身体地図情報検索システム (Bodygraphic Information System)|子供のけがのデータベースをネットで公開|産総研

The Blue Guitar

by David Dodge(画像:Creative Commons)




産総研、子供のけが事例をネットに3500件公開

(2009/2/6、日経ネット)

産業技術総合研究所のデジタルヒューマン研究センターは、子供が室内などで誤ってけがをした事例を集めたデータベースを11日からインターネットで公開する。

医療機関から集めた約3500件のデータを、けがの種類や年齢別に分類した。

製品の設計や予防などに活用してもらう。

年齢や子供の成育状況、けがの種類などを入力すると、体のどこの部位をケガしやすいかなどのけがの事例をコンピューターグラフィックスで表示してくれるようです。

【関連サイト】

  • 身体地図情報システム-CIPEC|Project

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ナイト健診(夜間健康診断)、受診3倍超

At Night People at Crossroads

by Sascha Kohlmann(画像:Creative Commons)




ナイト健診、受診3倍超 「夜だから来られた」

(2009/2/4、琉球新報)

南城市が特定健康診査(生活習慣病予防健診)の受診率向上策として1月20日から29日まで4地区で実施したナイト(夜間)健診で、市の予想をはるかに上回る261人が受診し、関係者を驚かせている。

沖縄県南条市で特定健康診断の受診率向上のために実施された「ナイト健診(夜間健診)」に予想よりも多くの人が受診したそうです。

昨年12月現在の市の推定受診率は29%だったが、ナイト健診の実施で2008年度の受診率目標35%を達成する見込み。

ナイト健診や報奨金制度など市独自の取り組みが功を奏し、前年度の25%から約10ポイント上昇しそうだ。

これは、受診率の達成に頭を悩ませている自治体にとっても良いニュースですね。

市が受診者に実施したアンケート調査では「健診は夜間の方が良いか」との質問に、約7割が「はい」と回答。

昼間の健診では男性の受診率が低い傾向があるが、ナイト健診では男性の受診者が半数を上回った。

会場では受診者から「夜でないと来られなかった」「初めて健診を受けた」という声があった。

夜間健診に対するニーズが高いようです。

継続して実施するには、調整が必要となりそうですが、夜間健診によって受診率が上昇したのは確かであり、今後、この試みが全国にも注目されそうです。

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「乳がん転移を抑制」たんぱく質「CHIPS」発見|筑波大チーム

Madigan's Breast Imaging Services offer one-of-a-kind care setting

by Army Medicine(画像:Creative Commons)

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「乳がん転移を抑制」たんぱく質発見…筑波大チーム

(2009/2/9、読売新聞)

細胞に含まれる「CHIP」というたんぱく質が、乳がんの増殖や転移を強く抑制することを、筑波大の研究チームが突き止めた。

乳がんの転移に関連するたんぱく質が見つかるのは初めて。

筑波大の研究チームによれば、乳がんの増殖や転移を抑制するたんぱく質「CHIP」が発見されたそうです。

乳がんの死因の9割は、他の臓器への転移。

これまで乳がんの増殖を防ぐ、抗エストロゲン剤やハーセプチンといった抗がん剤が幅広く使われているが、転移を防ぐ治療法はない。

<中略>

人間の乳がん細胞のCHIPの量を減らして、マウスに移植したところ、がん細胞は大きな塊を作り、盛んに他臓器に転移した。

対照的に、CHIPの量を増加させた乳がんだと、乳がんの増殖が抑制され、転移率はCHIPが少ないがんの1割程度に激減した。

これまで、乳がんの転移を防ぐ治療法は見つかっていなかったようですが、今回の発見により、乳がん転移を防ぐことができるようになるかもしれません。







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鳥越俊太郎さん、肝臓にがん転移 手術へ

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鳥越俊太郎氏、がん転移手術へ

(2009/2/9、オリコン)

テレビ朝日系『スーパーモーニング』で9日(月)、コメンテーターを務めるジャーナリストの鳥越俊太郎氏が、がん肝臓に転移したことを明かし「明日から、肝臓の手術のためにしばらく休ませて頂きます」と報告。

「肝臓にがんが見つかったが、肝転移なので肝臓がんではない」ことを強調した。

鳥越氏は2005年10月に直腸がんを手術。

その時医師からがんが肺と肝臓に転移することを予測されていたが、07年に肺に転移。

鳥越俊太郎さんが、がんが肝臓に転移したことを発表し、手術することになったそうです。

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骨粗鬆症・関節リウマチの画期的な新薬候補、発見|大阪大・米国立保健研究所

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骨粗鬆症の画期的な新薬候補、発見 大阪大

(2009/2/9、朝日新聞)

骨を作る細胞と壊す細胞(破骨細胞)のバランスが崩れると病気になるが、破骨細胞が骨の中で働く仕組みはよくわかっていなかった。阪大免疫学フロンティア研究センターの石井優准教授らは、生きたマウスの骨の中を見ることができる新しい顕微鏡を開発し、骨を壊す細胞の動きを観察した。その結果、血液中に含まれる脂質の一種「スフィンゴシン1リン酸」(S1P)に、破骨細胞を血管へ引き戻す働きがあることを突き止めた。

大阪大と米国立保健研究所のチームは、骨粗鬆症や関節リウマチの画期的な新薬となりうる新薬候補を発見したそうです。

チームは、免疫抑制剤として海外で臨床試験の最終段階まで進んでいる薬に、S1Pと同じ仕組みで働くものがあることに注目。この薬を骨粗鬆症のマウスに投与したところ、骨の破壊が6割軽減されることがわかった。この薬は、冬虫夏草の成分をもとに作られたもので、S1Pより強い働きをもつ。石井准教授は「すでに人の薬として開発中なので安全性は高い。骨粗鬆症や関節リウマチ、がんの骨転移など骨が壊れる病気の患者に有望だ」と話している。

「スフィンゴシン1リン酸」(S1P)には骨を作る細胞と壊す細胞(破骨細胞)を血管へ引き戻す働きがあることを突き止め、免疫抑制剤として海外で臨床試験の最終段階まで進んでいる薬に、S1Pと同じ仕組みで働くものがあることに注目し、この薬を骨粗鬆症のマウスに投与したところ、骨の破壊が6割軽減されることがわかったそうです。

この新薬は、すでに人の薬として開発中なので安全性は高いそうです。

骨粗鬆症や関節リウマチ、がんの骨転移など骨が壊れる病気の患者にとって、期待できそうです。

→ 骨粗しょう症の症状・原因・予防・食事 についてはこちら







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