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ありのままの自分を表現するZ世代とTikTokによって起きた変化とは?YouTuberのコンテンツの変化/ローカルの文化とMemeが世界に流れる




ありのままの自分を表現するZ世代とTikTokによって起きた変化とは?YouTuberのコンテンツの変化/ローカルの文化とMemeが世界に流れる
ありのままの自分を表現するZ世代とTikTokによって起きた変化とは?YouTuberのコンテンツの変化/ローカルの文化とMemeが世界に流れる

アンドリューKondrakov|unsplash

■Z世代とミレニアム世代の特徴

Z世代の特徴はスマホの前の世界をほぼ知らず、TikTokを単純に遊ぶ場だけではなく、学べる場としても考えていたり、SNSを通して新しいビジネス、文化、政治を学んでいるなどとてつもないコンテンツ量を毎日見ています。

だからこそ、広告かコンテンツなのかを見分ける目が育っており、Z世代に信頼されるブランドになるためには、小手先のテクニックではない、きちんとしたブランディングを行ない、コンテンツを作り上げていく必要があるようです。

■TikTokの影響によりYouTuberのコンテンツに変化を及ぼし、ローカルの文化とMemeが世界に流れるようになった

TikTokの影響を受けたのか、YouTuberによってはありのままの自分に見せる工夫をはじめるなどYouTubeのコンテンツにも変化が起きているようです。

また、TikTokによってローカルの文化やMemeが世界に流れていき、その影響が広がっているため、私たち自身もその要素を取り入れたコンテンツを作っていく必要もあるのではないでしょうか?

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今の時代を映し出すのは「自分たちのリアルを表現するカルチャーであるHIP HOP」であるならば、辛い時は辛いといったり、照れくさいことをあえてしたり(例:下手くそでも練習する姿を見せる)といったように、ありのままのリアルを伝えられるかがカギになるんじゃないでしょうか?







もっとも使われているアプリ/SNSによって私たちの行動や意識は変容してしまう!




もっとも使われているアプリ/SNSによって私たちの行動や意識は変容してしまう!
もっとも使われているアプリ/SNSによって私たちの行動や意識は変容してしまう!

ジョシュ・ローズ|unsplash

昔からインターネットに触れている人からすれば「検索」≒Googleでキーワードを入力して調べることであったことが、子供たちは検索≒YouTubeで検索するというように検索行動が変わっているんじゃないかという指摘がありました。

こうした行動の変化が起きているのを感じている人も多いのではないでしょうか?

■「興味からいきなり購買へと駆り立てられる『興味突破』の購買行動が起きている」

例えば、インスタやTwitterで「今起こっていること」「リアルな感想」を検索する、インスタのタグ検索→保存→購入したり、YouTube検索+スクショ→公式アプリでお気に入り→試着・購入したり、グルメサイトでの検索→インスタでの口コミから予約や近くのお店をGoogleマップ・マイビジネスで検索して予約、検索するのも面倒くさがる人たちが直線的に回答を求めるのではなく回遊しながら情報を得ていきなり購入など。

特に今よく使われるアプリのUI/UXに慣れると、他のアプリにも同じようなものを求めるようになるのではないでしょうか?

今まで違った使い方をしていたSNSに似たような機能が追加されるというのもその一つですし、今まで長いコンテンツを見ることができていた人が短尺動画の次々と自分が面白いと感じる動画が現れる体験を経験すると、もう長い動画を見ることに耐えられなくなるということもあるでしょう。

Clubhouseなどの音声メディア/音声SNSやライブ配信アプリによってアテンションを取られてしまうと、私たちには時間が限られているので、今まで見てもらっていたコンテンツも見られなくなるというのは自然なことです。

だからこそ私たちはいま最も使われているツールに合わせてコンテンツの形を変えていくということは大事なのです。







TikTokのライブ配信・マネタイズ手段の導入によって、短尺動画業界、ライブ配信業界、YouTubeの勢力図が変わっていく

CLUBHOUSEの盛り上がりはVRとライブコマースの普及の序章に過ぎない!?

2020年のYouTubeにはシニアクリエイターの波が押し寄せた!




2020年のYouTubeにはシニアクリエイターの波が押し寄せた!
2020年のYouTubeにはシニアクリエイターの波が押し寄せた!

CDC|unsplash

■シニアクリエイターの波

2020年のYouTubeに押し寄せたのは「シニアクリエイター」の波です。

新型コロナによって実家に帰ることができない人が世界中にたくさんいたからでしょうか、新型コロナ禍で失業したおじいちゃんが始めた料理チャンネルが人気になったりするなど、年配者だからこそ提供できる安心感のある優しさを求める視聴者とシニアクリエイターがちょうどマッチした年になりました。

世界的に高齢者人口は増加することによって、高齢者自身がYouTubeを使って好きなことを追及したり、視聴者とつながったりすることを考えるシニアクリエイターも増えていくことでしょう。







■フィットネスクリエイターの人気

メルカリが生まれたことでリアル店舗が進化したように、YouTubeが生まれたことでリアル店舗はどう変化するか?

YouTuberになりたい人を応援します!
YouTuberになりたい人を応援します!

unsplash-logoChristian Wiediger

メルカリが生まれたことでリアル店舗が進化したように、YouTubeが生まれたことで変化したことがあるはず。

すでにお笑いの世界ではその変化の兆しが表れています。

霜降り明星のオールナイトニッポンで「この番組は皆様の依頼に基づいて成り立っております」とせいやさんが言った後に「Fisher’sか!」と粗品さんがつっこむこの場面。

ここで「?」が浮かぶ人と笑ってしまう人では見ている世界が違うことがわかります。

「この番組は皆様の依頼に基づいて成り立っております」というセリフを聞いて「探偵ナイトスクープ」を頭に浮かべるのか、「フィッシャーズ」を思い浮かべるのか。

明らかに粗品さんはYouTubeがライフスタイルの中に入ってきているのがわかります。

視聴者をどの層に絞るかによって、言葉選びを変えていなければならないということですよね。

これは四千頭身のネタの中にYouTubeの感覚を落とし込んだ例。

これはネタ中に広告が入るというものでしたが、今YouTubeでウケているものはとにかく畳みかけるように話しています。

それにさらに編集を加えて間をカットしています。

つまり、これが面白いと思う層が多いということは、そこにターゲットを絞った人が現れるようになる可能性があるということです。

ビジネスにおいてもYouTubeチャンネルのようにニッチなジャンルで専門性があるものがさらに求められるようになるのではないでしょうか?

「街の洋菓子屋さんも専門性を出さなければいけない」というのは簡単に言えることですが、具体的にどうやればいいかはわからないもの。

だけどYouTubeを見ると、同じジャンルの中でもいろんな楽しませ方があることがわかります。

専門性に悩む人は自分が興味を持っている分野のYouTubeをいろいろ見ると、専門性ってこんなにあるんだということが気づくでしょう。

ここから新しいアイデアが生まれて、今までと違い形の専門店に変わっていくはずです。

つまり、YouTubeがリアル店舗に影響を与える日もそう遠くはないということです。

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YouTubeのVlogで世界を目指すにはプロフェッショナルな人が集まったチームが必要!

海外のVlogを観ていると、ただカッコいい映像を撮っているだけでなく、映像がキレイであることはもちろんのこと、映像のつなぎ方、道具を活用した飽きさせない演出、映像に合わせた音楽、照明など総合的な能力が必要であるように感じます。

このことを考えると、どうしても一人でやるには限界があるので、最終的にはいろんな能力を持ったプロフェッショナルな人が集まったチーム(プロジェクトごとに集まる)が必要になりそうです。

これからは「個人」でも「大企業」でもなく「チーム」の時代になる!