胴回りのサイズがBMIよりも心臓病リスク予測の基準に使える!?

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by Gareth Williams(画像:Creative Commons)




心臓病リスク予測には「BMIより胴回りのサイズ」、米研究

(2016/4/3、AFP)

胴回りのサイズが大きい人は小さい人より、酸素濃度が高い血液を脳などに送り出す左心室の機能に異常がある場合が多いことを突き止めた。

米ジョンズ・ホプキンス大学の医師ボアズ・ローゼン(Boaz Rosen)氏らの研究チームが、心臓病にはかかっていない糖尿病患者200人に対して行なった調査によれば、胴回りのサイズが大きい人は小さい人より左心室の機能に異常がある場合が多いことがわかり、胴回りのサイズが心臓病リスクの基準になりうるかもしれないそうです。

「ビール腹」体形の人は、肥満の人より糖尿病や心臓病のリスクが大きい!?で紹介した米ミネソタ州にあるメイヨー・クリニックなどの研究チームが1万5000人あまりのデータを調べた結果によれば、「ビール腹」体形の人は、肥満の人より糖尿病や心臓病のリスクが大きいという研究結果が出たそうです。

心臓病の原因には、様々なものがありますが、胴回りのサイズで判断することができれば容易に計測することができますので、患者側としても負担が少ない方法と言えます。

今後は、胴回りのサイズがどのように心臓病のリスクを高めていることに関係しているのか、その関連性を調べて欲しいですね。







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世界では太りすぎの人がやせすぎの人より多くなっている|英研究

Large Lady

by Tony Alter(画像:Creative Commons)




太り過ぎ やせ過ぎより世界で多数派に=英研究

(2016/4/1、WEDGE Infinity)

インペリアル・コレッジ・ロンドンの研究者らが186カ国の2000万人近い男女の体格指数(BMI)データを集めて分析したところ、肥満とされた人の数は、1975年に1億500万人だったが、2014年には6億4100万人まで増加した。一方、やせ過ぎとされた人は、1975年の3億3000万人から2014年の4億6200万人に増加した。

インペリアル・コレッジ・ロンドンの研究者が、BMIデータを分析したところ、肥満の人とやせすぎの人は次のような結果になったそうです。

●肥満

1975年 1億 500万人 → 2014年 6億4100万人

●やせすぎ

1975年 3億3000万人 → 2014年 4億6200万人

肥満人口が栄養不足人口を上回る、赤十字社2011年報告書で紹介した国際赤十字社の2011年版「世界災害報告(World Disasters Report)」によれば、2010年の肥満人口は15億人で、栄養不足人口は9億2500万人でした。

つまり、世界全体においては、飢餓で悩む人々よりも、肥満による健康への悪影響で悩む人のほうが多いということになります。

世界中で 欧米型のライフスタイルが浸透したことによって、肥満の人々が増えており、肥満によって、糖尿病や脳卒中、心疾患、そして腰痛などのケガの原因になっているようです。

「肥満は地球の脅威」|ロンドン大学衛生学熱帯医学大学院の研究チーム論文で紹介したロンドン大学衛生学熱帯医学大学院の研究チームによれば、肥満化がアメリカ国民と同じペースで進行すれば、地球の食料資源にとって重大な脅威となるようです。

肥満によって、食糧資源がなくなってしまうのが早いのか、それとも、肥満による健康への悪影響によって世界が成り立たなくなるのが早いのか、どちらなのでしょうか?

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P.S.

今回の記事で気になったのは、やせすぎの人口が増えていることです。

今回の記事では貧困によるものかそれとも別の原因によるものかは書かれていませんでしたが、もしこれが女性のやせすぎ問題に関わることでしたら、かなり増加している印象を受けます。

20代女性の5人に一人が「やせ」|摂取カロリーは終戦直後よりも少なくなっている!?によれば、20代女性の5人に一人が「やせ(BMI18.5未満)」という状態であるそうです。

また、2013年の20代女性の平均エネルギー摂取量は、終戦直後よりも少ないそうです。

赤ちゃん 出生体重、戦前を下回る 母体のやせすぎ、喫煙が影響によれば、減り続ける赤ちゃんの出生体重が、戦前の水準さえ下回っており、赤ちゃんの体重が減少しているのは、やせすぎや喫煙、ストレスが原因なのではないかと考えられるそうです。

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赤血球の機能を代替する人工血液の研究が進んでいる|献血者比率の低下で将来は血液が足りなくなる!?

Marató de Donants de Sang 2.0 de Catalunya

by Banc de Sang i Teixits(画像:Creative Commons)

【目次】




■献血者比率が低下している

2027年には延べ約85万人分の血液が不足すると推計|日本赤十字社シミュレーションで紹介した日本赤十字社が2014年に発表したシミュレーションでは、少子高齢化によって2027年には延べ約85万人分の血液が不足すると推計しているそうです。

献血の廃棄基準、肝機能の値「ALT(GPT)」を大幅に緩和によれば、献血者数は1994年の662万人から2013年は516万人へと減少しているそうです。

少子高齢化は「献血」にも影響を与えているで紹介した東京都の年代別輸血状況調査によると、輸血用血液製剤の約85%は50歳以上の方々に使われています。

一方、献血に協力している方の年齢層を見ると約78%が50歳未満(その内の約27%が16-29歳)と、健康な若い世代が高齢者医療の多くを支えている現状があります。

医学・技術進歩で非開腹手術が普及し、また輸血必要量の予測が適正化されたため、血液自体の需要は低下しているそうですが、現在の献血者比率がこのまま推移していくと仮定すると、供給量の低下を十分に補えるかは厳しいようです。

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■なぜ献血を呼び掛け続けなければならないのか?

献血からつくられる輸血用血液には種類があり、出血防止に必要な血中の要素を取り出した「血漿(けっしょう)製剤」は採血後1年間もつが、外科手術の出血時などに用いられる「赤血球製剤」は採血後21日間、止血機能をもつ「血小板製剤」は採血後4日間しか使うことができない。

献血からつくられる血液製剤の有効期限が短いため、継続的に献血を呼び掛けなければならないそうです。

献血者比率が低下していて、献血から作られる血液製剤の有効期限が短いことから、人工血液の研究に注目が集まっています。




■人工血液の研究

減り続ける献血可能人口、「足りない血液」を補う人工血液の研究進む

(2016/4/6、THE PAGE)

小松教授が2013年に開発したのが、赤血球の機能を代替する人工血液(人工酸素運搬体)だ。小松教授は3個のヒト血清アルブミン分子でヘモグロビン分子1つを包みこむ構造を考えた。

中央大学理工学部応用化学科の小松晃之教授が研究しているのは、赤血球の機能を代替する人工血液(人工酸素運搬体)です。

保存期間は検証中だが、本物の血液から取り出した赤血球が3週間程度しか保存できないのに対し、少なくとも数カ月はもつという。

人工血液ならば保存期間が長いため、実用化すれば、人工血液が様々な医療機関で常備されるようになるかもしれません。

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少子高齢化は「献血」にも影響を与えている

2008年8月にAdvanced Cell TechnologyがES細胞から大量の赤血球を生成するのに成功していた(AFP)が、その後も順調に研究開発が進んでいるようだ。

2011年12月にも、中村壮iPS細胞研究所特定研究員(臨床応用研究部門)・江藤浩之同教授(同研究部門)・東京大学幹細胞治療研究センターの共同研究で、ヒトiPS細胞から大量に血小板を作製する方法が開発されたと公表された(京都大学)。

臨床実験も行われており、ピエール・マリー・キュリー大学のLuc Douay氏は、造血幹細胞を被験者から取り出し、赤血球を培養して、被験者の体内に戻す実験を行っている。5日経過では94~100%、26日経過で41~63%の培養赤血球が体内に残っており、これは体内で生成された赤血球と変わらないそうだ(POPSCI)。

この他にもDAPRAは人工血液製造機の開発を行っており、既にFDAにへその緒から血液を製造するArteriocyte社製の機械の認可を求めているようだ(POPSCI)。血液の品質保持期限は短く、戦場で大量に負傷兵に供給するには、献血では間に合わないそうだ。







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人体を理解してバランスを意識する|身体を大きくするウエイトトレーニングはダメ|イチロー×稲葉篤紀対談

Marlins vs. Yankees: 6/18/2015

by PROArturo Pardavila III(画像:Creative Commons)




イチロー選手(42歳)と稲葉篤紀さん(43歳)の対談から考えたことをまとめてみたいと思います。

■人体を理解する

●人体の動きを理解しながらプレイすることができれば、ケガを防ぐこともできる

イチロー選手の感覚で言えば、肩の力を抜くには膝の力を抜かないといけないそうです。

目に見えた部分だけではなく、そうした全体的なメカニズムを知った上動くことが必要になる。

●身体を大きくするトレーニングはダメ

最近は食事の量を増やして、ウエイトトレーニングを行なって身体を大きくするトレーニングが注目されています。

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しかし、イチロー選手はこの考え方には反対しています。

イチロー選手が反対するのは意外でした。

なぜイチロー選手は身体を大きくするトレーニング・ウエイトトレーニングに反対するのでしょうか?

それは、自分自身に持って生まれたバランスがあり、本来のバランスを保っていないと、筋肉が大きくなってもそれを支える関節や腱を鍛えることができないので、重さに耐えられずに(膝の関節が)壊れてしまうからなのだそうです。

人体を理解することが身体の動かし方やトレーニングのやり方をよくすることなのだそうです。

武井壮が語る「スポーツが上達するには自分の身体を思ったように動かす技術を上げることが必要」によれば、武井壮さんが考えるスポーツ(技術練習)をやる前にまずやっておくことは、自分の身体を思ったように動かす練習をしておくことなのだそうです。

イチロー選手の言葉を借りるならば、人体の動きを理解して、体を思ったように動かすことにもつながるのではないでしょうか。

ただ、こうしたイチロー選手の考えはこれまで何度も失敗を積み重ねて生み出されてものです。

イチロー選手も以前はウエイトトレーニングを行なっていたそうです。

イチロー選手の場合は、ウエイトトレーニングを行なって身体が大きくなった春先には無駄についた筋肉によって身体が回らなくなり、スイングスピードが落ちてしまったそうで、こうした失敗を6、7年繰り返したそうです。

そしてある時気づいたそうです。

春先動けない

→シーズン中トレーニングができなくて痩せる

→無駄なところが省かれることで、スイングスピードが上がる

イチロー選手も最初から今のような考えになったわけではなく、いろんな失敗を乗り越えて、バランスを保つことの重要性に気づいたのです。

【追記(2017/4/3)】

2017年4月1日放送の「S☆1」ではイチロー選手の特集。

イチロー選手はケガをしないイメージがありますが、決してけがをしていないわけではなく、ケガをしても出場していたそうです。

ケガをしてもその回復力が早いのもイチロー選手の体の特徴であり、そのことがケガをしないイメージを作っているようです。

イチロー選手が行なっている初動負荷トレーニングを行なった時と普通の人がウエイトトレーニングを行なった時のヘモグロビンの濃度変化を示したグラフ(資料提供:B.M.L.T生命医科学研究所)によれば、一般選手が酸素を失ったヘモグロビンより酸素を持ったヘモグロビンが少ないのに対して、イチロー選手は酸素を失ったヘモグロビンより酸素を持ったヘモグロビンが多いという結果が出たそうです。

そのことは回復力の早さを示す根拠の一つになるそうです。







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「遠回りすることが一番の近道」|イチロー×稲葉篤紀対談

Marlins vs. Yankees: 6/18/2015

by Arturo Pardavila III(画像:Creative Commons)




イチロー選手(42歳)と稲葉篤紀さん(43歳)の対談から考えたことをまとめてみたいと思います。

■遠回りすることが一番の近道

現代は情報・知識が多すぎて、どういった情報をピックアップしたらいいかという問題が起きています。

そこで、今で言えば、最も活躍している選手や発言力のある選手の意見を参考にして、最短距離で最も良い選手になる道を探している選手も多いと思います。

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ただ、イチロー選手は失敗や無駄なことも必要だと語っています。

あの失敗をしないで辿り着いたとこと、全くミス無しでそこにたどりつけない。

ミス無しで着いたとしても深みは出ない。

単純に野球選手としての作品がいいものになる可能性はないと思う。

遠回りすることが大事。

「無駄なことって結局無駄じゃない」っていう考え方は好き。

でも今やっていることは無駄だと思ってやっているわけではない。

「無駄」に僕は飛びついているわけではない。

「後から思うとすごい無駄だった」ということが大事なこと。

自分の体を理解することは、アスリートとして活躍する上で欠かせないことだと思います。

そのためには、自分の体を使って、確かめてみる必要があるのでしょう。

そのようにして出された答えは深みがあるものになります。

それは、いろんなことを試行錯誤し、苦悩した末に生まれた考えだからです。

「流れを意識する考え方」|「より遅いほうがより速い(SLOWER IS FASTER)」|MITによれば、全員がきちんと車間距離をとって走れば、渋滞が起こらず結果的に早く目的地に着くそうです。

この原理を「より遅いほうがより速い(Slower is faster)」とMITの研究者たちは呼んでいるそうです。

この考え方はイチロー選手がいう「遠回りすることが一番の近道」と言う考え方に近いところがあるのではないでしょうか?

つまり、「バランス」や「流れ」を意識するという考え方です。

自分の体の声を聞くことで、自分の体のベストのバランスを知ることが、自分の体を最大限発揮する方法なのではないでしょうか。







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