hakuraidou_blog のすべての投稿

低所得者ほど生活習慣に問題=野菜食べず、運動しない|国民健康・栄養調査

Vegetables

by Sonny Abesamis(画像:Creative Commons)




低所得者ほど生活習慣に問題=野菜食べず、運動しない―初調査で判明・厚労省

(2012/1/31、時事通信)

世帯所得が年200万円に満たない人は、比較的高い収入のある人に比べて野菜を食べる量が少なかったり、運動の習慣がなかったりと、生活に問題がある傾向があることが、厚生労働省が31日公表した国民健康・栄養調査で分かった。

厚生労働省の国民健康・栄養調査によれば、低所得者ほど野菜を食べる量が少なかったり、運動の習慣がなかったりと、生活習慣に問題がある傾向があることがわかったそうです。

このニュース記事に対するコメントとしては、「こんなわかりきったことを調べているなんて!」というものがありましたが、この問題は、国の医療費にも関わる問題ですので、実はとても大事だと思います。

肥満と貧困に関連する記事をまとめてみます。

肥満と生活保護・貧困との関係|なぜフードスタンプの受給者は南部に偏っている?|アメリカ

フードスタンプに頼っている人の割合が最も高い州はミシシッピ州で、20.7%です。

5人に一人が生活保護を受けているということ。

つまり、肥満と生活保護には相関関係があるのではと推測しています。

アメリカ人の肥満傾向は拡大|2030年までに米国の医療費の6分の1が、肥満関連の疾病に費やされるおそれがある

最も肥満率が高かったのは南部ミシシッピ(Mississippi)州で成人の32%以上、10-17歳では驚くべきことに44%が肥満だった。

同州は全米で最も経済的に貧しい州とされており、貧困と肥満の関連があらためて示された形だ。

ミシェル・オバマ大統領夫人が推奨する「ダイエット・プロジェクト」とは

ミシェル・オバマ夫人が、記者団に語るシカゴ時代の自分自身のエピソードにこんなものがあります。

「弁護士の仕事を持つ母親として、会議と子供たちのサッカーやバレー教室と駆け回った日の夜には、簡単で安いファーストフードのドライブスルーや、電子レンジで温めるだけの栄養バランスのとれていない食事を子供たちに出していた」--。

自分がそうだったからこそ、多くのアメリカ人が、栄養バランスのとれた食事の大切さは知ってはいるものの、新鮮な野菜や魚などを買うための支出と、手に入れた素材を調理する手間と時間を考えるとき、それよりも数百円で手に入れることができる完成したファーストフードの魅力が大きいと感じてしまう。

経済的に貧しい地域と肥満の地域に関連がある理由としては、栄養バランスのとれた食事の重要性を知らなかったり、どんな食品をとれば健康になれるのかということを知らないということが考えられます。

しかし、どんなに栄養バランスのとれた食事の大切さを知っていても、新鮮な魚や野菜を買って、料理を作った方が良いということはわかっていても、仕事・家事をして疲れてしまうという生活をしていると、調理する時間や家計のことを考えてしまい、手軽で安いファストフード・冷凍食品に頼りがちの生活になってしまいがちです。

肥満問題については、個人のライフスタイルに影響を与えている、家計や知識、意識、社会の影響が大きいかと思います。

肥満問題を解決するためにも、個人の生活習慣の改善のために知識を提供し続ける必要があるだけでなく、貧困などの社会問題を解決していく必要があると思います。







【関連記事】

「発熱がインフルエンザの自然治癒を助けている」という研究結果

インフルエンザが全国各地で流行っている中、こんな情報をご紹介したいと思います。

「発熱が実はインフルエンザの自然治癒を助けている」という研究結果

(2012/1/6、ライフハッカー)

発熱は人体の自然な防衛機能だというのは、みなさんご存知だと思いますが、最近の研究では、発熱は免疫システムの一部を懸命に働かせるために起こっているのだということが明らかになりました。

この一時的な発熱が、薬が効くよりも早くインフルエンザを治すのを助けているそうです。

発熱は自然治癒の助けをしているというのは、結構知られている情報なのではないでしょうか。

そのため、無理に熱を下げるということはしないほうがよいようです。

ただ、39度を超えてくると、体がゾクゾクして、節々が痛くなってくるので、発熱は自然治癒の助けになるのだから・・・とはいえないのですが。

インフルエンザの場合は、周りの人達に感染ってしまってはいけませんので、しっかりとお医者さんの指導に従って治療するようにしてくださいね。

 

健康食品 通販なら舶来堂 のメルマガでは、ブログよりわかりやすい、絶対覚えておきたい健康情報を週一回配信しています。

簡単に登録(無料)できます!解除も簡単です!

メールマガジン について詳しくはこちら。

【関連リンク】

 

Twitter-健康食品通販なら舶来堂

 

Facebook-健康食品通販なら舶来堂

⇒ 今何位? <ブログランキング>

インドの糖尿病患者、2030年までに1億人超え|国際糖尿病連合(IDF)予想

Staff of CWS Hospital for Republic Day Celebration

by Sadasiv Swain(画像:Creative Commons)




【インド社会】インドの糖尿病患者、2030年までに1億人超え─IDF予想

(2011/12/15、インドチャネル)

インドの糖尿病患者数は6,100万人で、昨年の5,080万人から約1,000万人増加。

2030年までには患者数は1億人を超えると見られており、この数値は前回の予想8,700万人を大幅に上回る――国際糖尿病連合(IDF)が第5次世界糖尿病地図(糖尿病アトラス)を発表し、インドの糖尿病に関するデータも明らかになった。

12月14日付でタイムズ・オブ・インディア紙が報じている。

国際糖尿病連合(IDF)によれば、インドは2030年までに糖尿病患者数が1億人を超えると予想されているそうです。

糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはコチラ

【関連記事】







糖尿病関連ワード

糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは

糖尿病の診断基準(血糖値・HbA1c)

糖尿病改善・予防する方法(食べ物・運動)

糖尿病危険度チェック

糖尿病の原因(生活習慣)|女性・男性

薬局でもできる糖尿病の検査|検尿(尿糖検査)と採血による血糖検査

糖尿病の合併症|網膜症・腎症・神経障害

糖尿病の食事(食事療法)|血糖値を抑える食べ方

糖尿病の運動(運動療法)|筋トレ・有酸素運動

インスリン(インシュリン)とは|血糖を下げる働きがあるホルモン

血糖値(正常値・食後血糖値・空腹時血糖値)・血糖値を下げる食品

ノートPC利用の男性はご用心、無線LANで精子損傷の恐れ

Geeky Nap - IMG_5006

by Mireille Raad(画像:Creative Commons)

> 健康・美容チェック > 不妊 > 男性不妊 > ノートPC利用の男性はご用心、無線LANで精子損傷の恐れ




ノートPC利用の男性はご用心、無線LANで精子損傷の恐れ

(2011/12/2、AFPBB)

男性がノートパソコンで無線LANを使うと精子が損傷するかもしれない、とする研究結果が前週、医学誌「Fertility and Sterility(生殖能力と不妊)」に発表された。

先日、えっ! 20代男性の精子数は、40代の半分になっている!?という記事をご紹介しましたが、今回の記事によれば、男性がノートパソコンで無線LANを使うと精子が損傷するかもしれないという研究が発表されたそうです。

今回の研究内容は以下のとおり。

アルゼンチンの研究チームは仮説を証明するため、データをダウンロード中のノートパソコンの近くに健康な精液を置いた。

4時間後、精液中の精子の25%が活動を停止していた。

ノートパソコンから離れた場所に置かれた対照群では、活動停止は14%にとどまった。

また、ノートパソコンに近い精子では、対照群の3倍以上にあたる9%がDNAに損傷を受けていた。

この原因は何なのでしょうか?

無線インターネットから放出される電磁波だと同研究は指摘している。

ただし、現段階での結果は最終的なものではなく、さらなる研究が必要だという。

電磁波が関係あるかもしれないそうですが、まだはっきりとはわかっていないようです。

一方、同誌に同時掲載された米ストーニーブルック大学(Stony Brook University)のチームの研究では、男性被験者29人の陰嚢のそばに温度センサーを設置し、膝の上でノートパソコンを使ってもらう実験を行った。

10~15分後にセンサーを確認したところ、温度は精子の生産を阻害するレベルに達していたという。

精子の生産を最大にするためには、睾丸の温度を体温より1~2度低く保つ必要がある。

同研究によると、ノートパソコンを膝の上で1時間使うと、睾丸の温度が2.5度上がる可能性があるという。

精子の生産を最大にするためには、睾丸の温度を体温より1~2度低く保つ必要があるそうですが、ノートパソコンを膝の上で1時間使うと、睾丸の温度が2.5度上がる可能性があるそうです。

【関連記事】

【感想】

先日、えっ! 20代男性の精子数は、40代の半分になっている!?で、日本やデンマークの若い男性の精子数が減少しているという話題を紹介しましたが、もしかすると、世界的に同じようなことが起こっているため、こうした研究が行われているのかもしれませんね。







【関連記事】

【関連記事】

【関連ワード】

アルツハイマー病予防には焼き魚を|米ピッツバーグ大学

ししゃも

by fto mizno(画像:Creative Commons)




アルツハイマー病予防には焼き魚を、米研究

(2011/12/6、AFPBB)

魚を食べると認知能力低下やアルツハイマー病を予防し、脳の健康増進に役立つ可能性があるという研究が前週、北米放射線医学学会(Radiological Society of North America、RSNA)で発表された。

魚を食べると、アルツハイマー病の予防に役立つ可能性があるという研究が発表されたそうです。

【関連記事】

今回の実験内容は以下のとおり。

米ピッツバーグ大学(University of Pittsburgh)の研究チームは、心臓血管に関する国の研究「Cardiovascular Health Study」の被験者から260人を抽出した。

うち163人が毎週魚を食べており、その多くは週1回から4回食べていることが分かった。

脳の健康を調べるため、磁気共鳴画像撮影装置(MRI)を用いて、被験者の脳の灰白質の位置と大きさを調べた。

その後、モデルを使って灰白質と魚の摂取との関係を分析し、10年後の脳の構造を予測した。

その結果、少なくとも週1回、焼いた魚を食べている人は、アルツハイマー病の発症にかかわる脳の領域の灰白質が大きいことが分かった。

乾燥させた魚には認知能力の低下を予防する効果は見られなかったという。

研究チームによると、脳の構造とアルツハイマー病の直接的関係を発見したのは、今回の研究が初めてという。

灰白質の大きさは、脳の健康にとって極めて重要で、健康な脳ほど灰白質が大きい。

灰白質の減少は、脳細胞が縮んでいることを意味する。

米ピッツバーグ大学の研究によれば、少なくとも週1回、焼いた魚を食べている人は、アルツハイマー病の発症にかかわる脳の領域の灰白質が大きいこと(灰白質の大きさは、脳の健康にとって極めて重要で、健康な脳ほど灰白質が大きい)が分かったそうです。

魚を食べる機会がない人は、ぜひ食べるようにしたいですね。