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体によい食事が「新型インフルエンザワクチン」

体によい食事が「新型インフルエンザワクチン」

(2009/11/25、中央日報)

体によい食事が新型インフルエンザのワクチン接種と同じくらい免疫力の強化に役に立つと24日、ウォールストリートジャーナル(WSJ)が報じた。

ビタミンA・D・Eと亜鉛は新型インフルエンザだけでなく、季節性インフルエンザなど感染性疾病に対する免疫力を高めるのに役立つ。

以前このブログでも食生活を改善し、体に良い食事をすることがインフルエンザ予防・重症化予防に良いと紹介してきました。

【関連記事】

  • 新型インフル「食生活改善で重症化予防を」ノーベル医学賞のモンタニエ氏
  • インフルエンザの1番の予防法は免疫を高めること

今回紹介した記事によれば、ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・亜鉛が免疫力を高めるのによい栄養素だと紹介されています。

では、ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・亜鉛はどのような食材に含まれているでしょうか。

ビタミンAは果物と緑黄色野菜に、ビタミンDは乳製品に、ビタミンEはトウモロコシ・ブロッコリーなど野菜に豊富に含まれている。

亜鉛は海産物や堅果類、搗精されていない穀物から摂取できる。

特に高齢層を対象にした研究の結果、ビタミンEを十分に摂取した場合、感染リスクを低めるだけでなく、感染した場合も回復が早いことが分かった。

ビタミンA → 果物・緑黄色野菜

ビタミンD → 乳製品

ビタミンE → トウモロコシ・ブロッコリーなどの野菜

亜鉛 → 肉類・魚類・穀類など

 

反対に、免疫力を落とす食品として、ファストフードと加工食品があげられています。

専門家らは免疫力を落とす代表食品にファストフードと加工食品を挙げた。

加工食品などに多量に含まれるトランス脂肪、動物性飽和脂肪はビタミンとミネラルの吸収率を低め、人体の免疫力を落とす。

このため、オリーブ油など不飽和脂肪酸が豊富な食品を摂取したほうがよい。

加工食品に含まれるトランス脂肪酸・動物性脂肪は、ビタミン・ミネラルの吸収率を下げ、免疫力を落とすそうです。

 

このほかのアドバイスも紹介されています。

また必要なビタミンやミネラルは補充剤(サプリメント)よりも食品から摂取するのがよい。

WSJは、オメガ3補充剤のうち魚油を原料にした製品を摂取する場合、感染性疾患に対する抵抗力を弱める、と伝えた。

専門家らは、補充剤に依存するよりも魚・クルミなどの食品を通して摂取することを勧めている。

できるだけ食品から栄養素を摂るようにして、どうしても外食が多くて栄養素をとるのが難しい場合などにサプリメントを活用するようにしたほうがよいようですね。

 

【関連記事】

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たけしの本当は怖い家庭の医学最終回SP

2009/12/15のたけしの本当は怖い家庭の医学は最終回SPで「年末全身総チェック!日本の名医が無料診断!家庭でできる人間ドックスペシャル2009」を行いました。

 

緑内障チェック|たけしの本当は怖い家庭の医学

■緑内障

緑内障は徐々に視野が欠けていく目の病気で、40歳以上の17人に1人が発症しているといわれる注意すべき目の病気

しかし、緑内障は、片方の目の視野が欠けても、もう片方の目が視野を補ってしまうため、早期発見が遅れてしまうこともあるそうです。

番組では、緑内障を早期発見する方法を紹介していました。

対面式視野テスト

対面式視野テストは、2人一組になって、行うテストです。
膝が触れ合うほどの距離で行うことがポイントです。
このチェック方法は片方の目ずつ行ってください。

  1. チェックを受ける人は、自分の右目がチェックする人の右目とまっすぐになるようにして座ります。
  2. 片方の眼ずつチェックを行うので、チェックを受ける人はチェックしないほうの目を隠します。
  3. チェックする人は自分と相手の目の中間点に指を伸ばし、その中間点を中心に半径20センチの円をイメージし、それに沿って親指と人さし指を軽く叩きながら、ゆっくり動かしていきます。
  4. チェックを受ける人は目線を相手の目から外さないようにして、円を描く指が見えるかどうかをチェックしてください。
  5. もう片方の目も同様の方法でチェックします。

相手の指が見えないところは、視野が欠けているとおそれがあるため、緑内障の恐れがあります。

詳しい検査は、眼科専門医に診ていただくことをおすすめします。

 

COPDチェック(マッチ吹きテスト)|たけしの本当は怖い家庭の医学

■COPD(慢性閉塞性肺疾患)

COPDとは、気管支や肺に炎症が発生し、息を吸うことができても吐き出せなくなる病気のこと。

COPDの主な原因は喫煙だといわれています。

加齢によって、年々肺の機能は低下していき、喫煙されている方はより肺機能が低下していくそうです。

あまり聞きなれないCOPDという病気ですが、2020年には全世界の死亡原因第3位になると予想されているそうです。

COPDになる前に、ぜひチェックしてみましょう。

●マッチ吹きテスト

準備するもの

  • マッチ
  • ボールペン

マッチ吹きテストのチェック方法

  1. マッチに火をつける。
    火が消えないように、マッチの軸にまで火を燃え移すようにしてください。
  2. マッチを口から15cm離れた位置に持っていく。
    ボールペンの長さが約15センチなので、ボールペンを目安にするとわかりやすいそうです。
  3. 口を大きく開けた状態で息を吹きかけ、マッチの火を消してみましょう。
    息を吐くときに、口をすぼめないように注意してください。

マッチの火を吹き消せない場合は、COPDの可能性があるそうです。

COPDの可能性がある方は、ぜひ病院で診てもらいましょう。

詳しい検査は、専門医に診ていただくことをおすすめします。

 

今回が最終回ということでしたが、実は新番組「たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学」が始まるそうです。

 

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新型インフルの重症化予防には、早期に抗ウイルス薬治療を‐WHO

早期に抗ウイルス薬治療を=新型インフルの重症化予防で-WHO

(2009/11/12、時事通信)

世界保健機関(WHO)の進藤奈邦子医務官は12日の電話会見で、新型インフルエンザ感染者が重症の肺炎などにかかるのを予防するため、早期にタミフルをはじめとした抗ウイルス薬による治療を行うよう呼び掛けた。

新型インフルエンザの重症化予防には、早期に抗ウイルス薬治療を行ったほうがよいそうです。

同医務官は、妊婦と2歳未満の乳幼児、呼吸器疾患などの既往症がある新型インフルエンザ感染者には「できる限り早急に抗ウイルス薬による治療を行う必要がある」と指摘。

通常の風邪と同程度の軽症なら抗ウイルス薬治療は必要ないとする一方、症状悪化の兆候が見られた場合は抗ウイルス薬などを投与するよう求めた。 

新型インフルエンザの症状 はこちら。

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インフルエンザの1番の予防法は免疫を高めること

インフルエンザワクチンは打たなくても良いという説がある

(2009/11/8、マイスピ)

インフルエンザの1番の予防は免疫を高めること。これが第一!!

だそうです。

・免疫力を高める食事を心がける

オメガ3脂肪酸 → 青魚、クルミ、亜麻仁油、ゴマ油など。
ビタミンD → 鮭、青魚、卵黄、しいたけ。毎日、適量のニンニク。
白砂糖は免疫をおとすので控え目に。

・十分な睡眠

・適度な運動

血液の循環を良くする。リンパの流れをよくする。適度の日光を浴びる。

・ストレスを減らす

仕事・勉強で無理をせず毎日楽しく過ごす!

等が免疫力を高めるといわれています。

インフルエンザ対策において一番重要なのは、重症化予防対策だと思います。

【関連記事】

  • 新型インフル「食生活改善で重症化予防を」ノーベル医学賞のモンタニエ氏

ノーベル医学賞を受賞したモンタニエ氏によると、免疫力は、体が酸化することで低下するという考えから、抗酸化作用のある野菜や果物を積極的に摂取したほうが良いとしています。

抗酸化作用・抗酸化物質についてはこちら。 ⇒ 抗酸化作用・抗酸化物質

以上のことからインフルエンザ重症化予防対策をまとめてみました。

  • 抗酸化作用のある野菜や果物を食べる
  • オメガ3脂肪酸を積極的に取り入れる
  • 十分な睡眠
  • 適度な運動
  • ストレスを減らす

⇒ 新型インフルエンザの症状 はこちら。

【参考記事】

  • THINKER インフルエンザは打ってはいけない!

※この元記事には、インフルエンザワクチンの接種をしなくてもよいという説があることも紹介していますが、インフルエンザワクチン接種を打つ、打たないという話は、個人の選択によるものなので、このブログではあえて紹介しておりません。

【関連記事】

  • 新型インフルエンザの症状とは?

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新型インフルエンザにカテキンが効く?徳島文理大が解明

新型インフルにカテキンが効く?徳島文理大が解明

(2009/10/22、読売新聞)

緑茶成分のカテキンが、新型インフルエンザウイルスの心臓部に直接作用して増殖を抑えることを徳島文理大学の葛原隆教授(薬学)らが突き止めた。

先日の記事(緑茶で新型インフルエンザ予防?カテキンの抗ウイルス作用に注目)では、カテキンには抗ウイルス作用があり、新型インフルエンザ予防に役立つのではないかと紹介しましたが、今回のニュースによれば、カテキンが新型インフルエンザに効果的であることが分かったそうです。

ただし、緑茶を飲むだけでは抗ウイルス効果は弱いのだとか。

カテキンは腸で分解され、緑茶を飲むだけでは抗ウイルス効果は弱い。

葛原教授は「構造を少し変えて腸で分解されないようにするか、吸引式にすれば、効果的な新薬になる」と言う。

新型インフルエンザ対策に少しでも効果的であれば、緑茶を飲むのもいいかもしれませんね。

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