の先端部分をワキの下中央に斜め下から30度くらいの角度で深く入れます
(2)腕と体でしっかり包み込むように挟みます
(3)10分間計測すると、深部体温により近い検温ができます
大事なのは、角度と10分間計測することみたいです。
※番組のアンケートによれば、4割の方が自分は低体温だと感じていたそうですが、正しい測定方法で測っていないことによってそう思い込んでいる方も多いかもしれません。
■低体温症の原因
冬山で遭難した場合に低体温症になることはニュースでも取り上げられていますが、実は低体温症は街中でも発症するそうです。
その原因としては
●低血糖(糖尿病)
●外傷、脳こうそく
●アルコール中毒
が挙げられ、また、以下の要因も低体温症を引き起こす遠因となるそうです。
●アルコール過剰摂取
●ストレス(ストレスによるホルモンバランスの乱れ)
●冷暖房
●運動不足
●加齢
例えば、アルコールを過剰摂取すると、アルコールの分解にエネルギーが使われてしまい、体温を作り出せなくなるそうです。
【#アンビリバボー】誰にでも起こりうる夏山の低体温症の症状(体温別)|助かった人と助からなかった人の差によれば、日常生活でも低体温症になるおそれがあります。
●花火大会や野外コンサート、フェスなどの最中にゲリラ豪雨に打たれ、そのまま濡れた衣服を着ていると、低体温症に陥りやすいそうです。
●ランニング中、汗をかいた体が外気や風に冷やされ、低体温症に陥ることもあるそうです。(冬期は特に注意が必要)
日頃からの生活習慣を気をつけるようにしてくださいね。
⇒ 体温を上げる方法についてはこちら。
⇒ 低体温|低体温の改善・原因・症状 については詳しくはこちら。
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