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■子どもの頃に大豆を多く摂取することによって乳がんリスクが低下する|米研究
by T.Hagihara(画像:Creative Commons)
(2009/3/25、ロイター)
アジア系米国人女性で子どもの頃に多くの大豆食品を多く摂取した人は、そうでない人に比べて乳がんになるリスクが大幅に低いことが23日、米国の研究で分かった。
大豆に乳がんの予防効果がある可能性が示された。
<中略>
その結果、子ども時代に最も多く大豆を摂取した人々のグループは、摂取量が最も少なかったグループに比べて、乳がんになるリスクが58%低かった。
青年期や大人になってからの大豆摂取は、児童期に摂取した場合に比べると効果が弱いものの、それでも乳がんのリスクは20─25%低下するという。
アメリカの研究によれば、子どもの頃に大豆を多く摂取することによって乳がんリスクが低下するという研究結果が出たそうです。
子ども時代に最も多く大豆を摂取した人々のグループは、摂取量が最も少なかったグループに比べて、乳がんになるリスクが58%低かったそうです。
乳がんリスクを食生活で低減|大豆、DHA・EPA、乳酸菌に抑制・予防効果で紹介した大豆・イソフラボン摂取と乳がん発生率との関係について|多目的コホート研究|国立がん研究センターによれば、イソフラボンが乳がんを予防するかどうかはまだ証拠が十分とはいえないようですが、現在のところ、大豆製品をバランスよくとることが乳がん予防につながることが期待されます。
「大豆、豆腐、油揚、納豆」では、はっきりとした関連が見られませんでしたが、「みそ汁」ではたくさん飲めば飲むほど乳がんになりにくい傾向が見られました。
<中略>
イソフラボンをあまり食べない人に比べ、たくさん食べる人のほうが乳がんになりにくいことがわかりました。
<中略>
閉経後の人達に限ると、イソフラボンをたくさん食べれば食べるほど、乳がんになりにくい傾向がより顕著に見られました。
しかし、大豆:女性は食べ過ぎないで 乳がんリスク減も肝臓がん危険性高まる|厚労省研究班によれば、大豆を食べると乳がんリスクは減少するが、大豆を食べすぎると、肝臓がんの危険性が高まるという発表を行なっています。
やはり、何事も適量をバランスよく食べるようにしたほうが良いようです。
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