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「運動後の食事は炭水化物を控えめにすると効果的」という研究結果

Lyon Extra Race

by Goproo3(画像:Creative Commons)




「運動後の食事は炭水化物を控えめにすると効果的」という研究結果

(2010/2/4、ライフハッカー)

米誌『Journal of Applied Physiology』で発表された研究では、9人の成人男性を対象に、ランニングマシンや自転車マシンで90分間運動した後の食事が体にどのような影響を与えるかを以下の3つのグループで比較しました。

グループ1: 炭水化物・脂質・たんぱく質をバランスよく摂る
グループ2: グループ1と同カロリーだが、炭水化物を半量に制限
グループ3: グループ1よりも低カロリーだが、炭水化物を多めに摂取

果たして、その結果は?

その結果、炭水化物を減らしたグループ2ではインスリン感受性がより高かったそう。

インスリン感受性が増えると、血流から体内に糖質を取り入れやすくなり、筋肉や組織にこれを蓄積させることができるのだとか。

その分、エネルギーが増えるわけです。

運動後の食事は、少し炭水化物を控えめにすると、体づくりやエネルギー蓄積に効率的のようですね。

運動後の食事は、炭水化物を控えめにすると、体づくり(筋肉)に効果的なのだそうです。

食事の摂り方一つで栄養の取り入れ方が違うので、興味深いですね。







運動後のビールは健康にはマズイ!?体を動かした後のアルコールは肝臓に負担がかかる!

Very impressive: drinking beer and a hula hoop

by Brett Lider(画像:Creative Commons)

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運動した後、冷たいビールを飲むという人も多いのではないでしょうか。

しかし、運動後のビールは肝臓にとっては大きな負担になるといわれているそうです。

[コラム]運動後のビールは肝臓いじめ? 

(2008/12/4、マイライフ手帳@ニュース)

なぜ、肝臓への負担が大きいのかというと、肝臓は、実は運動している間も休むことなく働いているとのこと。私たちは体を動かすとき、グリコーゲンという物質をエネルギー源としていますが、肝臓は、運動をしている間中、グリコーゲンをブドウ糖の形にして血液中に送り、筋肉などさまざまな器官に供給し続けているそうです。

そんな、運動中も休みなく働き続けて疲れている肝臓に、運動が終わったとたん、大量のアルコールが運ばれてきたら・・・。

つまり、肝臓は運動している最中も休みなく働き続けているにもかかわらず、運動が終わった後に、アルコールが運ばれてくるとさらに肝臓は働く必要があると考えられるのです。

肝臓を少しでも休める意味でも運動後のビールは避けたほうがよさそうですね。







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一日5分のランニングでも寿命が延びる!?

15 km runners

by midwestnerd(画像:Creative Commons)




1日5分のランニングで寿命が延びる!米心臓病学会が発表

(2014/8/3、TABI LABO)

今月28日、米国心臓病学会誌「Journal of the American College of Cardiology」は、一日5〜10分程度の短時間のランニングに寿命を延ばす効果があることを発表した。

今回のこの発表は、健康のためには決して長時間運動する必要がなく、短時間でも効果があるということを証明してくれる研究結果ですので、大変嬉しいニュースですね。

なんと、その効果は全くランニングをしない人と比べて、30%も死亡リスクが低いとのこと。

平均して約3年長生きできる可能性があることも分かった。
ランニングにおいて走る速度は関係なく、時速10km未満のゆったりした走りでさえも、同様の効果が見られるという。

また、走る時間が週50分の人と週180分の人とを比べた際も、心臓疾患や早期死のリスクを減らすのに、大きな違いはないことが判明した。

運動しすぎは健康に悪い!?によれば、ほぼ毎日熱心に運動する人は、運動を週2、3回する人に比べて心臓発作や脳卒中などで死亡する確率が高くなるそうです。

それは、運動はあくまでも適度に行なうのがよくて、過度に運動をすると体に負担がかかってしまうからのようです。

「運動なんてちょっとやったぐらいでは効果が無いでしょ?」という理由で運動をやらなかった人にとっては、運動をはじめるきっかけになるといいですね。







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子どもの肥満を避けるためには、毎日7分の激しい運動がよい!?

Goalie Kick

by Tom Childers(画像:Creative Commons)




子どもは1日に7分間の激しい運動で、デブになるのが避けられるらしいゾ

(2012/11/14、IRORIO)

1日に7分以上激しい運動をする子どもたちに肥満は見られず、健康状態も明らかに良好だった

カナダのアルバータ大の研究者によれば、1日に7分以上激しい運動をする子どもたちに肥満は見られなかったそうです。

今回のポイントは、「激しい運動」という点。

一方で中程度以下の運動と健康の相関関係は証明されず、「早歩き程度では運動をした部類に入らない」と調査を主導したリチャード・ルーワンザック教授は述べている。

早歩き程度では中程度の運動ではないそうです。

子どもの肥満を避けるためには、毎日7分の激しい運動をとり入れるようにするとよさそうですね。







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糖尿病予防、週に7分の運動で効果=英研究

AMPキナーゼを運動で活性化させ、血糖値や中性脂肪を下げる|ためしてガッテン(NHK)5月12日

以前の番組では、週一日に趣味で運動することでも、糖尿病予防につながると紹介していましたが、今回の番組では、なんと3分体を動かすだけでも効果があることが判明し、筋肉の中にある酵素・AMPキナーゼを活性化させることがポイントだということを紹介しました。

宮下政司 次席研究員 (早稲田大学スポーツ科学学術院)が、有酸素運動の効果に関して画期的な研究成果を発表したそうです。

自転車こぎ 3分間の運動を一日に10回をしてもらいます。

翌日、脂肪を多く含んだ食事をとってもらい、血液中の中性脂肪の量を詳しく調べたところ、前日運動しない場合に比べ、中性脂肪値が下がっていることがわかったそうです。

運動後1日たっても筋肉に脂肪がたまりにくくなっていたということです。

脂肪を燃やす有酸素運動は、一般的に長い時間行わなければいけないといわれていますが、3分間細切れに行なった運動でも中性脂肪を低下させる効果が出るということです。

異所性脂肪|世界一受けたい授業 7月9日

メッツ(METs metabolic equivalents)
厚生労働省が定めた体内の脂肪を減らす運動量を示した数値)
異所性脂肪を取り除くには、1週間に23メッツ・hが必要。
※身体活動の強度×身体活動実施時間(h)=身体活動の量(メッツ・h)
一時間行ったときのメッツの量
ボウリング 3メッツ・h
洗車 4.5メッツ・h
山登り 7.5メッツ・h
自転車 8メッツ・h
平泳ぎ 10メッツ・h
掃除2時間 8メッツ・h
筋トレ2時間 8メッツ・h(筋トレは激しく体が動くのはごく一瞬なので)
散歩 3.5メッツ・h
ギター演奏 2メッツ・h
釣り 2.5メッツ・h
ヨガ 2.5メッツ・h
荷物の積み込み 3メッツ・h
階段の昇り降り 3.5メッツ・h
卓球 4メッツ・h
バドミントン 4.5メッツ・h
草むしり 4.5メッツ・h
バレエ 4.8メッツ・h
ドッジボール 5メッツ・h
エアロビクス 6.5メッツ・h
テニス 7メッツ・h
サッカー 7メッツ・h
ラグビー 10メッツ・h

経営トップが運動(筋トレ・ランニング)を続ける理由とは?

run

by Sebastian Rieger(画像:Creative Commons)




二次会を断って筋トレを続ける理由 -ローソンCEO 新浪剛史氏

(2013/1/14、President)

社外取締役をお願いしているザ・アールの奥谷禮子社長に、ずばりと言われました。

「あなた、ずいぶん太ったわね。顔色もよくない。健康管理はトップの義務よ。いまの新浪社長は、はっきり言って見苦しい。上に立つ人間は格好よくなければダメよ。格好いいとは、『この人は鍛練しているな』と感じられる人。これから大変な改革を進めようという経営者が、そんな体つきでは困ります」

奥谷さんの指摘をきっかけに、週2回はジムに通って、体を動かすようにしました。同時に、専門家の指導を受けながら、炭水化物を減らし、タンパク質を増やすなどの食事制限を行いました。その結果、2カ月で20キロを減らしました。96キロから76キロです。

<中略>

これ以来、週2回のジム通いを、11年間欠かさず続けています。時間は夜9時から11時までの約2時間。専属のトレーナーに付き添ってもらいながら、ストレッチや筋力トレーニング、ランニングなどを行っています。

現代の起業家・経営者は、健康に気をつかっているイメージがあります。

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それは、健康維持のために運動や食事に気を配ることが、自身の健康や経営者としてのイメージアップだけでなく、仕事にも活かされるということがわかってきたからではないでしょうか。

例えば、運動を続けるとストレスに強くなる?その科学的根拠とは?によれば、数週間運動を続けると、ストレス耐性に効果があると考えられるそうです。

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仕事の合間に運動をするとモチベーションや生産性がアップするという研究結果

エロン大学で行なわれた調査結果によると、運動後は運動前よりも元気になるだけでなく、認知能力の向上も見られたそうです。

「身体を鍛えることは脳も鍛えること」という研究結果

運動すること(体を鍛えること)によって、脳内に新しいミトコンドリアが生まれ、脳に関連する神経変性の病気への緩衝材になる可能性があるそうです。

運動をすると頭も体もスマートになる?

運動をすると、認知能力の改善、腹囲・太ももの脂肪の減少、インスリン感受性がアップ(このことで血糖値を下げることが期待される)という結果が出たそうです。

ただ、経営者の方の中には、ストイックに、そして極端にやりすぎてしまう人もいます。

ところが奥谷さんには、こう言われました。

「健康維持というのは極端にやってはダメなの。いまの顔は、痩せすぎて貧相だわ。トップは、健康で明るく、常に元気さを発散していないとね。そうでないと、加盟店の人たちも不安に思うわよ」

経営のトップというものは、やせすぎても太りすぎてもイメージは良くなく、やはり健康的でポジティブなイメージを与えなくてはいけないのですね。

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