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血栓を溶かす方法は運動をして「t-PA」を増やす|血栓の原因はフィブリン|脳梗塞・心筋梗塞予防|#ガッテン(#NHK)

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2016年5月11日放送の「ガッテン!」(NHK)のテーマは「脳梗塞心筋梗塞予防/血栓を溶かす方法」です。




【目次】

■血栓を作る原因は「フィブリン」

Jogger

by Ed Dunens(画像:Creative Commons)

血栓の原因となるのは「フィブリン(Fibrin)」という物質です。

フィブリンは傷ができた時に固まって止血する役割を持っていますが、フィブリンが網目状になって固まってしまうと、血栓ができてしまいます。

できあがった血栓を電子顕微鏡で観察すると、網目状の物質が赤血球や白血球など他の血液成分をからめ取っています。

フィブリンは恐怖やストレスなどに影響しやすい成分で、ストレスを感じるとフィブリンが働いて、血栓ができやすくなるそうです。

■血栓を溶かす方法

医療現場では脳梗塞の治療に「t-PA(tissue plasminogen activator:組織プラスミノーゲン活性化因子)」という血栓を溶かす薬があるそうです。

血栓溶解療法(t-PA治療)|福岡脳卒中データベース研究

身体の中にはもともとプラスミンという酵素があります。プラスミンは前駆体であるプラスミノゲンから作られ、血栓を溶かす作用があります。t-PA(tissue-plasminogen activator:組織プラスミノゲン活性化因子)は、プラスミノゲンの作用を増強することで血栓を強力に溶かす酵素です。

「t-PA」の治療効果は高く、発症後4.5時間以内の使用で、後遺症の程度を軽減することが可能なのだそうです。

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この「t-PA」は私たちの体の中(血管の内側の細胞)でも作られていて、日常的にできる血栓を溶かしてくれているそうです。

では、どのようにすれば、「t-PA」を増やすことができるのでしょうか?

t-PAを増やす方法は、「運動」!

番組で1日30分ほどの散歩程度の運動(有酸素運動)を3週間行なったところ、被験者全員の血栓を溶かす能力がアップしたそうです。

次に、軽い有酸素運動ではなく激しい運動を行なった場合も実験したところ、血栓を溶かす能力は21倍!になったそうです。

激しい運動による効果は一時的なものなので、長く続けられる軽い有酸素運動のほうがよさそうです。

また、体重を一キロ減らすだけでも血栓を溶かす能力は20%もアップするそうです。

運動する場合には、起床後水分を摂って1時間ほど経ってから運動するといいそうです。




【補足】血管を広げる方法|動脈硬化を予防する方法

●軽いジョギング or 鼻歌ウォーキング

軽いジョギングなどの有酸素運動をすると、血管の内側の内皮細胞が整列して血流が良くなるそうです。

すると、血管を広げる作用がある「NO(一酸化窒素)」という物質がより多く出るようになって広がりやすさがアップすると考えられています。

血管が広がりやすくなれば、血圧が安定して血管を傷つけにくいので、動脈硬化になりにくいのです。

鼻歌ウォーキングを 1日30分週3回行なうと、3週間で血管弾力15%UPしたそうです。

運動でも血流が良くなるので一酸化窒素による血管若返りが期待できるそうです。

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●和温療法

60度のサウナに入り体温を約1度上昇させたあと、保温30分

体を温めて深部体温が上がると、熱を逃がそうとして血流が良くなります。

この時血管の内壁からNO(一酸化窒素)という物質が出てきます。

この一酸化窒素には血管を広げようとする働きがあります。

このことによって、内部の筋肉がほぐれて、血管が柔らかくなる、つまり血管が若返るそうです。

湯温40度の状態(安全な温度)

さら湯の場合、+1℃になるまでに13分

入浴剤を入れた場合、+1℃になるまでに9分半

※炭酸が肌から吸収されると血管が広がってその結果温まりやすくなると考えられるそうです。

※個人差があります。

※高温(42度~)で長湯した場合
熱い湯で体温を2度以上あげると、血小板に偽足(血小板の形が変わり、脚のように飛び出した形になり、ひっかかりやすくなる)ができ、詰まりやすくなる。

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●一酸化窒素を増やす血管ほぐしポカポカ体操

血流をアップするには血液中の一酸化窒素を増やさないと駄目なのだそうです。

一酸化窒素は血管を刺激することで作られ血液中にはとても重要なもの。

血管の筋肉を柔らかくして広げることで血流をスムーズにしたり、血管が詰まるのを抑える働きもあるそうです。

動脈を刺激することによって、一酸化窒素が出来易くなる。

監修:大阪市立大学 井上正康教授

手のひらを膝において、もうひとつの手を上から挟むようにして重ねます。

これを縦にこするようにしてください。

片手30秒間ずつ行います。

また、縦だけでなく、横もこするようにします。

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●青菜類を食べる

青菜類には一酸化窒素の前駆物質である硝酸が含まれており、多く摂取することで体内の一酸化窒素が増えることによって、血流を良くすると考えられます。

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●血管の回復に良い運動:桃太郎運動

1.イスに座り、足を手で抱える

2.15秒間キープした後、両手両足を開き、手足を震わせる

一酸化窒素が出ることで血管を回復させるそうです。

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血圧の測り方|高血圧や動脈硬化を発見するためにも血圧測定方法のポイントをマスターしよう!

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【目次】

■家庭で血圧測定をして高血圧のサインをチェック

sphygmomanometer

by Jasleen Kaur(画像:Creative Commons)

家庭用血圧計(Sphygmomanometer)を使い毎日朝・夕と測って、記録をつけ続けると、自分の血圧の平常値がわかり、異常が出たときがサインになります。

「家庭血圧」を重視|高血圧治療ガイドライン2014によれば、「診察室血圧と家庭血圧の間に診断の差がある場合、家庭血圧による診断を優先する」というようになりました。

家庭血圧とは、病院ではなく家庭で血圧を測ることです。

家庭血圧が重視される一つの理由は、「診察室血圧・白衣高血圧」という現象があります。

白衣高血圧(白衣現象)とは|病院で緊張して血圧が上がるによれば、白衣高血圧とは、通常は血圧が正常なのに、病院で血圧を測定すると血圧の値が高くなってしまうことです。

そうしたことから、平常の血圧を測定する方法として、病院ではなく家庭で血圧を測ることが重視されるようになったようです。

また、家庭血圧を測定することによって見えてきたものもあります。

それは、「仮面高血圧」という新しい病態(病気のぐあい)です。

仮面高血圧とは?健診では正常、職場では高血圧によれば、健診や病院では正常血圧なのに、職場や家庭で血圧を測ると135/85mmHg以上になる状態を「仮面高血圧」といいます。

仮面高血圧は、正常血圧とされる一般成人の10~15%が相当するといわれており、脳卒中心筋梗塞を併発する危険性は、正常血圧の2~3倍あり、心臓の肥大や動脈硬化の進行が非常に早いこともわかってきています。

そのため、現在では、家庭血圧(病院ではなく家庭で血圧を測ること)のほうが正しい血圧の数値がわかり、また病気の発見にもつながるため、家庭血圧が重要だと考えられています。




■血圧の計り方のポイント

●リラックスした後に血圧を測る

世界一受けたい授業 5月2日|エクオール|健康な血管を作る為の3つの習慣|最新のがん予防法によれば、血圧の測り方で正しいのは、朝起きてすぐORトイレを済ませてから?という質問の答えは、「トイレを済ませてから測る」でした。

トイレを我慢している時には血圧が上昇してしまうためです。

●血管を圧迫させないように気を付ける

腕に巻くときの目安は、指が1本か2本入る程度

●一日2回朝と夜に測る(毎日同じ時間に測る)

時間帯によって血圧は変動してしまうため、時間や環境を整えることは重要です。

●座って測定する

血圧は、「心臓の高さにある上腕の血圧を座って計測した値」が基準です。

●血圧は両腕を計測する

通常、健康な人は左右の血圧差がほとんどありませんが、左右で血圧差が10%以上(15mmHg以上)差がある場合は、動脈硬化(腕の血管にプラークがある)の可能性があります。

両腕を計測する際には、片方の血圧を測定した後、1から2分リラックスしてから、測るようにしましょう。

■まとめ

血圧を測る習慣を作ることで、高血圧(high blood pressure, hypertension)や動脈硬化などの生活習慣病を予防することにつながりますので、ぜひ血圧測定を行なうようにしてくださいね。

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ランニング・ジョギングを始める前に初心者が注意すべきこととは?

心機一転ランニングを始めようという人もいるかも知れません。

ランニング(ジョギング)やウォーキングをするのは、とても気持ちがいいですよね。

ただ、日頃から運動をしていなかった人が、急に走ると体を痛めてしまうことがあるので、注意が必要です。

そこで、今回は、これまでブログで紹介してきたランニング・ジョギングを始める前に気をつけておくことをまとめてみました。




ランニングブームの落とし穴|ランニングをはじめる前に気を付けるべきこととは?

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by Parker Knight(画像:Creative Commons)

「特に女性ですが、ダイエット目的で節食をされた方は、骨密度や体の筋肉量が低くなりがち。

その状態の人が急にランニングを始めることで、膝や腰を痛める例も多くあります。

走る前に自分の筋肉量を把握することが重要ですね」。

女性の中には、ダイエット目的で食事を減らしているために、骨密度や筋肉量が低くなっている人がおり、そうした状態でいきなりランニングを始めると、膝や腰など体を痛めることがあるそうです。

 

アキレス腱のけが ジョギングブームで中高年ランナーに増加中。

アキレス腱のケガをしている人が中高年に増加しているそうです。

中高年ランナーが起こしやすいアキレス腱のけがは何か?

早稲田大の鳥居俊(すぐる)准教授(スポーツ整形外科)は「アキレス腱周囲炎とアキレス腱付着部炎が多い」と指摘する。

アキレス腱周囲炎はアキレス腱と、その周囲を包む組織との間に摩擦が生じて起こる炎症だ。

また、アキレス腱付着部炎は、アキレス腱とかかとの骨との間で起こる摩擦で生じる炎症で、かかとの骨が元々外側に向けて出っ張っている人の場合なりやすい。

これらの怪我を引き起こしやすくなる原因は何なのでしょうか。

これらのけがを引き起こしやすくする原因に、足の動きがある。

一般的にジョギング時に人間の足は、まずかかとの外側から着地し、次に足の裏全体で地面を踏んで、最後につま先でけるが、人によって癖がある。

鳥居准教授は「こうした一連の動きの中で無駄な動きが増えると、摩擦も大きくなり、けがを起こしやすくする」と指摘する。

それぞれの個人の足の動きの癖があり、その動きの中で無駄があると、摩擦が大きくなり、ケガを起こしやすくなるそうです。

また、アキレス腱の周囲のケガだけでなく、アキレス腱自体が損傷することもあるそうです。

また、アキレス腱そのものが損傷する「アキレス腱炎」もある。アキレス腱は、ロープのように、たくさんの細い腱が束になってできている。

大きな力が繰り返しかかると、弱っている部分が切れて炎症を引き起こす。

競技をしている若い人に多くみられるが、腱が劣化している中高年にも起きやすく、注意が必要だ。

アキレス腱周囲炎とアキレス腱炎はアキレス腱の上部で、アキレス腱付着部炎は下部で起きやすいため、痛みの場所によってある程度、けがの種類が何か判別できる。

ケガの予防法

●シューズ選び

鳥居准教授は「自分の走りの特徴にあったシューズ選びが重要」と指摘する。

アキレス腱周囲炎は、土踏まずを持ち上げる中敷きを靴底に入れることで、本人の癖など足の無駄な動きが大きくなるのを防ぎ、炎症を起こしにくくする。

また、かかとを持ち上げる中敷きを入れると、アキレス腱付着部炎になりにくいという。

鳥居准教授は「ストレッチをしっかりして、ふくらはぎの筋肉をほぐしておくことも大切」と話す。

自分の走り方の特徴にあったシューズ選びが重要なようです。

今はランナー向けに様々なテクノロジーをつぎ込んだシューズが開発されているので、店員さんに自分に合ったシューズを教えてもらうのが良いのではないでしょうか。

また、しっかりとストレッチをして、ふくらはぎの筋肉をほぐしておくことも大切なのだそうです。

●年齢に応じた無理の無いペースで

また、日本靴医学会理事長の井口傑(いのくちすぐる)・元慶応大教授(整形外科)は、ジョギングでは年齢に応じた無理のないペースを守ることを勧める。

井口元教授によれば、人間の平均寿命は明治初期まで40歳くらい。

栄養状態の改善などで急激に寿命が延びたが、それに合わせて人間の足が急に進化したということはない。

腱は筋肉に比べて血行が少なく、損傷しても補修が利きにくい。

つまり、40~50歳を過ぎると、腱は言わば賞味期限が切れたような状態にあるため、無理をすればアキレス腱炎になりやすいという。

井口元教授は「中高年になったら、(腱を)節約しながら大切に使うという認識が重要。

もし痛みが走ったら決して無理をせず、休むことが大切だ」と指摘する。

痛みが取れた後の再開は「まず半分程度のペースに落とし、3週間で1割ずつペースを増やす。

再び痛みが出たところから1割ほど減らした辺りが、その人の最適なポイント」と助言する。

年齢に応じた無理の無いペースでジョギングを行うことが大事なようですね。

痛みが出たら、無理をせず、しっかり休むこと。

痛みがとれたあとも、ペースを落としてはじめ、徐々に増やすようにした方が良いようです。

せっかく健康のためを思って始めたジョギングで怪我をしては元も子もありません。

自分にあったペースで無理なく続けられるようにしましょう。

ジョギングでケガをしないコツとは?

日本のみならず、米紙「ニューヨークタイムズ」によると、米国でも過去10年間でマラソン人口が20%アップ

これに伴って、ジョギングが原因でケガをする人も増えているそうで、フルマラソンに向けてトレーニングしたことある人の90%がケガの経験を持つという研究結果もあるそうです。

世間では空前の(?)マラソンブームと言われています。

記事によれば、アメリカでもジョギング人口が増えているそうです。

健康のためを思って、ジョギングを始めてみたものの、ケガをしたことがある人も多いのではないでしょうか。

私もそのうちの一人。

体力づくりを兼ねて、ジョギングを始めてみると、「意外と速く走れる」と思って調子に乗って走っているうちに、急にひざに痛みが走り、それから数週間は、走れなくなってしまうということがありました。

現代人はなぜ、走るとケガをしやすいのでしょう?

小さい頃から継続して体を動かしていると、腱や筋肉も鍛えられるのですが、大人になってから急にジョギングをはじめると、長距離を走れるほど体が強くなっていないので、ケガをしやすいのだそうです。

また、ハイテクなシューズを履き、人工的に舗装された道で走っていると、好ましくないフォームになりがちで、これがケガにつながるケースもあるのだとか。

大人になって、急にジョギングを始めると、体はついていかないため、ケガをしてしまうということのようです。

また、ジョギングに好ましくないフォームで走ることもケガにつながるようですね。

では、どのようにすれば、ジョギングでケガをしないようにすることができるのでしょうか。

ジョギングを安全に楽しむためのコツとしては、長い期間をかけて、ゆっくり少しずつトレーニングすること。

また、狩猟時代の人々が狩りの途中で歩いながら休憩していたように、走ることばかりにこだわらず、時には”歩き”をはさむこともポイントです。

ジョギングでけがをしないコツ

  1. ゆっくりと少しずつトレーニングを行うこと
  2. 歩きをはさむこと

この2点を守って、ジョギングを行うとよいようです。

スロージョギングもお勧めですよ。

⇒ スロージョギングの効果・やり方とは|ためしてガッテン(NHK)

 

■女性がジョギングで気をつけておくこと

道端カレン、女性がジョギングで気をつけることをアドバイス

ジョギングで女性の胸を引き上げている「クーパーじん帯」が切れてしまい胸が下がってしまうそうなので、しっかりとガードすることが大切

ジョギングをする際には、スポーツブラ等でしっかり胸元をガードしてください。

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■2018年話題のシューズ

2018年入荷後、即完売を繰り返すスポーツシューズとして大ヒットしているのが「NIKE ZOOM VAPORFLY 4%(ズーム ヴェイパーフライ4%)」!

それもそのはず、福岡国際マラソンで優勝した服部勇馬選手やシカゴマラソンで日本新記録を更新した大迫傑選手、東京マラソンで当時の日本新記録をマークした設楽悠太選手、シカゴマラソンで優勝したモハメド・ファラー選手、2時間1分台で走ったキプチョゲ選手が履いていたのが「ナイキ ズームヴェイパーフライ4%」なのです。

【参考リンク】

ナイキ社公式ツイッターの発表によれば、2019年の箱根駅伝に出場した10区・23校の230人の選手のうち95人が「ナイキ(ズーム ヴェイパーフライ 4%)」のシューズを履いていたそうです。

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■まとめ

せっかくジョギングをしようとやる気を出している方には、少しやる気を無くさせてしまうような記事になってしまいましたが、春は外で運動をするにはとてもいい季節ですし、また、運動を習慣にすることは体にとっても脳にとってもすごくいいことですので、ぜひ運動を習慣にしてくださいね。







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ゴルフで認知症予防!|ゴルフには運動・脳トレ・社会的な交流という認知症予防につながる要素がそろっている!

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【目次】

■ゴルフで認知症予防!

EASTWOOD MIRI & GOLF RESORT - SARAWAK

by Katja Hasselkus(画像:Creative Commons)

ゴルフが認知症予防に 倉本氏「教本、テキストを」

(2018/3/23、日刊スポーツ)

毎週1回、90分の練習セッションを14回、その後120分間のコースセッションを10回行い、その結果、単語記憶(30点満点)が13点から約14点へ、論理的記憶が約15点から16点半ばへと、いずれも事後の方が数字がアップした。

国立長寿医療研究センター、東大、杏林大、ウィズ・エイジングゴルフ協議会との共同研究で、65歳以上でゴルフ未経験の106人を対象に6か月間に週1回のゴルフ練習を行なったグループは単語記憶や論理的記憶の数字がアップしたことから、ゴルフが認知症予防に役立つことが期待されるそうです。




■なぜゴルフをすることが認知症予防につながるの?

なぜゴルフをすることが認知症予防につながると考えられるのでしょうか?

国立長寿医療研究センター・予防老年研究部の島田裕之部長は「運動不足はアルツハイマー発症の1番の危険因子。ゴルフには運動、脳トレ、社会的活動と認知症予防になる要素がそろっており、ゴルフは認知症の予防になる」と説明した。

今回のポイントは、認知症予防になる要素として、運動・脳トレ(数字の計算)・社会的な交流が挙げられていることです。

認知症の予防につながる9つのリスク要因によれば、|中年期の聴力低下・中等教育の未修了・喫煙・うつ・運動不足・社会的孤立・高血圧・肥満・2型糖尿病が9つのリスク要因として挙げられています。

●運動

中年期の運動によって脳の萎縮や認知機能の低下を予防できる!?によれば、米ボストン大学などの研究チームによるランニングマシンで運動してもらうテストによれば、運動成績が悪かった人は脳が萎縮していることがわかったそうです。

軽い運動でも脳の認知機能は向上する!?によれば、筑波大学体育系の征矢英昭教授らの研究で、ジョギングに相当する運動を短時間行うと脳の中の判断力や注意力を支配する部分の活動が活発になることがわかっており、またウォーキング程度の軽い運動を短時間行なっても脳の認知機能が高まることがわかったそうです。

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●脳トレ

うつ病性仮性認知症対策|前頭葉の血流を増やす方法は有酸素運動(散歩など)+知的刺激(川柳など)|たけしのみんなの家庭の医学によれば、国立長寿医療研究センターでは、暗算やクイズなどの課題を解きながら速足で歩いたりするような、頭を使いながら有酸素運動する、「コグニション」(認知)と「エクササイズ」(運動)を組み合わせ「コグニサイズ」を勧めており、週1回90分の運動プログラムを10か月間参加したグループでは、認知機能や言語機能が維持されており、また脳の特定部位の萎縮傾向がなかったそうです。

また、エゴマ油摂取+脳トレ=認知症予防効果がある!?によれば、公益財団法人しまね産業振興財団、しちだ・教育研究所、島根えごま振興会、島根大、島根県立大の研究チームが行なった実験によれば、毎日スプーン1杯分のエゴマ油を摂取し、週に1回、計算や読み書きなどの脳トレを実施したグループは何もしないグループよりも記憶力や論理的思考力などの知的柔軟性の評価項目が高くなったという結果が出たそうです。

●社会的な交流

社会的つながり多い高齢者、認知症リスク46%減 国立長寿医療研究センターが研究結果

(2017/11/23、日本経済新聞)

国立長寿医療研究センターが2003年に65歳以上だった1万3984人を対象に約9年間健康状態を追跡調査し、社会とのつながりと認知症発症との関係を調べたところ、友人と交流し、地域の活動に参加するなど、社会的なつながりが多い高齢者は、認知症の発症リスクが46%低下するとの研究結果を発表しています。

社交的な生活が認知症のリスクを減らす可能性=研究によれば、社会的に活発な人はストレスにさらされにくく、孤独で悩みがちな人に比べて、認知症になるリスクは50%低いそうです。

■まとめ

今回の研究によれば、ゴルフには運動、脳トレ、社会的活動と認知症予防になる要素が揃っているため、ゴルフは認知症の予防が期待できるということですので、運動する機会がなくて、認知症予防をしたい方はゴルフを始めてみましょう!







【参考リンク】
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【ガッテン】血糖値を下げる!オステオカルシン(骨ホルモン)を増やす「かかと落とし」のやり方|オステオカインが全身の臓器を制御している




【目次】


【復習編】

■骨ホルモン(オステオカルシン)で血糖値を下げる
骨が全身の代謝を改善 オステオカルシンによるインスリン分泌の新しい経路を発見
全身には約200個の骨があり、体を支えている。しかし、ホルモンを分泌し、全身の代謝を活性化する内分泌器官でもある。

参考画像:骨が全身の代謝を改善 オステオカルシンによるインスリン分泌の新しい経路を発見(2013/2/21、九州大学)|スクリーンショット

骨が全身の代謝を改善 オステオカルシンによるインスリン分泌の新しい経路を発見

(2013/2/21、九州大学)

近年、オステオカルシンは膵臓からインスリン※2分泌を促し、血糖値を下げて全身の代謝を活性化すると注目されています。一方、インクレチン※3の1つである GLP-1 は食事の際に小腸から分泌され、インスリンの分泌を促して食後の血糖上昇を抑えます。

九州大学大学院歯学研究院口腔細胞工学分野の平田雅人主幹教授らのグループが行なったマウスを使った実験によれば、オステオカルシン (osteocalcin) が GLP-1 (インクレチンの1種で、インスリンの分泌を促し血糖値の上昇を防ぐ) の分泌を促すことがわかったそうです。

注目すべきは経口投与の場合、GlaOC でも ucOC と同様に血中 GLP-1 濃度の上昇作用がみられたことです。

ucOC は小腸に存在する受容体 Gprc6a に作用して腸管からの GLP-1 の分泌を促し、インスリンの分泌を促進していることが明らかになりました。

経口投与の場合は、γカルボキシラーゼによってカルボキシル化された型(Gla 型オステオカルシン、GlaOC)でもucOC(低(無)カルボキシル化状態のオステオカルシン)と同様に、血中 GLP-1 濃度の上昇が見られたことから、GlaOCを含む骨成分を薬や食品・サプリメントの形で摂取することで、糖尿病の予防ができるようになるかもしれません。

【参考リンク】

■骨ホルモン(オステオカルシン)は臓器の働きを活性化する

Being a patient is involuntary - Christine update 9531

by Ted Eytan(画像:Creative Commons)

すい臓血糖値を下げる効果→糖尿病予防

●脳→神経細胞の結合を維持させ、認知機能の改善→認知症予防

肝臓→肝細胞の代謝を向上させる→肝機能の向上

●心臓 動脈硬化予防

●腸→小腸で働き、糖などの栄養吸収を促進

●精巣→男性ホルモンを増やし、生殖能力を高める

●皮膚→皮膚組織と同じ種類のコラーゲンを作り出す

腎臓→骨細胞が分泌するFGF23というホルモンは腎機能を向上させる

【追記(2018/1/10)】

2018年1月7日放送のNHKスペシャル「人体」では「骨」がテーマで「オステオカルシン」が取り上げられました。

コロンビア大学のジェラール・カーセンティ博士が注目しているのが骨芽細胞が出すメッセージ物質の「オステオカルシン」であり、オステオカルシンは記憶力、筋力、生殖力など若さを生み出すパワーがあることがわかっているそうです。

糖化 関連記事】

■骨ホルモン(オステオカルシン)を増やす方法

骨ホルモン(オステオカルシン)を増やす方法とは、「かかと落とし」!

かかと落としとはいっても、格闘技のあのかかと落としではありません。

かかと落としのやり方は、立った姿勢で、ゆっくりと大きく真上に伸び上がり(かかとを上げてつま先立ちのような姿勢になり)、一気にストンとかかとを落とすというものです。

回数は一日30回が目安で、血糖値(HbA1c)が高めの方におすすめです。

骨には神経細胞のネットワークのように刺激が伝わる性質があるため、かかとからの刺激が体の骨全体に伝わります。

※2018年9月3日放送の「名医のTHE太鼓判!」のテーマ【血糖値の3つの新常識】では、「かかと落としが骨ホルモンが分泌され血糖値を下げる」を取り上げます。

→ スクレロスチンの値を下げて骨量を増やし骨粗鬆症を予防する方法|骨が作り替えられるメカニズム|#NHKスペシャル #人体 について詳しくはこちら

→ オステオポンチン|免疫力をコントロールするメッセージ物質|#NHKスペシャル #人体 について詳しくはこちら




■「骨免疫学(0steoimmunology=オステオイムノロジー)」

【予習編】

2017年2月15日放送の「ガッテン!」のテーマは「脳を活性化!血糖値ダウン!新発見“骨ホルモン”SP」です。

Yahoo!番組予告

「骨ホルモン」は、今世界中の研究者が大注目している新物質。骨を上手に刺激すると骨から大量に放出されて全身へ運ばれ、脳や肝臓、すい臓、腎臓など、さまざまな臓器を活性化してくれることが分かってきた!逆に骨ホルモンが少ない人は、糖尿病や動脈硬化などを引き起こす可能性があるので要注意だ。

「骨ホルモン」が少ない人は糖尿病動脈硬化などを引き起こす可能性があるということで気になりましたので、予習のために、調べてみたいと思います。

中島友紀 東京医科歯科大学教授が骨研究の第一人者として出演されるということで、この分野の研究が紹介されると思い、調べてみました。

分子情報伝達学| 医歯学総合研究科(歯)|分野一覧|東京医科歯科大学

これまで、骨は、主として単純に生体を支え、運動を可能にする硬い組織という認識であった。しかし、近年の研究によって、骨は能動的に全身の機能を制御している事が示唆されるようになってきた。我々は、骨産生分子が、全身性の生体システムに連関することを実証し、責任分子(ホルモンやサイトカイン等)の同定とその機能解析を行っている。これらの解析によって、骨が多臓器を制御するネットワーク「オステオネットワーク」の全貌解明を目指している。

骨が全身の臓器を制御する「オステオネットワーク」について紹介されるのではないかと推測されます。

オステオネットワーク
骨は単なる運動器の一部ではなく、外界の環境変動やストレスを感受し、骨が分泌する生理活性物質「オステオカイン」と骨免疫の作用により、全身臓器を能動的に制御している。この骨による全身の制御メカニズムを「オステオネットワーク」と呼び、その解明を通じて、骨と他臓器に共通する種々の疾患に対する治療法の基盤を確立することを目指している。

参考画像:骨と免疫の 新しい夜明け|科学技術振興機構スクリーンショット

骨と免疫の 新しい夜明け|科学技術振興機構

骨は単なる運動器の一部ではなく、外界の環境変動やストレスを感受し、骨が分泌する生理活性物質「オステオカイン」と骨免疫の作用により、全身臓器を能動的に制御している。この骨による全身の制御メカニズムを「オステオネットワーク」と呼び、その解明を通じて、骨と他臓器に共通する種々の疾患に対する治療法の基盤を確立することを目指している。

この分野は『骨免疫学(0steoimmunology=オステオイムノロジー)』と呼ばれるもので、骨が分泌する「オステオカイン」と骨免疫の作用により全身の臓器を制御しており、この制御メカニズムのことを「オステオネットワーク(Osteonetwork)」と呼ぶそうです。

オステオネットワークの研究には、既成の学問分野を横断した幅広いアプローチが必要となるため、プロジェクトを構成するメンバーの出身も医学部、歯学部はもとより、薬学部、農学部、理学部など実に多彩で、メンバーのほとんどが30代、20代の若手主体の編成だ。

オステオネットワークの研究に関しては、様々な分野を横断したアプローチが必要となるため、医学部、歯学部、薬学部、農学部、理学部などメンバーが集まっており、オステオネットワークが解明されれば、今までとは全く違った治療法(例えば、骨を強くし体を整えるために運動が大事)も生まれてくるかもしれません。

【参考リンク】







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