【目次】
■【さんタク】木村拓哉さん、Kōki,さんは身長を伸ばすための夜の儀式として「かかと落とし」をしている
#さんタク kokiさんは身長を伸ばすために夜にかかと落としをしているそう。#ガッテン オステオカルシン(骨ホルモン)を増やす「かかと落とし」のやり方|オステオカインが全身の臓器を制御しているhttps://t.co/xGQBTXt8mb pic.twitter.com/2hEj69IGGN
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年1月1日
2019年1月1日放送の「さんタク」では木村拓哉さんが娘Kōki,さんの話題になった際に、身長を伸ばすための夜の儀式として「かかと落とし」をしているということを話していました。
【ガッテン】血糖値を下げる!オステオカルシン(骨ホルモン)を増やす「かかと落とし」のやり方|オステオカインが全身の臓器を制御しているによれば、かかと落としのやり方は、立った姿勢で、ゆっくりと大きく真上に伸び上がり(かかとを上げてつま先立ちのような姿勢になり)、一気にストンとかかとを落とすというものです。
骨は単なる運動器の一部ではなく、外界の環境変動やストレスを感受し、骨が分泌する生理活性物質「オステオカイン」と骨免疫の作用により、全身の臓器を能動的に制御しているそうです。
難しくなりすぎたので(笑)、簡単にまとめると、これまで、骨は、体を支えるものと思っていたのが、実は研究によって骨に体の機能をコントロールする機能があったということです。
ただ、骨を上手に刺激すると骨から大量に放出されて全身へ運ばれ、脳や肝臓、すい臓、腎臓など、さまざまな臓器を活性化してくれることがわかってきたということを取り上げたのですが、骨を刺激することで成長ホルモンが分泌されて身長が伸びるという話までは出てきませんでした。(調べた中でもありません)
そこで、今回は「どのようにすれば身長を伸ばすのか」について改めて調べてみたところ、「成長スパート」という新しい考え方を見つけました。
■「成長スパート」を知って身長を伸ばそう!
身長に対する復習をすると、筋トレ(筋肉を鍛える)をすると背が伸びなくなるのか?|子供の身長を伸ばすために必要な要素とは?によれば、身長は遺伝が大きな要因を占めていますが、食事・運動・睡眠といった環境要因も影響を与えているそうです。
簡単にまとめると、重要なのは3つ。
1.食事(たんぱく質・亜鉛)
どうすればもっと身長を伸ばすことが出来るのか?|ぬかたクリニック
額田医師によれば、わかりやすくいうと「背が伸びる=骨が伸びる」ということである。骨の末端部分に「骨端線」といわれるものがある。この部分は軟骨細胞が集まってできたもので成長ホルモンなどの働きかけによって増殖し、層のように積み重なって骨は伸びるのである。軟骨細胞の原料となるのが肉、魚、卵、チーズなどに含まれるたんぱく質。
骨が伸びるためには、その材料となるたんぱく質が必要であり、また、亜鉛は、たんぱく質の合成や骨の発育などに欠かすことのできない必須ミネラルです。
亜鉛は成長ホルモンに関係していて背を伸ばすのに欠かせない物質なのだそうです。
→ 亜鉛を多く含む食べ物 について詳しくはこちら
成長スパート|順天堂大学によれば、骨を伸ばすのに必要な栄養素として、カルシウム、たんぱく質、亜鉛、鉄分を摂るようにアドバイスしています。
また、背が高い女性アスリートの食事には魚介類を含んだメニューが多いそうで、魚介類に含まれるアミノ酸の一種である「アルギニン」が身長を伸ばすのによいそうです。
2.運動(全身運動)
背を伸ばすための運動としては、バレーボールやバスケットボールのようなジャンプをするスポーツがいいといわれていましたが、どういった運動をしたほうが伸びるというよりも体全身をまんべんなく動かす「全身運動」であればよいようです。
成長スパート|順天堂大学によれば、1日トータルで最低でも60分程度の運動をするようにした方がよいそうです。
その理由として、運動量が少なく、体重が増えると、成長を止めてもいいと判断してしまい、身長の伸びが止まってしまうのだそうです。
だからこそ、骨への刺激を加えるためにも、身長を伸ばすためにも、運動をしましょう!
3.睡眠
埼玉貧乳問題(なぜか女性の平均バストサイズが埼玉県だけがAカップ)|#月曜から夜ふかしで紹介した島田菜穂子院長(乳房健康研究会副理事)によれば、夜10時から深夜2時くらいの間に成長ホルモンや色々なホルモンがしっかり出るタイミングがあり、成長期の子供がその重要な時間帯に睡眠がちゃんととれているかがポイントなのだそうです。
つまり、タンパク質と亜鉛に注意した食事をして、全身運動を行ない、睡眠をしっかりとることが身長を伸ばす要素となるわけです。
そして、今回新しく知ったのが「成長スパート」という言葉。
国立成育医療研究センター堀川玲子医師によれば、急激に身長が伸びる“成長スパート期”の山がいかに高いか、山の時期がどのくらいか、期間がどのくらいかというのが、将来の身長を左右するそうです。
一番伸びる時期は、女の子11歳頃、男の子13歳頃。https://t.co/Y2L5FePKVZ— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年1月2日
国立成育医療研究センターの堀川玲子医師によれば、子どもの身長が急激に伸びるタイミングは2度あり、1度目は、生まれた直後、そして2度目は女の子では11歳頃、男の子では13歳頃なのだそうで、“成長スパート期”の山がいかに高いか、山の時期がどのくらいか、期間がどのくらいかというのが、将来の身長を左右するそうです。
そこで、知りたいのが「成長スパート期」がいつ到来するのかということ。
そのことを研究し、順天堂大学と成長スパート期を把握するソフトを開発したのが、国立病院機構西別府病院の松田貴雄医師です。
#順天堂大学 と #西別府病院 では、両親の身長と、本人の身長と体重を入力することで、身長、体重、成長率の変化がグラフになる「スラリちゃん、Height!」を開発し、成長スパートが始まったときや体重減少がみられたときは、メッセージが届く仕組みになっているそうです。https://t.co/M7GI9DEYUw
— ハクライドウ@40代・50代向け健康美容ブログ (@hakuraidou) 2019年1月2日
身長が急激に伸び始めた(成長率)時期をチェックし、成長スパートを見逃さないようにしましょう!
そして、その時期に合わせて、食事・運動・睡眠をしっかりと改善していきましょう!
【参考リンク】
- スラリちゃん・伸びマッスル表|順天堂大学(PDF)
「スラリちゃん・伸びマッスル表」は身長とLBM(Lean Body Mass:除脂肪体重のことで成長期の体格の変化を表す脂肪のこと。LBM=体重-脂肪=筋肉・骨・内臓・血液)のバランスを確認されるために開発された筋肉指数です。 - 女性アスリートヘルスサポート(FAHS)ソフトウェア『スラリちゃん、Height!』|女性スポーツ研究センター
■体重を増やさずに身長は伸ばせるの?
女の子なら「体重を増やさずに身長を伸ばしたい」というこの気持ちわかりますよね。
体重からでも成長スパートはわかる|順天堂大学によれば、体重が増えないと身長も伸びないそうです。
身長が急激に伸びる時期に体重も同じように増えることから、体重計で体重を計ることでも「成長スパート」のタイミングを知ることができるので、成長スパートを逃さないためにも適正な体重をチェックしましょう!