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【イングランド】シティはサッカー界に次の「王朝」を築くかもしれない
(2012/9/12、Sportiva)
マンチェスター・シティの栄養専門家は、2ヵ月ごとに10分は選手をつかまえて話をしようとしている。あのバロテッリでさえ、血液検査の結果からなんらかの食品がもっと必要だと言われたら、ちゃんと耳を傾ける。今もフットボールクラブにはビールを飲む選手を心配しているところがあるが、シティのフィットネス・スタッフはエスプレッソを飲んでいる選手を見つけたら悲鳴をあげる。コーヒーには利尿効果があり、体内の水分を早く出してしまうためだ。
栄養士のオフィスは照明のやわらかい小さな部屋で、選手に栄養関連のデータを見せるスクリーンがそなえられている。オフィスの外にある棚には、選手ひとりひとりに合わせて作られた栄養ドリンクが毎日並ぶ。
記事によれば、マンチェスター・シティでは、血液検査を行なって、必要な食品のアドバイスを行ったり、選手一人ひとりに合わせて作られた栄養ドリンクを用意しているそうです。
なぜ、リオネル・メッシは、今シーズン、ケガしなくなったのか?によれば、バルセロナでは、メッシの体質を改善するための特別プログラムを用意していました。
- 魚・野菜・果物を多く摂ること
- 練習後、クラブハウスで昼食をとること(チームによる食事の管理)
- フィジオテラピスト(理学療法士)によるマッサージや疲労度を測る定期的な検査を受けること
近年のフットボールはチームのプレースピードが速くなっていることで、大腿二頭筋を含むハムストリングに負担がかかっているため、ケガをしている選手が多いようです。
大腿二頭筋を含むハムストリングはダッシュの際に使われる筋肉である。だから「ハムストリングのケガの64%はスピードを上げて走るとき――足が長く伸ばされるときに起きる」のだという。
<中略>
現にここ30年間ハムストリング故障の割合は変わっていないとケガの予防のスペシャリスト、ジュルダン・メンディグチアはいう。
「いま行なわれているハムストリングのケガの原因調査は、リスクファクターを隔離しようとするものです。しかし、それではケガの全体像はわからない。我々の身体の中では力、可動性、安定性が互いに作用し合っているのです。ハムストリングのケガは多因性。だから、予防には選手を個別にチェックし、弱い部分を探し出す必要があります」
そのため、チームでは、選手を個別にチェックして、食事面や運動面、休息などを指導することにより、ケガを予防しようとしているのではないでしょうか。
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