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熱中症は脱水状態や睡眠不足、腸内環境の悪化などにより体温調節機能が働かなくなることが原因で起きる

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■「スイカロードレース」で熱中症か?

スイカ食べながら走る催しで熱中症か 7人搬送1人重体

(2016/6/26、NHK)

消防によりますと、参加した男性4人、女性3人の合わせて7人が、熱中症とみられる症状を訴えて病院に運ばれ、このうち男性1人が意識不明の重体となっています。また、主催した実行委員会によりますと、体調不良のため救護所を訪れた人が40人余りいて、大半が熱中症とみられる症状を訴えたということです。
レースは午前9時前から正午前にかけて行われ、実行委員会によりますと、会場付近での気温は午前9時で25度7分、正午で29度1分で、湿度は50%前後だったということです。

<中略>

熱中症に詳しい国立環境研究所の小野雅司客員研究員は「今は季節の変わり目で、体が暑さに慣れていないと体に負担がかかりやすくなる。30度を超えていなくても熱中症になりやすい」と指摘しています。

気温が高く、湿度が高いと、かいた汗が蒸発しにくくなり、体温が十分に下がらないため、熱中症が起こります。

しかし、気温が高くなくても、何らかの原因で体温調節機能が働かなくなることにより、熱中症になることがあります。

→ 熱中症の症状・原因・対策 について詳しくはこちら

■熱中症は体温調節機能が働かなくなることによって起きる

Peachtree Road Race 2016 091

by atlavocat(画像:Creative Commons)

腸の中から熱中症ケア

(2016/6/24、産経ニュース)

人体には周囲の気温が変化しても体温を適切にコントロールする機能が備わっている。暑くなると発汗を促し、気化熱で体を冷やす作用もその一つ。順天堂大学医学部の小林弘幸教授は「この体温調節ができないことによって起きる自律神経障害がいわゆる熱中症」と説明する。

<中略>

まず体温調節機能が破綻を来すと、循環器や消化器など人体の各器官をコントロールしている自律神経が乱れてしまう。そうなると今度は血流障害が起き、次いで目まいや頭痛、吐き気といった熱中症でよくみられる症状が表れる。

人間には、体温をコントロールする機能があり、暑くなると汗を出して気化熱で体を冷やす作用があります。

しかし、その体温調節機能にトラブルが起きると、自律神経が乱れてしまい、血流障害が起こって、めまいや頭痛、吐き気などの熱中症の症状が起こります。

■熱中症が発症する3つの要因

<汗ばむ季節>熱中症の意外な誤解 正しい知識で予防を

(2017/6/10、毎日新聞)

まず、高い気温や湿度、熱波、閉め切った室内などの「環境」。そして、下痢やインフルエンザでの脱水状態、二日酔いや寝不足の体調不良、持病などの「体」。そして、激しかったり慣れなかったりする運動、長時間の屋外作業、水分補給がしにくい状況などの「行動」だ。

●環境(高い気温、高い湿度、熱波、締め切った室内など)

●体の状態(下痢やインフルエンザなどによる脱水状態、二日酔いや寝不足などによる体調不良)

●行動(激しい運動や慣れない運動、長時間の屋外作業、水分補給をしていないなど)

こうした3つの要因が重なることで熱中症を発症してしまうそうです。

■体温調節機能が働かなくなる原因

腸の中から熱中症ケア

(2016/6/24、産経ニュース)

体温調節機能が働かなくなる要因はさまざまだ。小林教授は「脱水状態や睡眠不足などで起きやすいが、見逃せないのが腸内環境の悪化」と指摘する。

 血液循環や消化吸収、呼吸などは自律神経によってコントロールされ、互いに影響を及ぼし合う関係にあるため、いずれかがトラブルを起こせば他にも波及する。だから腸内環境が悪くなれば、場合によっては体温調節機能にまで影響が及んでしまうという。

小林教授によれば、体温調節機能が働かなくなる原因は、脱水状態や睡眠不足、腸内環境の悪化が考えられるそうです。

腸内環境が悪化すると、体温調節機能に影響が及ぶ理由は、血液循環や消化吸収、呼吸などは自律神経によってコントロールされ、互いに影響を及ぼし合う関係にあるためなのだそうです。

小林教授によると、自律神経は交感神経と副交感神経に大別されるが、腸内環境が悪化すれば、血管を広げる働きをする副交感神経に悪影響が及び、結果的に血流を悪くするとともに、心身のストレスも高めてしまうという。「腸内環境は全身に影響を及ぼすだけに、どう良好に保つかは極めて大切なこと」と説く。

腸内環境が悪化すると、副交感神経に悪影響が及び、血流が悪化し、ストレスが高まるそうです。

■腸内環境を整える方法

●食事(発酵食品+食物繊維)

食事では乳酸菌を含んだ発酵食品や食物繊維が豊富な野菜類を意識して食べることがポイント。発酵食品ではヨーグルトやキムチ、納豆などが具体例として挙げられる。

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●運動

運動に関してはウオーキングなどを日常的に心がけることがコツ。併せて夕食は早めに済ませ、腸を休めることも重要とか。

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■熱中症対策(応急処置)

それでは、熱中症になったら、どうすればよいのでしょうか?

(1)涼しい場所に移し、衣服をゆるめてリラックスさせる

建物が近くにない場合には日陰で休ませましょう。

建物が近くにあればエアコンの効いた部屋で休ませましょう。

(2)首筋、脇の下、脚の付け根を(冷たいペットボトルなどを使って)冷やす

脈拍のとれる位置は血管が皮膚に近いため、そこを冷やすと、冷却された血液が全身を巡ることで、クールダウンします。

(3)顔が赤いときは頭を高く、青白ければ足を高くして寝かせる

(4)意識があり、嘔吐がなければ水分補給させる

水分だけでなく塩分などの電解質も失われていると考えられますので、水に塩分などの電解質と糖とがバランスよく配合された経口補水液を利用しましょう。

(5)皮膚が熱ければ、風を送ったり熱い部分にぬれタオルを当てる

(6)皮膚が冷たければぬれタオルをしぼり、冷たい部分をマッサージ

(7)意識がなかったり、急に体温が上がったらすぐ救急車を呼ぶ

ただし、熱射病(「体温が高い」「意識障害」「手足の運動障害」「けいれん」「おかしな言動や行動」)の症状が現れている場合には、Ⅲ度(入院して集中治療が必要な重症)であるため、まずはこのレベルに達するまでに予防をすることが重要です。

<汗ばむ季節>熱中症の意外な誤解 正しい知識で予防を

(2017/6/10、毎日新聞)

三宅センター長は、Fluid(水分補給)▽Icing(冷やす)▽Rest(安静にさせる)▽Emergency call(救急車を呼ぶ)--の四つを挙げる。覚え方は「FIRE」。ただし、行う順番は逆からで、まず救急車を呼び、患者を涼しい所に運んで服を緩めて安静にさせ、首や脇の下や太ももの付け根を冷やして、できれば水分補給をさせる。

帝京大医学部付属病院の三宅康史・高度救命救急センター長によれば、熱中症の応急手当は「FIRE」で覚えるとよいそうです。

ただし、行う順番はつづりとは逆で、E(Emergency call:救急車を呼ぶ)→R(Rest:涼しい場所に運んで安静にする)→I(Icing:首筋、脇の下、脚の付け根など血管が皮膚に近い場所を冷やす)→F(Fluid:水分補給)の順に行なうとよいそうです。

→ 熱中症の症状・原因・対策 について詳しくはこちら







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熱中症は真夏より梅雨明けが危険!?|梅雨明けこそ熱中症のリスクが高いので注意!

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■熱中症は真夏より梅雨明けが危険!?

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by Thomas8047(画像:Creative Commons)

熱中症 梅雨時も油断大敵(2012/6/2、日本経済新聞)によれば、東京都内で熱中症で救急搬送された人は、夏本番の8月と並んで梅雨の晴れ間や梅雨明け直後も多かったことが東京消防庁のまとめで分かったそうです。

なぜ梅雨の晴れ間や梅雨明け直後に熱中症になる人が多いのでしょうか?

■なぜ梅雨明けこそ熱中症のリスクが高いのか?

熱中症を伴う重たい脱水症は、梅雨のおわりにかけて増えてくる傾向があるそうです。

熱中症の原因には「かくれ脱水」がある!?|#みんなの家庭の医学によれば、暑くなって湿度が上がり、発汗で体液が失われて脱水症が起こります。

熱中症といえば、気温だけに注意しがちですが、実は「湿度の高さ」にも注意が必要なのです。

熱中症予防のためにも、「暑さ指数(WBGT)」(環境省)をチェックしよう!によれば、暑さ指数とは、単なる気温とは異なり、人体への影響が大きい1.湿度、2.日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、3.気温、の3つを取り入れた指標なのですが、湿度、輻射熱、気温のうち、最も大きな要素を占めるのが「湿度」です。

湿度が高いと、身体の熱を放出する力が弱まるため、かいた汗が蒸発しにくくなり、体温が十分に下がらないため、気温が同じであれば、湿度が高いほうが、熱中症になりやすくなります。

【暑さ指数(WBGT)】

 温度基準
(WBGT)
気温 注意事項
危険 31℃以上 高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。
外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。
厳重警戒 31-28℃ 外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。
警戒 28-25℃ 運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。
注意 25℃未満 一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。

※(28~31℃)及び(25~28℃)については、それぞれ28℃以上31℃未満、25℃以上28℃未満を示します。
日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針Ver.3」(2013)より

■熱中症の症状

■熱中症になりやすい環境・原因

熱中症は脱水状態や睡眠不足、腸内環境の悪化などにより体温調節機能が働かなくなることが原因で起きるによれば、人間には、体温をコントロールする機能があり、暑くなると汗を出して気化熱で体を冷やす作用があります。

しかし、その体温調節機能にトラブルが起きると、自律神経が乱れてしまい、血流障害が起こって、めまいや頭痛、吐き気などの熱中症の症状が起こります。

体温調節機能が働かなくなる原因は、脱水状態や睡眠不足、腸内環境の悪化が考えられるそうです。

腸内環境が悪化すると、体温調節機能に影響が及ぶ理由は、血液循環や消化吸収、呼吸などは自律神経によってコントロールされ、互いに影響を及ぼし合う関係にあるためなのだそうです。

熱中症で死亡した人の9割が屋内|65歳以上の高齢者やエアコン不使用のケースが多いによれば、エアコンがない人やエアコンがあるのに発見時には使っていなかった人に熱中症でなくなったケースが多いようです。

熱中症は自宅での発症が最も多い!熱中症になったらどう対処したらよいか?で紹介した独立行政法人・国立環境研究所によれば、熱中症で緊急搬送された人のうち、自宅での発症が最も多かったそうです。

その理由としては2つ。

今の住宅は密閉性が高く風通しが悪く、窓を閉め切り冷房を使わないと、室内は外気温以上に上がること。

2.高齢化

体温の調節機能が衰え、熱中症になりやすい高齢者が室内にいる割合が高くなったこと。

室内での死亡例を見ると、エアコンが作動していなかったケースが目立つため、室温28度、湿度70%を超えたらエアコンを使ったほうがいいようです。

■熱中症対策(応急処置)

それでは、熱中症になったら、どうすればよいのでしょうか?

(1)涼しい場所に移し、衣服をゆるめてリラックスさせる

建物が近くにない場合には日陰で休ませましょう。

建物が近くにあればエアコンの効いた部屋で休ませましょう。

(2)首筋、脇の下、脚の付け根を(冷たいペットボトルなどを使って)冷やす

脈拍のとれる位置は血管が皮膚に近いため、そこを冷やすと、冷却された血液が全身を巡ることで、クールダウンします。

(3)顔が赤いときは頭を高く、青白ければ足を高くして寝かせる

(4)意識があり、嘔吐がなければ水分補給させる

水分だけでなく塩分などの電解質も失われていると考えられますので、水に塩分などの電解質と糖とがバランスよく配合された経口補水液を利用しましょう。

【材料】

  • 水 1リットル
  • 砂糖 20-40g
  • 塩 3g
  • レモン果汁 1/2個

※経口補水液を飲みやすく感じるときは脱水状態だと考えてください。

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(5)皮膚が熱ければ、風を送ったり熱い部分にぬれタオルを当てる

(6)皮膚が冷たければぬれタオルをしぼり、冷たい部分をマッサージ

(7)意識がなかったり、急に体温が上がったらすぐ救急車を呼ぶ

<汗ばむ季節>熱中症の意外な誤解 正しい知識で予防を

(2017/6/10、毎日新聞)

三宅センター長は、Fluid(水分補給)▽Icing(冷やす)▽Rest(安静にさせる)▽Emergency call(救急車を呼ぶ)--の四つを挙げる。覚え方は「FIRE」。ただし、行う順番は逆からで、まず救急車を呼び、患者を涼しい所に運んで服を緩めて安静にさせ、首や脇の下や太ももの付け根を冷やして、できれば水分補給をさせる。

帝京大医学部付属病院の三宅康史・高度救命救急センター長によれば、熱中症の応急手当は「FIRE」で覚えるとよいそうです。

ただし、行う順番はつづりとは逆の順番で行なうそうです。

E(Emergency call:救急車を呼ぶ)

→R(Rest:涼しい場所に運んで安静にする)

→I(Icing:首筋、脇の下、脚の付け根など血管が皮膚に近い場所を冷やす)

→F(Fluid:水分補給)

■まとめ

梅雨明けこそ熱中症のリスクが高いので注意しましょう。

そして、熱中症の応急手当は「FIRE」で覚えてくださいね。

→ 熱中症の症状・対策・予防 について詳しくはこちら







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熱中症を予防するには運動+糖質とたんぱく質を含む食品を摂取して、暑さに強い体作りを行ないましょう!

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■熱中症を予防するには運動+糖質とたんぱく質を含む食品を摂取して、暑さに強い体作りを行ないましょう

keep cool on the swimming pool

by julien haler(画像:Creative Commons)

“熱中症予防 この時期から運動と牛乳を”

(2012/5/13、NHK)

このうち、暑さに備える工夫としては、5月、6月から、汗ばむ程度のややきつい運動を一日30分行い、その直後に牛乳など糖質とたんぱく質を含む食品を摂取するよう呼びかけています。

それを、週に4日以上、1か月行うと、血液量が増えるために汗をかきやすくなって、暑さに強い体を作ることができるとしています。

また、お年寄りなど体力に自信がない人には、望ましい運動として、速歩とゆっくりとした歩きを3分ごとに繰り返す「インターバル速歩」を勧めています。

医師やスポーツなどの専門家で作る「日本生気象学会」によれば、熱中症を防ぐ方法としては、5月・6月から汗ばむ程度のややきつい運動を1日30分行い、その直後に糖質とタンパク質を含む食品を摂取するという習慣を、週に4日以上、1ヶ月行うと汗をかきやすくなって、暑さに強い体を作ることを薦めています。

なお、体力に自信がない人は、速歩とゆっくりとした歩きを3分ごとに繰り返す「インターバル速歩」がよいそうです。

→ 熱中症の症状・対策・予防 について詳しくはこちら




→ 熱中症対策|経口補水液の作り方・インターバル速歩のやり方・牛乳|世界一受けたい授業 について詳しくはこちら

→ インターバル速歩で老化防止!|インターバル速歩とは・インターバル速歩のやり方 について詳しくはこちら




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【スッキリ】「夏血栓」と「熱中症」初期症状の落とし穴|脱水を見極める方法「ツルゴールの低下」|夏血栓を予防する食生活

> 健康・美容チェック > 動脈硬化 > 血栓 > 【スッキリ】「夏血栓」と「熱中症」初期症状の落とし穴|夏血栓を予防する食生活|7月17日

2018年7月17日放送の「スッキリ」では「夏血栓」と「熱中症」初期症状の落とし穴について取り上げました。




【目次】

■夏血栓の症状と熱中症の初期症状は似ている!

relaxing

by Simon Clancy(画像:Creative Commons)

夏は、大量の汗をかくことにより、体内の水分量が減少して、血液の粘度が上昇し、血栓ができやすくなると考えられます。

夏血栓の初期症状は、めまいや倦怠感、頭痛など熱中症と同じで間違えやすいのですが、血栓ができると、心筋梗塞(胸が痛い)、肺塞栓症(呼吸困難)、脳梗塞(片方の手足のしびれ・麻痺、ろれつが回らない)といった症状が現れるので注意が必要です。

解説をされていた大谷院長によれば、夏血栓により「脳梗塞」や「心筋梗塞」などを招くと死亡率は最大30%にもなるそうです。

■夏血栓による「脳梗塞」と「熱中症」を見分けるドロップハンド試験

夏血栓による「脳梗塞」と「熱中症」を見分けるドロップハンド試験というものがあります。

  1. 仰向けに寝そべらせ、真上に両腕を引き上げる。
  2. まっすぐ伸ばしたまま同時に放す。
  3. 左右の腕の落ち方に極端な差が出たら要注意

■夏血栓の原因になる生活習慣

■脱水を見極める方法「ツルゴールの低下」

脱水を見極める方法として、「ツルゴール(皮膚の張り)の低下」
脱水を見極める方法として、「ツルゴール(皮膚の張り)の低下」(手の甲の皮膚をつまみ上げ、戻るのに2秒以上かかるようなら脱水の恐れ)

脱水を見極める方法として、「ツルゴール(皮膚の張り)の低下」(手の甲の皮膚をつまみ上げ、戻るのに2秒以上かかるようなら脱水の恐れ)を紹介していました。

■夏血栓を予防する食生活

また予防する食生活として、こまめな水分補給(1時間100リットル程度)、青魚、納豆、たまねぎ、ココアミルクを紹介していました。

●青魚

青魚の脂 EPA摂取で脂質改善 動脈硬化を防ぎ、血液サラサラによれば、EPAには、血小板の凝固を抑えることから、血液の抗凝固(血栓防止)作用があると考えられるそうです。

EPAはイワシやサンマに多く含まれています。

→ DHA・EPAの効果・効能・食品・摂取量 について詳しくはこちら

●納豆

→ 納豆に含まれるナットウキナーゼには血栓を溶かす効果がある!? について詳しくはこちら

●たまねぎ

たまねぎのケルセチンで動脈硬化改善・対策|ケルセチンで血管年齢若返りによれば、玉ねぎに含まれるケルセチンには、血管をしなやかにする働きがあるため、血管年齢を若返らせてくれるそうです。

→ 血栓とは|血栓の症状・原因|血栓を溶かす食べ物・飲み物・運動 について詳しくはこちら







🍅夏の熱中症の原因は高血糖にもある!?|梅雨からの高血糖予防&熱中症対策にトマト|#その原因Xにあり

健康・美容チェック > 糖尿病 > 血糖値 > 夏の熱中症の原因は高血糖にもある!?|梅雨からの高血糖予防&熱中症対策にトマト🍅

2017年6月9日放送の「その原因、Xにあり」のテーマは「食生活を見直して血糖値改善SP」です。




■夏の熱中症の原因は高血糖にもある!?

Tardes

by Palmira Van(画像:Creative Commons)

●糖尿病

2型糖尿病が疑われる人は、平成27年厚生労働省う国民健康・栄養調査を基にすると、約2367万人いるそうです。

高血糖とは、血液中の糖の濃度が高いこと。

血糖値(空腹時)の基準(出典:日本糖尿病学会「糖尿病治療ガイド2016-2017」)

高血糖 110mg/dL以上

糖尿病 126mg/dL以上

2型糖尿病は10代や20代でも発症する病気です。

また、40代以上の女性が特に注意が必要で、血糖値の上昇を抑える働きがある女性ホルモンが加齢による減少で高血糖になる可能性があるそうです。

【参考リンク】

  • エストロゲンと糖代謝|JSTAGE

    エストロゲンは糖代謝にも関与し,エストロゲンが増加する妊娠後期や低下する閉経期では糖代謝に悪影響をおよぼすことが知られている.

→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら

→ 糖尿病危険度チェック について詳しくはこちら

●なぜ、糖尿病になると体重減少や疲労感といった症状が現れるの?

里見浩太朗さんのケースは「体重減少」。

假屋崎省吾さんのケースは「疲労感」。

インスリンは血中の糖を筋肉などに運ぶ物質で、この働きにより糖は体のエネルギーになるのですが、高血糖の状態になると、インスリンの働きが悪くなり、血中の糖が運ばれなくなるため、体重減少や疲労感が現れるようになります。

●なぜ、糖尿病になると体重減少や疲労感といった症状が現れるの?

森永卓郎さんのケースは「脚のかゆみ」。

病院で診てもらったところ、森永さんの空腹時血糖値は600mg/dLだったそうです。

森永さんに起こった脚のかゆみのような違和感は、高血糖により起こった神経障害と考えられ、神経障害があると感覚が鈍くなり、痛みを感じにくくなり、ひどい時には壊死を起こしてしまい、脚を切断しなければならない場合もあるそうです。

→ 糖尿病性神経障害 について詳しくはこちら

一口だけならいいかとつまんだお菓子がちりつも食いとなって高血糖の引き金になってしまったと考えられます。

理想的な血糖値の幅は空腹時70mg/dL~満腹時140mg/dLなのだそうですが、つまみ食いをしたときの血糖値の変化は血糖値が下がらないことで、常に高血糖の状態が続き、膵臓が疲弊し、インスリンの分泌や働きが悪くなるそうです。

●食間と高血糖の関係

食事の時間があきすぎると体はエネルギー不足を感じ糖を欲するようになります。

糖を急いで吸収しようとするため、インスリンを大量分泌した膵臓は疲弊してしまうそうです。

膵臓に負担をかけないためにも、食事と食事の間は6時間以上あけない方がよいそうです。

高血糖になりにくい食事の仕方

  1. 食事の間は6時間以上あけない
  2. おやつは200kcal以下
  3. 甘いものは食事の一環として食べる

●熱中症

熱中症とは、体に熱がこもることで起こり、頭痛やめまいなどの体調不良が起こる症状を言います。

熱中症で救急搬送された人は、総務省平成28年5月から9月の熱中症による救急搬送状況によれば、約5万人いるそうで、総務省による5月1日から28日までの速報値によれば2613人が救急搬送されているそうです。

→ 熱中症の症状・対策・予防 について詳しくはこちら

熱中症と高血糖の関係とは?

熱中症の原因といえば、高温多湿で起こるといわれ、高血糖とは関係がないように思えますが、実は、熱中症の原因は高血糖にもあるそうです。

ご飯などの食べ物だけではなく、ジュースやビールなどの飲み物に含まれる糖によっても高血糖になる恐れがあるのです。

ビール(430ml)角砂糖約3個分

炭酸飲料(500ml)角砂糖約18個分

スポーツドリンク(500ml)角砂糖約8個分

※熱中症予防の水分補給としては、即効性としてスポーツドリンクを飲むのはいいのですが、ペットボトル症候群という清涼飲料水や炭酸飲料の飲み過ぎで起こる高血糖もあるので注意が必要!

→ ペットボトル症候群に注意|大量に清涼飲料水を摂取すると、急性の糖尿病のような症状が出ることがある!? について詳しくはこちら

高血糖が続くと、体が脱水症状を起こしてしまう恐れがあるそうです。

血液中の糖が増えると、濃度を下げるため、水分が送られます。

高血糖が続くと、常に水分を送り続けることになり、体の水分が血中に送られ、脱水状態になってしまうのです。

そうなると、温度調節が上手くいかずに、熱中症になってしまう恐れがあります。




■梅雨からの高血糖予防&熱中症対策にトマト🍅

tomatoes

by Vladimir Morozov(画像:Creative Commons)

番組に出演していた泰江慎太郎院長(銀座泰江内科クリニック)でおすすめしていたのは、トマトを一日一個摂取すること。

なぜトマトを摂ることで、高血糖・熱中症予防になるのでしょうか?

トマトに含まれるリコピンには血糖値の上昇を抑える効果が期待できるそうです。

リコピンは、インスリンの働きを促進するそうで、トマトジュースを飲んで血糖値が緩やかになったという結果もあるそうです。

【参考リンク】

リコピンは熱に強い性質を持っているため、火を入れて「ミネストローネ」や「ガスパチョ」といった料理にすると、トマトを多く摂取することができます。

【補足】

トマトから脂肪肝、中性脂肪改善に有効な成分を発見―京大で紹介した京都大大学院の河田照雄教授らの研究グループの研究によれば、トマトには、血液中の中性脂肪量を抑制する成分が含まれており、脂肪肝メタボリックシンドロームの予防に効果が期待されるそうです。

また、この物質(トマトジュース中には脂肪燃焼作用を有する13-oxo-ODAという成分が含まれる)は、血液と肝臓の中性脂肪の減少だけでなく、脂肪燃焼に関わるたんぱく質の増加、エネルギー代謝の向上、血糖値の低下などに役立ちそうです。

→ 血糖値とは|血糖値を下げる食品・正常値・空腹時血糖値・食後血糖値 について詳しくはこちら

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