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スープの味濃すぎると胃がんにかかる可能性

Soup

by Jonas Bengtsson(画像:Creative Commons)

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スープの味濃すぎると胃がんにかかる可能性

(2009/2/2、新華通信社)

塩分を多く取りすぎると高血圧や心臓病、脳卒中にかかるリスクが増すとういことは、今や医学の常識だ。そこにさらに専門家が、塩分を多く含んだスープを飲むと胃がんにかかる確率も高まると指摘した。

イギリスメディアや1月30日、世界ガン研究基金(WCRF)の専門家の話を引用し、次のように伝えている。

「インスタントスープ1杯に含まれている塩分量は、1人が1日に摂る塩分摂取基準の半分、という多さだ」。

また同専門家は、次のように指摘している。

「ソーセージやインスタント食品、ピザなど、塩分含有量の多い食品はなるべく控えるべきだ。

食品を買うとき塩分含有量の表示に気をつけたり、インスタント食品に頼らない生活を送るなど、塩分摂取量を減らすことを日々の生活の中で心がければ、ガンにかかるリスクを減らすことができるだろう」。

報道によると、イギリスで推奨されている1人1日当たりの塩分摂取量は6グラム未満。

しかし実際には1人1日平均8.6グラムの塩分を摂取しているという。

塩分を多く摂りすぎると、生活習慣病になりやすくなるとよく言われていますが、この記事によると、塩分を多く含んだスープを飲むと胃がんにかかる確率が高まるそうです。

日本人の食事に欠かせないのが、味噌汁ですので、塩分濃度には気をつけたいですね。

→ 胃がんの症状・原因・手術・食事 について詳しくはこちら







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アスタキサンチンには筋肉痛を軽減する働きがあり、アスリートが行うハードなトレーニングのサポートに効果的

Salmon

by Ján Sokoly(画像:Creative Commons)




抜けない疲れ、あなたはどうする? 

(2008/12/15、TREND通信)

身体のために運動しているのに、どうも疲れが溜まりがち。そんな原因のひとつに「過剰な酸素」が挙げられる。

活性酸素という言葉を聞いたことがあるだろう。

通常の呼吸でも、摂り入れた酸素のうちの約2%は体内で「過剰な酸素(活性酸素)」に変わり、運動時となれば約10%に達することも。

これらが想定外の疲労と老化を引き起こす素となる訳だ。

活性酸素が、疲労と老化を引き起こす原因となっているようです。

多量な飲酒、ストレスや紫外線、喫煙でも増えるといわれる活性酸素は、白髪やしみといった老化に、動脈硬化や発がんなどの生活習慣病の原因となり、体内の酸化を防ぐ抗酸化の食品やサプリメントを摂取する人も増えている。

活性酸素が老化の原因となり、また生活習慣病の原因となっているため、抗酸化作用のある食品やサプリメントは人気ですね。

そんな折、最近では“海のビタミン(マリンビタミン)”が話題となっており、巷では「マリンビタミン健康法」なる書籍が出ているほど、その成分に注目が集まっている。

海のビタミン=マリンビタミンは初めて耳にしたキーワードです。

そのマリンビタミンは注目されているんだとか。

マリンビタミンとは、いったいどういうものなのでしょう。

マリンビタミンとは、極めて少量ながら、水産物から抽出されるビタミン様の物質で、その代表的なアスタキサンチンには、ビタミンCの約6000倍、コエンザイムQ10の約800倍、緑茶カテキンの約550倍、αリポ酸の75倍といわれる健康パワーが含まれ、活性酸素を抑制する抗酸化能力も備えている。

マリンビタミンの中で有名なものがアスタキサンチンなのだそうで、アスタキサンチンは近年注目されているため、健康に関心のある方なら知っている人も多いと思います。

さらに興味深いことに、アスタキサンチンには筋肉痛を軽減する働きもあり、アスリートが行うハードなトレーニングのサポートにも効果的。

また、順天堂大学での臨床試験では、視力の改善にも一役を担う効果が得られたという。

アスタキサンチンには、疲労回復・抗酸化・アンチエイジング・視力の改善などに効果があるのではないかと研究が進んでいるようです。

今後もアスタキサンチンなどのマリンビタミンに注目していきたいですね。







フィットネストレーナーが45kgの体重増加からのダイエットに挑戦

「痩せてたらデブの気持ちがわからない!」ジムのトレーナーが45kgの体重増加に挑戦

(2009/2/27、らばQ)

フィットネスのトレーナーであるポール・ジェームスさん(32歳)は、東京やミラノでモデルをしたことがある見事なプロポーションの持ち主でしたが、ジムで太っている人の気持ちがわからず、肥満を体験してみようと思い立ちました。

80キロほどだった体は、現在100キロまで増えたそうで、目標の127キロになるまで止めないそうです。

<中略>

目標の体重127kgに達したらそれを6月まで持続させ、今度はそこから10月までに痩せるつもりとのことです。

元記事にこの記事で紹介されているフィットネストレーナーの過去と現在の写真があるので、是非ご覧になってみてください。(驚きました。)

このフィットネストレーナーが今回、45kgの体重増加に挑戦しているのは、1つは、太っている人の気持ちを理解するため、もうひとつは、体重を減らすことは難しくないということを証明するためにあるようです。

太っている人の心理を身をもって実感し、そしてダイエットができることを身をもって証明するというこの挑戦にぜひ成功してほしいですね。

ただし、この実験は自身の健康に大変な危険が伴うようです。

ジェームスさんは健康診断を毎週受けていますが、糖尿病の専門家は、このようの急激な体重の増加は高血圧糖尿病になる危険があると警告しています。

興味深い試みですが、病気にはならないよう注意してほしいですね。

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生活習慣病など急増で先進国入り―中国

医食同源は今じゃ昔!生活習慣病など急増で先進国入り―中国

(2009/2/28、Record China)

2009年2月27日、中国衛生部は「第4回国家衛生サービス調査」の結果を発表。

中国人の医療サービスの需要が増加し、特に生活習慣病が上昇し続けており、病気の負担が重くなってきていることがわかった。

中国新聞社が伝えた。

この記事によると、中国では、生活習慣病になる人が増え続けているようです。

中でも高血圧と糖尿病の症例が3倍に増え、心臓病や悪性腫瘍の症例も2倍に増えたことから、生活習慣病はもはや中国国民の主要な健康問題となっていることが伺える。

高血圧糖尿病が3倍に増加、心臓病や悪性腫瘍が2倍に増加と、生活習慣病が問題となってきているようです。

食事の改善や運動不足の解消などの生活習慣の改善が重要だとなってくるでしょう。

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なぜ喫煙によって虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)リスクが上がってしまうのか?

Smoking

by Ricardo Liberato(画像:Creative Commons)




【目次】

■喫煙は虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)の4大危険因子の一つ

続・高血圧と脳・心臓病50話:第43話 喫煙と心臓病

(2009/1/21、毎日新聞)

喫煙は、糖尿病・高血圧・脂質異常症と並び、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞<こうそく>)の4大危険因子の一つです。

喫煙は、糖尿病高血圧脂質異常症と並び、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)の4大危険因子の1つなのだそうです。

■なぜ喫煙によって虚血性心疾患リスクが上がってしまうのか?

なぜ喫煙によって虚血性心疾患リスクが上がってしまうのでしょうか。

喫煙によって、直接血管の壁が傷害され動脈硬化が促進されます。

それだけでなく、喫煙は、血清脂質に悪影響を及ぼし、善玉のHDLコレステロールを減少させ、悪玉のLDLコレステロールを増加させたり、ニコチンを介して血圧上昇させたりすることによって動脈硬化促進を助長させます。

また、フィブリノーゲンなどの凝固因子を増加させ、血小板の粘着及び凝集を高め血栓が形成されやすい(血が固まりやすい)状態となり、血管も収縮しやすくなるので、心筋梗塞の引き金となります。

血管がぼろぼろになる、血液がどろどろになるというのは、決して食事や運動などだけの問題ではないのです。

喫煙が健康への影響について記事の中から簡単にまとめてみました。

■喫煙によってどれくらい虚血性心疾患のリスクは上昇するのか?

では、喫煙によってどれほど虚血性心疾患のリスクは上昇するのでしょうか。

厚労省研究班による研究によりますと、喫煙により虚血性心疾患のリスクが男女ともに約3倍になり、心筋梗塞に限った場合、男性では約4倍のリスクになることがわかりました。

また、心筋梗塞のリスクを1日の喫煙本数別に解析したところ、1~14本で3・2倍、15~34本で3・6倍、35本以上で4・4倍と、1日の喫煙本数が多いほど心筋梗塞のリスクが増加することがわかりました。

逆に、禁煙により2年以内で虚血性心疾患の発症リスクが明らかに低下することがわかりました。

喫煙により虚血性心疾患のリスクは約3倍になるそうです。

また、1日の喫煙本数が多いほど心筋梗塞のリスクが増加することがわかったそうです。

逆に、禁煙すると、2年以内で虚血性心疾患の発症リスクが低下したそうです。

■まとめ

たばこを吸わないということは、がんの予防だけでなく、虚血性心疾患の予防にもつながりそうです。