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【ダイエット】空腹感と満腹感に影響を与えるのは、カロリーではなく、食事(ビタミン、ミネラル)の微量栄養成分!?




あるツイートによれば、空腹感と満腹感に影響を与えるのは、カロリーではなく、食事(ビタミン、ミネラル)の微量栄養成分であることがわかっているそうです。

どの研究かはわからなかったので、調べてみたところ、この研究ではないでしょうか。

【参考リンク】

この研究を参考にすると、空腹感を抑え、満腹感を高めるには、ビタミン、ミネラルといった微量栄養成分を含む食事を摂ることが重要です。

Eating a Potato Chip Jonny B'z Dogs and More Lourdie Dinner March 24, 20111

by Steven Depolo(画像:Creative Commons)

簡単な食事で済ませることはダイエットにはよくないということですね。

現代人は忙しいため、朝食をとる時間も少なくなり、軽食をひんぱんに食べる生活に移行しているそうです。

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この研究とは逆行しているので、もし空腹感を抑え、満腹感を高めたいのだとしたら、しっかりと栄養のある食事をとっていきたいですね!







瀬戸大也選手の不調の原因は栄養不足だった!?|水泳




Big Al Meet

by D Allen(画像:Creative Commons)

瀬戸大也、不調の原因は栄養不足だった/競泳

(2016/3/6、サンケイスポーツ)

2月下旬に行われたコナミオープンで思うようなタイムが出せなかった瀬戸だが、不調の原因が栄養不足だったことが判明。「血液検査で糖の値が低かった。豆とかミネラルをしっかりとって、ご飯の量もどんぶり2杯とか食べている。代謝がよくなって、練習中もトイレに2、3回行っている」と元気を取り戻した様子。

瀬戸大也選手のコメントによれば、不調の原因は栄養不足にあり、現在は、食事を変えているそうです。

瀬戸大也200個メ優勝、専門家指導で栄養不足解消

(2016/3/6、日刊スポーツ)

大会後、栄養士に相談すると、原因は単なる栄養不足だったことが判明した。以来、朝、練習前後、練習中にサプリメントを必ず摂取。食事もどんぶり飯大盛りから、どんぶり飯2杯とハーフ麺と炭水化物を増やし、豆類などのミネラルも欠かさず食べるようになった。「グワッと調子が上がってきた」と効果てきめんだった。

オリンピックを目指すほどの競泳選手ともなれば、練習量も多く、かなりのカロリーを消費しているものだと思います。

ただ、今回気になったのは、それほどの選手であるにもかかわらず、栄養管理が行なわれていなかったということ。

リオオリンピックまで時間が迫っているため、焦りもあるでしょうが、しっかりとコンディションを整えてほしいですね。

【追記(2020/9/23)】

現在は元飛込日本代表の馬淵優佳さんがアスリートフードマイスターという資格まで取得し、練習メニューとリンクした献立を考えて支えているそうです。







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公開日時: 2016年3月7日 @ 13:14

【欅って書けない?】欅坂46・守屋茜さんの納豆レシピ・作り方(オメガ3の亜麻仁油入り)|5月13日

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■【欅って、書けない?】欅坂46・守屋茜さんが紹介した「亜麻仁油(オメガ3)」の入った自己流カスタマイズ納豆レシピ・作り方|5月13日

納豆(Natto)
納豆(Natto)

2018年5月13日放送の「欅って、書けない?」の「私のこだわりグルメ発表会 」で、欅坂46の守屋茜さんが紹介したレシピは、亜麻仁油を加えた「自己流カスタマイズ納豆」です。

【材料】

  • 納豆
  • 亜麻仁油(オメガ3系)
    番組では、記憶力アップ、ダイエット効果、アレルギーの改善など健康面で様々な効果が期待される油として紹介されました。
  • ヘンプナッツ
  • 黒ごま
  • きな粉
  • 海苔

【作り方】

  1. 納豆をよくかき混ぜる
  2. アマニオイルを加える
  3. ヘンプナッツ・黒ごまを加えて混ぜる
  4. きな粉を加えて、海苔巻きにする







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アルコール依存症の怖さは、健康面だけでなく社会的・経済的にも影響を及ぼすこと




Beer Keg BW

by Jenn Durfey(画像:Creative Commons)

これまでアルコール依存症といえば、イライラや神経過敏、不眠、頭痛・吐き気、下痢、手の震え、発汗、頻脈・動悸などの離脱症状に悩まされたり、脂肪肝や肝炎など健康面だけを伝えてきました。

また、飲酒はがんの原因なのか?|肝臓がん・大腸がん・食道がん・乳癌(閉経後)・口腔がんのリスクが高くなるによれば、最近の国際的な評価では、アルコールが直接触れる消化管(口腔・咽頭・喉頭・食道)、アルコールを代謝する肝臓、そして女性ホルモンの影響が大きい乳房のがん、大腸がんのリスクが確実に高くなるとされています。

日本におけるアルコールによるがんのリスクは、2008年7月現在、肝臓、食道、大腸については「確実」と判定されています。

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アルコール依存症の怖さはそれだけではありません。

アルコール依存症が進行すると、飲酒運転は悪いとわかっていても飲酒運転を起こして事故を起こしたり、捕まったり、人を傷つけたり、お酒のトラブルがもとで失業したりと、社会的・経済的な影響を及ぼしてしまいます。

アルコール依存症|厚生労働省

とくにプレアルコホリズムという、依存症の手前できちんとした対策をとれば、肉体的な問題だけでなく社会的にも経済的にもより少ない損失で回復が期待できます。プレアルコホリズムの段階では減酒でも回復可能なことが多いのです。

プレアルコホリズムというアルコール依存症の手前の段階で減酒をすることができれば回復が期待できるそうです。

実際には依存症の治療は大変な道のりでしょうが、しっかりと頑張ってほしいものです。







「痩せるホルモン(GLP-1)」を分泌させる物質をミドリムシ由来のパラミロンから製造 メタボや糖尿病の予防・治療に期待|産総研など

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■「痩せるホルモン(GLP-1)」を分泌させる物質をミドリムシ由来のパラミロンから製造 メタボや糖尿病の予防・治療に期待|産総研など

カチオン化パラミロン誘導体(HTAP)によるGLP-1分泌促進|産総研
カチオン化パラミロン誘導体(HTAP)によるGLP-1分泌促進|産総研

参考画像:「痩せるホルモン」を分泌させる物質をミドリムシから製造(2018/5/21、産総研)|スクリーンショット

「痩せるホルモン」を分泌させる物質をミドリムシから製造

(2018/5/21、産総研)

パラミロンは水に溶けない多糖類であるが、カチオン性官能基を導入したカチオン化パラミロン誘導体は水溶性となる。今回、高脂肪食肥満モデルマウスにこの誘導体を与えたところ、マウスの内臓脂肪量が減少し、体重増加の抑制作用が確認された。また、インスリン分泌に関与するため糖尿病治療薬開発の重要なターゲットとなっているホルモン(グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1))が、この誘導体を投与しなかった対照群に比べて3倍多く分泌されることが確認された。さらに、インスリン抵抗性が改善された可能性があると考えられた。

国立研究開発法人産業技術総合研究所バイオメディカル研究部門分子細胞育種研究グループ芝上基成上級主任研究員は、株式会社アルチザンラボ、株式会社神鋼環境ソリューションと共同で、ミドリムシ(EOD-1株)由来の多糖類(パラミロン)から水溶性高分子を作製し、メタボリックシンドロームに関連する指標を改善する作用を示すことを確認しました。

HTAPを2 wt%含む高脂肪食をマウス(初期体重は約28 g)に5週間に渡って与え、その体重、内臓脂肪量、各種血漿パラメーターなどを測定したところ、同量のセルロースを与えた対照群と比較して、体重増加は50 %程度に抑制され(図1)、内臓脂肪量(腸間膜脂肪重量)は33~38 %減少した(図2)。これらは統計上有意な差である。また、対照群とほぼ同レベルの血糖値を維持するためのインスリン分泌量が低下したことから、インスリン抵抗性が改善された可能性が考えられる。

カチオン化パラミロン誘導体(2-ヒドロキシ-3-トリメチルアンモニオプロピルパラミロン、HTAP)をマウスに与えた実験によれば、内臓脂肪量減少と体重増加抑制効果を確認し、またインスリン抵抗性を改善する可能性もあることから、メタボリックシンドローム、特に糖尿病の予防・治療に活かされることが期待されます。

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腸管L細胞から分泌される消化管ホルモン(GLP-1)は「痩せるホルモン」と呼ばれているが、今回、HTAPを与えることでGLP-1の分泌が対照群に比べて3倍程度増加したことが分かった(図3)。GLP-1にはインスリン分泌を促進する効果があるが、促進作用は血糖値に依存するため低血糖などの副作用を引き起こすリスクは少ないとされる。加えて、胃内容物の排出を遅らせる効果や食欲抑制効果もある。

また、「痩せるホルモン」とも呼ばれるGLP-1はHTAPを与えることで増加していることがわかりました。

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今後は、パラミロン誘導体によるGLP-1分泌促進の作用メカニズムの解明が期待されます。

■まとめ

ミドリムシ(ユーグレナ)の健康への期待|パラミロンと59種類の栄養素(必須アミノ酸やビタミン類)によれば、パラミロンとは、多糖類のうちヒトが消化できない物質で、微細藻類ユーグレナ(ミドリムシ)だけに存在するといわれており、表面にミクロの孔がたくさんあり異物を吸収する性質があるといわれています。

ユーグレナの継続摂取によりNASH(非アルコール性脂肪性肝炎)による肝臓の線維化の抑制で紹介したマウスの実験によれば、ユーグレナ(ミドリムシ)の粉末やユーグレナ特有の成分であるパラミロンの粉末を加えたエサを27日間経口摂取させたところ、肝硬変や肝臓がんの発症につながる恐れのある非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)による肝臓の線維化が抑制されたそうです。

ユーグレナの2か月間の継続摂取でLDLコレステロール値の改善が確認で紹介した実験によれば、ユーグレナ(ミドリムシ)の粉末1gを2か月の継続摂取で、血中LDLコレステロール値が改善したそうです。

このようにミドリムシの健康効果は注目を集めていますが、今回の研究結果により、ますます注目を集めそうですね。







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