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Apple Heart Study|Apple Watchの心拍センサーを使って心房細動を通知するアプリ スタンフォード大学と提携




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■Apple Heart Study|Apple Watchの心拍センサーを使って心房細動を通知するアプリ スタンフォード大学と提携

Apple Heart Study|Apple Watchの心拍センサーを使って心房細動を通知するアプリ スタンフォード大学と提携
Apple Heart Study|Apple Watchの心拍センサーを使って心房細動を通知するアプリ スタンフォード大学と提携

参考画像:Apple Heart Study launches to identify irregular heart rhythms(2017/11/30、Apple)|スクリーンショット

以前、APPLE WATCHの心拍数を表示する機能によって、17歳の青年の命が救われた!?というニュースを取り上げましたが、Appleは、スタンフォード大学と提携して、Apple Watchの心拍センサーを使って不規則な心臓リズムに関するデータを収集し、心房細動(AFib)を経験しているユーザーに通知するアプリ「Apple Heart Study」アプリを発表しました。

Appleによれば、脳卒中の主な原因である心房細動(AFib)は、毎年アメリカで約13万人の死者と75万人の入院患者の原因となっているそうです。

以前「HEARTILY」|東大とドコモ、RESEARCHKITで脈の揺らぎを測定するアプリを開発 不整脈と生活習慣病の関連性解析では、Appleが提供している医学・医療研究向けに設計したオープンソース・ソフトウエアフレームワーク「ResearchKit」とiPhoneのカメラを活用して、脈を検知し、脈拍を定期的に収集することによって脈の揺らぎを簡単に測定・記録するiPhoneアプリ「HearTily(ハーティリー)」を公開し、臨床研究を開始したというニュースを取り上げましたが、この考え方に近いものですね。

スタンフォード大学の医学部長であるロイド・マイナー(Lloyd Minor)さんによれば、「Apple Heart Studyを通じて、スタンフォード大学医学部は、Apple Watchの心拍センサーのようなテクノロジーが、Precision Healthアプローチの中心的な予防的ヘルスケアの新しい時代を導く助けとなるかどうかを探求します。」とあります。




■Precision Healthとは?

Precision Healthとはどのような考え方なのでしょうか?

スタンフォード大学医学部では「Precision Health(直訳すると、精密医療・高精度医療でしょうか?)」をスローガンとして掲げているようで、プレシジョン・ヘルスとは、病気の予防、病気の発症予測、健康とQOL(生活の質)をできる限り維持することを目的とし、データサイエンスツールを活用して膨大な研究と臨床データを患者や医師が利用できるようにすることを考えているようです。

スマートウォッチは病気の早期発見に役立つ|正常値とベースライン値の確立が重要|スタンフォード大で紹介したスタンフォード大学のマイケル・スナイダーの研究によれば、フィットネスモニターや他のウェアラブルバイオセンサーが心拍数、肌の温度などの異常が起きているかを知らせてくれることにより、病気になっていることを伝えてくれることについて取り上げており、現在進行中の研究の重要な要素は、正常値またはベースライン値を確立することということでした。

つまり、スタンフォード大学はAppleと提携することで、予防医学を前に進めようと考えていることではないでしょうか。

■スタンフォード大、Apple Heart Studyの結果発表

Apple Heart Study demonstrates ability of wearable technology to detect atrial fibrillation(2019/3/16、スタンフォード大)によれば、参加者40万人のうち0.5%が不規則な心拍(心房細動などの兆候である恐れがある)の通知を受信したそうです。

【参考リンク】

■まとめ

フィットネストラッカーのデータから心房細動は脳卒中によるものと判断され救われたケースがあるによれば、すでにフィットネストラッカーをつけている人の心拍数のベースラインと異常値のデータを参考に病気を判断したケースがありました。

Fitbitのおかげ。世界初、フィットネストラッカーが人命救助

(2016/4/20、ギズモード)

患者の検査の際に、腕に付けるアクティビティトラッカー(Fitbit Charge HR)を着用していることが確認されました。それは患者のスマートフォン上のアプリケーションと同期されており、フィットネス・プログラムの一環として彼の心拍数が記録されていました。このアプリケーションを患者のスマートフォンを通じて閲覧したところ、彼の心拍数のベースラインが毎分70から80回であり、脳卒中が発生した大体の時間において突如、持続して毎分140から160回の幅へと上昇していたことが分かりました。心拍数はジルチアゼムを投与するまで上昇した状態が続きました。

Fitbitのデータのおかげで、心房細動は脳卒中によって引き起こされたものであり、電気的除細動を行って良いことが確認されたということです。

フィットネストラッカー「Fitbit Charge HR」に記録されている心拍数のデータを参考に、医師は心房細動は脳卒中によって引き起こされたと判断し、電気的除細動を行なったそうです。

ウェアラブルデバイスで得た生体データによる病気の予兆を検知することで運転手の突然の体調変化による死亡事故を未然に防ぐシステムによれば、リストバンド型の血圧測定デバイスを運転手につけてもらい、脈拍、心電図、体温、呼吸数、血中酸素濃度をクラウド上でモニターすることで、病気の予兆を検知するサービスが考えられています。

また、福井の京福バスではIoTで交通事故を防ぐシステムの実証実験が行われているそうで、運転手がNTTと東レが開発した機能素材を使った衣類を着用することにより、心拍数をリアルタイムでチェックし、また運転手の動作(急ハンドル・急ブレーキ)や車の動きを総合して分析し、事故を未然に防止することを目的としています。

今後、様々な生体データのベースラインを見つけることができれば、スマートウォッチでの健康管理にもっと活かせるようになるのではないでしょうか。







【参考リンク】
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朝の鼻・のど・肌の乾燥が気になるあなたに!「パーソナル保湿機」を活用して予防しよう!




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■口呼吸のデメリット

Be quiet...

by ZLC(画像:Creative Commons)

風邪や花粉症で鼻づまりのために口呼吸になっている人もいると思いますが、鼻呼吸ではなく口呼吸になると、病気になりやすくなるといわれますが、なぜ口呼吸は健康においてよくないのでしょうか?

●鼻呼吸には、エアコン機能とフィルター機能がある

  • 鼻にある鼻腔(びくう)には、吸う空気を温め、適度な湿度を与える天然のエアコン機能があります。
  • また、鼻腔には、ゴミ(ほこり・粉塵)や細菌、ウイルスなどをブロックし、肺などを守るフィルター機能があります。
  • 鼻呼吸のほうが集中力が長く続き、睡眠の質が高い。

●口呼吸には、エアコン機能とフィルター機能がない

口呼吸では、鼻呼吸と違い、エアコン機能とフィルター機能がないため、ゴミやウイルスが除去されておらず、冷たく乾燥した空気がのどに直接襲います。

その結果、風邪やインフルエンザなどの細菌やウイルスに感染してしまうなど様々な病気も引き起こしてしまうのです。

●口の乾燥で咽頭炎になりやすくなり、口臭がひどくなる恐れがある

弊害多い「口呼吸」 咽頭炎や口臭の原因 鼻づまり、対策や治療を

鼻づまりで口呼吸になると、口の中が乾燥する。

すると、「粘膜保護作用が低下して、ちょっと硬い食べ物でも傷付き、病原菌も増殖して、咽頭炎になりやすい。

古い粘膜層が唾液(だえき)で洗い流されず、カビが生じたり舌苔(ぜったい)が増えたりして口臭の原因にもなる」。

つまり、口呼吸になると、口の中が乾燥してしまうため、粘膜による保護ができずに、咽頭炎になりやすくなったり、口臭がひどくなる恐れがあるそうです。

また、口呼吸の人は口臭やイライラ、肌荒れなどに悩んでいる人が多かったそうです。

→ 口臭の原因・対策 について詳しくはこちら

●睡眠時無呼吸症候群の原因に

口呼吸は、睡眠時無呼吸症候群の原因の一つともいわれているそうです。

鼻呼吸なら気道を確保できても、口呼吸は口をぽかんと開けているため、口の周りの筋肉が弛緩し、舌が気道を塞いでしまうのだ。

悪くすると心臓に負担をかけ高血圧や突然死をも誘発しかねないというから、聞き捨てならない。

さらには、舌の粘膜の乾燥による味覚障害、鼻の機能低下による嗅覚障害の可能性も示唆されている。

睡眠時無呼吸症候群とメタボリックシンドロームが関係しているといわれています。

そして、頻繁にいびきをかく人は、無呼吸症候群になる可能性があり、いびきによって血圧が上昇と降下を繰り返す危険があるため、心筋梗塞になるリスクが高くなります。




■「パーソナル保湿機」で風邪やのどの乾燥を予防

口呼吸でのどが乾燥しやすい(扁桃腺が腫れやすい)方や風邪を予防したい方の中には、加湿器を利用している人も多いと思います。

ただ、寝るときに加湿器の音が気になるという人や部屋全体を加湿するため結露が気になるために加湿器の使用をやめてしまったという人もいるのではないでしょうか?

そこで、注目を集めているのが「パーソナル保湿機」です。

オムロン HSH-101-W パーソナル保湿機」を例にその特徴を紹介してみたいと思います。

参考画像:オムロン HSH-101-W パーソナル保湿機|スクリーンショット

●睡眠中に約45℃の低温スチームが顔周りをピンポイントに保湿してくれる!

一般的なスチームファン式加湿器は天井に向かってスチームが上昇するのですが、独自の吹き出し構造によって、下の段から噴霧される約45℃の低温スチームの上昇を、上の段から出る常温の風が抑えることで、約50cm~75cm先まで水平方向にスチームを届けてくれます。

適温のスチームによって、睡眠中の乾燥による鼻やのどの乾燥を予防し、また肌や髪の毛の乾燥を防いでくれます。

●眠りを妨げない「滑らか運転」

運転音はささやき声(※ささやき声は30dB)よりも静かな27dBとなっています。

また、最大8時間のタイマー設定が可能なので、一晩中安心して使用できます。

●結露を抑える

部屋全体を保湿するわけではないので、一晩中使っても窓の結露を抑えます。

●保湿が必要なタイミングを教えてくれる「保湿ナビ」

運転が「切」の状態で、内蔵の温度・湿度センサーが部屋の温度・湿度環境を検知し、肌やのどの保湿が必要なタイミングになると、「保湿ナビ」ランプが点灯して知らせてくれます。

●ベッドサイドに置いても邪魔にならない、コンパクトなデザイン

加湿器の水タンクのサイズで置き場所に困った経験のある人もいたと思いますが、水タンクの小型化によって、本体サイズの幅が15センチになり、ベッドサイドに置いても邪魔になりません。

■まとめ

鼻やのどの乾燥、肌のうるおいが気になる人は「パーソナル保湿機」を活用してみませんか?

また、睡眠が大事で病気にも注意したい受験生の健康管理にもいいかもしれません。







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「農業×エクササイズ(筋トレ)」の3つのメリット|体を鍛える(ダイエット)&収穫した作物を食べる楽しみ・健康寿命を延ばす・耕作放棄地対策(食料自給率アップ)

ダイエット > 「農業×エクササイズ(筋トレ)」の3つのメリット|体を鍛える(ダイエット)&収穫した作物を食べる楽しみ・健康寿命を延ばす・耕作放棄地対策(食料自給率アップ)




■「農業×エクササイズ」の3つのメリット|体を鍛える(ダイエット)&収穫した作物を食べる楽しみ・健康寿命を延ばす・耕作放棄地対策(食料自給率アップ)

「農業×エクササイズ」の3つのメリット
体を鍛える(ダイエット)&収穫した作物を食べる楽しみ・健康寿命を延ばす・耕作放棄地対策(食料自給率アップ)

今回考えたのは、農業をすることとエクササイズをすることを組み合わせるというアイデアです。

ここ最近少しですが農業に携わる機会があり、普段ジョギングやウォーキングをしたり、筋トレ(腕立て伏せやプランク、懸垂、スクワットなど)をしていて体に自信があったのですが、農作業に取り組んでみると、体が悲鳴を上げてしまいます。

これは使われている筋肉が違うのではないかということで、農業とエクササイズを組み合わせてはどうかというアイデアを考えました。

農業とエクササイズを組み合わせたアイデアには大きく3つのメリットがあります。

●農業で体を動かすことで体を鍛える・自分で育てた作物で収穫する楽しみがある

保健指導で4人に1人が脱メタボに成功(2012/3/17)で紹介した厚生労働省による調査によれば、特定保健指導を受けた人の4人に1人が1年間で脱メタボに成功したそうです。

肥満の人への減量指導効果は2年で失われる!?|筑波大によれば、肥満した人に対して行なった半年のダイエット支援効果が2年たつと消滅してしまうことが追跡調査の結果わかったと発表しています。

つまり、保健指導やダイエット支援には効果があるものの、その効果を長期的に維持するためには定期的に指導することが必要だと考えられます。

大事なことはその時だけのダイエットした結果のみを求めるのではなく、健康的な生活習慣を手に入れることなんですよね。

新年(2018年)の目標を達成するにはどうしたらいいの?|新しい習慣作りには「きっかけ」と「報酬」が重要!|毎日の人の行動の40%がその場の決定ではなく習慣!では、新しい習慣作りには「きっかけ」と「報酬」が重要であると書きました。

「習慣の力」(著:チャールズ・デュヒッグ)によれば、

その後の無数の研究によって、きっかけと報酬そのものには新しい習慣を長続きさせる力はないとわかった。脳が報酬を期待するようになってはじめて、つまりエンドルフィンや達成感を求めるようになってはじめて、毎朝、ジョギングシューズのヒモを無意識のうちに結ぶようになるのだ。きっかけはルーチンを生み出すだけでなく、その先の報酬への欲求を生み出すものでなくてはならない。

なのだそうです。

習慣の力 The Power of Habit

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「きっかけ」と「報酬」は新しい習慣を作るうえで欠かせないものですが、「きっかけ」と「報酬」そのものには新しい習慣を長続きさせる力はなく、「〇〇したい」「〇〇がほしい」というような明確な欲求が習慣のための原動力となります。

「健康的で美しい体を手に入れたい」「美味しくて安全な食べ物が欲しい」という欲求があれば、農業×エクササイズというのは、健康的な生活習慣づくりに役立つと思います。




●農業で健康寿命を延ばす

2030年代には健康寿命を5歳延伸|新産業構造ビジョン
2030年代には健康寿命を5歳延伸|新産業構造ビジョン

参考画像:新産業構造ビジョン(2017/5/30、経済産業省)|スクリーンショット

健康寿命を延ばすにはどうしたらいいの?|2030年代には健康寿命を5歳延伸|新産業構造ビジョンで紹介した経済産業省の新産業構造ビジョンによれば、健康寿命の延伸(健康寿命を5歳延伸、平均寿命と健康寿命の差を短縮)に取り組むことが掲げられています。

健康寿命を延ばすために重要だと思うこと|平成28年版厚生白書
健康寿命を延ばすために重要だと思うこと|平成28年版厚生白書

参考画像:健康寿命を延ばすために重要だと思うこと|平成28年版厚生白書|スクリーンショット

厚生労働省政策統括官付政策評価官室委託「高齢社会に関する意識調査」(2016年)で行った「健康寿命を延ばすためにはどのようなことが重要だと思うか」という質問に対しては、「適度に運動すること」(61.9%)、「休養や睡眠を十分にとること」(58.3%)、「バランスのよい食事や家族・仲間と食事を取るなどの孤食を防ぐこと」(51.8%)が挙げられていますが、農業に取り組むと自然とできることではないかと感じます。

畑で働くと、体を動かすことができますし、体を動かした後は御飯がおいしく食べられますし、体も疲れているのでよく眠れます。

また、農業は一人では難しいので、誰かの助けが必要になり、仲間やコミュニティづくりが重要であることを感じます。

なぜ農業者は長寿なのか?|「農業者の後期高齢者医療費は非農業者の7割」を証明|早稲田大学で紹介した早稲田大学の堀口健治名誉教授、弦間正彦教授は、2016年4月に自営農業者の医療費は、それ以外の人に比べ3割程度少ないとの調査結果を発表していましたが、今回の調査により、自営農業者は寿命が長く、また死亡年齢と健康寿命の差が短いことから、いわゆる「ピンピンコロリ」の特徴が示されています。

農家は長寿か:農業と疾病・健康との関係に関する統計分析によれば、農業者の方が非農業者よりも長寿であるということが推し量ることができるそうです。

最後に60歳以上を対象に死因別の分析を行うと(第3図),農業者の割合が増えると,老衰と循環器疾患(心筋梗塞や脳卒中など)による死亡率が下がることがわかります。

【参考リンク】

つまり、農業をすれば、健康寿命の延伸に役立つのです。

●耕作放棄地対策になる・わずかながらも食料自給率アップに貢献できる

2012 田植え

by na0905(画像:Creative Commons)

「耕作放棄地」とは、農林業センサスにおいて「以前耕地であったもので、過去1年以上作物を栽培せず、しかもこの数年の間に再び耕作する考えのない土地」と定義されている統計上の用語です。

耕作放棄地の現状|農林水産省
耕作放棄地面積はこの20年間で増加。

参考画像:耕作放棄地の現状について(平成23年3月、農林水産省)|スクリーンショット

耕作放棄地が生まれる原因としては、農林水産省によれば「高齢化により労働力が不足している」「生産性が低い」「農地の受け手がいない」などが挙げられています。

【参考リンク】

発展途上国の経済発展に伴う食糧需要の増大や気候変動の影響、投機資金の流入など国際的な食糧事情の不安定化する中で、食料の安定供給を図るためには、農地を確保し、最大限有効利用していく必要があり、そのためにも耕作放棄地問題に取り組んでいくことが重要なんですね。

【参考リンク】

Agritech(農業のIT化)や機械化による大規模農業などがすすめられる中、農業でエクササイズをするというのは、生産性を考えるとそれほど良いアイデアではありません。

しかし、生産性以外に目を向けると、農業を自分事として考えるきっかけになってくれるものになったり、わずかながらでも食料自給率アップに貢献したりと、「農業×エクササイズ」というアイデアにはものすごい価値があるのです!

最近では「ライフスタイルモデル」や「パーソナルトレーナー」に注目が集まり、エクササイズを提案していますが、農業×エクササイズで農作業で体を鍛えながら、育てた農作物で体にいいものを取り入れることができれば、それこそが、さらに一歩進んだ「ライフスタイルモデル」になっていくと思いますので、ぜひ取り組んで欲しいですね。







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日清のAll-in PASTAは完全栄養食のパスタ!ポイントは「栄養ホールドプレス製法」!




■日清のAll-in PASTAは完全栄養食のパスタ!ポイントは「栄養ホールドプレス製法」!

日清のAll-in PASTAは完全栄養食のパスタ!ポイントは「栄養ホールドプレス製法」!
日清のAll-in PASTAは完全栄養食のパスタ!ポイントは「栄養ホールドプレス製法」!

参考画像:All-in PASTA「All in 篇」60秒|YouTubeスクリーンショット

日清食品のAll-in PASTAは完全栄養食のパスタ!

1.一食に必要な栄養がすべて入っている

2.栄養ホールドプレス製法

ゆでる時に抜け出やすいビタミンやミネラルなどの栄養素を麺の中心に詰めて、小麦ベースの外側の層でパスタを包む製法なのだそうで、動画では「パスタは、栄養を美味しく包む『入れ物』」と表現されています。

■完全栄養食で考えておくポイント

完全栄養食に注目が集まっているのは、偏食や子供の肥満、ヤセの問題などを栄養バランスを整えることにより解決することだけではありません。

爆発的に増加している人口を支えていけるだけの食料を作り出すことは不可能だと考えられており、そんな食糧問題を解決する手段としての可能性を秘めているのが完全栄養食というアイデアです。

ただ、完全栄養食については気になることもあります。

それは、食事とは栄養を摂ることだけが重要なのかという点です。

食事が不要になる完全栄養食「ソイレント(SOYLENT)」とは?|ソイレントだけを30日間飲み続けたらどうなるか?【動画】

Soylent: How I Stopped Eating for 30 Days

この動画では「ソイレント」だけで30日間生活するという実験を行なったところ、他のものが食べられないというストレスのほかは肉体的には健康に異常は見られなかったそうです。

しかし、本当に栄養だけがとれればいいのでしょうか?

「ソイレント」だけで30日間生活するという実験を行なった男性の健康診断を行った医師によれば、食事は単に栄養を補うだけでなく、人に喜びを与え、社交性を保つものであるとコメントしています。

介護に携わる方に話を聞いた際に驚いたのは、「食べる」という行為が人間にとっての喜びにつながっているという視点です。

高齢者の介護では3分炊き、5分炊きといったように介助レベルに応じて食事を作り、提供するのですが、本当に食事が難しくなると、おかゆの液体部分をすくったようなものを食事として提供するそうです。

そこまでいくと、腹部に穴を開けて胃に直接水分や栄養を送る「胃ろう」を選択してはどうかと考えることもあるそうです。

ただ、大事なのは、食事における噛んだり、飲み込んだりすることの大事さであり、そのことが食べることへの喜びにつながるため、その選択をするのは難しいとのことでした。

【参考リンク】

食事は香りで楽しみ、見て楽しみ、食べて楽しむことのできる一種のエンターテイメントであり、また、コミュニケーションを円滑にするためのツールでもあります。

食糧問題についても考えながら、なおかつ食事におけるコミュニケーションを含めた楽しみを満たすものがこれからの課題だと思います。

完全栄養食のパスタはアレンジレシピによって食に変化が生まれるので、食の楽しみの面までを含めたアイデアですね。

また、All-in PASTAには麺とソースがカップにセットされお湯をかけるだけで簡単に調理ができるカップパスタセットもありました。

忙しい現代人でランチ難民だけど、栄養はしっかりと摂りたい人にも助かるものを作り上げているのもすごいです!

→ 「完全栄養食(完全食)」に成長性はある?ない?キーワードは高齢者の低栄養・健康寿命・食糧問題! について詳しくはこちら







食事からのマグネシウム摂取量が多いグループは虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)の発症リスクが低い|#国立がん研究センター

健康・美容チェック > 心筋梗塞 > マグネシウム > 食事からのマグネシウム摂取量が多いグループは虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)の発症リスクが低い|国立がん研究センター




■食事からのマグネシウム摂取量が多いグループは虚血性心疾患の発症リスクが低い|国立がん研究センター

食事からのマグネシウム摂取量と循環器疾患発症との関係(男性・女性)
食事からのマグネシウム摂取量と循環器疾患発症との関係(男性・女性)

参考画像:食事からのマグネシウム摂取量と虚血性心疾患発症との関連-多目的コホート研究(JPHC研究)からの成果-(2017/9/8、国立がん研究センター)|スクリーンショット

国立がん研究センターと国立循環器病研究センターの共同研究によれば、食事からのマグネシウム摂取量と循環器疾患(脳卒中及び虚血性心疾患)との関連を検討したところ、マグネシウム摂取量が多いグループは虚血性心疾患の発症リスクが低いことがわかったそうです。




■循環器疾患と食べ物との関係|多目的コホート研究より

多目的コホート研究の先行研究では、魚、果物、大豆による循環器疾患の発症リスクの低下が報告されています。

魚・n-3脂肪酸摂取と虚血性心疾患発症との関連について|多目的コホート研究

魚を多く食べるグループで虚血性心疾患のリスクが低下

n-3系多価不脂肪酸摂取量が多いグループで虚血性心疾患のリスクが低下

多目的コホート研究によれば、魚やオメガ3脂肪酸の摂取量が多いと、虚血性心疾患に予防的な効果があるということが示されています。

【関連記事】

野菜・果物と全がん・循環器疾患罹患との関連について|多目的コホート研究

果物で循環器疾患のリスク減

果物の摂取量が最も多いグループでは、最も少ないグループより循環器疾患リスクが19%低いという結果が出ましたが、野菜と循環器疾患リスクとの関連はみられなかったようです。

イソフラボンと脳梗塞・心筋梗塞発症との関連について

大豆をよく食べる女性グループで脳梗塞・心筋梗塞のリスクが低下

大豆を週に5日以上摂取するグループで、週に0-2日摂取するグループに比べて、脳梗塞のリスクが0.64倍、心筋梗塞のリスクが0.55倍、循環器疾患による死亡リスクが0.31倍と低いことがわかっています。

■まとめ

マグネシウムを摂取している量が多いほど糖尿病のリスクが下がる!?によれば、食事でマグネシウムを摂取している人は糖尿病になりにくいということが福岡県久山町の住民の健康診断データを21年間にわたって追跡した九州大チームの調査で確認されたそうです。

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ただ、糖尿病の前段階の人はマグネシウムを摂取すると血糖値が改善する!?で紹介した国立がん研究センターの多目的コホート研究によれば、男性ではわずかながらマグネシウム摂取による糖尿病予防の可能性がありましたが、全体としては関連性は認められなかったそうです。

マグネシウム摂取量が多いグループは虚血性心疾患の発症リスクが低いことがわかりましたが、今回の研究は、マグネシウムと虚血性心疾患との関連性を調べたもので、予防のメカニズムにまでは調べられていませんが、これまでの先行研究で次のようなことがわかっています。

マグネシウムの欠乏は、血圧上昇、血糖代謝低下、動脈硬化促進、脂質代謝異常など、虚血性心疾患の原因となる複数の要素と関連します。一方、動物実験では、高マグネシウム食を与えると血中の血糖値と脂質値が下がることも報告されています。これらのことがマグネシウム摂取の循環器疾患発症に対する予防効果として考えられます。

マグネシウムの欠乏と虚血性心疾患の原因となる要素が複数関連していること、動物実験において高マグネシウム食を与えると血糖値と脂質値が下がることが報告されているそうです。

虚血性心疾患予防のためにも、マグネシウムを含む魚や果物、野菜、大豆などの食品を積極的に摂りましょう!

→ マグネシウム について詳しくはこちら







【参考リンク】
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