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第三の脂肪である「異所性脂肪」を減らす方法|#たけしの家庭の医学 #あさイチ

2012年4月24日放送のたけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学では、「第三の脂肪」を取り上げました。




【目次】

■第三の脂肪である「異所性脂肪」を減らす方法|#たけしの家庭の医学

fat urn

by martin.mutch(画像:Creative Commons)

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第三の脂肪といえば、思い出すのは、「異所性脂肪」です。

■皮下脂肪と内臓脂肪と異所性脂肪

痩せていても危ない!日本人を蝕む異所性脂肪を取り除く方法|#世界一受けたい授業

皮下脂肪は、腹筋/筋肉の外側にある脂肪で、比較的女性の方に皮下脂肪というのは貯まりやすい。皮膚と筋肉の間に貯まる。

内臓脂肪は、見た目では分かりにくいが、お腹がプクっと出ている場合は、内臓脂肪が多い。大腸や小腸の周りにつく。

食べ物を食べると、脂肪として体内に蓄積される。

その蓄積場所が脂肪の容量によって違ってくる。

第1段階 皮下脂肪:皮膚と筋肉の間に貯まる。

第2段階 大腸や小腸の周りにつく。

さらに食べ過ぎると、内臓脂肪がもうこれ以上増えなくなると、蓄積できなくなってしまう。

内臓脂肪の容量を超えてしまったときには、脳以外の肝臓・筋肉・血管などに蓄積。

内臓脂肪でも皮下脂肪でも内部分に貯まってしまうのが異所性脂肪。=第3の脂肪

異所性脂肪というのは、臓器の中に蓄積しているので、本来の脂肪の毒性が直接伝わってしまう非常に恐ろしい脂肪。

異所性脂肪は、恐ろしい毒性を持ち、心臓など脳以外の全身の臓器や筋肉に蓄積し、動脈硬化脂肪肝糖尿病高血圧高脂血症心筋梗塞などの生活習慣病を引き起こすことが分かったそうで、また、やせていても貯まることがあるそうです。

肝臓に異所性脂肪が貯まってしまった場合、ひどくなると脂肪肝になって、さらにはNASH になるおそれも。

※NASH:高脂肪・高カロリー食が原因でなる、日本で約150万人いる病気。

これがそのまま悪化すると、組織の中に線維ができて、肝硬変肝臓がんのような取り返しの付かない病気になってしまうことが考えられる。

■なぜ異所性脂肪がつくのか?

皮下脂肪や内臓脂肪の場合、脂肪細胞といういわばカプセルに包まれた状態でくっつき、大きくなってもカプセルに包まれているので、毒性は強くないそうです。

脂肪細胞の限界量を超えたときに、行き場のないエネルギーは、本来蓄積すべきでない場所についてしまいます。

それが、異所性脂肪と呼ばれる理由です。

異所性脂肪は、脂肪細胞というカプセルに包まれていないため、毒性が強いのだそうです。

脂肪細胞が多い人は、太ってしまいますが、反面安全に脂肪を溜め込むことができることを証明しています。

しかし、なかなか太れない人の場合は、食べても全然太らない代わりに、脂肪細胞がいっぱいになり、異所性脂肪がたまってしまいます。

日本人とアメリカ人を比較すると、アメリカ人は、日本人に比べると皮下脂肪が付きやすい反面、異所性脂肪は少ないそうです。

※日本人には、“やせ形糖尿病”が多いと言われており、その理由としては、欧米人に比べて遺伝的にインスリンの分泌が少なく、太り過ぎる前に発症してしまうと言われていましたが、異所性脂肪が原因で病気になっているのかしれませんね。

「太れる(太ることができる」ということは、脂肪を安全に貯めこむということから考えると、体にとってはいいことということが言えそうです。




【補足】異所性脂肪がつきやすい生活習慣

2018年5月7日放送の「あさイチ」(NHK)では、異所性脂肪がつきやすい生活習慣について取り上げました。

●炭水化物や甘いものが好き

●油ものが好き

●1日8,000歩未満

●息が弾むような運動をしていない

2018年7月4日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」でも「第三の脂肪」が取り上げられました。

■異所性脂肪を減らす方法

●食事

脂物を控える(肉を赤身肉・魚に変えるなど)

●運動

一日一万歩(徒歩・階段を使うなど)

こうした方法を3日やるだけで異所性脂肪は減るのだそうです。

異所性脂肪の特徴としては、簡単にたまりやすいけれども、簡単に減らせるという特徴があるそうです。

異所性脂肪はごく短期間の運動をするだけで、量が劇的に減ることが分かっている。

メッツ(METs metabolic equivalents)

厚生労働省が定めた体内の脂肪を減らす運動量を示した数値)

異所性脂肪を取り除くには、1週間に23メッツ・hが必要。

※身体活動の強度×身体活動実施時間(h)=身体活動の量(メッツ・h)

一時間行ったときのメッツの量

  • ボウリング 3メッツ・h
    洗車 4.5メッツ・h
    山登り 7.5メッツ・h
    自転車 8メッツ・h
    平泳ぎ 10メッツ・h
    掃除2時間 8メッツ・h
    筋トレ2時間 8メッツ・h(筋トレは激しく体が動くのはごく一瞬なので)
    散歩 3.5メッツ・h
    ギター演奏 2メッツ・h
    釣り 2.5メッツ・h
    ヨガ 2.5メッツ・h
    荷物の積み込み 3メッツ・h
    階段の昇り降り 3.5メッツ・h
    卓球 4メッツ・h
    バドミントン 4.5メッツ・h
    草むしり 4.5メッツ・h
    バレエ 4.8メッツ・h
    ドッジボール 5メッツ・h
    エアロビクス 6.5メッツ・h
    テニス 7メッツ・h
    サッカー 7メッツ・h
    ラグビー 10メッツ・h

ゆっくり自転車をこぐというような有酸素運動をするほうが効率よくメッツを獲得できることが分かっています。

医学の進歩でこれまでよくわかっていなかった脂肪で生活習慣病が発症するという仕組みが明らかになってきています。

もうひとつ気になるとすれば、「EMCL」です。

■たるみ物質「EMCL」

たるみ解消・EMCL・スロトレ|ためしてガッテン 10月19日

  • BMIの数値が20-22の標準体型の人であっても、「たれ尻」・「お腹にうきわ」・「背中に三段腹」ということがある。
  • 体重は変わってないのに、乗っているお肉の量が違う。
  • 20代と40代のおしりのMRIをみてみると、皮下脂肪の厚みは変わっていないのですが、大殿筋に変化が起きていました。これは、筋肉の質の変化なのだそうです。
  • この変化を引き起こすのが、EMCL(例えて言えば、さし)です。
  • EMCLとは、正式に言うと、筋細胞外脂肪。

■EMCLが増えると、なぜたるむのか?

筋肉は常にバネのように収縮しており、皮下脂肪や皮ふをつり上げています。

しかし、EMCLが筋肉の隙間に入り込むと、EMCLは筋繊維の収縮を妨げてしまいます。

その結果、たるんでしまうそうです。

■なぜ筋肉が霜降りになるのか?

筋肉は常に新しい細胞と入れ替わっています。

新しい筋肉の元になる細胞が、筋衛星細胞。

筋衛星細胞が大きくなるには、筋肉の収縮が必要です。

筋肉が収縮すると、成長因子が出て、筋肉が育ててくれます。

しかし、筋肉を使わない(筋肉が収縮しない)と、筋衛星細胞が脂肪細胞EMCLに変化してしまいます。

また、無理なダイエット(食事制限)によって、筋肉の材料となるたんぱく質が不足することも原因となります。

さらに、たんぱく質が不足すると、成長因子(成長因子もたんぱく質でできている)が減少し、筋肉が霜降り化してしまうそうです。

●日本人女性の変化(最近10年間)

痩せ型の割合はおよそ3%増加しているのですが、一日の平均歩数は800歩減少しているそうです。

本来であれば、歩いている歩数が減っているのであれば、太らなければいけないのに、やせているということは、日本人の女性は運動もしないし、食べ物も充分に食べていないので、たんぱく質が不足し、体のたるみを生んでいると考えるようです。

筋肉量の減少と霜降り化は、糖尿病・脳卒中・心筋梗塞の危険因子にもなり、転倒・骨折から寝たきりにもつながると考えられます。

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chelmicoの鈴木真海子さん、体調不良で一定期間活動休止




chelmicoの公式SNS(インスタグラム)によれば、chelmicoの鈴木真海子(Mamiko)さんが体調不良が続いており、療養に専念するため、一定期間活動休止することを発表しました。

【大遅刻】真海子がお寝坊したのでレイチェルがノート作りに行った[蕎麦とハンバーガー]

【お寝坊到着】真海子が12時間寝てやっと来た[蕎麦とハンバーガー]

YouTubeではRachel(レイチェル)さんが真海子さんの働きすぎを心配していましたので、オーバーワーク気味だったのではないでしょうか?

2025年4月から事務所を移籍し、頑張ろうという時期だったと思いますが、まずはしっかりと体調を整えて、改めて頑張ってほしいですね。

【参考リンク】

■まとめ

最近は体調不良のために一定期間活動休止をする有名人のニュースをよく見かけます。

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なぜアスリートに休養が必要か?|高校スポーツ界でも休養日を設ける学校が増えている!|積極的休養(アクティブレスト)と消極的休養で紹介しましたが、休養には積極的休養と消極的休養があり、積極的休養(身体の疲れている時にウォーキングやストレッチなどの運動を軽めに行い、全身の血行を良くして疲労回復を早める休息法)と消極的休養(横たわるなどによって疲労回復をする方法)を比較すると、積極的休養を取った方が疲労回復スピードが速くなるそうです。

Airbnb Story 大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法

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「社員がみんな疲れ切って、しばらく家族にも会えなくて、休みが必要な時に、もう一段上のレベルで働いてもらうためにはどうしたらいい?『疲れてるのはわかるけど、あと10倍がんばって』って言うわけ?」

「Airbnb Story」(著:リー・ギャラガー)ではAirbnbのCEOチェスキーが会社をもう一段上のレベルに上げるためにどうすべきかを考えるときに、セールスフォース・ドットコムのマーク・ベニオフから次のような返事をもらったそうです。

もっとがんばれとは言えないが、「考え方をアップレベル(一段階上げる)してほしい」と頼むことはできる

この考え方は私たちにも当てはまって、ただがむしゃらに従来型のやり方でやるのだけでなく、新しい考え方ややり方を取り入れることで成果をアップすることができることにつながるのではないでしょうか?

例えばリカバリーという考え方。

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がむしゃらに仕事をするのが好きな人も「リカバリー」を取り入れて、積極的休養をして自身の身体を最適化して、また仕事に臨むという考え方になれば、休むことが結果として仕事に成果アップにつながるということになります。

休養をとるというとネガティブなイメージを持つ人は、積極的休養(アクティブレスト)を行うというように考えるとよいのではないでしょうか。







コロコロチキチキペッパーズのナダルさん、大腸憩室出血で緊急入院していた!「血便が出て、便器が真っ赤で」




コロコロチキチキペッパーズのナダルさんは大腸憩室出血で1週間入院していたことを明かしました。

ナダル、緊急入院していた「血便止まらん、便器が真っ赤で」1週間休養、患部も明かす(2025年4月11日、日刊スポーツ)

「大腸憩室(けいしつ)。日本人の半分ぐらいまで5人に2人ぐらいの確率で憩室があるみたいで。その中でも憩室が炎症起こす人とか血出る人とか、出る人も出えへん人もいる感じ」と説明。飲み会の席で大量に食事した後「腹痛くなって」。トイレに行くと、血便が出たといい「血!ってなって。便器が真っ赤で」と状況を克明に語った。

■大腸憩室とは?

血便の原因は? 痔?癌?それとも…?(長寿医療研究センター)によれば、大腸憩室とは大腸の壁の外側に5-10mmのサイズの袋状になっているもので、日本人の24%が保有していますが、存在すること自体は病気ではないそうです。

この袋の中の血管が破れて出血することを大腸憩室出血というそうです。

大腸憩室出血 突然の大量血便で発症(沖縄県医師会)によれば、腹痛がなく大量の血便に驚かれる患者さんが多いそうです。

■まとめ

血便の原因としては大腸がんや痔などが挙げられますが、大腸憩室出血 突然の大量血便で発症(沖縄県医師会)によれば、日本で最も多いのは「大腸憩室出血」なのだそうです。

 大腸憩室出血は、高齢者に多く発症するため、超高齢化社会となったわが国では急増しています。血液をサラサラにする薬や痛み止めの薬がこの疾患の要因とされており、高齢になるとこのような薬を内服する頻度が高くなることが拍車をかけています。

大腸憩室出血とは高齢者に多く発症するそうですが、その理由としては、血液をサラサラにする薬や痛み止めの薬がこの疾患の要因となっているそうで、大腸憩室自体は日本人の24%が保有していて、超高齢化社会の日本においては、珍しい病気ではないのかもしれません。







老化は治る時代!?キンミズヒキ由来アグリモール類摂取で老化細胞が除去できる可能性がある!




人の血液中における老化細胞定量法の確立とキンミズヒキ由来アグリモール類摂取による人での老化細胞除去作用の検証(2025年3月6日、FANCL)によれば、キンミズヒキ由来アグリモール類の摂取により、血液中の老化細胞の比率が減少する可能性が示唆されたそうです。

今回の研究のポイントは2つ。

1)世界で初めて日本人のキラー細胞などの老化細胞量が加齢とともに増加することを確認

2)キンミズヒキ由来アグリモール類は体内に蓄積した老化細胞を除去する作用を発揮する可能性が示唆

■まとめ

ファンケル機能性食品研究所・寺本祐之所長によれば「最近は、老化は、病気の一種に近いものではないかという考え方が主流になりつつあります。」とコメントしています。

これまでの抗老化についてのアプローチは、老化によって引き起こされる悩みへの対策(紫外線対策・抗酸化作用によるもの)だったのですが、今回の研究の一番大事なのは、老化の原因そのものを取り除いて健康寿命を延ばそうという試みをしているところです。

抗老化タンパク質「DEL-1(デルワン)」の増やし方(食材)とは?/カズレーザーと学ぶ。では抗老化タンパク質「DEL-1」を紹介しました。

老化細胞が肌の中で増えてしまうと、体の外から行う通常のスキンケアではその細胞を取り除くことが難しいため、シミシワの原因となってしまいます。

そこで必要になるのが体の中からのアプローチであり、そのカギとなるのが抗老化タンパク質「DEL-1」です。

DEL-1をコントロールすることができれば、肌の再生力もアップし、肉体も若返る可能性があるそうです。

つまり、最近は老化細胞自体にアプローチして「老化は治る時代」を目指そうというところに来ているんですね。







高齢の農家の方が気になる健康の3つの話題とは?




この前農家の方といろんな話題について話したのですが、その中で健康の話題が3つ出ました。1)認知症が心配、、2)うつ病が心配、3)足腰が弱っているかも?という話題でした。

このブログでも特に注意して追いかけているニュースが高齢者のフレイルの問題であり、その中でも気にかけているのが、認知症、うつ病、足腰が弱ることです。

今全然大丈夫と思っている人もひとたび自分自身やご家族が健康じゃなくなる(病気になる)とその生活はどんどん悪くなっていきます。

働けなくなるし、旅行にも行けなくなるし、ふさぎ込みがちになります。

その結果、認知症・うつ病・足腰が弱る(骨粗しょう症を含む)リスクが高まります。

大事なことはいかに健康を維持するのかです。

健康の基本は、良い食事と運動と休息をとること。

良い食事と定期的な運動と休息をとって、認知症・うつ病を予防し、足腰を鍛えて(骨粗しょう症予防)、元気にやっていきましょう!

→ 認知症対策|認知症に良い食べ物・栄養 について詳しくはこちら

→ 骨粗しょう症の症状・原因・予防する方法(食べ物・運動) について詳しくはこちら