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糖化した体は元に戻る?「240日で半減・5年でほぼ解消」は本当なのか論文を調べてみた

「糖化した体は元に戻るのでしょうか?」

糖化について調べていると、

糖化は血糖値を急激に上げないようにして、十分なタンパク質やビタミン、ミネラルをとれば240日くらいで半減し、5年ほどでほとんど解消される

という趣旨の投稿を目にしました。

もし本当なら、「糖化対策を始めて何年くらいで変わってくるの?」という疑問に対する、とてもわかりやすい目安になります。

そこで、糖化やAGEsについて研究した論文を調べてみました。

結論からいうと、血糖の状態と糖化には関係がありますが、「糖化が240日で半減する」「5年でほとんど解消する」という具体的な期間を裏付ける論文は、今回確認した範囲では見つかりませんでした。

ただ、調べていくともっと大切なことが見えてきました。

それは、

「糖化は何日で消えるのか?」ではなく、「糖化が進みやすい生活を少しずつ変えていくこと」が大切

ということです。

■そもそも「糖化」とは?

私たちの体の中では、糖とタンパク質などが反応することで、さまざまな糖化産物ができます。

その反応がさらに進むことでできる、さまざまな物質の総称が、

AGEs(終末糖化産物:Advanced Glycation End-products)

です。

■AGEsは一つの物質ではない

「AGEs(終末糖化産物)」という言葉を聞くと、一つの物質の名前のように思えますが、実際にはそうではありません。

糖とタンパク質などの反応が進むことで、さまざまな種類のAGEsが作られます。

研究では、例えば次のような物質が調べられています。

●CML(カルボキシメチルリジン)

AGEの代表的なものの一つです。タンパク質を構成するアミノ酸の一種「リジン」が糖化や酸化などの影響を受けてできる物質で、体内のAGEsを研究するときによく調べられています。

●ペントシジン(Pentosidine)
糖化によってできるAGEの一種です。特徴的なのは、タンパク質同士をつなぐ「架橋」に関係することです。コラーゲンのような長く体内に存在するタンパク質では、こうしたAGEsの蓄積が研究されています。

●グルコースパン(Glucosepane)
人の組織に蓄積するAGEによる架橋の一種です。特に皮膚のコラーゲンなど、長期間体内に残るタンパク質の糖化を研究するときに重要な物質として調べられています。

大切なのは、

「糖化」という一つの物質が体にたまるわけではなく、糖とタンパク質などの反応によって、性質の異なるさまざまなAGEsができる

ということです。

だからこそ、「糖化は240日で半分になる」と一律に考えることも難しくなります。

どのAGEなのか、どのタンパク質にできたのか、そのタンパク質がどのくらいの速さで入れ替わるのかによって話が変わってくるからです。

ここが、糖化を考える上で大事なポイントです。

■「240日で半分」ではなく、体の場所によって入れ替わる時間が違う

では、体の中にできたAGEsはいつまでも残るのでしょうか?

この問題を考えるときに興味深い研究があります。

2000年に学術誌『Journal of Biological Chemistry』に発表された研究では、人の皮膚や関節軟骨のコラーゲンについて、タンパク質がどのくらいの期間残るのかとAGEsの蓄積との関係が調べられました。

研究では、皮膚コラーゲンの半減期は約15年と推定されています。

ただし、ここでいう「約15年」は皮膚コラーゲンの半減期についての推定であり、「皮膚にあるAGEsが15年で半分になる」という意味ではありません。

さらに関節軟骨のコラーゲンは、それ以上に長く体内にとどまると推定されました。

つまり、体の中にあるタンパク質は、すべて同じスピードで入れ替わっているわけではありません。

比較的早く入れ替わるものもあれば、皮膚のコラーゲンのように非常に長く残るものもあります。

そして研究では、タンパク質の入れ替わりが遅い組織ほどAGEsが蓄積しやすいことが示されています。

ここから考えると、

「糖化は○日で半分になる」

と体全体について一つの数字で表すのは難しそうです。

■それなら糖化対策をしても意味がないの?

ここで、

「皮膚コラーゲンがそんなに長く残るなら、今から生活習慣を変えても意味がないの?」

と思ってしまうかもしれません。

ところが、そういうことではありません。

それを考えるうえで興味深いのが、1型糖尿病患者を対象としたDCCT関連の研究です。

1999年に発表された研究では、5年間の強化血糖管理を受けたグループでは従来療法のグループと比べて、皮膚コラーゲンの糖化関連指標であるfurosineが30~32%、pentosidineが9%、CMLが9~13%低かったことが報告されています。

ここで注目したいのは、5年間しっかり血糖を管理すれば「糖化がほとんど解消した」という結果ではないことです。

また別のDCCT関連研究では、glucosepaneやfructose-lysineと過去の平均HbA1cとの関連も報告されています。

つまり、長期的な血糖状態と皮膚コラーゲンの糖化には関連がある一方で、「○年間で糖化がすべてなくなる」という単純な話ではないことがわかります。

なお、これらは1型糖尿病患者を対象とした研究であり、糖尿病ではない一般の人にも同じ数値がそのまま当てはまることを示したものではありません。

だからこそ重要なのは、

「今までにできたAGEsを短期間ですべて消そう」

と考えることではなく、

「これからAGEsが蓄積しやすい状態をなるべく作らないようにする」

という考え方ではないでしょうか。

■糖化すると肌がくすむというのは本当?

糖化というと、

「肌の黄色み・肌のくすみ」

との関係を聞いたことがある人も多いと思います。

これにも興味深い研究があります。

2024年に発表された研究では、人の皮膚から黄色を呈するAGEの一種「AGEY」が同定され、皮膚の黄色みとの関連が報告されました。

つまり、少なくともAGEsの一部については、皮膚の黄色みとの関連を示す研究があります。

ただし、「糖化対策をすると2年半で肌が抜けるように白くなる」というところまで証明されたわけではありません。

今回調べた範囲では、「2年半」という期間を裏付けるヒトでの臨床研究は確認できませんでした。

また、肌の色にはメラニンや紫外線など、さまざまな要因が関係しています。

そのため、

「糖化を改善すれば肌が白くなる」

と単純に考えるより、

AGEsの蓄積は、肌の黄色みなど皮膚の色調に関係する要因の一つと考えられています。

■タンパク質やビタミン、ミネラルをとれば糖化は早く治る?

これについても少し注意が必要です。

タンパク質やビタミン、ミネラルを適切に摂取することは、健康な体を維持するために大切です。

しかし、

「十分なタンパク質・ビタミン・ミネラルを摂れば、AGEsが240日で半分になる」

ということを示す研究は、今回確認できませんでした。

栄養バランスのよい食生活が大切であることと、「AGEsが何日で減るか」という話は分けて考えたほうがよいでしょう。

■「何日で糖化が消える?」より大切なこと

糖化について調べてみると、少し意外な結論になりました。

私たちはつい、

「これを食べれば糖化を防げる」

「○カ月続ければ糖化が消える」

「何年で元に戻る」

という答えを探したくなります。

しかし、人間の体はそこまで単純ではありません。

AGEsにはさまざまな種類があり、AGEsができるタンパク質もそれぞれ違います。

そして、タンパク質によって体内で入れ替わるスピードも違います。

だから、

「糖化は240日で半減する」

と一つの数字で考えるより、

「今日から糖化が進みにくい生活を続けていく」

と考えるほうが、現在の研究に合った考え方ではないでしょうか。

■糖化をきっかけに、毎日の健康習慣を見直してみる

ここまで見てきたように、今回確認した研究からは「○○をすればAGEsが○日でなくなる」という単純な答えは見つかりませんでした。

だからこそ、「糖化を一気にリセットする方法」を探すのではなく、まずは毎日の健康習慣を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

・長期的に良好な血糖状態を保つことを意識する
・栄養バランスのよい食事
・適度に体を動かす習慣
・禁煙
・十分な睡眠

糖化だけのために特別な生活をするというより、日々の基本的な健康習慣を長く続けていく。

「糖化を一気にリセットする方法」を探すより、

・朝食をどうするか。
・今日は少し歩けるか。
・ちゃんと眠れているか。
・食生活が大きく偏っていないか。

そんな小さな健康習慣を積み重ねる。

糖化について調べていくと、結局はそんなシンプルなところに戻ってくるのかもしれません。

■まとめ

「糖化は240日で半減し、5年ほどでほとんど解消する」という情報について論文を調べてみましたが、この具体的な期間を直接裏付ける研究は確認できませんでした。

一方で、研究からわかっていることもあります。

・血糖状態と糖化には関係がある
・AGEsにはさまざまな種類がある
・AGEが蓄積するタンパク質によって入れ替わる速度が違う
・皮膚コラーゲンには非常に長く体内に存在するものがある
・皮膚のAGEsと肌の黄色みとの関係を示す研究もある

では、「糖化した体は元に戻るのでしょうか?」

今回調べた研究からは、「糖化した体が○年でもとに戻る」と一律に答えることはできません。

AGEsにはさまざまな種類があり、それが存在するタンパク質によって入れ替わる速度も違います。皮膚コラーゲンのように非常に長く体内に残るものもあります。

一方、1型糖尿病患者を対象とした研究では、長期的な血糖管理の違いと皮膚コラーゲンの糖化関連指標の違いが報告されています。

だからこそ、「今まで糖化してしまったから、もう遅い」と考える必要もなければ、「○年続ければ糖化をリセットできる」と考える必要もありません。

何年で元に戻るかを数えるよりも、

今日から糖化が進みやすい状態を避けることを意識し、毎日の健康習慣を一日ずつ積み重ねる。

糖化について知ることは、特別な「抗糖化法」を探すことではなく、自分の毎日の健康習慣を見直すきっかけになるのではないでしょうか。

糖化とは|糖化の症状・原因・チェック・糖化を防ぐ方法 について詳しくはこちら

【参考文献】

  • Verzijl N, DeGroot J, Thorpe SR, et al. Effect of collagen turnover on the accumulation of advanced glycation end products. Journal of Biological Chemistry. 2000;275(50):39027-39031. doi:10.1074/jbc.M006700200.
    PubMedで論文情報を見る
    ※皮膚コラーゲンの半減期を約15年、関節軟骨コラーゲンを約117年と推定し、タンパク質のターンオーバーがAGEs蓄積の重要な決定要因になることを示した研究です。
  • Monnier VM, Bautista O, Kenny D, et al. Skin collagen glycation, glycoxidation, and crosslinking are lower in subjects with long-term intensive versus conventional therapy of type 1 diabetes: relevance of glycated collagen products versus HbA1c as markers of diabetic complications. Diabetes. 1999;48(4):870-880. doi:10.2337/diabetes.48.4.870.
    PubMedで論文情報を見る
    ※DCCT参加者216人を調べ、5年間の強化療法群では従来療法群に比べ、furosine、pentosidine、CMLなどの皮膚コラーゲン糖化関連指標が低かったことを報告しています。
  • Monnier VM, Sell DR, Strauch C, et al. The association between skin collagen glucosepane and past progression of microvascular and neuropathic complications in type 1 diabetes. Journal of Diabetes and its Complications. 2013;27(2):141-149. doi:10.1016/j.jdiacomp.2012.10.004.
    PubMed Centralで全文を見る
    ※皮膚コラーゲン中のglucosepaneなどを測定し、glucosepaneとfructose-lysineが過去の平均A1cと関連していたことなどを報告した研究です。
  • Genuth S, Sun W, Cleary P, et al. Glycation and carboxymethyllysine levels in skin collagen predict the risk of future 10-year progression of diabetic retinopathy and nephropathy in the Diabetes Control and Complications Trial and Epidemiology of Diabetes Interventions and Complications participants with type 1 diabetes. Diabetes. 2005;54(11):3103-3111. doi:10.2337/diabetes.54.11.3103.
    PubMedで論文情報を見る
    ※DCCT参加者211人の皮膚コラーゲンに含まれる糖化産物を調べ、その後の網膜症・腎症の進行との関連を検討した研究です。
  • Fang B, Li L, Winget J, Laughlin T, Hakozaki T. Identification of Yellow Advanced Glycation End Products in Human Skin. International Journal of Molecular Sciences. 2024;25(11):5596. doi:10.3390/ijms25115596.
    論文全文を見る
    ※人の皮膚試料から黄色を呈する糖化物質AGEYを同定し、AGEY量と皮膚の黄色みとの強い相関を報告した研究です。なお、ヒトに抗糖化介入をして肌色の変化を追跡した臨床試験ではありません。
  • Monnier VM, Genuth S, Sell DR. The Pecking Order of Skin Advanced Glycation Endproducts (AGEs) as Long-term Markers of Glycemic Damage and Risk Factors for Micro- and Subclinical Macrovascular Disease Progression in Type 1 Diabetes. Glycoconjugate Journal. 2016;33(4):569-579. doi:10.1007/s10719-016-9702-2.
    PubMed Centralで全文を見る
    ※皮膚AGEsに関する約30年間の研究を整理した総説で、人の不溶性皮膚コラーゲンから多数の糖化産物が同定されていることや、furosine/fructose-lysine、glucosepane、MG-H1などについてまとめています。







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タウリンは疲労回復だけじゃない?|抗糖化・抗酸化・抗炎症の最新研究まとめ




タウリンって、疲労回復に役立つ栄養ドリンクの成分だと思っていませんか?

実は最近の研究を見ると、体の「糖化」「酸化」「炎症」という老化の三大敵に対して、かなり幅広く働く可能性が注目されている成分なんです。

■糖化を抑える働き(体の「焦げつき」を防ぐ)

糖化とは、余った糖が体のタンパク質とくっついて「焦げたタンパク質(AGEs)」を作ってしまう現象です。

これが肌のたるみや、生活習慣病に伴う変化を進める原因のひとつとされています。

タウリンは、この「焦げつき」を起こす反応に関わることが研究されています。

実際に2型糖尿病の人を対象に1日3gのタウリンを8週間摂取してもらった実験(※)では、

・血糖値やヘモグロビンA1c(HbA1c)の低下
・AGEsの量の減少(正確にはペンタシジンとメチルグリオキサール(MGO)が減少)

といった結果が報告されています。

「血糖環境にアプローチしつつ、焦げつき自体も抑制する」という多角的な働きが期待されているのです。

→ 糖化とは|糖化の症状・原因・チェック・糖化を防ぐ方法

【参考文献】

■酸化を抑える働き(体の「錆び」を防ぐ)

酸化は、細胞がダメージを受ける「体がサビつく」ような状態です。

タウリンは、活性酸素を直接消去するタイプの抗酸化物質とは少し特徴が異なります。

・ミトコンドリア(細胞のエネルギー工場)の機能を維持する
・体がもともと持っている抗酸化システムをサポートする

といった形で間接的に働くことが知られています。

複数の研究をまとめた解析でも、体の酸化ストレスの指標である「マロンジアルデヒド(MDA)」の低下が確認されています。

→ 抗酸化物質

【参考文献】

■炎症を抑える働き(体の「火種」を鎮める)

慢性的な微小炎症は、老化やさまざまな健康トラブルの要因になります。

タウリンの摂取により、炎症の重要な指標である「CRP」などが低下することがメタアナリシスなどで報告されています。

また、体内で生成される「タウリンクロラミン」という物質が、過剰な炎症反応にブレーキをかけるメカニズムも解明されています。

→ 抗炎症食品で慢性炎症を抑えよう!

【参考文献】

■老化細胞・健康寿命への可能性

2023年にScience誌に発表された研究では、加齢に伴い体内のタウリンが減少することが老化を進める一因である可能性が示されました。

マウスやサルにタウリンを補充した実験では、

・老化した細胞の抑制
・健康寿命の延伸

といった成果が報告され、「単なる抗酸化物質」を超えて老化そのものの制御に関わる可能性として世界中で注目を集めています。

ただし、ヒトでの長期的な効果についてはまだ十分な証拠が集まっておらず、今後の研究が待たれます。

→ タウリンが老化細胞の除去を促すことを発見!健康寿命の延伸につながる可能性

■まとめ

栄養ドリンクのイメージが強いタウリンですが、最新の科学では「抗糖化」「抗酸化」「抗炎症」を通じて、全身の健康や若々しさをサポートする多機能成分として再評価が進んでいます。

→ タウリンの効果・効能|タウリンの多い食品・食べ物 について詳しくはこちら

タウリン・亜鉛・アミノ酸サプリ

【スーパーセール】オイスターFゴールド|タウリン・亜鉛・アミノ酸サプリ

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※研究で使用された用量であり、一般的な摂取量を指示するものではありません。

日本国内において、抽出・精製されたタウリン(単体)は「専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)」に指定されている場合が多く、健康食品等での使用には制限があります(天然エキス由来等を除く)。

【補足】

スタミナアップ!ミトコンドリアを増やす2つの方法|#ためしてガッテン #NHK

イカやタコ、貝類(牡蠣)などに多く含まれる「タウリン」は、ミトコンドリアを増やす働きがあるそうです。

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単発の健康情報やレシピの話ではありません。

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もし、

なぜこういう考え方になるのか

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【家庭料理の視点から】糖化を防ぐ食べ物(抗糖化成分)・食事法




糖化(glycation)を防ぐ食べ物や食事法に関する研究を参考に、日常生活で活かせるものがないかを調べてみました。

主に、日常生活で取り入れやすい食事由来のAGEsを減らす方法や抗糖化成分について取り上げます。

※終末糖化産物(AGEs)は、体内のタンパク質と余分な糖が結びつく「糖化」により生成・蓄積される、強い毒性を持つ「老化物質」です。

→ 糖化の症状・原因・チェック・糖化を防ぐ方法 について詳しくはこちら

1. 食事中のAGEsを減らす実践ガイド(Uribarri et al., 2010)

この論文では、焼く・揚げるといった調理法がAGEsを10〜100倍増加させるのに対し、蒸し・煮込みといった調理法で大幅に抑制できることが紹介されています。

ポイント1)野菜、果物、全粒穀物、牛乳などの炭水化物中心の食品は元々AGEsが少なく、焼く・揚げるなどの高温調理を行っても肉類や魚介類に比べてAGEsが著しく増えにくい傾向にあります。そのため、比較的安全に調理・摂取できる食材です
ポイント2)レモン汁や酢などの酸性成分を加えるとAGEs形成を防ぐ。

おすすめの方法:肉や脂肪分の多い食品を煮るか蒸す。例: 鶏肉をレモンでマリネして蒸す。

【参考文献】
Uribarri J, Woodruff S, Goodman S, Cai W, Chen X, Pyzik R, Yong A, Striker GE, Vlassara H. Advanced glycation end products in foods and a practical guide to their reduction in the diet. J Am Diet Assoc. 2010 Jun;110(6):911-16.e12. doi: 10.1016/j.jada.2010.03.018. PMID: 20497781; PMCID: PMC3704564.

2. 天然化合物によるタンパク質糖化防止(Sadowska-Bartosz and Bartosz, 2015)

食事のポリフェノールなどの抗酸化物質が糖化を緩和し、寿命を延ばすことにつながる可能性を示唆している研究です。

糖化を防ぐ食べ物: ポリフェノール豊富な野菜・果物(ベリー類、緑茶、赤ワイン由来のレスベラトロール)を日常的に摂取すると、体内糖化を抑える。

おすすめの方法:毎日の食事にブルーベリーや緑茶を加える。

【参考文献】
Sadowska-Bartosz I, Bartosz G. Prevention of protein glycation by natural compounds. Molecules. 2015 Feb 16;20(2):3309-34. doi: 10.3390/molecules20023309. PMID: 25690291; PMCID: PMC6272653.

3. スパイスによるAGEs形成阻害(Starowicz and Zieliński, 2019)

高抗酸化スパイスの抗糖化効果を検証した研究でin vitro(試験管内で)でスパイスの抽出物がAGEsを80%以上抑制することを示しています。

糖化を防ぐ食べ物:スターアニス(88%)、シナモン(85%)、オールスパイス(81%)、クローブ(79%)といった抗酸化力が高いスパイスを料理に使う。

おすすめの方法:紅茶やコーヒーにシナモンを加えたり、肉料理にクローブを振るなど日常の食事にスパイスを使うことで糖化リスクを低減。

【参考文献】
Starowicz, M.; Zieliński, H. Inhibition of Advanced Glycation End-Product Formation by High Antioxidant-Leveled Spices Commonly Used in European Cuisine. Antioxidants 2019, 8, 100. https://doi.org/10.3390/antiox8040100

4. 抗しわ食事戦略: 酸化・炎症・糖化対策(Katta et al., 2020)

皮膚老化の観点から糖化予防に役立つ栄養を調べた研究。

糖化を防ぐ食べ物::シナモン、ニンニク、ローズマリー、マテ茶、トマトペースト、ショウガ、クミン、黒コショウ、緑茶

※有益な効果を示す植物栄養素としてフラボノイドのルテオリン、ケルセチン、ルチンや、フェノール酸のフェルラ酸、クロロゲン酸、バニリン酸

おすすめ: サラダにローズマリーを加えたり、トマトベースのソースを使う。野菜中心の食事で全体的な糖化を防ぐ。

【参考文献】
Katta R, Sanchez A, Tantry E. An Anti-Wrinkle Diet: Nutritional Strategies to Combat Oxidation, Inflammation and Glycation. Skin Therapy Lett. 2020 Mar;25(2):3-7. PMID: 32196147.

【補足】

純ココア(無糖ココアパウダー)の抗酸化力は非常に高いのですが、USDAの抗酸化力データベース(ORAC値基準)や各種スパイスの比較研究によると、乾燥クローブは純ココアの約8〜10倍以上(場合によってはそれ以上)の抗酸化活性を持つとされています。

純ココア(カカオパウダー)のORAC値:おおよそ80,000〜100,000 μmol TE/100g前後
クローブ(ground cloves):約290,000〜314,000 μmol TE/100g

つまり重量あたりで約3〜4倍という報告が多いですが、一部の抗酸化成分(特にエugenolなどのフェニルプロパノイド)の特異的な強さや、抗糖化(AGEs生成抑制)作用を総合的に評価した文脈では「10倍効果的」と表現されることがあります。

特に日本の一部健康・美容情報や書籍・メディアで「スパイスの中で抗酸化&抗糖化No.1はクローブ」「ココアの10倍」というフレーズが使われるケースが見られます。

なぜクローブが酸化・糖化に強いのか

抗酸化:エugenol(ユージノール)が非常に強力なフリーラジカル消去能力を持つ
抗糖化:AGEs(終末糖化産物)の生成を強力に抑制する作用が複数の研究で確認されており、ココアのカカオポリフェノールよりも単位量あたりの抑制効果が高い傾向

調味料として使うなら、クローブパウダー(粉末)が最も手軽です。カレー、シチュー、紅茶、スパイスココア、お菓子作りなどに少量加えるだけで効果を発揮します。ただし香りが非常に強いので、入れすぎ注意(1回0.1〜0.5g程度から)。

■【家庭料理の視点から】

糖化とは、食事で摂りすぎた糖が体内のタンパク質と結びつき、悪性の物質を生み出している状態で、酸化が体内のさびならば、糖化は体内の焦げと言われ、放っておくとシミやたるみなど老化の原因になってしまいます。

糖化を防ぐ食事といえば、「○○を食べる」という「プラス(増やす)」行動をメインになりがちですが、「マイナス(減らす)」ことを大事ですよね。

足し算ばかりじゃなくて引き算。

自身の食事を振り返って、こういう食事を摂りすぎてるなぁと思って引き算をしながら、ちょっと足し算をすることが続きやすいコツですよ。

そうすると徐々に糖化を防ぐ食事に近づいていくのではないでしょうか?

→ 糖化の症状・原因・チェック・糖化を防ぐ方法 について詳しくはこちら

【関連記事】

■まとめ

これらの研究を参考にすると、糖化を防ぐ方法は4つ。

1)フラボノイドの豊富な新鮮な野菜・果物を食べる

2)焼く・揚げるよりも蒸す・煮るを選ぶ

3)酢やレモンなど酸っぱい調味料を使う

4)スパイスを活用する

糖化を防ぐ食事は糖尿病や心血管疾患のリスクを下げることにもつながるので取り入れてみてはいかがですか?

→ 糖化の症状・原因・チェック・糖化を防ぐ方法 について詳しくはこちら







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糖化のトリセツ/糖化測定器で寿命が予測できる?/糖化度チェックリスト/糖化年齢の高い人は食後高血糖の人が多い!【トリセツショー】




2025年4月10日放送のNHK「トリセツショー」のテーマは「糖化のトリセツ」でした。

■糖化とは?

「糖化」とは、私たちの体内にある大切なたんぱく質と、食事によって摂取した「糖」とが結びつくことで、糖化したたんぱく質AGE(糖化最終生成物)が生成され、体内に蓄積してしまうことです。

糖化・AGEsのことを知って、アンチエイジング・病気予防!によれば、糖化は、老化を促進するだけでなく、肌のシミ、シワ、たるみだけでなく、骨、血管、脳にも影響を与えます。

糖化によって起こる症状をまとめてみます。

【肌】

  • 肌のキメが粗くなる
  • シワ、くすみの増加
  • 肌のたるみ
  • カサつき、ゴワつき
  • 体もたるむ

【病気】

【関連記事】

■「糖化」で寿命が予測できる?

2018年、オランダのフローニンゲン大学がAGEの蓄積度を測定する糖化測定器を使って調べたところ、AGEの蓄積度が高いグループは、低いグループに比べて糖尿病や心臓病になるリスクが3倍、死亡リスクは5倍になることが分かったそうです。

【補足】

血液中の糖のコントロール状態を示す「HbA1c(ヘモグロビンA1c)」と、皮膚で測る「SAF(皮膚自己蛍光)」という2つの方法で2型糖尿病の人が将来「血管のトラブル」(心臓病や目の病気など)を起こすリスクを予測する方法を調べた研究です。

SAF:皮膚にたまった「AGE(終末糖化産物)」という物質を光で測る方法。AGEは、糖が体の中で悪さをした結果できる物質で、血管を傷つける原因になります。

この研究によれば、HbA1cが高い人は、微小血管合併症(目や腎臓の細かい血管のトラブル)が起こりやすく、SAFが高い人は、「大血管イベント」(心臓病や脳卒中など大きな血管のトラブル)が起こりやすかったことから、SAFは、大血管イベントを予測するのに役立つことがわかりました。

【参考リンク】

■糖化しやすい人の特徴とは?

最近の研究により、血糖値が正常な健康な人々の中にも糖化が進んでいる人がいることが分かってきたそうです。

昭和医科大学の山岸昌一さんが健康な日本人1万人のAGEを測定し、生活習慣を調査し、健康な人でも糖化が進んでいる人に特徴的な生活習慣をもとに作った番組独自の「糖化度チェックリスト」が紹介されています。

【糖化度チェックリスト】

□ 運動不足である(30分程度の運動を週1回以下)
□ 睡眠不足である(5時間未満が週4日以上)
□ 甘いものをよく食べたり飲んだりする
□ ふだんから朝食をよく抜く
□ 食後に急激な眠気を感じることがある
□ 夕方にけん怠感やだるさを感じることがある
□ こげの多い食品や加工食品を多くとっている
□ アルコールをよく飲む(ほぼ毎日)
□ たばこを吸っている

※チェックが3~4つ→糖化リスクに【注意】
※チェックが5つ→糖化リスクに【要注意】

以前紹介された糖化チェックを見てみるとその違いがわかります。

□甘いものの間食が多い
□丼物が多い
□アメやお菓子が周りにある
□ペットボトルの清涼飲料水をよく飲む
□甘辛い料理が多い
□ごはんや麺類などの主食をしっかり食べたい
□野菜や豆類が嫌い
□夜食を食べることが多い
□早食いをする
□運動不足

以前の糖化チェックリストはほとんど食事の内容が中心でしたが、今回番組で紹介されたチェックリストでは、睡眠不足であったり、朝食抜きだったり、食後の眠気、夕方の倦怠感、アルコール、たばこというように、血糖値スパイク(食後高血糖)に関連していたり、悪い生活習慣に挙げられていることが実は糖化の症状につながっていることがわかります。

■糖化年齢の高い人は食後高血糖の人が多い!

糖化測定器で「糖化年齢が実年齢よりも高い」と判定された方5人に、血糖値を24時間モニタリングできる機器をつけて調べてみたところ、5人中4人が食後高血糖(食後に血糖値が急上昇する)であることが分かったそうです。

【補足】

糖尿病のこれまでの診断基準は、空腹時血糖値または食後血糖値を基準に診断されていましたが、血糖値は、食事や運動の影響を受けやすく、検査前の一時的な節制をすることで数値が変わってしまい、より適正な診断ができない可能性がありました。

隠れ糖尿病の原因となる脂肪肝と脂肪筋の簡単改善法のやり方!|#ためしてガッテン(#NHK)によれば、隠れ糖尿病とは、空腹時は正常な血糖値であっても、食後は基準値以上の血糖値=高血糖になってしまう状態のことをいいます。

隠れ糖尿病と普通の糖尿病との違いは、普通の糖尿病は空腹時の血糖値が高いのですが、隠れ糖尿病は、空腹時の血糖値は正常であるため、通常の健康診断では見つけるのが難しいのです。

そこで注目されたのが、ヘモグロビンA1c(HbA1c)。

HbA1cは、赤血球に含まれるヘモグロビンにブドウ糖が結びついたもので、赤血球の寿命が長いため、過去1~2カ月の血糖状態を把握できます。

HbA1cを診断基準として導入すると、短期間の血糖の状態ではなく、長期的に見た血糖状態が把握できることで、より適切な判断ができるということのようです。

ただこのHbA1cは長期的に見た血統状態の把握に向いているのですが、「一日の中で血糖値が上下動する様子は捉えられない」という弱点がありました。

そこで新たな評価指標「TIR(Time in range)」が用いられるようになってきているそうです。

糖尿病の新たな診断指標「TIR(ティーアイアール)」とは?CGM(シージーエム)による血糖値のリアルタイム計測によって生まれた血糖値管理で高血糖と低血糖を回避する!によれば、TIRはCGM(Continuous Glucose Monitoring、持続血糖測定器)によって血糖値をリアルタイムで計測できるようになったからこそ、生まれた考え方ですね。

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■食後高血糖を防ぐには

血糖値を下げる方法|ngsp(エヌジーエスピー)値を下げるには?血糖値(HbA1c;ヘモグロビンエーワンシー)を抑える食べ方|#たけしの家庭の医学によれば、血糖値を抑えるには、食後一時間以内にエネルギーを消費するとよいそうです。

食後一時間以内に運動や入浴をすると、エネルギーとして糖分が消費され、血糖値は抑えられるそうです。

→ 糖化の症状・原因・チェック・糖化を防ぐ方法 について詳しくはこちら







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「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

この街を初めて訪れた方へ

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アーモンドで皮膚の「しわ」や「たるみ」の原因になる「糖化」を抑えられる?|アーモンドを食べてアンチエイジング|#あさイチ #NHK

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■アーモンドで皮膚の「しわ」や「たるみ」の原因になる「糖化」を抑えられる?|アーモンドを食べてアンチエイジング

Almonds!

by Harsha K R(画像:Creative Commons)

これまで何度か「糖化」について取り上げてきた当ブログですが、「アーモンドで糖化を抑える」という情報を見逃していましたので、ご紹介したいと思います。

→ 糖化 について詳しくはこちら

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■糖化を抑えるアーモンド

イチおし 美と健康の宝箱 ナッツ

(2012/5/30、NHKあさイチ)

AGEはシワやたるみの原因になるなど老化と関係しているのですが、アーモンドには糖化を抑える働きがあることで、AGEの値が減るそうです。

つまり、アーモンドにはアンチエイジング効果があるということなんですね。

※なお、この研究は、アーモンドのみで行われており、他のナッツでの糖化抑制効果の研究はまだ進んでいないそうです。

■どれくらいの量を摂ればいいの?

慶應義塾大学の井上教授の研究によれば、アーモンドの摂り方としては、一日25粒(25g)を毎食後に分けて摂るといいそうです。

「無塩」「素焼き」のものがおすすめで、井上教授によると、スライスアーモンドやアーモンドプードルでも同様の効果が得られるそうです。

アーモンドといえば、ミス・ユニバース・ジャパンの栄養コンサルタントとしても有名なエリカ・アンギャルさんが食事や間食でおすすめする食材としてよく紹介していますよね。

エリカ・アンギャルさんとアーモンド

エリカ・アンギャルさんが紹介する食品としてよく出てくるのが、アボカド(オイル)、そしてアーモンドです。

世界一の美女になるダイエット(エリカ・アンギャル)|世界一受けたい授業では、間食としてお勧めする食べ物として、アーモンドを紹介していましたが、スーパー美人ちらし寿司レシピにも、刻んだアーモンドを振りかけるなど料理にも活用していました。

エリカ・アンギャルさんによると、アーモンドには、繊維質、タンパク質、抗酸化物質が豊富に含まれており、腹もちもよいので、ダイエットに最適なのだとか。

アーモンドは、5~6粒ほどで間食として満足できる量なのだそうです。

ダイエット中の間食として、アーモンドを利用してみてはいかがでしょうか。

みんなが読んでる! → 目の下のたるみをなくす方法 について詳しくはこちら

【補足】

アーモンドが糖化(タンパク質と糖が結合して終末糖化産物=AGEsを生成する反応)を抑えるという研究は、慶應義塾大学医学部の井上浩義教授らのグループが行っています。

1. 試験管での実験(in vitro)

アーモンドの成分を抽出して、糖とタンパク質を混ぜた溶液に加えました。

すると、AGEができにくくなることが確認されました。

鶏の皮を使った実験でも、アーモンドの成分を入れた方は色が変わりにくく、弾力も保たれていました。

つまり、「アーモンドには糖化を直接抑える力がある」という基礎的な結果です。

2. 実際に人に食べてもらった試験

やり方:健康な男女に、毎日アーモンドを約25粒(約25g)食べてもらいました。普段の食事や生活は特に変えず、3〜6か月続けました。

結果:血中のAGEが、3か月で約10%、6か月で約20%減りました(増えた人はいませんでした)。

体重も平均で2.9〜3.4kg減りました(こちらも増えた人はゼロ)。

肌の生まれ変わりがスムーズになり、小ジワが減ったという報告もあります。

この結果から、井上教授は「毎日少しずつアーモンドを足すだけで、糖化を抑えつつダイエット効果も期待できる」と提唱しています。

■なぜアーモンドにそんな効果があるの?

●食物繊維が多い → 糖の吸収をゆるやかにし、血糖値が急に上がるのを防ぐ。血糖の急上昇が糖化を進める大きな原因なので、これが効きます。
●ビタミンEやポリフェノール → 強い抗酸化力があり、酸化と糖化の悪循環を断ちます。
●オレイン酸などの良い油 → 血管や細胞を守り、糖化の影響を受けにくくする可能性があります。
●その他の成分(アルギニンなど)が、糖と先に結びついてタンパク質を守る働きも指摘されています。

海外の研究でも、アーモンドをパンやご飯と一緒に食べると食後の血糖値の上昇が抑えられる、という結果が複数出ています。

血糖が穏やかになることで、結果的に糖化も起きにくくなる、という考え方です。

■注意

井上教授の人での試験は人数が比較的少なく、厳密な比較対照(プラセボなど)が十分でないものもあります。

大規模な確認試験がさらに望ましい段階です。

一部の海外研究では、過体重の人で長期間食べ続けた場合に血糖コントロールが悪化した例もあります(カロリーの取りすぎが影響した可能性)。

効果を感じるには「毎日続けて最低3か月以上」が目安、と井上教授は話しています。

■取り入れ方

体重60kg前後の人で1日約25粒。体重が少ない人は少し減らしてOK。

タイミング:朝に食べるのがおすすめ(午前中は体が酸化しやすいため)。

食べ方:そのまま噛むより、すりつぶしたアーモンドミルクの方が栄養の吸収が良くなるデータもあります。

アーモンドはカロリーが高めですが、満腹感が出やすく間食が減るため、トータルで体重が減りやすい傾向があります。







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