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デヴィッド・ボウイさんの病気は肝臓がんだった

David Bowie is - Philharmonie de Paris

by Jérôme Coppée(画像:Creative Commons)

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■デヴィッド・ボウイさんの病気は肝臓がんだった

デヴィッド・ボウイ、肝臓ガンで亡くなったことが明らかに

(2016/1/12、NME)

デヴィッド・ボウイが健康問題を抱えながら、肝臓ガンで亡くなったことをボウイに近い関係者が明らかにしている。

この記事によれば、デヴィッド・ボウイさんの病名は肝臓ガンだったと伝えられています。

【追記(2016/1/14)】

デヴィッド・ボウイさん、がん克服に前向きだった

(2016/1/14、マイナビニュース)

デヴィッドさんは肝臓がんで命を落としたと、舞台『ラザルス』でデヴィッドさんと仕事をしていたイヴォ・ヴァン・ホーヴェ監督が発言。

【追記(2017/1/13)】

デヴィッド・ボウイ、末期がんを知ったのは死の3カ月前だった

(2017/1/10、ハフィントンポスト)

最後のシングル「ラザルス」のミュージックビデオ(MV)を監督したヨハン・レンクによると、ボウイは死のわずか3カ月前に自分が末期がんであることを知ったにもかかわらず、それでもMVの制作に取り組んだという。

ラストシングルの「ラザルス」のMVを監督したヨハン・レンクさんによれば、末期がんであることを知ったのは死のわずか3か月前だったそうです。

David Bowie – Lazarus

→ 肝臓がんの症状(初期・末期) について詳しくはこちら

【#世界一受けたい授業】肝臓の検査・エゴマで肝臓がん予防・肝臓がん治療(泉並木)|1月9日によれば、肝臓がんの原因は8割がウイルス(B型肝炎ウイルス15%、C型肝炎ウイルス65%)といわれています。

C型肝炎治療薬は劇的に進歩し、今では90%近くの患者が治るようになっているそうです。

つまり、肝炎ウイルス検査を受けて、肝炎ウイルスを発見することがわかり、しっかりと治療をすれば、肝臓ガンは避けられる病気ともいえます。

気になる方はぜひ肝炎ウイルス検査を受けてください。

→ 肝臓がん|肝臓がんの症状(初期・末期) について詳しくはこちら

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<がん死亡率>青森県、11年連続ワースト|がんの部位別死亡率「大腸」「胆のう・胆道」「膵臓」で全国ワースト

Hirosaki-jo Color Pattern at Blue hour (Hirosaki, Aomori, Japan)

by t-mizo(画像:Creative Commons)




<がん死亡率>青森県が全国最悪 11年連続

(2015/10/18、毎日新聞)

2014年に人口10万人あたり何人ががんで命を落としたかを示す「がん死亡率」で、青森県が98.0と全国最悪だったことが国立がん研究センター(東京都)のまとめで分かった。青森のがん死亡率ワーストは04年から11年連続。

青森県は11年連続でがん死亡率ワーストなのだそうです。

■がんの部位別死亡率

がんの部位別の死亡率では、「大腸」「胆のう・胆道」「膵臓(すいぞう)」で青森県が全国ワーストとなり、「肺」が下から2番目、「肝臓」が下から9番目と悪い水準が目立った。

大腸」「胆のう・胆道」「膵臓」のがんの部位別死亡率で青森県が全国ワーストなのだそうです。

■なぜ青森県はがん死亡率ワーストなのか?

背景の一つには、県民の高い喫煙率、飲酒率がある。厚労省の13年国民生活基礎調査によると、県内の喫煙率は男性が40.3%で全国1位、女性が14.3%で全国2位と高くなっている。飲酒量も、1日1合以上を週3日以上続けている県民の割合が男性で51.6%(同省の10年国民健康・栄養調査)と全国平均(35.9%)を大きく上回り、全国1位となっている。

がんリスク度チェックによれば、タバコを吸っていること(タバコを吸っていたことがある)とお酒を飲んでいることががんのリスクを上げる条件となっています。

青森県では、喫煙率・飲酒率が高いという結果になっています。

■まとめ

青森県のがん死亡率を改善する方法を考えて、実行することによって、よりよいがん予防法ができていくと思いますので、ぜひやってほしいですね。

→ なぜ、青森県が平均寿命最下位なのか?|青森県を長寿県にするための方法とは?







医療費、初の40兆円超え|予防医療に力を入れて医療費を削減しよう

21/12/2010 Germán Tenorio Vasconcelos  celebra 1er aniversario del Hospital de Puerto Escondido con capacitaciones

by German Tenorio(画像:Creative Commons)




国民医療費 初めて40兆円超える

(2015/10/8、NHK)

国民が医療機関で病気やけがの治療を受けるのにかかった費用の総額を示す、平成25年度の国民医療費は40兆610億円と、7年連続で過去最高を更新し、初めて40兆円を超えました。

高齢化や医療技術の高度化を背景に、2013年度の医療費が40兆円を超えたそうです。

医療費の伸びを抑制するためには予防医療が重要になるのではないでしょうか。

男性のがん、「大腸がん」が初の1位、「胃がん」を抜きによれば、男女別がんの部位別症例数は次のようになっています。

<男性>

  1. 大腸がん
  2. 胃がん
  3. 前立腺がん
  4. 肺がん

<女性>

  1. 乳がん
  2. 大腸がん
  3. 肺がん
  4. 胃がん
大腸がん予防

1975年型食事が健康によい!?|世界一受けたい授業 4月25日によれば、2000年代は脂質が多くなってくるのですが、肉を多く食べると大腸がんになるリスクが高いによれば、肉を多く食べる日本人は大腸がんになるリスクが高いことが、約8万人を対象にした約10年におよぶ国立がん研究センターの追跡調査でわかっています。

また、長時間イスに座っているのは、健康に良くないらしいで紹介したアメリカン・ジャーナル・オブ・エピデミオロジー誌に発表された研究によると、デスクワーク(長時間椅子に座ったままでの仕事など)は大腸がんのリスクを増加させる可能性があるそうです。

その他にも、糖尿病の人の大腸がんになるリスクは1.4倍、肝臓がんは1.97倍、すい臓がんは1.85倍も高いによれば、日本糖尿病学会と日本癌学会の合同委員会の報告では、糖尿病の人はそうでない人に比べて大腸がんになるリスクは1.4倍なのだそうです。

糖尿病の患者数の増加に伴い、大腸がんになる人も増えていると考えられないでしょうか。

→ 大腸がん について詳しくはこちら

→ 大腸がん危険度チェック について詳しくはこちら

■ピロリ菌除菌と胃がん検診で胃がん予防

胃がんの原因としては、最近の研究によって、ヘリコバクターピロリ(ピロリ菌)が大きく関わっているのではないかと考えられています。

胃がん検診、内視鏡検査の追加を提言 厚労省検討会によれば、胃の内視鏡検査は胃がんの死亡率を減らす効果が認められているそうです。

早期の胃がんには、自覚症状はほとんどありません。

40歳を越えたら、自覚症状はなくても、年に一回は胃の定期検査を受けましょう。

→ 胃がんの症状・原因・手術・食事 について詳しくはこちら

■肝臓がん予防のために「肝炎ウイルス」の検査

肝臓がんになるほとんどの原因はウイルス性肝炎から肝硬変になったものであるため、肝臓がんの予防するためには、肝硬変になる前に、肝炎を早期に発見し、治療を行うことが第一です。

→ 肝臓ガン について詳しくはこちら

■歯周病予防で生活習慣病予防

歯周病から糖尿病が悪化する?|そのメカニズムと歯周病予防のポイントによれば、歯周病菌の出す毒素が歯肉や歯を支える骨を侵す作用の研究が進むにつれて、これらの毒素は、全身をめぐって糖尿病や心臓血管系の疾患など生活習慣病にも影響を与えていることが明らかになってきています。

歯周病ケアをすることが生活習慣病予防につながります。

→ 歯周病の症状・歯周病とは・歯周病予防 について詳しくはこちら

■舌の汚れを清掃してがん予防

舌の汚れを清掃をすることがガン予防につながる!?によれば、舌の上に付く白い汚れ「舌苔(ぜったい)」の面積が大きいほど、呼気に含まれる発がん性物質アセトアルデヒドの濃度が高いことがわかったそうです。

■まとめ

医療費を削減するためには、予防医療に力を入れていく必要があると思います。






P.S.

40代からの眼科ドックで目の病気を予防しよう!によれば、緑内障は、40歳以上の17人に1人がかかる身近な目の病気であり、早期発見、早期治療が大切なので、40歳前後の方は、一度眼科での検査をおすすめしています。

→ 緑内障 について詳しくはこちら。

その他にも、加齢黄斑変性飛蚊症など加齢が原因となる目の病気もあるので、定期的に診てもらいましょう。

また、網膜は、体の中で実際に血管を肉眼で見ることができる唯一の場所であるため、この血管から脳梗塞や心筋梗塞糖尿病などのリスクがわかるそうです。

がんにかかる人、今年の予測は98万人 大腸がんが1位|国立がん研究センター




国立がん研究センターの予測によれば、今年国内でがんにかかる人が98万人となる予測で、部位別では、昨年3位だった大腸がんが、胃がんや肺がんを抜いて一位になるそうです。

昨年1位だった胃がんが相対的に伸び率が低く、順位が変わった。センターは、衛生状態が良くなり胃がんの原因となるピロリ菌の感染率が下がっていることが主な理由とみている。

胃がんの原因となるピロリ菌の感染率が下がっていることによって胃がんの順位が低くなったと考えられるそうです。

死亡者数の予測は37万900人で昨年の推計値より約4千人増えた。部位別では、肺がんが最多で7万7200人、大腸がん5万600人、胃がん4万9400人、膵臓(すいぞう)がん3万2800人、肝臓がん2万8900人の順だった。

すい臓がん肝臓がんは発見が遅れやすいということが原因なのかもしれません。

【追記(2015/4/29)】

がん患者、高齢化で「大腸」1位に…15年予測

(2015/4/29、読売新聞)

同センターによると、大腸がんの増加は主に高齢化の影響で、肺がんは、喫煙率が最も高かった1960年代に20~30代だった男性が高齢になり、発症が増えたためという。胃がんが3位になったのは、原因の一つとなるピロリ菌の感染者数の減少によるとみられる。

肺がんの発症が増えているのは、喫煙率が高かった年代の男性が高齢になっていることが関係しているようです。

ただ、高齢化の影響は全体に及ぶと考えられるので、大腸がんの増加は別のところにあるのではないのでしょうか。

例えば、この年代から食習慣が変わってきている、仕事の働き方・ライフスタイルが変わってきている、などです。

1975年型食事が健康によい!?|世界一受けたい授業 4月25日によれば、2000年代は脂質が多くなってくるのですが、肉を多く食べると大腸がんになるリスクが高いによれば、肉を多く食べる日本人は大腸がんになるリスクが高いことが、約8万人を対象にした約10年におよぶ国立がん研究センターの追跡調査でわかっています。

また、長時間イスに座っているのは、健康に良くないらしいで紹介したアメリカン・ジャーナル・オブ・エピデミオロジー誌に発表された研究によると、デスクワーク(長時間椅子に座ったままでの仕事など)は大腸がんのリスクを増加させる可能性があるそうです。

その他にも、糖尿病の人の大腸がんになるリスクは1.4倍、肝臓がんは1.97倍、すい臓がんは1.85倍も高いによれば、日本糖尿病学会と日本癌学会の合同委員会の報告では、糖尿病の人はそうでない人に比べて大腸がんになるリスクは1.4倍なのだそうです。

糖尿病の患者数の増加に伴い、大腸がんになる人も増えていると考えられないでしょうか。

どのようなことが関係するのか、ぜひ知りたいですね。

→ 大腸がんとは|大腸がんの症状・初期症状・原因・予防 について詳しくはこちら

 → 大腸がん危険度チェック について詳しくはこちら







宇山一朗|ロボット手術「ダヴィンチ」の普及拡大に貢献|#情熱大陸

Fort Belvoir Community Hospital astounds with groundbreaking technology and devotion to patient care

by Army Medicine(画像:Creative Commons)




2014年9月28日放送予定の情熱大陸では、最先端のロボット手術の普及拡大にまい進する、外科医・宇山一朗に密着するそうです。

医療機関での導入が急速に進み、いま最も注目されている手術支援ロボット「ダヴィンチ」。

執刀医は操縦席に座り、内視鏡カメラで体内を覗き込みながら3本のロボットアームを操作するもので、正確で繊細な手術が行えるとともに、患者への負担も少ないといわれる。

この「ダヴィンチ」の普及拡大に貢献しているのが、外科医の宇山一朗だ。

宇山は過去、王貞治の腹腔鏡胃がん手術を執刀したことでも知られる。

現在は「ダヴィンチ」による手術に取り組み、執刀数は胃がん、食道がん、肝臓がん、すい臓がんともに日本一を誇る。

宇山一朗医師は手術支援ロボット「ダヴィンチ」の普及拡大に努めているそうです。

胃がんロボ手術 保険適用 藤田保健衛生大「ダビンチ」

(2014/9/19、中日新聞)

藤田保健衛生大病院(愛知県豊明市)が申請していた内視鏡手術支援ロボット「ダビンチ」を使った胃がん手術が、国の専門家会議で先進医療として承認された。

胃がんでのロボット支援手術の承認は初めて。

先進医療は保険診療との併用が認められ、手術費以外の入院費などが公的医療保険の対象になり、自己負担が大幅に減る。

10月にも先進医療として手術が受けられる見通し。

先日内視鏡手術支援ロボット「ダビンチ」を使った胃がん手術が保険適用になったという記事を見て、ロボット支援手術が本格的に拡大していくのだろうと思っていた矢先に、情熱大陸に取り上げられるということでかなり期待されていることがわかります。

同病院上部消化管外科の宇山一朗教授によると、胃がんでは、傷が小さく、入院期間が短くなる腹腔(ふくくう)鏡手術も行われているが、手術後の合併症発生率は通常の手術と同程度だった。

これに対しダビンチ手術では、5分の1程度に減った。

従来の手術では膵臓(すいぞう)に電気メスが当たり炎症を起こすケースが見られたが、ロボットは関節が多く手ぶれも防止できるため、より安全な手術が実現できたという。

ダヴィンチ手術のポイントをまとめます。

  • ダヴィンチは4本のアームがあり、医師は1本のアームについた内視鏡カメラの三次元画像を見ながら3本のロボットアームを操作して手術する
  • ロボットは関節が多く手ブレも防止するため、従来の手術で膵臓に電気メスが当たり炎症をおこすことを避ける事ができる
  • 手術後の合併症発生率は5分の1

2つの記事を総合すると、ダヴィンチによる手術は、胃がん、前立腺がん、がん、食道がん、肝臓がんすい臓がんで行われているようです。

今後ますます注目される手術方法となりそうですので、気になる方はみてみてください。