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■毛穴汚れを取り除くには「ふやかす」ことが大事
by Maria Morri(画像:Creative Commons)
(2010/5/19、日経ウーマンオンライン)
毛穴に詰まった皮脂を取ろうとすると、炎症を起こしたという経験ありませんか?
「皮脂詰まりのある毛穴は、炎症を起こしやすいので、刺激は絶対禁物」(阿部院長)。
なのだそうです。
毛穴汚れをやさしく取り除くために、まず行いたいのが“ふやかす”プロセスだ。
「あらかじめ毛穴まわりの肌を柔軟にしておくことで、やさしく汚れを取り除くことができる。
このプロセスを行わないと汚れを無理に毛穴から引きはがすことになり、少なからず毛穴周辺の肌にダメージを与えてしまう。
毛穴汚れも中途半端に残りがち」と菅沼部長。
毛穴汚れを取り除くには、まず「ふやかす」ことが大事なんですね。
では、どのようにしてふやかしたら良いのでしょうか?
ふやかす方法は、蒸気と油の二つ。
「日々のケアには、蒸気を使う方法がオススメ。
温かいスチームが毛穴をやさしく開き、皮脂が軟らかくなるのはもちろん、血行を促進してくすみを取る効果も」と村木さん。
一方で、なかなか取り除くことができない頑固な角栓には、意外にも油が有効だ。
「油汚れは油で落とせ、といわれるように、カチカチに硬くなって毛穴にこびりついてしまった角栓を取りやすくするには、油で表面を溶かすのがいちばん手早い方法」と菅沼部長はいう。
ふやかす方法としては、蒸気と油の2通りあるそうです。
■蒸気でふやかす方法
入浴時にハンドタオルを持ちこみ、お湯にぬらして固く絞ってから毛穴目立ちが気になる部分に当てる。
タオルの温度が下がってきたら外す。
蒸気でふやかすと、毛穴はどうなるのかというと、
皮脂と古い角質が混じって硬くなりかけた角栓が、蒸気でふやけてほんのり軟らかく。毛穴周辺の硬くなった角質もふっくらとしてくる。
このような状態になることで、毛穴に皮脂が詰まりにくくなるということですね。
■油でふやかす方法
メイクオフ後、オイルを角栓が目立つ部分になじませたら、3分ほど置いて洗い流す。綿棒を使うと、狙った毛穴に丁寧にオイルをなじませることができる。肌に残ったぬめりを取るために、その後にオイルクレンジング→洗顔をしよう。
「毛穴の大敵は、皮脂の黒ずみの原因になる“酸化”。酸化しにくいオリーブオイルがオススメ」と菅沼部長。
油でふやかすと、毛穴はどうなるのかというと、
毛穴にこびりついた頑固な角栓の脂分を、オイルが溶かし出すことで、角栓の表面が軟らかく。このひと手間で、角栓がスルリ。
油で皮脂(アブラ)を溶かすということですね。
■まとめ
毛穴汚れを取り除くには、蒸気でふやかす方法と油でふやかす方法という2つの方法を角栓の状態に合わせて使い分けると良いようです。