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好きな有名人や人気アニメキャラクター、人気声優の声で再生されるスマートスピーカー(AIスピーカー)が出る!?【2018年予測】

参考画像:Gatebox – Virtual Home Robot [ConceptMovie1st]|YouTubeスクリーンショット




■好きな有名人や人気アニメキャラクター、人気声優の声で再生されるスマートスピーカー(AIスピーカー)が出る!?【2018年予測】

恋をすると、なぜ「触れたい」という感情が生まれるか?|映画「her/世界でひとつの彼女」では、男性が人工知能型OSと恋に落ちるというストーリーを描いた映画「her/世界でひとつの彼女」を紹介しましたが、これからのスマートスピーカーの方向の一つとして、自分が好きな声で話しかけてほしいというようになるのではないでしょうか?

いい声の異性に惹かれる!?|モテる男性・女性の声の特徴とは?で紹介したイギリス人を対象にした調査によれば、女性が好む男性の声は、低くてよく響き、息づかいが聞こえる声(=男性らしさと強さの中に優しさが見れる)で、男性が好む声は、高くて、息づかいが聞こえるような声(=華奢で従順なイメージ)なのだそうです。

もしかすると、あなたの好きな有名人や人気のアニメキャラクター、人気声優の声で再生されるスマートスピーカーも出てくるかもしれませんね。

このアイデアは実現を始めており、好きなキャラクターと一緒に暮らせる世界初のバーチャルホームロボット「Gatebox」というプロダクトがすでに販売されています。

Gatebox – Virtual Home Robot [ConceptMovie1st]

Google DeepmindやAppleでは音声合成システムや音声品質の向上に関する研究を行なっています。

DeepMindのブログでは、新しい音声合成システム「WaveNet」がGoogle Assistantに搭載されると発表しています。

また、Appleは「Siri」の音声品質の向上についての論文を公開しています。

好きな有名人や人気のアニメキャラクター、人気声優の声で再生されるスマートスピーカー(AIスピーカー)が人気が出るのか、それとも、人間の声と区別がつかないほどの合成された音声のスマートスピーカー(AIスピーカー)が人気が出るのか?

気になるところです。







【参考リンク】

【関連記事】

#5G で2018年平昌冬季オリンピックを体験しよう!|タイムスライス・オムニビュー・シンクビュー・360度VR・ホログラムライブ

【目次】




■#5G で2018年平昌冬季オリンピックを体験しよう!|タイムスライス・オムニビュー・シンクビュー・360度VR・ホログラムライブ

参考画像:Power of 5G for Olympic Games|YouTubeスクリーンショット

インテル、2018年平昌冬季オリンピックで5Gネットワークの未来を活性化

(2017/10/31、インテル)

5G でオリンピック競技大会を体験|インテル

インテルによれば、2018年平昌オリンピック冬季競技大会で5Gがどのように実現されるのかを体験することができるそうです。

Power of 5G for Olympic Games


●タイムスライス(Time Slice)

得点 9.9 と満点の差を体感してください。「タイムスライス」により、フィギュアスケートを間近で見ることができます。5G によって実現されるこのリアルタイムの体験では、江陵アイスアリーナでのスケート競技でユーザーが複数の角度を選択し、さまざまな角度から競技を見ることができます。

「タイムスライス(Time Slice)」とは何なのでしょうか?

5G通信技術が見せる平昌冬季五輪のマジック

(2017/12/27、MK NEWS)

第5世代(5G)通信技術を土台に、決定的シーンを100台のカメラで撮影した後、複数の方向から分割して多角的に見ることができるようにする「タイムスライス」のための装置だ。映画『ミッション:インポッシブル』で、停止したトム・クルーズを360度回転させながら見せてくれたあの名場面を思い出すといい。

タイムスライスは、5Gテクノロジーを基に、数十台のカメラ撮影の映像を多角的に見ることができるものです。


●オムニビュー(Omni View)

オリンピック冬季競技大会のクロスカントリー競技をコースから追いかけます。インテルはパートナー企業と協力し、アルペンシア・クロス・カントリー・センターに「オムニビュー」とともに 5G を導入しました。これにより、個々のスキーヤーをリアルタイムで追跡し、コース上の姿を捉え、熱狂するファンにライブ映像をストリーミングできます。

「オムニビュー」とは何なのでしょうか?

放送界の動き|NHK放送文化研究所

このサービスには,ボブスレーやリュージュなどの先端に超小型UHDカメラを取りつけ,時速150キロ近くのスピード感を疑似体験できる「シンク・ビュー(Sync View)」や,クロスカントリースキーのコース各所にUHDカメラを配置し,選手には超小型GPSをつけることで,好きな選手の走りをスタートからゴールまで見ることができる「オムニポイント・ビュー(Omni Point View)」などがある。

クロスカントリースキーのように長い区間で行われる競技では私たちが応援したい選手を応援するのは難しいことでしたが、選手の状況を位置情報に基づいて見せる「オムニビュー」であれば、コース各所にUHD(Ultra High Definition、超高精細)カメラを配置し、選手にGPSを付けることで、好きなスキーヤーの走りをリアルタイムで追跡してスタートからゴールまで見ることができます。


●シンクビュー(sink view)

平昌冬季五輪、5Gで臨場感を楽しむ

(2016/2/16、Korea.net)

従来の第4世代移動通信より約270倍早くなった第5世代移動通信技術基盤の「シンクビュー」サービスにより、視聴者は時速50km前後のスピードスケートから時速150kmを超えるボブスレーに至るまで、選手の視野からの映像と一般カメラによる中継画面の動画を実体験のように楽しむことができる。

「シンクビュー」とは、ボブスレーやリュージュなどの先端、選手のヘルメットに超小型UHDカメラを取り付け、選手の視野からの映像とスピード感を疑似体験ができるものです。


●ホログラムライブ・360度VR

平昌冬季五輪、5Gで臨場感を楽しむ

(2016/2/16、Korea.net)

ホログラム動画をリアルタイムで映し出すホログラムライブでは、試合を終えてインタビューに応じる選手がまるで目の前に立っているように感じられる。360度仮想現実は、サムスンのGear VRやグーグルのカードボード(Cardboard)など、仮想現実端末を着用して平昌冬季五輪の現場を好きな方向、角度から楽しめるサービスだ。

インテル® True VR によるオリンピック競技大会のライブ・ストリーミング|インテル

インテル® True VR で 2018年平昌オリンピック冬季競技大会を観戦しましょう。仮想現実で競技をライブ・ストリーミングしたり、オンデマンドで観戦できます。インテル® True VR で受信する方法を確認し、アプリ1をダウンロードして冬季競技大会の中継を仮想現実でお楽しみください。

ホログラムライブでは、インタビューに応じる選手をまるで目の前に立っているように感じられたり、360度VRではVRで好きな方向・角度から楽しむことができるそうです。

Intel True VR at Olympic Winter Games PyeongChang 2018

U.S. Olympic Hopeful Chloe Kim on the Mountain | Intel

【初心者向け!5G入門編】5Gで世界はどう変わる?|5Gとは?特徴は超高速・多数同時接続・超低遅延|#5G についてコレだけおさえよう! について詳しくはこちら




【5G 関連記事】

【#王様のブランチ】自動で動くロボットスーツケース「Travelmate」を高齢者が買い物の時の重い荷物を運ぶキャリーバッグに使うアイデア

参考画像:This Futuristic Robot Suitcase Moves On Its Own and Follows You|YouTubeスクリーンショット




■自動で動くロボットスーツケース「Travelmate」

This Futuristic Robot Suitcase Moves On Its Own and Follows You

2017年12月16日放送の「王様のブランチ」では自動で動くロボットスーツケース「Travelmate」が紹介されました。

「Travelmate」には“AI(人工知能)”と“機械学習”の機能が搭載が搭載されていて、ユーザーの後ろを自動追跡して動き、人や障害物を避けてくれるそうです。

●「Travelmate」の基本性能

  • 水平走行と直立走行の2種類に対応
  • 動きに合わせてしっかり曲がる
  • ウィンカーのように転倒し、半分光る
  • 障害物を感知して止まる
  • エスカレーターなどの段差も大丈夫
  • スマホでセンサーを感知し、最大自足10kmの速さまで速度調整可能(急いで早歩きくらいならついてきてくれる)
  • ハンドコントロールができる
  • 耐久性に優れた設計
  • 他のキャリーケースを押してくれる

※スマート電子ロック(指紋認証のため安心安全です)

※アメリカ運輸保安庁(TSA)の基準をクリアしたスーツケース

【参考リンク】




■自動で動くロボットスーツケース「Travelmate」を高齢者が買い物の時の重い荷物を運ぶキャリーバッグに使うアイデア

これからの介護のための車イスはどのように変わっていくの?では、テクノロジーによって安全性を高めたり、介護者・被介護者の負担を軽減する車いすについて考えていく中で、日常の買い物に困る「買い物弱者(買い物難民とも呼ばれる)」や移動手段に困る「交通弱者(移動弱者とも呼ばれる)」も増えていて、そうした社会的問題を解決する一つのアプローチとして、スマートモビリティやパーソナルモビリティについて考えられています。

参考画像:超小型モビリティの成果と今後(2016/3/22、国土交通省)|スクリーンショット

国土交通省の超小型モビリティの成果と今後で紹介されているスライドによれば、超小型モビリティを自動車よりコンパクトで小回りが利き、環境性能に優れ、地域の手軽な移動の足となる1人から2人乗り程度の車両と挙げています。

「Travelmate」は次のような悩みを持つ方にオススメしていました。

The Future of Travel: a Robot Suitcase called Travelmate

●旅先で買い物をし過ぎて両手がふさがる

●重くて荷物が運べない

●すぐにぶつけてしまう

車を持っていない高齢者が買い物をする際には「キャリーケース(キャリーバッグ・シルバーカー)」を引きながら買い物をする風景をよく見かけます。

これは重くて買い物の荷物を持ち運べないために利用しているのですが、大変そうです。

そこで、自動で動くロボットスーツケースのアイデアを活用した自律型ロボットキャリーケースができれば、買い物の時の重い荷物に悩む高齢者の悩みを解決してくれるのではないでしょうか。

もしかすると、その自律型ロボットキャリーケースに座って動くというアイデアも考えられます。

Ride your Suitcase! ~ World’s First Motorized Carry-On Bag ~ MODOBAG

今後こうしたアイデアの組み合わせによって、高齢者の暮らしがものすごく楽になっていくかもしれませんね。







【関連記事】

ウェアラブル翻訳機「#ili(イリー)」を購入してみての感想|#5G の時代に未来のイリーはこう変わる?

by hakuraidou




■「ili(イリー)」を購入してみての感想

「ili(イリー)」とは?特徴|「#ili」のようなウェアラブル音声翻訳機で語学学習に必要な時間を旅行を楽しむ時間に使える時代になる!によれば、「ili(イリー)」には、1.「英語」「中国語」「韓国語」の3言語に切替可能、2.一方向翻訳、3.ワンフレーズの旅行会話に特化、という3つの特徴があります。

ili – Exploring Tokyo

使用してみた感想(※海外旅行で使用したり、外国人の方と話したわけではありません)としては、少しだけ間が開いたような印象を受けるものの、短いフレーズに対して簡単なフレーズできちんと変換してくれる印象を受けました。

オフラインで使用可能、つまりインターネットに接続することなく、No-Wifiでネット環境を気にすることなく、音声翻訳ができます。

重さも「42g」と非常に軽くできているので、旅行中は極力荷物を軽くしておきたいという希望を叶えてくれています。

コミュニケーションには間があるのも怖いものですが、起動時間が早いので気にならないのではないでしょうか。




■5Gの未来のイリーはこう変わる?

イリーの特徴であるところが実は弱点でもあるのではないでしょうか?

双方向でない理由としては、見知らぬ相手に使い方を教える事は難しく、相手に嫌がられたり、疑われたりという場合もあり、また、見知らぬ相手に自分の端末を渡したくはないということから、伝えたいことを伝えることにフォーカスした設計、つまり「一方向翻訳」になっています。

「アップデート・シティ(更新都市)」|既存の言葉・価値観をアップデートし、シームレス・インタラクティブ・非言語のレイヤーを重ねるで紹介しましたが、これからはますます「インタラクティブ(双方向性)」が重要なキーワードになると思います。

なぜインタラクティブ(双方向性)である必要があるのかということについては2つの理由があり、1.ポジティブなインタラクティブ性があれば自分と他者という関係性がポジティブなものに変化する、2.一期一会の考え方にあります。

猪子寿之の〈人類を前に進めたい〉第4回「モナ・リザの前が混んでて嫌なのは、絵画がインタラクティブじゃないから」

(2016/4/5、PLANET)

 これが面白いのは、他の人の振る舞いでアートが変化しているのを、第三者的に見て面白がってることなんだよ。
 インタラクティブというときに、みんな「自分の振る舞いで作品を変えること」を考えていると思う。でも、それってデジタルゲームに代表されるように、「自分と作品」の一対一関係になってしまう。そこには他者がいない。だけど、こういう作品を上手く設計すると、同じ空間にいる「自分と他者」の関係をポジティブに思える気がするんだよね。
 その意味で、僕は自分がインタラクションする必要すらないと思ってるの。むしろ第三者の視点で見て、同じ空間にいる他の人が作品の一部みたいになることがすごくいいと思うし、そうすることで同じ空間にいる人々同士の関係性をポジティブに変化させたいんだよね。

<中略>

 これまでの人類は「他者の存在は人間にとって不快なもので、だからこそちゃんと受け止めるのが人間としての成熟だ」みたいな議論をしてきたわけだよ。でも、猪子寿之は現代のテクノロジーと洗練された表現を使えば、それをポジティブなものに転化できると信じている。理解もできないし、コントロールもできない他者が周囲にいることは、我慢して受け入れるものではなくて、むしろポジティブに捉え直せるんじゃないかと思っている。

チームラボでは「デジタルアートがその場の鑑賞者の関係性に影響を与える」という考えを持っていて、人々の存在によってアート作品がポジティブに変化すれば、鑑賞者もポジティブな受け取り方をすることにより、関係性がポジティブなものになると考えています。

これまでの考え方は、他者を排斥する存在や我慢して受け入れる存在としてきましたが、チームラボの考え方は、ポジティブなインタラクティブ性があれば、自分と他者という関係性がポジティブなものに変化するのではないかというものです。

もう一つは、一期一会の考え方があります。

「一期一会」とは、一生で一度の出会いという意味だけではなく、今というこの機会は二度と繰り返すことのない瞬間なのだから、その今をいかに大事にするかという意味が込められています。

一期一会の考え方を大事にしているのが、「能楽」なのだそうです。

「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」という能舞台と最後の桜見

(2011/9/28、本気新聞)

能楽とは、他の演劇とは違って、本番の一回性に特別な意味を置く芸能である。
例えば、能に関する対談本(「能・狂言なんでも質問箱」)の中では、能の演目・「道成寺」の落ちてくる鐘に入る場面の稽古に関してこんなことが記されている。

葛西(聞き手):現代の言葉で言うリハーサル、何回か出来るんですか。
出雲(シテ方喜多流):1回ぐらいです。だけど、鐘には入りません。
葛西:入らないで。どうやって稽古するんですか。
出雲:申合せっていうのが二三日前にあるんですが、そこで鐘に向かっていって、さっきみたいにやるんです。しかし、申合せで、本来の位置を少しずらして、同じタイミングで、こっちはドン、ドンとやって、ピョンと飛び上がるときに、向こうで鐘をドーンと落とす。
葛西:つまり別々に稽古して、本番一回きりなんですか。
出雲:はい。
山崎(シテ方喜多流):本番で初めて入るんですからね。

能楽において、その本番の一回がどのようになるかは、演者も想像出来ない部分を残すということなのである。
その意味で、能楽とは、再生芸術ではない。

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能楽は「一期一会」を大事にしていて、能の上演は一日限りが原則なのだそうです。

そして、能楽においては本番の一回性を大事にしていて、演者にとっても想像のできない部分を残した、巡り合わせのようなものを大事にしている芸術といえます。

インタラクティブであるということも同じではないでしょうか?

その空間に偶然居合わせた人たちと互いに影響を及ぼしあうという「一期一会」の考え方によって、この機会は二度と繰り返すことのない瞬間なのだから、その今をいかに大事にするかという考え方がもたらされるのではないでしょうか。

イリーを一方向翻訳にした理由は、見知らぬ相手に使い方を教える事は難しく、相手に嫌がられたり、疑われたりという場合もあり、また、見知らぬ相手に自分の端末を渡したくはないというネガティブなインタラクティブの結果を基にしていますが、もしこれがポジティブなインタラクティブであれば、もっと見知らぬ人同士にポジティブな影響を与えてくれたはずです。

つまり、イリーをいかにポジティブなインタラクティブ性をもたらす存在にできるかがポイントになるのです。

もう一つ、イリーの特徴として、オフラインで使用可能であることが挙げられますが、それは現在の通信環境・通信システムを基に考えられているからであり、きっと本来であれば、オンラインで接続してどんどん新しくアップデートできた方が良いはずです。

もし仮に【初心者向け!5G入門編】5Gで世界はどう変わる?|5Gとは?特徴は超高速・多数同時接続・超低遅延|#5G についてコレだけおさえよう!を参考にして、5Gの環境で未来の翻訳機を想定すると、スマホから新しいデバイスに変わり、イリーの仕組みはそのデバイスの中に入っていくことでしょう。

#5G によって産業はどう変わる?|#スマートシティ #自動車 #建設 #VR #スポーツ中継 #ショッピング #金融 #決済 #医療 #農業で紹介した“現代の魔法使い”が読み解く「5Gが拓く未来」【動画】(2017/7/12、ホウドウキョク)で解説されていたピクシーダストテクノロジーズの落合陽一さんによれば、5Gになるとスマホから新たなデバイスに変わるのだそうです。

4Gと最適化されたデバイスがスマホだった。

5Gだと空間をどう共有するかがポイントとなるので、空間自体を閲覧する新たなデバイスが必要になる。

情報の転送速度が遅延がない速度になるとすると、情報処理を身の回りのものでするメリットがほとんどない。

つまり、5Gがあればスマートフォン側で処理をしないでストリームを受けるための機械となれるんです。

処理側はサーバーでやればいいとか、ある程度デバイスについては思い切って割り切れる。

現在ではHMD(ヘッドマウントディスプレイ)型やメガネ型が開発されていますが、5Gになると、超高速・超低遅延化によって、スマホで処理を行わず、サーバーで情報処理をする必要がないので、サイズが小さく、軽くすることが可能になるそうです。

5Gには、超低遅延化・高信頼化、省コスト&省消費電力という特徴がありますから、イリーに入っている旅行会話のためのデータは、利用者が遅延(タイムラグ)を意識することなくなることから、リアルタイムに翻訳することができるようになるでしょうし、また、ネットワークと端末の低消費電力化によってバッテリーの心配も少なくなることでしょう。

もしかすると、「ili(イリー)」が持つ本質的な価値は、ウェアラブル翻訳デバイスにあるではなくて、海外旅行で海外の人とコミュニケーションを円滑にしたいというユーザーを持つことにあるのかもしれませんね。

つまり、将来的には「ili(イリー)」はよりよい旅(旅行)の体験ができるお手伝いをする企業になるかもしれません。

そうなるのだとしたら、2017年には破産した旅行会社「てるみくらぶ」のニュースが話題になりましたが、こうした企業を買収したとしたら、すでにそれだけの海外旅行に行きたいという利用者がいるのですから、よりよい旅(旅行)の体験ができるお手伝いをするというような新しい価値を加えることができれば、面白い企業になっていくのではないでしょうか。







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2017年ヒット商品ランキングと2018年ヒット予測ランキングからわかるこれからのヒントとは?|博報堂生活総合研究所

The Future of Information Technology

by Maryland GovPics(画像:Creative Commons)




■博報堂生活総合研究所の2017年ヒット商品ランキングと2018年ヒット予想ランキングからわかるこれからのヒントとは?

博報堂生活総合研究所 生活者が選ぶ “2018年 ヒット予想” &“2017年 ヒット商品”ランキングを発表

(2017/10/27、博報堂ニュースリリース)

“2018年 ヒット予想” のキーワードは【ひとり助け】です。単身者や夫婦ともに多忙な共働き世帯の増加などを受け、自分ひとりでやらなければならないことが増えるなか、日常生活の課題に困っている人を助けたり、自分でなんとか課題を解決しようとする人を支える商品・サービスに注目が集まっています。

参考画像:“2018年 ヒット予想” ランキング|博報堂生活総合研究所 生活者が選ぶ “2018年 ヒット予想” &“2017年 ヒット商品”ランキングを発表(2017/10/27、博報堂ニュースリリース)|スクリーンショット

参考画像:“2017年 ヒット商品” ランキング|博報堂生活総合研究所 生活者が選ぶ “2018年 ヒット予想” &“2017年 ヒット商品”ランキングを発表(2017/10/27、博報堂ニュースリリース)|スクリーンショット

博報堂生活総合研究所は、「お金」を助ける、「時間」を助ける、「能力」を助ける、「つながり」を助けるといった自分一人で問題を解決しようとする人を支える商品・サービスに注目が集まるのではないかということから“2018年ヒット予想” のキーワードは「ひとり助け」を挙げています。

その背景にあるのは、単身者や夫婦ともに多忙な共働き世帯の増加です。

世帯年収の中央値が20年間で大幅に下がっている!?|世帯構造がどう変化しているのかを併せて見てみよう!で紹介した国民生活基礎調査(平成25年)の結果によれば、「単独世帯」「夫婦のみ世帯」が増加傾向にあるのがわかります。

参考画像:世帯構造別にみた世帯数の構成割合の年次推移|グラフで見る世帯の状況|国民生活基礎調査(平成25年)の結果から(平成26年、厚生労働省)|スクリーンショット

そこで出てくると予想されているのが、○○を助けるというアイデアによる商品・サービスです。

お金を助ける商品・サービスとしては、通信費を下げる「格安スマホ」であったり、自分で物の売り買いができる「フリマアプリ」であったり、空いた時間を使って行う「副業」が挙げられています。

時間を助ける商品・サービスとしては、不在の時に荷物を受け取れる「宅配ボックス」であったり、お金の清算が早くできる「無人レジ」、家事の時間を短くする「時短家電」、家事自体を代行してもらう「家事代行」が挙げられています。

能力を助ける商品・サービスとしては、高齢ドライバー問題や運転技能を補うための「高齢ドライバーの事故防止策」や「自動運転システム搭載車」が挙げられています。

つながりを助ける商品・サービスとしては、「インスタ映え」や「民泊」が挙げられています。

その他の傾向としては、「ドローン」「電気自動車」「VR(仮想現実)」「IoT」「スマホでの動画生配信」「燃料電池自動車」「音声アシスタント」「感情AI」「リアルタイム翻訳機」「仮想通貨」「クラウドファンディング」といった2017年に注目されたテクノロジーに関するものが2018年にもヒットするのではないかという予想が立てられているようです。

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これからは、テクノロジーで忙しく一人で何でも解決したい人を助けるというプロダクトやサービスがますます注目を集めていくのではないでしょうか。

ただ、今回挙げたものではない、ワクワクするような商品やサービスが出てきてほしいという気持ちもあります。

ここでは挙がっていませんでしたが、「遠隔診療」に関するサービスが2017年に出てきていますし、また健康に良い生活をしているほど保険料が安くなるというようなアイデア、ロボットの実証実験などもさらにすすんでいくのではないかと思います。

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ガートナーの「ハイプサイクル」の注目トレンドは「AI」「没入感のある体験」「デジタルプラットフォーム」|テクノロジーを知ることでワクワクする未来を描こう!によれば、AI Everywhere(あらゆる場面でAIを活用する)、Transparently Immersive Experiences(透過的で没入感のある体験)、Digital Platforms(デジタルプラットフォーム)が今後10年間を引っ張るトレンドといわれています。

これからの未来が不安だという人も未来に対して期待しかないという人もこうしたテクノロジーを一つ一つ理解すると、これからどのような社会になっていくのかの一端がわかり、それに向かって行動をしていくと、不安だという人も漠然とした想像の未来ではなく、よりリアルな想像の未来が見えてくるでしょうし、ワクワクしている人にとってはさらにワクワクした未来が描けるのではないでしょうか。

■まとめ

性別(男性・女性)・年齢階級別にみる悩みやストレスの原因からわかることで紹介した厚生労働省の平成13年 国民生活基礎調査の概況にある「性・年齢階級別にみた上位5位までの悩みやストレスの原因」によれば、「仕事に関すること」、「収入・家計・借金」、「自分の健康・病気」、「老後(介護・収入)」、「人間関係のこと」、「子供のこと(育児・教育)」の悩みに分けられます。

こうした悩みの中で、テクノロジーで解決できる問題がないかがこれからの新しいプロダクトやサービスとなっていくのではないでしょうか?

ちなみに、女性の75歳以上の悩み、男性の85歳以上の悩みの中には「話相手がいない」というものが挙がってきます。

社会とつながりを持って、人と話すというのはすごく大事なことなのだと思います。







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