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なぜ糖尿病になると目がかすむ(ぼやける・ピントが合わない・視力低下)のか?|糖尿病の症状

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糖尿病の症状の一つに、「モノが見えづらい」「ピントが合わない」「ぼやける」というような「目のかすみ」の症状があります。

なぜ糖尿病になると目がかすむのでしょうか?




【目次】

まずは網膜の役割から説明します。

■網膜の役割

目の構造と働き(視覚機能)・目の見える仕組み

網膜とは、眼球の内壁であり、カメラでいえばフィルムの役割です。

網膜は、厚さ0.3mmほどの薄くて透明な膜で、視神経が集まっています

外から入ってきた光は、角膜、水晶体を通して屈折した後、網膜上で像を結びます。

網膜の中で最も大切な場所が黄斑という部分で、このわずかな場所が細かい部分や物を見分けるのに重要な中心視力を担います。

視覚、色覚、光覚において、最も大切な部分です。

■なぜ糖尿病になると目がかすむ(ぼやける)のか?

糖尿病とは、血糖値が高くなる病気で、簡単にいうと、上手くブドウ糖を取り入れられない病気で、糖尿病になると、ブドウ糖がエネルギーを必要としている細胞の中に運ばれなくなり、血液の中にあふれてします。

網膜は、瞳から入った光の明暗や色を感知する組織で、細かい血管が密集しています。

そのため、高血糖状態が続くと血管の閉塞障害と血液凝固異常がおき、眼内の血管が徐々に詰まって、網膜に栄養や酸素が届かなくなり、「目のかすみ」などの症状が現れます。

そして、そのような状態になると、網膜に新しい血管が生まれ、酸素不足などを補おうとします。

しかし、この新生血管はもろく、少しの刺激でも出血し、場合によっては重篤化すると網膜剥離を起こし、失明してしまうこともあります。

→ 目のかすみ(かすみ目)の症状・原因・対策|目がかすむ病気 について詳しくはこちら




■糖尿病網膜症の3段階

Smile

by Teeejayy(画像:Creative Commons)

■初期(単純網膜症)

初期の段階では、自覚症状は現れていませんが、血液が染み出した点状出血や毛細血管の一部がこぶのように腫れる毛細血管瘤などの症状が現れています。

この時点で血糖をコントロールできれば、失明には進まず、進行を止めることができますが、自覚症状はないので、定期的に検査を受けることが重要になります。

■中期(増殖前網膜症)

中期になると、目がかすむなどの自覚症状が現れます。

増殖前網膜症になると、血管閉塞(血流が全く途絶えてしまう状態)が進み、静脈が異常に腫れあがる静脈異常などの症状が現れます。

■末期(増殖網膜症)

末期になると、視力の低下や飛蚊症といった症状が現れます。

増殖網膜症まで進むと、網膜の一部に血液が流れていない部分に酸素や栄養素を届けようと新生血管が伸びてきます。

そして、新生血管が破れることで硝子体出血が起きたり、網膜剥離が発生し、失明を起こす恐れがあります。

また、緑内障などのその他の目の病気を併発している恐れもあります。

→ 糖尿病網膜症の症状・治療・分類・予防 について詳しくはこちら

■糖尿病が原因となって緑内障や白内障になり目がかすむことがある

また、糖尿病が一つの原因となって、緑内障や白内障などの目の病気になることで、目がかすむ、物が見えづらくなるといった症状が起こります。

糖尿病になると緑内障になりやすい|血糖値コントロールと眼科検診で失明予防で紹介した米国眼科学会(AAO)のアドバイスによれば、糖尿病によって、糖尿病網膜症緑内障白内障といった目の病気になりやすく、失明を予防するためにも血糖値コントロールと定期的な眼科検診が重要なのだそうです。

【糖尿病網膜症 関連記事】

■糖尿病の予防

亜鉛

糖尿病の人はインスリンの作用が十分でないため、細胞が十分な量のブドウ糖を血液中から取り込むことができません。

その結果、体のエネルギーが不足し、疲れやすくなります。

すい臓でインスリンを作る際には、亜鉛が欠かせません。

亜鉛にはインスリンの働きを持続させる働きもあります。

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【関連記事】

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タウリン

タウリンには、すい臓機能を高め、インスリンの分泌を良くする働きがあると言われ、糖尿病の予防に良いとされています。

マグネシウムとタウリンを多く摂取している人は、高血圧・高脂血症・糖尿病・肥満が少ないそうです。

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→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら







【糖尿病の症状】
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日本人には正常眼圧緑内障(NTG)が多い!?

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【目次】

■日本人には正常眼圧緑内障(NTG)が多い!?

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by ocean yamaha(画像:Creative Commons)

怖い正常眼圧緑内障 気付かぬまま静かに進行

(47ニュース)

日本緑内障学会が2000年から01年にかけ、岐阜県多治見市で40歳以上を対象に行った大規模調査では、緑内障と診断された人は約5・8%。しかもその6割はNTGだった。
「日本の40歳以上では緑内障が398万人、NTGは243万人いる計算になる」と同学会の北澤克明理事長。

2000年から01年にかけ、岐阜県多治見市で40歳以上を対象に行なった大規模調査によれば、緑内障と診断された人は約5.8%で、そのうちの6割が正常眼圧緑内障だったそうです。

つまり、日本人には、正常眼圧緑内障(NTG)が多いということですね。

→ 正常眼圧緑内障(NTG)の症状・原因・治療 について詳しくはこちら

緑内障の主な原因は、前房内の房水が隅角からうまく排出されず、眼球内の圧力が高くなることなのですが、正常眼圧緑内障とは、眼圧が高くないにもかかわらず緑内障になることをいいます。

睡眠時無呼吸症候群の患者は緑内障になるリスクが高い|正常眼圧緑内障の原因は「低酸素状態」の可能性があるによれば、睡眠時無呼吸症候群の患者は緑内障になるリスクが高く、無呼吸と眼圧の関係について何らかの関係があると考えられていたそうです。

北海道大学の研究グループによれば、睡眠時無呼吸症候群の患者は発作時に気道が閉塞して息が吸い込めなくなるために胸腔内の圧力が下がって眼圧が下がることがわかったそうです。

無呼吸発作が起きると、眼圧が下がると同時に血中酸素飽和度も下がることがわかったため、睡眠時無呼吸症候群の患者は、低酸素状態などの眼圧上昇以外の仕組みによって視神経障害が引き起こされるという可能性があり、このことは、正常眼圧緑内障の原因の解明につながることが期待されます。

→ 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状・原因・治療法・予防・チェック について詳しくはこちら

【参考リンク】




■40歳以上になったら眼科検診を受けましょう!

緑内障の治療において最も重要なことは、検査を受けて、早期発見をすること。

早期発見をして、目薬によって眼圧をコントロールできれば、視野欠損を防ぐことができます。

40歳になったら、まず一度眼科検診をしていましょう。

→ 緑内障とは|緑内障の症状・原因・眼圧・予防 について詳しくはこちら

→ 目の病気(目の病気・症状チェック) について詳しくはこち




→ 目の病気(目の病気・症状チェック) について詳しくはこちら




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20代、30代に潜む病気|緑内障(目の病気)・肝炎(肝臓の病気)・肺気腫(肺の病気)

【目次】




■20代、30代に潜む病気

in their own world

by glasseyes view(画像:Creative Commons)

中高年だけではない! 20代、30代に潜む病気

(2011/12/14、R25jp)

All About 家庭の医学」でガイドも務める臨床検査専門医の西園寺 克先生によると、そんな人にも落とし穴があるという。

「ゆっくり進む病気は無症状ですし、若い年齢層では健康診断の項目数も少ないことが多く、『問題はなし』という判定が多いのです」

つまり、健康診断では判明しない病気があるということだ。ではR25世代の男性の場合、いったいどのような病気が該当するのだろうか?

若い人にとっては、会社の健康診断でも「問題なし」という判定も多く、病気なんて気にしないという人も多いのではないでしょうか。

しかし、病気の中には、無症状のものもあったり、ゆっくり進行する病気のものもあるので、若い人も注意が必要です。




■緑内障(目の病気)

「まず、目の病気に関しては、緑内障が挙げられます。

緑内障は進行すると失明する病気ですが、初期段階では視力に影響しないため、簡単な視力検査では判明しません。

また日本人に多い『正常眼圧緑内障』の場合、眼圧が上がらないので眼圧検査でも発見できません。

眼鏡やコンタクトを使っている人であれば通っている眼科もあると思いますので、年に一度は眼底検査を受けるようにしましょう」

緑内障は、40歳以上の17人に1人がかかる目の病気で、近年、緑内障は若年化・増加傾向にあるといわれています。

緑内障は、早期発見・早期治療がカギですので、定期的に眼底検査を受けるようにしましょう。

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■肝炎(肝臓の病気)

一方、わざわざ病院へ行って検査をしなくても、献血で確認できる病気もあるという。

その1つがR25世代も気になる肝臓の病気、肝炎だ。

「肝臓の病気は飲酒と関係すると思い込みがちですが、肝炎ウイルスが一番の原因なので、自覚症状のない慢性肝炎でも血液検査をすれば判明します。

しかし、検査費用が高いこともあり、通常の健康診断ではウイルス感染の有無までは調べません。

でも献血時に申し込めば、ウイルス感染の有無を検査することができます。

献血は血液を必要としている多くの人を助ける善意の行いですし、その他にも肝障害、飲酒の肝臓への影響、栄養状態、コレステロール糖尿病について検査することができるのです」

献血時に、ウイルス検査の有無を検査することができるということですので、ぜひやってみましょう。

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肝臓の病気 について詳しくはこちら

■肺気腫(タバコ)

また、喫煙習慣があれば誰もがリスクを持っている病気もある。

いわゆる煙草病だ。

「喫煙というと肺がんが一番関係ありそうですが、実は肺の病気では肺気腫という、肺が壊れてしまう病気が一番怖いのです。

高齢者に多い病気ですが、若い年齢層でも喫煙習慣があれば病気が始まることがあります」

西園寺先生によれば、20代から30代前半のうちに禁煙すればまだ間に合うとのことで、禁煙外来へ行くことを勧めている。

まだ若いからと思っていても、気付かない病が始まっているかもしれないのだ。







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緑内障と診断された時、すでに66%の人は視野が欠けていた!

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■緑内障と診断された時、すでに66%の人は視野が欠けていた

eye exam (no. 2)

by noir imp(画像:Creative Commons)

緑内障診断時 66%視野欠落

(2009/10/18、読売新聞)

放置すれば失明に至る緑内障と診断された時、既に3人に2人は視野が欠けていたことが、患者団体「緑内障フレンド・ネットワーク」(柿沢映子代表、会員1600人)の調査でわかった。

早期には自覚症状がほとんどなく、進行してから発見される緑内障の怖さが改めて明らかになった。

緑内障は、視神経が傷ついて視野が徐々に欠けていく病気で、中途失明の原因の1位。

いったん欠けた視野を回復させる治療法はなく、進行を止めたり、遅くしたりするために、早期発見・早期治療が大切になる。

緑内障フレンド・ネットワークの調査によると、緑内障と診断された時、既に3人に2人は視野が欠けていたことがわかったそうです。

現在のところ、一度欠けた視野を回復させる治療法はないため、早期発見・早期治療が重要です。

目の病気である緑内障は40代頃から増えるといわれています。

緑内障の早期発見・早期治療のためにも、40歳になったら、年に1度は検査を受けるようにしてください。

⇒ 緑内障|緑内障の症状・緑内障とは・治療・原因 についてはこちら




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緑茶に含まれるカテキンは緑内障などの目の病気予防にも効果的!

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■緑茶に含まれるカテキンは緑内障などの目の病気予防にも効果的

Matcha No.3

by Akuppa John Wigham(画像:Creative Commons)

緑茶に含まれるカテキンは緑内障などの眼病予防にも効果的

(2010/2/26、GIGAZINE)

その茶カテキンが緑内障などの目の病気の予防にも効果的である可能性が高いことが、香港の眼科医らの研究により明らかになりました。

詳細は以下から。

Green Tea May Protect Against Eye Diseases

香港・九龍のHong Kong Eye Hospitalと新界沙田にあるPrince of Wales Hospitalの医師らによる研究は、経口摂取された緑茶のカテキンが消化器を通じて目の組織にも達するということを示した初めてのものです。

研究の詳細はアメリカ化学会発行のJournal of Agricultural and Food Chemistry誌2010年2月10日号に発表されています。

カテキンはビタミンCやビタミンE、網膜に含まれるルテインゼアキサンチンと同じく抗酸化作用を持つ物質で、もし毎日飲む緑茶に含まれるカテキンが目にも届いているとすれば、酸化的ストレスから目を守る効果があるというわけです。

緑茶に含まれるカテキンが緑内障などの目の病気予防に効果的なのだそうです。

また、カテキンは、抗酸化作用を持つ物質であり、目を守る効果があると考えられそうです。

免疫力を高めきれいな肌を保つのにも効果的とされている緑茶なので、いつまでも健康な目を保ちたいという人は目の健康に効果的とされる緑色野菜や脂ののった魚などとともに積極的に摂取するようにしてみて損はないかもしれません。

目の病気予防のためにも、カテキンを含む緑茶を飲みましょう!

また、緑茶以外にも緑色野菜や青魚も目の健康に効果的といわれていますので、積極的に摂るようにしましょう!

→ 目の病気・症状 について詳しくはこちら







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