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AIを活用した赤ちゃんの便秘チェック実証実験を開始|#富士通 #日本トイレ研究所

Airport diaper change

by Shane Adams(画像:Creative Commons)

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■AIを活用した赤ちゃんの便秘チェック実証実験を開始|富士通・日本トイレ研究所

AIを活用した赤ちゃん便秘チェックの実証実験を開始

(2017/6/23、株式会社富士通九州システムサービス)

ファーストステップでは、保護者は、スマートフォンを利用して撮影した赤ちゃんの便の画像を、SNSシステムを通してニフティクラウドへ送信します。次に医師が便の画像データを確認し、便の健康状態を分類・登録、保護者は結果を確認します。

セカンドステップでは、ニフティクラウドに蓄積された便の画像データをもとにAIが便の状態の分類結果を医師に提案し、医師はそれをもとに分類を決定、保護者は結果を確認します。AIにより医師の負担は大幅に軽減されます。

富士通九州システムサービスは、NPO法人日本トイレ研究所と共同で、赤ちゃんの便秘チェックに関する実証実験を実施するそうです。

この背景には、赤ちゃんの時に便秘を発症することが多い傾向にあることが分かったことにあるそうです。

NPO法人日本トイレ研究所に寄せられた相談内容によると、0歳児に便秘を発症する赤ちゃんが多い傾向にあることがわかりました。

そこで、排便状態の悪化を防ぐためにも、赤ちゃんの便の画像を医師が確認し、その画像データを基にAIによるうんち分類を行ない、健康サポートを行なっていくことが目的なのだそうです。

「ミルクで育つと排便少ない?」「母乳と人工乳でどちらがよく眠る?」スマホアプリのビッグデータ解析で子どもの成長、発達、生活習慣の実態を研究|国立成育医療研究センターによれば、例えば、1か月児の排便回数は「3日に1回」という子もいれば「1日に6回」という子もいて、個人差が大きいことが知られており、排便回数は栄養方法(母乳かミルクか)により影響を受け、時間的にも変化してゆくことが経験的に知られていますが、その詳しい実態は不明であるため、国立成育医療研究センターは、スマホ育児メモアプリで集めた膨大な赤ちゃんに関するデータを解析し、子供の成長・発達に生活習慣がどのくらい関係をしているかを研究していくというニュースを以前紹介しました。

富士通と日本トイレ研究所の実験データと組み合わせると、よりよいデータとなるのではないでしょうか?




■まとめ

母乳なのに便秘するのはどうして?|花王メリーズ赤ちゃんの便秘:便秘に対処する|パンパースのように赤ちゃんの便秘で悩んでいるママ・パパからの相談が寄せられているようです。

今回の研究によって赤ちゃんの便を調べることで便秘など排便状態の悪化を防ぐことにより健康サポートを行なっていくというのはママ・パパの悩みを解消してくれるといいですね。

小児救急電話相談に寄せられた子供の急な病気やけがに関する相談事例をビッグデータとして解析し、対応の質を向上させる仕組みづくり|厚生労働省によれば、厚生労働省は、小児救急電話相談に寄せられた子供の急な病気やけがに関する相談事例をビッグデータとして解析し、対応の質を向上させる仕組みづくりを行なうそうですが、今回の研究も小児救急電話相談のためのデータとなるといいですね。

→ 便秘とは|即効性のある便秘解消方法(ツボ・運動・マッサージ・食べ物)・便秘の原因 について詳しくはこちら




→ 便秘の症状で知る便秘の原因とは?|便(うんち)で体調チェック について詳しくはこちら

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妊婦の喫煙は胎児のDNAに科学的変化を与え、子どもを危険にさらす恐れ

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by MartaZ*(画像:Creative Commons)




胎児のDNA、妊婦の喫煙で変化 大規模調査で確認

(2016/4/1、AFP)

「妊娠中の女性にタバコは禁物という考えは十分に確立されているが、今回の研究結果は、妊娠中の喫煙が、子どもの小児期まで残存する永続的な影響をゲノム(全遺伝情報)上に残すことを明らかにするとともに、これらの影響を特に受けやすいゲノム内の位置と遺伝子を特定している」とグレッグ助教は説明した。

妊娠中の妊婦による喫煙は赤ちゃんの健康にとって悪いといわれていますが、今回の研究によれば、妊婦による喫煙は、発育中の胎児のDNAに科学的な変化を生じさせ、子どもを危険にさらす恐れがあるそうです。

赤ちゃん 出生体重、戦前を下回る 母体のやせすぎ、喫煙が影響によれば、赤ちゃんの体重が減少しているのは、やせすぎや喫煙、ストレスが原因なのではないかと考えられます。

胎内環境が悪いと、胎児はその環境に合わせて発育を抑制するプログラミングが行われると考えられるそうですが、今回の研究と組み合わせて考えれば、喫煙が胎児のゲノム(全遺伝情報)に何らかの影響を与えており、そのことがその後の子どもの健康に影響を与えていると考えられます。







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マザリーズ、母の脳活発に=産後うつの診断に応用も|理研




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by Felipe Skroski(画像:Creative Commons)

赤ちゃん言葉、母の脳活発に=産後うつの診断に応用も―理研

(2010/8/10、時事通信)

「あんよ」や「ねんね」など、大人が赤ちゃんに話し掛ける際の高い声でゆっくりとしたリズムの話し方(マザリーズ)が、話す大人の脳内の言語をつかさどる部位を活発化させることを、理化学研究所の研究チームが突き止めた。

近く米科学誌ニューロ・イメージのオンライン版に掲載される。

赤ちゃんに対する話し方は、ほぼすべての言語圏や文化圏で共通しているといい、脳機能とのつながりを解明したのは初めてという。

理化学研究所の研究チームによれば、大人が赤ちゃんに話し掛ける際の高い声でゆっくりとしたリズムの話し方(マザリーズ)が、話す大人の脳内の言語を司る部位を活発化させるそうです。

その結果、まだ言葉を話せない赤ちゃんを持つ母親の脳内の言語部位が最も活発に反応する一方、父親では脳内の活動は見られなかった。

興味深いのは、母親では脳が活発に反応する一方で、父親では反応が見られなかったそうです。

女性と男性の違いがこのあたりにあるようです。

マザリーズという言葉は初めて知ったのですが、理化学研究所のプレスリリースによると、

マザリーズは、私たちが意識するしないにかかわらず、自然と口を突いて出る乳幼児向けの話し方です。

とあります。

今回の研究によって期待されるのは、母親の産後うつの診断に応用できるのではないかという点です。

研究チームは「産後うつの母親は平たんな口調になることが分かっている。マザリーズの脳機能が解明されたことで、産後うつの母親の診断などに応用できるのでは」としている。

赤ちゃん言葉(幼児語)と聞いてこんな話を思い出しました。

以前、テレビ番組で久保田カヨ子おばあちゃんの育児方法の一つに「幼児語を使わない方が良い」と紹介していました。

これは、最初に幼児語を覚えさせてしまうと、成長後、正しい言葉に言い直す訓練をする必要があり、2度手間になってしまうからというのが理由なのだそうです。

この番組を見たお母さんたちは幼児語(育児語)ではなく、普段大人が使っている言葉を使って育てようとした人も多いはずです。

しかし、今回のニュースのタイトルの

赤ちゃん言葉、母の脳活発に=産後うつの診断に応用も―理研

だけから判断すると、赤ちゃん言葉で話すとお母さんの脳が活発になり、産後うつの予防になると思う人も多いのではないでしょうか。

ただし、今回の記事をよくよく読んでみると、マザリーズとは、大人が乳幼児に向かって話しかける際に自然に発してしまう、声高で抑揚のついた独特の話し方・口調であり、赤ちゃん言葉を指すわけではないように思えます。

幼児語をしゃべること・しゃべらないことが赤ちゃんの脳にどのような影響が出るのかはわかりませんが、今回の研究結果によれば、マザリーズはお母さんの脳を活発にするということだけがわかります。







【関連ページ】

「犬と一緒に育つ赤ちゃんは病気に強い」-研究




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by jeffery wright(画像:Creative Commons)

「犬と一緒に育つ赤ちゃんは病気に強い」、研究

(2012/7/9、AFP)

犬が飼われている家庭で育つ赤ちゃんは、感染症や呼吸器疾患にかかるリスクが減るとの調査結果が、9日の米小児科専門誌「ピディアトリクス(Pediatrics)」に掲載された。

論文ではこの理由について詳しく説明していないが、毎日ある程度の時間を屋外で過ごす犬が周りにいることで、生後1年内の赤ちゃんの免疫力が高まる可能性があるとしている。

犬が飼われている家庭の赤ちゃんは感染症や呼吸器疾患にかかるリスクが減るという結果が出たそうです。

これは、アレルギー(犬アレルギーなど)の面ではどうなのでしょうか。







なぜ赤ちゃんが授乳を拒むのか?考えられる7つの可能性

Nursing and napping

by David D(画像:Creative Commons)




赤ちゃんが授乳を拒む7つの可能性

(2009/3/17、Garbagenews.com)

それが単に「授乳を必要としないほど成長しつつあるのか」、あるいは他に「何らかの理由があるのか」を判断する材料として、小児の健康医療サービスを提供する非営利団体ヌムール財団(The Nemours Foundation)では、「赤ちゃんが数日の間、授乳を拒む理由(の可能性事例)」を挙げている(【HealthDay】)。

・新しい食べ物、あるいは乳製品に接することで、母親の母乳の味が変化してしまった。
・子どもに歯が生え始め、それが歯茎にあたるため、授乳の時に痛みを感じてしまう。
・母親がストレスを持っていて、子どもがそれを敏感に気づいてしまう。
・授乳の手順を母親が変えた。
・授乳中に子どもがかんだせいで大きな声をあげてしまい、子どもを怖がらせてしまった。
・母親が香水などを変えて、子どもが香りの違いに気がついた。
・子どもに耳の感染症、鼻詰まりなど体調の変化があり、子どもが授乳を不快に感じている。

この記事を見ると、母親としては自分では変化しているかどうか気づかないようなことを赤ちゃんは敏感に感じている可能性があるようです。

母乳の味の変化、

歯の生え始め、

母親のストレス、

授乳手順の変化、

授乳へのおびえ、

母親の香りの変化、

赤ちゃん自身の体調の変化

などを敏感に察知し、また変化を母親に伝えようとしているために、授乳を拒んでいることがあるそうです。

以前このブログでは、「赤ちゃんが乳がんを知らせた」という記事を紹介したことがありましたが、このケースでは、赤ちゃんが授乳を拒否したことで、乳がんを発見するきっかけとなったそうです。

授乳を拒否する赤ちゃんはもしかすると母親の健康を知らせてくれているのかもしれません。

赤ちゃんの微妙な変化に気づいてあげたいものです。