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海藻の「アオサ」にヒトコロナウイルス増殖抑制効果を確認 |新型コロナウイルスでの効果にも期待|中部大学




海藻の「あおさ」にヒトコロナウイルス増殖抑制効果を確認 ─新型コロナウイルスでの効果にも期待─ (河原敏男教授、林京子客員教授ら)

(2020/2/20、中部大学)

これらの実験データから、研究チームはラムナン硫酸が、ウイルスのエンベロープ中のタンパク質が生細胞へ付着しようとするのを阻害する、腸管に集中する免疫細胞を活性化して抗体の産生を促進する2つの効果を持つとみている。

ラムナン硫酸は、体内で常に異物と認識されて免疫細胞を元気づけるため、ウイルスがやってきた時には素早く抗体を作り出すことができ、しかもそのウイルスがどのような種類であっても対応できるという特性を持っているという。

中部大学生命健康科学部の河原敏男教授と中部大学大学院工学研究科の林京子客員教授らによる共同研究によれば、海藻の「あおさ」にヒトコロナウイルスの抗体を増やす効果があることを確認したそうです。

以前取り上げた記事によれば、しょうゆ(上澄み)やマイタケ由来タンパク質「ナカノリ」、プラズマ乳酸菌にインフルエンザウイルスの増殖夜成功効果や症状抑制効果があることを紹介しました。

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現時点でワクチンが見つかっておらず、数か月後に新型コロナウイルスが沈静化した場合にも、今後も新型(誰も免疫を持っていない)のインフルエンザで同様のことが起こることが予想されます。

そのためにも、感染を予防することは難しいわけですから、いかに重症化を防ぐかに注力した研究を進めることが重要になってくるのではないでしょうか?







【大谷翔平選手のキン肉マン化の是非】ウエイトトレーニング賛成・否定派の意見について考えてみた!

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【大谷翔平選手のキン肉マン化の是非】ウエイトトレーニング賛成・否定派の意見について考えてみた!
【大谷翔平選手のキン肉マン化の是非】ウエイトトレーニング賛成・否定派の意見について考えてみた!

unsplash-logoJose Morales

大谷翔平の”キン肉マン化”は本当に間違っているのか?(2020/2/24、the page)を読むと、アスリートの体づくりに対する考え方はまだ定まってはいないという感じを受けます。

詳しくは記事を読んでいただくことにして、ウエイトトレーニング賛成派と否定派の意見を簡単にまとめてみます。

■ウエイトトレーニング賛成派の意見

  • メジャーの最先端の発想、理論、環境の中でトレーニングには裏付けがあるはず
  • スポーツ・ニュートリションと呼ばれる栄養摂取の部分が進化している
  • ウエイトトレーニングで体が大きくなると、けがが増えるという意見があるが、ウエートトレには、筋肉肥大による出力のアップだけでなく、筋肉の制御、ケガの予防という効果もある
  • 走り込みによって遅筋は鍛えられるが、活性化酸素がたまり、抗酸化作用が落ち、疲労が蓄積してパフォーマンス、集中力が下がるというマイナス面もある。
  • ポジションやプレースタイルによって、それぞれ違う鍛えられ方があってしかるべき
  • 出力が大きくなると靭帯などの腱、関節への負担は増す。腱自体はもともと強い部位だが鍛えられないので、選手寿命の長さと瞬間的なパフォーマンスのバランスを考えてトレーニングをしていく必要がある。

■ウエイトトレーニング否定派の意見

  • 野球に必要な筋肉をつければいい
  • 体の大きい人は膝に負担がかかるから、けがが増える
  • 走り込みをすればいい

最近は少しずつトレーニングに対する意見が出てきていますよね。

例えば、走り込み。

「走り込み」はサッカーのトレーニングメニューとして必要なのか?でも取り上げましたが、近年では新しいトレーニング理論によっては「走り込み」に対して否定的な意見もあります。

バルサも採用するサッカーのコンディショニングトレーニング理論「ピリオダイゼーション/PTP」によれば、サッカーは持久走のスポーツではなく、瞬間的なアクションが多く、長く持久的なトレーニングをさせると、かえって速筋が減ってしまうおそれがあるため、基本的に、選手たちにランニングや持久走をさせず、ほぼすべてのフィジカルトレーニングをボールを持って行なうというトレーニング理論があります。

また、競技は違いますが、野球のトレーニングにおいても、走り込みをメニューとしてトレーニングを行なっていますが、以前テレビでメジャー時代の斎藤隆投手が球団より足腰を鍛えるジョギングをする際に、走り込みによるけがのリスクを軽減するために、下肢の重力を取り除いてランニング・リハビリを行なうように指示されていたように、走り込みをあまりしないようにする球団もあるようです。

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人体を理解してバランスを意識する|身体を大きくするウエイトトレーニングはダメ|イチロー×稲葉篤紀対談では、イチロー選手の場合は、ウエイトトレーニングを行なって身体が大きくなった春先には無駄についた筋肉によって身体が回らなくなり、スイングスピードが落ちてしまったそうで、こうした失敗を6、7年繰り返したそうです。

イチロー選手の意見は、人間には自分自身に持って生まれたバランスがあり、本来のバランスを保っていないと、筋肉が大きくなってもそれを支える関節や腱を鍛えることができないので、重さに耐えられずに(膝の関節が)壊れてしまうそうです。

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野球選手は試合において、投げる・打つ・走るは出力の大きい動作が必要とされますが、長時間走り続ける筋肉は必要とはされていません。

また、ほぼ毎日試合があるわけですから、その疲労をいかに早く回復させるかということが重要になっていきます。

そのため、栄養管理や疲労回復といったコンディショニングについても学んでいくことが重要でしょう。

たとえば、なぜ、リオネル・メッシは、今シーズン、ケガしなくなったのか?(2009年)では、ケガしがちなメッシ選手の体質を改善するための特別プログラムの中に、魚を多く摂ることというものがありました。

スポーツ栄養では魚の油に含まれるDHA・EPAを摂取することが世界的トレンドに!炎症を抑える・疲労回復・持久力に効果によれば、魚の油に含まれるオメガ3には炎症を抑える効果があり、ケガを予防するためにも、オメガ3を摂って、それ以外の油を摂らないことが望ましいそうです。

●筋肉痛

●疲労回復

「キン肉マン化した」選手を見て、単純にウエイトトレーニングを否定するのではなく、選手のポジション、プレースタイル・ケガの経験を踏まえて、体の作り方、体の動かし方、けが予防のためのトレーニングを行い、栄養補給・休息のアドバイスができるようになると、もっとスポーツは発展していくのではないでしょうか?

→ オメガ3の効果・効能・食べ物(オイル)・ダイエット について詳しくはこちら

→ DHA・EPAを含む食品 について詳しくはこちら







花粉症の症状・対策の実態調査(2020年1月)

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【目次】

■花粉症の症状・対策の実態調査(2020年1月)

本格化する前に!花粉症の症状、効果がある対策、エピソードを聞きました!(2020/1/30、株式会社サプリポート)で紹介されている2020年1月に全国400人の花粉症の方を対象にしたアンケート調査では、花粉症患者の現状と対策について紹介されています。

花粉症の対策を開始する時期
花粉症の対策を開始する時期

花粉症対策を開始する時期は3月が多いものの、1月以前からしっかりと対策している人もいるという結果です。

実践している花粉症対策
実践している花粉症対策

実践している花粉症対策は「処方された内服薬の利用」「点鼻薬・鼻スプレーの利用」といった治療よりも「マスクの着用」「点眼薬・目薬の利用」「手洗い・うがい」が多いという結果が出ています。

花粉症を発症する時期
花粉症を発症する時期

花粉症の発症時期は1月は少なく、2月からはじまり、3月に本格化するようです。

花粉症が最もつらい時期
花粉症が最もつらい時期

花粉症が最もつらい時期を見ると、花粉症が本格化する3月よりも4月の方がつらいという回答が出ています。

花粉症の症状
花粉症の症状

花粉症の方の8割以上が「鼻の症状(鼻水・鼻づまり・くしゃみなど)」と「目の症状(かゆみ・充血、涙など)」を抱えています。

→ 花粉症の症状(目・鼻・のど) について詳しくはこちら

→ 目がかゆい|目のかゆみの原因・対策・対処法 について詳しくはこちら

1シーズンにつき花粉症対策にかける金額
1シーズンにつき花粉症対策にかける金額

1シーズンあたり花粉症対策にかける金額は、3,000円未満が44.3%、3,000円以上6,000円未満が39.3%、6000円以上10,000円未満が13.8%。

→ 花粉症対策|マスク・メガネ・乳酸菌・ポリフェノール について詳しくはこちら

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【鼻の花粉症の症状 関連記事】
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春の野菜と果物には「抗酸化成分」「解毒成分」が豊富

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■春の野菜と果物には「抗酸化成分」「解毒成分」が豊富

野菜の解毒力、4つの“効き目”(2010/3/3、日経ウーマンオンライン)で紹介されている農業・食品産業技術総合研究機構・野菜茶業研究所の東敬子上席研究員によれば、「色の濃い旬の野菜には、ポリフェノールやカロテノイド、ビタミンCといった抗酸化成分が豊富」なのだそうです。

また、千葉大学大学院園芸学研究科の渡辺正巳准教授によれば、「春は植物が成長するために、最大限のパワーを発揮するときで、害虫から身を守る防御物質は人にとっては“解毒”作用を持つ成分が増える」のだそうです。

つまり、春が旬の野菜と果物には抗酸化成分(解毒成分)がたっぷりだということですね。

解毒成分が豊富な食べ物とは、ポリフェノールやカロテノイドなどの抗酸化作用をもつ食べ物です。

旬の春の野菜や果物はどのようなものがあるのでしょうか。

なかでも注目株は、ほろ苦い菜の花や春キャベツなどのアブラナ科の野菜や、においの強いタマネギなどのユリ科の野菜。

解毒の要である肝臓を元気にするグルタチオンやポリフェノール、硫黄化合物をはじめ、老廃物などの毒素をつかまえて排出しやすくするケルセチンも豊富に含まれる。

もちろん、ホウレン草やリンゴなど安価で比較的手に入りやすい通年野菜や果物にも、腸内環境を整えるオリゴ糖、便や尿と一緒に毒を出しやすくするカリウム、食物繊維など、解毒を助ける成分が含まれる。

記事では、さらに効き目別に野菜が紹介されています。

疲れにくくする

キャベツ、菜の花、小松菜、ニラ、ブロッコリー

グルタチオン(毒を捕まえて肝機能を高める、抗酸化作用で美肌)

硫黄化合物(肝臓の解毒酵素の働きを高める)

血流が良くなる

玉ねぎ、ほうれん草、ブロッコリー、りんご

ケルセチン(血流を改善し、巡りを良くする)

カリウム(有害金属など毒を含む尿を排出)

便秘改善

アボカド、玉ねぎ、りんご

オリゴ糖(ビフィズス菌の餌となり、善玉菌を増やすのに役立つ)

食物繊維

肌荒れが良くなる

ほうれん草、ブロッコリー、トマト

ポリフェノール、ビタミンC、ビタミンE(抗酸化作用により、血流をよくして、美肌に)

冬場にたまった毒素を排出するためにも、色の濃い旬の春の野菜や果物を食べるようにしたいですね。

→ 抗酸化作用 について詳しくはコチラ

→ 肝臓に良い食べ物 について詳しくはコチラ







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【シューイチ】ごまかさない本気の超ラジオ体操でe-疲労解消!背骨の動的ストレッチメソッドのやり方とは?(谷本道哉さん)|4月8日

2018年4月8日放送の「シューイチ」の「中山のイチバン」のコーナーで近畿大学の谷本道哉さんが動的ストレッチメソッドについて解説をおこないました。

2020年2月16日放送の「シューイチ」の「中山のイチバン」のコーナーで谷本道哉さんが「超ラジオ体操」を紹介しました。




【目次】

■動的ストレッチとは?

筋トレ前のストレッチは逆効果?によれば、ストレッチは大まかに『静的ストレッチ』と『動的ストレッチ』の2種類に分けられます。

たとえばヨガのように、一つひとつの筋肉をじっくり伸ばして静止するのが『静的ストレッチ』、ラジオ体操のように腕を振るなど、筋肉の伸び縮みを繰り返すのが『動的ストレッチ』になります。

ゆっくりと筋肉や筋をのばす静的ストレッチは運動後の筋肉疲労に有効なのですが、パソコン仕事やスマホをさわるなど長時間同じ姿勢で動かないでたまった疲労(e-疲労)には硬くなった筋肉やこわばりを解消する動的ストレッチが効果的なのだそうです。

動的ストレッチメソッド

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動的ストレッチは一般的なストレッチと違い、腕や脚を大きく振りながら全身をほぐしていくもの。
最大の違いは血流が大幅にアップする点にあります。
緊張しっぱなしで固くなった筋肉をゆるめる効果もあり、疲労解消効果が抜群です。

本書の動的ストレッチメソッドの特徴はカラダを大きく振る動きにあります。
筋肉をゆるめる効果がさらにアップし、全身がよりほぐれるのです。
さらにカラダの中心部分から大きく動けるようになるので、日常生活がグッと快適になります。

有酸素運動要素や筋トレ要素、コンディショニング要素を加えたオリジナルメニューではダイエット効果や健康増進効果、スポーツのパフォーマンス向上効果、体幹トレーニング効果も得ることも可能です。

忙しい人や体力に自信のない人でも大丈夫。どれも、すきま時間に取り組んだり日常動作に取り入れたりできて何歳からでも「動けるカラダ」に変えられるメニューです。

回数もメニューも自分に必要なだけ行えばよいので、ぜひ自分の体調や目標に合わせて取り組んで、理想のカラダを手に入れてください。

著書の商品説明によれば、体を緩めることによる疲労解消効果やダイエット効果、スポーツのパフォーマンスの向上といった効果が期待できるようです。

■可動範囲のチェック方法とは?

長時間のパソコン仕事やスマホいじりで前傾で前かがみに体が丸まりやすくなっています。

そうした姿勢からくる「e-疲労」をチェックする方法は、背骨・肩甲骨・股関節の可動範囲をチェックすることです。

【背骨の可動範囲をチェックする方法】

後屈(後ろに反る動き)の運動をして、後ろの景色が見えるかどうかをチェックしましょう。

※無理のない範囲で行なうようにしてください。

【肩甲骨の可動範囲をチェックする方法】

肩甲骨を意識して、前後に大きく動かしてみましょう。

※中山秀征さんは野球をやっていることで肩甲骨が動いているようでした。

【股関節の可動範囲をチェックする方法】

(ジャイアント馬場さんの16文キックをするようなイメージで)足を上に挙げます。

胸あたりまで上がればOK!




■動的ストレッチの方法・ポイント

Kindergarten Sports Festival.

by MIKI Yoshihito(画像:Creative Commons)

動的ストレッチで紹介した動きはラジオ体操でも紹介されているのですが、ポイントはごまかさないこと。

動いているように見せかけるのではなく、しっかりと背骨・肩甲骨・股関節を動かしていくのがポイントです。

【背骨の動的ストレッチ(後屈)】

1.肩甲骨を意識して、手を上に挙げ、伸びをします。

2.顔を上げます。

3.体を後ろに反らします。

【背骨の動的ストレッチ(前屈)】

1.首を前に倒します。

2.背骨を丸め込むイメージで手を下のほうに下ろします。

3.その姿勢から前屈を行ないます。

【背骨の動的ストレッチ(側屈)】

1.首を横に倒します。

2.曲げた方とは反対の腕をあげ、首を曲げた方の腕は腰あたりに当てます。

3.全身を横に倒します。

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