果物の摂取量が多いほど、うつ病が発症するリスクが低い!




野菜・果物およびフラボノイド豊富な果物とうつ病との関連について果物およびフラボノイドの豊富な果物にうつ病発症リスク低減を確認(2022年11月15日、国立がん研究センター)によれば、果物およびフラボノイドの豊富な果物の摂取量が多いほど、うつ病が発症するリスクが低いことがわかっています。

果物・フラボノイド果物の両方に、うつ病の予防効果があったことから、フラボノイド固有のメカニズムというよりは果物全体が持つ抗酸化作用などの生物学的作用によりうつ病の発症に対して予防的に働いた可能性が考えられるそうです。

また野菜ならびに関連栄養素の摂取量と、うつ病との間には関連がみられなかったそうです。

■まとめ

甘味飲料、炭酸飲料、野菜・果物ジュース、砂糖入りコーヒーによるうつ病リスク上昇と、ブラックコーヒーによるうつ病リスク低下を確認によれば、野菜・果物ジュースを飲むと逆にうつ病リスクが高くなることから、果物と果物ジュースには何らかの違いがあり、それがうつ病リスクに影響を与えることが予想されます。







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

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ここまで書いてきた内容は、
単発の健康情報やレシピの話ではありません。

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「何を食べるか」よりも
「どうやって暮らしの中で調整してきたか」を大切にしています。

もし、

なぜこういう考え方になるのか

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「人の生活を、断定せず、文脈ごと残す」
という この街の憲法 に基づいて書かれています。

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NHK「あさイチ」/日本代表GK鈴木彩艶選手の好きな野菜は「ブロッコリーとトマト」。栄養のポイントは?




NHK「あさイチ」に出演した日本代表GK鈴木彩艶選手は、アスリートなので栄養を取るためにサラダを常にたくさん食べていたそうです。

好きな野菜は「ブロッコリーとトマト」。

■ブロッコリーの主な栄養ポイント

ブロッコリー( broccoli)
ブロッコリー( broccoli)

ビタミンCが豊富で、抗酸化作用で免疫力向上、肌のコラーゲン生成、日焼け予防、疲労回復に役立ちます。

また、タンパク質は野菜の中でも多めで、筋肉や肌・臓器の材料として、アスリートにうれしい成分です。

そのほかにも、骨の健康維持(カルシウムの沈着を助ける)、骨粗鬆症予防に役立つビタミンK、赤血球形成やDNA合成をサポートし、貧血予防や妊娠時の細胞新生に重要な葉酸、腸内環境を整え、便秘予防に役立つ食物繊維、β-カロテン(ビタミンA源)、カリウム(むくみ・血圧調整)、カルシウム、抗酸化・解毒酵素を活性化して生活習慣病予防やがん予防効果が期待されるスルフォラファンも含まれています。

■トマトの主な栄養ポイント

トマト(tomato)
トマト(tomato)

リコピンが豊富で、強力な抗酸化作用で活性酸素を抑え、美肌(シミ・しわ予防)・生活習慣病予防・がん予防に効果的。

β-カロテンの2倍、ビタミンEの約100倍の抗酸化力と言われます。

また、免疫力アップ、コラーゲン生成、美肌効果に役立つビタミンC、体内でビタミンAに変換され、皮膚・粘膜の健康、視力維持、免疫サポートに役立つβ-カロテン、余分なナトリウムを排出してむくみ防止・高血圧予防に役立つカリウムが含まれています。

■まとめ

ブロッコリーは「タンパク質+ビタミンC+食物繊維」で回復・筋肉維持・腸活に、トマトは「リコピン+カリウム」で抗酸化・むくみ対策・美肌に強いコンビです。

アスリート視点だけでなく、美容としてもよい組み合わせといえるのではないでしょうか?







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1日プラス1,000歩で健診値が改善しやすい、入院回数が減る、医療費が下がる!




これまでにも歩くのは健康によいという記事を何度も紹介してきました。

【関連記事】

今回紹介するのは、JMDCと住友生命が公表した「健康増進白書」によれば、日常の歩数を1,000歩以上増やした人は、健診値が改善しやすい、入院回数が減る、医療費が下がるという結果が出ました。

JMDCと住友生命、1日プラス1,000歩がもたらす健康変化「健康増進白書」を公表 ~ 歩数増加と健診結果・入院回数・医療費の関係性が明らかに ~

■主な結果

(1日平均歩数+1,000歩以上増えたグループの傾向)

●健診値が改善しやすい

・全体的に1年経つとBMI・血圧・血糖・脂質・肝機能などが悪化しやすい(加齢などの影響)。
・しかし歩数が増えたグループでは、BMI・血圧・LDLコレステロール空腹時血糖などで改善傾向が見られました。
(例:BMIの変化 → 歩数非増加群:+0.136、歩数増加群:-0.035)

●入院回数が減る

特にがん・心筋梗塞脳卒中(3大疾病)に限ると、平均入院回数が43.2%少ない傾向。

●医療費が下がる

・全体の平均入院医療費が低い。
・3大疾病に限ると平均医療費が42.6%少ない傾向。
(入院した人の1回あたりの費用はほぼ変わらないため、入院を「予防」できている可能性が高い)

■まとめ

この白書を参考にすれば、「1日〇千歩歩きましょう!」という高いハードルではなくて、「1,000歩多く歩きましょう!」という比較的低いハードルにすることによって、個人(健康診断の数値を良くする)、保険会社・企業(入院を減らす)、国(医療費も抑える)にとってもよいスローガンになるのではないでしょうか?

これまでにも歩数計の数値によって健康ポイントがもらえたり、保険料が安くなるというアイデアを紹介してきましたが、いろんな方法で歩くことを社会的に促す仕組みづくりができるといいですね。







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謎ニキビ・蕁麻疹の原因はヒスタミン不耐症?発酵食品・青魚・保存肉が意外な落とし穴




SNSの投稿の中で気になったのが「ヒスタミン不耐症(ヒスタミン不耐性)」という言葉。

発酵食品や青魚、保存肉(加工肉)を食べるとニキビや蕁麻疹ができる人はヒスタミン不耐症だという投稿がありました。

【参考リンク】

ヒスタミン不耐症(Histamine Intolerance: HIT)について調べてみたところ、公式の診断としては認められてはいないようです。

その理由としては、その症状が本当にヒスタミンの摂取によるものか、それとも他の疾患(IBS、慢性蕁麻疹、アレルギー、SIBO;(シーボ:小腸内細菌異常増殖症)とは、本来は大腸に多く存在するはずの腸内細菌が、小腸内で異常に増殖してしまう病気など)の可能性が高いケースが多いためです。

正式な病名ではないにしても、興味深いのは、発酵食品、青魚といった比較的健康的な食材として紹介されていることが多いものにヒスタミンが多いという点です。

そこで、なぜ発酵食品・青魚・長期保存の肉にヒスタミンが多いのか調べてみました。

■ヒスタミンとは?ヒスタミンの多い食品

発酵食品・青魚・長期保存の肉にヒスタミンが多い主な理由は、 細菌がアミノ酸のヒスチジンをヒスタミンに変換するためです。

【参考文献】

ヒスタミンは、食品中のヒスチジン(必須アミノ酸の一つ)が、ヒスタミン生成菌(例: Enterobacteriaceae、Lactobacillus属の一部、Morganellaなど)の持つヒスチジン脱炭酸酵素によって分解されて生成されます。

新鮮な食品ではほとんどヒスタミンがありませんが、時間が経つ・加工する・発酵させると蓄積します。

1. 発酵食品(味噌・醤油・納豆・キムチ・チーズ・ワイン・ヨーグルトなど)

発酵プロセスで乳酸菌などの微生物を増やします。これらの菌がヒスチジンをヒスタミンに変換します。

発酵期間が長いほど、または熟成が進むほどヒスタミン量が増えます(例: 長期熟成チーズや赤ワイン)。

2. 青魚(サバ・イワシ・サンマ・マグロ・ブリなど)

これらの魚はヒスチジン含有量が特に多い(赤身魚の特徴)です。

漁獲後、温度管理が悪いと海水由来のヒスタミン生成菌が急速に増殖し、ヒスタミンを産生します。

鮮度が落ちる(保存中・解凍後)と急増。

缶詰・干物・加工品になるとさらに蓄積しやすいです。

3. 保存肉(ハム・ソーセージ・ベーコン・熟成肉・干し肉など)

加工・熟成・乾燥・発酵の過程で細菌が活発になり、肉中のヒスチジンがヒスタミンに変わります。

長期保存・室温放置・pH変化が菌の増殖を助けます。発酵ソーセージなどは特に高くなりやすいです。

■【補足】トマトやほうれん草などの野菜も意外と要注意

仮性(偽性)アレルゲンとは、本物のアレルギー(IgE介在性アレルギー)ではないが、アレルギー様症状(蕁麻疹、かゆみ、赤み、ニキビ様発疹など)を起こしやすい物質・食品のこと。

直接ヒスタミン放出を促す(マスト細胞からヒスタミンを解放)→ヒスタミン分解酵素(DAOなど)を阻害する→食品自体にヒスタミンやヒスタミン類似物質を含む

●トマト・ナス・ほうれん草(ヒスタミン自体やヒスタミン放出促進物質を含む)。
●アボカド・キウイ・イチゴ・パイナップル:特にサリチル酸やアミン類が多く、ヒスタミン関連反応を誘発しやすい。

これらは新鮮でも比較的ヒスタミン量が多い、またはヒスタミン放出を促すため、ヒスタミン不耐症や偽性アレルギーの人に症状が出やすいそうです。

まとめると、ポイントとなるのは「新鮮さ」。

新鮮なものと保存・加工ではヒスタミン量が違うので、同じ食品であっても、新鮮な魚やお肉、野菜などは比較的安心して食べてOKですね。

今までの食生活で、謎ニキビや蕁麻疹が出てきたタイミングと先ほど紹介した避けた方がいい食べ物をチェックしてみて、重なる部分が多い場合には、発酵・熟成・加工品全般(特に長期保存)を避けてみる「低ヒスタミン食」を試してみるといいのではないでしょうか?

■まとめ

ヒスタミン不耐症の報告される症状に皮膚関連(蕁麻疹、湿疹、かゆみ、ニキビ様発疹)が含まれ、アトピー患者で重なりやすいと言われます。

ヒスタミンが皮膚の炎症を助長する可能性はあるとすれば、アトピー患者の方にヒスタミンの量が少ない食品(≒新鮮な食品)を食べることで皮膚の症状が出にくくなるかという研究が行われて、改善が見込まれるのであれば、良い食事療法になるかもしれません。

気になる点が一つ。

低体温を改善するポカポカ術・ホットスムージーの作り方|#世界一受けたい授業によれば、ヒスタミンは体の熱を生み出すスイッチを入れ、体を温める効果があるそうです。

ヒスタミンには体の熱を生み出すスイッチを入れる効果があるとして、その熱をうまく発散できない症状として謎ニキビや蕁麻疹の症状として表れているのだとしたら、熱をうまく逃がすこと(熱産生と熱放散のバランスをとる)こそが本当の解決方法なのかもしれないと感じました。

ヒスタミンが「熱を生み出すスイッチ」で血管拡張・炎症反応を引き起こしている一方で、熱の放散が追いつかないと、皮膚の炎症(蕁麻疹、ニキビ様発疹、赤み)として現れるとは考えられないでしょうか?

皮膚科の治療で抗ヒスタミン薬「ビラノア」と「越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)」を処方された経験があるのですが、越婢加朮湯には熱を冷まし、余分な水分を排出する作用があります。

そう考えると、低ヒスタミン食でヒスタミンの「入力」を減らすだけでなく、体内の熱を排出・コントロールしたり、ヒスタミンが過剰な場合には抗ヒスタミン薬を使うというのが皮膚科のお医者さんが考えた治療のアプローチだったのでしょうね。







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ゲッターズ飯田さん、尿路結石で4回目の手術!毎日水を2リットル飲んでも尿路結石の再発防止はできないの?




ゲッターズ飯田 4回目の手術を報告…「また数年後にはできると」「毎日2リットル飲んでいたのに」(2026年7月2日、スポーツ報知)によれば、ゲッターズ飯田さんは尿路結石(1.3mmと2mmの2つの石)のために4回目の手術を受けたそうです。

この記事の中で気になったのが、

「4月の論文で尿路結石には水は関係ないと そんなに飲んでも飲まなくてもほぼ関係ないと 最近論文で出てみたい」

という部分です。

この論文について調べてみました。

【参考文献】

■背景

これまでの常識では、腎結石などの尿路結石は尿が濃くなることできやすくなることから、長年1日2-2.5リットル以上の尿量を目指して水分をたくさん摂取することが再発予防の基本として広く推奨されてきました。

■結果

水分摂取を強く促す行動介入(目標設定+コーチング+テキスト通知+達成時の報酬など)しても再発予防効果は限定的。

■疑問

1)水分摂取自体が尿路結石に役立たないのか?

研究者たちは「水分摂取の重要性を否定するものではない」と強調しています。

理論的には尿を薄めて結晶形成を防ぐ効果は理にかなっており、過去の小規模研究でも支持されていました。

ただ、「十分な量(2.5L以上の尿量)」を長期間維持できなければ効果が出にくいという現実が浮き彫りになった形です。

2)行動介入しても行動変容が起きなかったのか?

行動介入をすることで一部は行動変容が起きています。それは尿量の増加で証明されています。しかし、十分ではなく、強力な支援(コーチング・報酬・通知・スマートボトルなど)を使っても、日常的に2.5L超の尿量を持続的に達成するのは極めて難しかったということです。

アドヒアランス(患者が自身の病気や治療方針について十分に理解し、納得した上で、自ら主体的に治療(服薬や生活習慣の改善など)に取り組むこと)の壁が大きいことがわかります。

3)水分摂取増加が尿量増加に直接つながらなかったのか?

水分摂取の増加が尿量の増加につながりましたが、十分ではなかったようです。

また飲む量が増えても、汗・気候・生活習慣などで尿量への反映が限定的だった可能性があります。

■まとめ

この研究のポイントは、1)尿路結石の再発防止には水分摂取をすることが大事だが、それを継続するのが難しいこと、2)行動介入をしても実際に行動変容するのは難しく、結果としても尿量の微増止まりで再発防止にならなかったこと、3)水分摂取だけでなく、食塩の制限、食事内容の見直し、薬物療法などの組み合わせも検討が必要なこと。

水分摂取 → 尿路結石の再発防止となれば、簡単なアドバイスになるのですが、水分摂取以外にも生活習慣の改善が必要であることから行動変容を促すことの難しさ、強力に介入しても効果は限定的であることから、ではどのようにしたら再発防止できるのかがわからないというのが一番の問題点ではないかなと思います。

ゲッターズ飯田さんの「毎日2リットル飲んでいたのに再発した」という経験は、今回の研究で示された課題を象徴しています。

水分摂取自体は尿路結石予防に間違いなく重要ですが、毎日2Lの水を飲んでいたからといって、必ずしも「十分な尿量(2.5L以上)」につながるとは限らず、個人差(汗の量、気候、生活習慣、代謝など)も大きいため、「水を飲んでいたのに再発した」というケースは少なくありません。

●行動変容を促しても、日常的に目標尿量を持続するのは困難。

●水だけに頼るのではなく、食塩制限・食事バランス(シュウ酸・カルシウムなど)・必要に応じた薬物療法との組み合わせが重要。

●何が「足りなかった」のかは個人によって異なるため、24時間尿検査などで自分に合った対策を専門医と相談するのが現実的です。

■補足

結石対策|尿路結石予防に抗酸化物質を摂取してオステオポンチンの働きを抑制しよう|#ためしてガッテン(#NHK)によれば、尿が酸性化していると結石ができやすいそうです。

肉食中心の食生活をしていると、尿が強い「酸性」に傾き、結晶の原因になるそうです。

リトマス試験紙で、phが5.5.以下が3日以上続く場合は、結石ができやすい生活習慣だと考えられるため、食生活など生活習慣の改善が必要。

●「結晶」を固めて「結石」へと成長させているのは、「オステオポンチン」。

オステオポンチンは、腎臓の細胞がシュウ酸の攻撃に反応して出す物質なのだそうで、シュウ酸は体にとって猛毒であるため、オステオポンチンがシュウ酸カルシウムとして固めていることで体を守っていると考えられるのですが、このオステオポンチンが働きすぎると、結石となってしまうそうです。

お茶や青魚、ブルーベリー、大豆、かぼちゃ、にんじんなどに含まれる「抗酸化物質」を摂取することで、オステオポンチンの働きを抑制できるそうです。

→ 抗酸化作用・抗酸化物質を含む食品 について詳しくはこちら

●また、肉や卵などの尿を酸性にする食品を多く摂取していると、尿中の結晶が増え結石のリスクが高まるので、野菜や海藻類、果物などを摂取して、バランスの良い食事に改善することによって結石のリスクは減るそうです。

●コレステロールを多く含む食品は結石の原因となるので気をつけましょう。

→ コレステロール について詳しくはこちら

●結晶の材料である「シュウ酸」を含む食品や「プリン体」を含む食品の過剰な摂取も避けた方がよいそうです。

→ 腎臓結石・シュウ酸を含む食品 について詳しくはこちら

→ プリン体を多く含む食品 について詳しくはこちら







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