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塩分とりすぎがガンや循環器疾患(心筋梗塞、脳卒中)に影響|厚労省8万人調査

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by JD Hancock(画像:Creative Commons)

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<塩分取りすぎ>がんなど万病のもと 厚労省が8万人調査

(2010/2/4、毎日新聞)

塩漬け食品の取りすぎや、食事全体で塩分の多い生活習慣を続けると、各種のがんや循環器疾患(心筋梗塞(こうそく)、脳卒中など)を発症しやすいことが4日、厚生労働省研究班の大規模調査で分かった。

がんと循環器疾患は国民の死因の1~3位、全体の6割近くを占める。

胃がんなど一部の疾患では知られていたが、塩分の取りすぎが多くの生活習慣病に影響するとのデータが示されたのは初めて。

厚生労働省研究班の大規模調査によれば、塩分のとりすぎが多くの生活習慣病やがんに影響するそうです。

研究班の津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長は「日本人の塩分摂取量は国際的にも多い。調味料の塩分を減らし、塩漬け食品を食べる回数を減らすことで、多くの生活習慣病を予防できるだろう」と話す。

塩分を減らすことが多くの生活習慣病の予防に繋がりそうです。

高血圧の症状・食事・数値・予防・原因 については詳しくはこちら







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骨密度低下やメタボ対策にミカンを1日2~3個食べよう

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by Shunichi kouroki(画像:Creative Commons)




骨密度低下やメタボ対策にミカンを1日2~3個食べよう

(2009/5/1、日経ヘルス)

2003年から続く疫学調査「三ヶ日研究」では、ミカン摂取量が多い人は骨密度低下やメタボのリスクが低いことがわかった。

研究を行った農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所・カンキツ研究興津拠点 健康機能性研究チームの杉浦実研究員は「日本人の果物摂取量は欧米の2分の1から3分の1、と低いので、1日にミカンを2~3個食べるといい」と話す。

一方、ミカンの有効成分βクリプトキサンチンを1日15mgとると、総コレステロール中性脂肪が減少することが明らかに。

<中略>

ミカン色の成分が効く「βクリプトキサンチン」

温州ミカンに特に多く含まれる色素成分で、1個(約100g)当たり1~2mg。

βカロテンやリコピンなどほかの色素よりも長期間にわたり体内にとどまりやすい。

日本人はほかの国の人に比べて血中βクリプトキサンチン濃度が高い。

1日2~3個のミカンを食べている人は…

● 閉経後の骨密度が高い
動脈硬化度が低い
メタボのリスクが低い
糖尿病リスクが低い
肝機能障害リスクが低い

静岡県浜松市北区・三ヶ日町で2003年から行われている栄養疫学調査「三ヶ日研究」(対象者は1073人(男性357人・平均年齢56.3歳、女性716人・平均年齢54.6歳))より。

ミカン摂取頻度が高く血中βクリプトキサンチン濃度が高いことは、生活習慣病や骨密度低下リスク抑制と関連することが明らかになっている。

みかんに含まれるβクリプトキサンチンには、生活習慣病予防効果があるようです。

みかんが旬の時期には、積極的にみかんを食べるようにしましょう。







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小学生も生活習慣病を予防する健康診断を受診|小学生の25%が肥満傾向、中学生の約30%が尿酸値が高く、やせ気味|北海道奈井江町

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by Rishabh Mathur(画像:Creative Commons)

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小学生も生活習慣病ケア

(2009/9/29、読売新聞)

「住民参加による健康的な地域づくり」に取り組む自治体が増えている。

北海道の中央部にある奈井江町では、小学生も、生活習慣病を予防する健康診断などを受診している。

北海道の奈井江町では、小学生も生活習慣病予防のための健康診断を行っているそうです。

その健康診断によれば、以下のようなことが分かったそうです。

地域ぐるみで 血液検査によってコレステロール中性脂肪機能、尿酸値などのデータが手に入る。

07年度には
〈1〉小学生の受診者のうち、4人に1人が肥満傾向
〈2〉中学生では3人に1人の尿酸値が高く、女子はやせ気味――がわかった。

聞き取りから「夜更かしや運動不足の傾向があり、野菜の取り方が少ない」ことも確認できた。

小学生の25%が肥満傾向にあり、中学生の約30%が尿酸値が高く、やせ気味だということが分かったそうです。

また、運動不足や野菜不足などもわかったそうです。

この結果は、全国の小学生を持つご両親・学校も参考にしたいデータです。

世界的にも子どもの肥満や糖尿病脂肪肝が増えているそうです。

子どものころから、良い生活習慣を身につけることが、健康を守る上で大事なことです。

また、こうした取り組みによって、親への啓発にもつながる、とこの記事では紹介されています。

学校・住民など地域で健康に対する関心を高めていくことが大事なのかもしれませんね。







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【参考リンク】

  • 北海道奈井江町における住民主体の健康的な地域づくりの取り組み ‐ ディジーズ・マネジメント・レポーターNo.13 (2009年1月)|損保ジャパン総研

子どもの肥満対策、ジャンクフードやソフトドリンクに課税を|米医学研究所(IOM)と米学術研究会議(NRC)

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by Beni Arnold(画像:Creative Commons)




子どもの肥満対策、ジャンクフードなどに課税を=米報告書

(2009/9/2、ロイター)

米医学研究所(IOM)と米学術研究会議(NRC)は1日、子どもの肥満対策に関する報告書を発表し、連邦政府や州政府に対してジャンクフードやソフトドリンクへの課税などを提言した。

子どもの肥満が社会問題となっているアメリカでは、米医学研究所(IOM)と米学術研究会議(NRC)は、政府に対して、子供の肥満対策に関する報告書の中で、ジャンクフードやソフトドリンクに対して課税すべきとの提言を行なったそうです。

その理由の一つとしては、米心臓協会(AHA)がアメリカ国民の食生活にとって砂糖添加物の最大の摂取源はソフトドリンクだと指摘しているように、ソフトドリンクに含まれる砂糖添加物の量の多さが挙げられます。

先週には米心臓協会(AHA)が、米国民の食生活にとって砂糖添加物の最大の摂取源はソフトドリンクだと指摘。

一方、飲料大手ペプシコやコカコーラなどを代表する米飲料業協会(ABA)は、砂糖入り飲料が健康上の特別なリスクになっていないとの見解を示している。

子どもの肥満は糖尿病などの生活習慣病につながります。

糖尿病などの生活習慣病にさせないためにも、しっかりとした対策が必要になります。

また、子どもの健康は、その国の未来に脅威を及ぼしかねません。

よい対策が浮かぶことを望みます。







【関連記事】

米ぬか成分食べたクロマグロでメタボリックシンドローム解消

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米ぬか成分食べたクロマグロでメタボ解消

(2009/9/1、医療介護CBニュース)

メタボリックシンドロームなど生活習慣病の予防に役立てようと、総合商社の双日(本社=東京都港区)は8月31日、米ぬか成分を餌に用いたクロマグロの養殖を始めると発表した。

双日は、東京海洋大学および群馬工業高等専門学校の協力を得て、メタボリックシンドローム生活習慣病予防に役立つとされる米ぬかに含まれる成分を餌に用いたクロマグロの養殖を始めると計画しているそうです。

東京海洋大は、米ぬかに含まれる「オリザノール」に、抗糖尿病ホルモンの分泌促進による抗2型糖尿病作用や、炎症などに深くかかわる転写調節因子であるNF-kBの活性化を緩やかに阻害する抗炎症作用のほか、アルコール摂取に伴って引き起こされる肝機能障害の改善作用もあることを明らかにしている。

魚類では、オリザノールの吸収・蓄積効率が哺乳類に比べて数千倍で、これを摂取することで脂質の代謝が強まる。

東京海洋大学によれば、米ぬかに含まれる「オリザノール」が、動物の脂質代謝を高め生活習慣病を予防する効果を持つことを発見しており、また、魚類がオリザノールを吸収・蓄積する効率が、哺乳類に比べ数千倍にも達することから、これを摂取することで脂質の代謝が強まると考えられるそうです。

天然もののマグロは希少なものになりそうなので、こうして養殖マグロの価値が上がると、もっと食べる機会が増えるかもしれません。

今後に注目したいですね。

→ メタボリックシンドローム について詳しくはこちら







【参考リンク】