■片思いから一歩前に進むには、一歩踏み出して 「半径45cm」に近づこう!
by Mario Mancuso(画像:Creative Commons)
片思いを実らせる! 「半径45cm」の恋愛心理術
(2012/10/4、マイスピ)
人にはそれぞれ、「相手とこの距離でいると心地よい」という距離感覚があります。
自分がこの人とはこの距離だと心地いいというのが「パーソナルスペース」です。
パーソナルスペースは一般的にはこのぐらいだといわれています。
親密ゾーン(親密な人との距離):半径45cm以内
対人ゾーン(相手の表情が読み取れる距離):半径45~120cm
社会的ゾーン(ビジネスに適した距離):半径120~360cm
公的ゾーン(個人的な関係がうすい公衆距離):半径360~750cm
今回の元記事では、片思いの相手に(親密ゾーンである45cm以内)近づいて意識させてみてはどうですか?というのが提案されています。
その方法としては、
たとえば、混んでいるエレベーターに一緒に乗りこむ、パソコンの操作を教えてもらう、携帯の画面を一緒にのぞきこむ、飲み会で隣に座るなど
があるそうです。
大事なポイントは、その時の相手の表情や姿勢を観察すること。
もし相手が嫌な表情だったり、距離を置こうとした場合は、相手は反対にあなたに対して悪い印象を持ってしまうかもしれないので要注意!
少しでも気になる相手には、文字通り一歩でも、半歩でも近づいてみると、進展があるかもしれません。
■「笑顔の女性は男性から5倍モテる」と心理学で証明される!
近づくときのもう一つのポイントは「笑顔」!
南ブルターニュ大学ニコラ・グーギャン博士の研究によれば、笑顔でいるだけで、男性の目には声をかけたいなと思わせたようです。
以前、結婚したくても出会いがない。交際相手なし男女とも過去最高/20-30代独身女性、8割が新しい「出会い」を求めるも、1年以上出会いなしという記事を紹介しましたが、もしかすると、女性側が「きっかけのきっかけ」を作っていないのかもしれません。
きっかけのきっかけとは、「隙」という言葉に言い換えてもいいかもしれません。
隙のある女性≒好意があるのではないかと思わせてくれる女性には行動を起こしやすいのではないでしょうか。
多くの男性は勇気がないため、何か「きっかけのきっかけ」や「隙」がないと動けないのだと思います。
例えば、男性が女性に声をかけることを例にとってみます。
この場合、男性から物事がスタートしているように見えますが、実際は、女性から始まっているのです。
女性から男性に対して好意(らしき)の目線があることに気づいたことで、男性がそれに反応して声をかけるのです。
全く女性からの好意がないにもかかわらず男性が声をかけるということはほとんど無いと思います。
恋愛のスタートのカギは男性が握っているのではありません。
女性が握っているのです。
女性が男性に対して「勇気」という名のカギを渡してあげてください。
→ 隙のある女性がモテる?|この「隙(スキ)」はどうしたら生まれるの?
【参考文献】
「本音は顔に書いてある」(著:アラン・ピーズ/バーバラ・ピーズ)
男と女、口説き始めるのはどちらが先?
90%以上は女から始まっている。
女は狙いを定めた男にまなざしや顔の表情、しぐさでシグナルをおくっていて、男は無意識のうちにそれに反応して、女に近寄っているのである。
だから、あたかも男が最初にモーションを起こしたように見える。
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