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#加藤綾子 さんは子どもの頃、アトピー性皮膚炎や食物アレルギー(米、小麦、肉)に悩まされていた

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【目次】




■加藤綾子さんは子どもの頃、アトピー性皮膚炎や食物アレルギー(米、小麦、肉)に悩まされていた

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by Holly Lay(画像:Creative Commons)

加藤綾子アナが語った「幼少期の苦悩」と「支えてくれた母」

(2016/11/16、NEWSポストセブン)

「私、小さい頃からアトピー性皮膚炎だったんです。ひどい症状に長い間悩まされてきました。お米、小麦、お肉のアレルギーで、それらを少しでも口にすると眠れなくなるほど悪化することも。子供が大好きなハンバーグやケーキなども、一切食べることができず、満たされない気持ちを常に抱えていたんです。

カトパンという愛称で親しまれている加藤綾子さんはこどものころからアトピー性皮膚炎の症状に悩まされ、ひどいかゆみのために夜に体を思いきり掻きむしり、泣き叫び続けたこともあったそうです。

また、お米、小麦、お肉のアレルギーでもあったそうです。

アトピーを告白した女性の芸能人・有名人の方には、加藤綾子さんの他にも、木村文乃さんがいらっしゃいます。

→ #木村文乃 さんが #インスタグラム に #アトピー であることを投稿し、反響を呼んでいる について詳しくはこちら

アトピー性皮膚炎は、保湿剤で乳児の発症率3割減少するによれば、アトピー性皮膚炎のある乳児は、食物アレルギーを持っていることが多く、また、国内では未就学児の10~30%がアトピー性皮膚炎を患っているそうです。

皮膚のバリアーを高めてアトピー予防|アレルギーマーチを防ぐには?によれば、子どもの場合、成長とともに、アトピー性皮膚炎や食物アレルギー、ぜんそく、鼻炎と進む傾向があるため、「アレルギーマーチ」と呼ばれているそうです。

国立成育医療研究センターの松本健治・免疫アレルギー研究部長は「乳児期に湿疹があると、さまざまな抗原が入りやすくなって、アレルギーマーチを引き起こすと考えている。湿疹を放置せずに早く治療することが食物アレルギーやぜんそく、花粉症などの発症予防につながる可能性がある」と推測しています。

子供(乳児)の時に湿疹があるとアレルギーマーチを引き起こす恐れがあるので、子供の時にしっかりと治療することがアトピー性皮膚炎や食物アレルギー、ぜんそく、鼻炎の発症を抑えることにつながりそうです。




■加藤綾子さんのアトピーをお母さんが献身的に支えてくれた

そんな加藤アナを献身で支えたのは母だった。徹底した食事療法や合う病院探しなど細やかなケアを続け、支えてきたという。

加藤綾子さんの場合は、中学2年生の夏に、食事療法やいい医師との出会いもあって、症状は改善していったそうですが、それも献身的に支えてくれたお母さんのおかげともいえそうです。

アトピー性皮膚炎「脱出」には心のケアも大切|かゆくなくても無意識にかいてしまう動作(嗜癖的掻破)がある人が多い!で紹介した東京慈恵会医科大付属第三病院皮膚科診療部長の上出良一教授によれば、「患者の中には、かゆくなくても無意識にかいてしまう動作(嗜癖的掻破(しへきてきそうは))がある人が多い。不安だったり、逆にほっとしたりしたときです。かくという行為が、安心、ストレス解消につながってしまう」そうです。

 幼稚園の頃、白いご飯とは違う、茶色い雑穀米のお弁当に驚いた男の子に『虫を食べてる!』とからかわれて傷ついたことや、ひどいかゆみで夜中体を思い切り掻きむしり、泣き叫び続けたこともありました」

いちばん悪化して肌がボロボロになってしまった中学生のとき、友達に“気持ち悪い”と思われているのではないかと学校に行けなくなってしまったことがありました。

もしかすると、加藤綾子さんの子供の頃もからかわれて傷ついたときや肌が一番悪化した中学生のころには、ストレスを解消するためにのために嗜癖的掻破をしたことでアトピーを悪化させ治りにくくしていたようなことがあったのかもしれません。

アトピー性皮膚炎「脱出」には心のケアも大切|かゆくなくても無意識にかいてしまう動作(嗜癖的掻破)がある人が多い!で紹介した上出教授によれば、「一番つらいと感じている話題に触れると、無意識にかこうとするしぐさが出る。ストレスをなくすのは無理でも、それに気づくだけで嗜癖的掻破を減らすことができる。」そうです。

アトピーの改善には食事療法や医師による治療などが重要だと思いますが、もう一つ大事なことは不安やストレスを解消して、いかに無意識にかきむしる行為から抜け出していくか、なのではないでしょうか。

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アトピー性皮膚炎のかゆみを引き起こす物質「インターロイキン31(IL-31)」の産生に、「EPAS1」が重要な役割を果たしていることを発見|九大

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参考画像:アトピー性皮膚炎発症に関わる痒み物質の産生に重要なタンパク質を発見―新しい痒み治療薬の開発に期待―(2017/1/9、国立大学法人九州大学・国立研究開発法人日本医療研究開発機構)|スクリーンショット

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■アトピー性皮膚炎のかゆみを引き起こす物質「インターロイキン31(IL-31)」の産生に、「EPAS1」が重要な役割を果たしていることを発見|九大

アトピー性皮膚炎発症に関わる痒み物質の産生に重要なタンパク質を発見―新しい痒み治療薬の開発に期待―

(2017/1/9、国立大学法人九州大学・国立研究開発法人日本医療研究開発機構)

IL-31は、アトピー性皮膚炎発症に重要な痒み物質で、主にヘルパーT細胞(※1)から産生されますが、その産生制御機構は不明でした。研究グループは、DOCK8という分子を欠損した患者さんが重篤なアトピー性皮膚炎を発症することに着目し、このタンパク質の機能を解析しました。その結果、DOCK8が発現できないように遺伝子操作したマウスでは、IL-31の産生が著しく亢進し、重篤な皮膚炎を自然発症することを見いだしました。さらにそのメカニズムを詳細に解析したところ、DOCK8の下流でEPAS1が作動し、IL-31産生を誘導していることを突き止めました。IL-31産生におけるEPAS1の重要性は、アトピー性皮膚炎患者さんにおいても確認できました。

九州大学生体防御医学研究所の福井宣規主幹教授らの研究グループは、アトピー性皮膚炎のかゆみを引き起こす物質である「インターロイキン31(IL-31)」の産生に、「EPAS1」というタンパク質が重要な役割を果たしていることを発見したそうです。

今後、アトピー性皮膚炎の根本的な治療のために、EPAS1—IL-31経路を断つ治療方法が期待されます。

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汗そのものがアトピー性皮膚炎の症状悪化の原因ではない!汗をかいて洗い流すことで症状改善

All Women Lifeguard Tournament 2012

by Shawn Perez(画像:Creative Commons)

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■汗そのものがアトピー性皮膚炎の症状悪化の原因ではない!汗をかいて洗い流すことで症状改善

痛痒いアトピー性皮膚炎 汗をかいて洗い流すことで症状改善

(2014/9/28、NEWSポストセブン)

大阪大学医学部附属病院皮膚科の室田浩之医師の話。

「最近の研究で、汗そのものが症状悪化の原因ではないことが明らかになっています。むしろ汗をかかないと、熱がこもり皮膚の温度が上がり、乾燥しますし、感染も起こしやすくなります。これがアトピー症状悪化の要因です」

汗をかくと、皮膚がかゆくなるので、汗をかかないようにという指導を行うことがあるようですが、今回の記事によれば、汗自体がアトピー性皮膚炎の症状悪化の原因ではなく、むしろ汗をかかないとアトピーの症状が悪化してしまうそうです。




■アトピー性皮膚炎では発汗が減少する

アレルギーの主役・ヒスタミンが発汗を抑制していた―アトピー性皮膚炎や発汗異常症などの治療に光―

(2013/7/31、大阪大学)

アトピー性皮膚炎において汗は悪化因子とされていますが、実際には発汗量は減少しており、たとえかいていると感じていても体温調節に必要な量が出ていないことが確認されています。その結果、皮膚は熱をもち、病原体への抵抗性を失い、乾燥することでアトピー性皮膚炎が悪化すると考えられます。これまで発汗機能低下の原因はよくわかっていませんでした。研究者らは、アレルギーに関わる因子が発汗に影響を与えると予想しました。その結果、アセチルコリン※2で実験的に誘発される発汗がヒスタミンによって抑制される現象を確認しました。

大阪大学大学院医学系研究科情報統合医学講座(皮膚科学)室田浩之講師、松井佐起医員らの研究グループによれば、アトピー性皮膚炎ではヒスタミンによって発汗が抑制されているそうです。

汗の量は多すぎても少なすぎても皮膚の健康を損なってしまうので、正しく発汗できるようにすることもアトピー性皮膚炎の治療のひとつであると考えられます。

■ポイントは、汗をかいた後どうするか

ポイントは、汗をかいた後どうするかです。

できれば汗を洗い流す、難しい場合はおしぼりなので汗を拭き取るようにするとよいそうです。

ステロイド外用薬も効きにくい患者40症例を対象に治療を実施したところ、大半が約1か月で症状が改善した。

汗をかく機会を増やし、汗をかいた後のケアをすることで、患者の大半が症状が改善したそうです。

汗には、大量にかいて体温を下げる体温調節機能や細菌の感染を防ぐ物質を出す防御機能、さらに皮膚の保湿に関わる因子も含まれている。

汗自体には体温調節機能、防御機能、保湿といった良い面があるので、健康的な肌にしていくためにも、しっかりと汗をかく機会を増やしたいですね。

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アトピー性皮膚炎の原因となる遺伝子「JAK1」を発見|理研・京大など

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by istolethetv(画像:Creative Commons)

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■アトピー性皮膚炎の原因となる遺伝子「JAK1」を発見|理研・京大など

アトピー性皮膚炎、原因遺伝子を発見…理研など

(2016/4/26、読売新聞)

理研の吉田尚弘研究員らは、アトピー性皮膚炎を発症するマウスを調べ、「JAK1」というたんぱく質の遺伝子の一部が変化し、異常に活性化しているのを発見。その結果、皮膚の角質に働く酵素も活性化し、角質がはがれて刺激を受けやすくなっていることが分かった。

理化学研究所や京都大などの研究グループが行なったマウスの実験によれば、アトピー性皮膚炎の原因となる遺伝子「JAK1」を発見したそうです。

アトピー性皮膚炎モデルの原因遺伝子を解明-JAK阻害剤または保湿剤でアトピー性皮膚炎を予防-

(2016/4/26、理化学研究所)

通常は表皮の中で、JAK1とSTATの信号伝達分子がプロテアーゼ(加水分解酵素)発現を適正に保つことで、皮膚バリアの恒常性を保っています。ところが、JAK1シグナルが強く入ると皮膚バリアが破壊され、真皮(表皮の下にある線維性結合組織)の自然免疫系の活性化も招いて、アトピー性皮膚炎発症に至ります。しかし、表皮にJAK阻害剤、あるいはワセリンを塗ることで発症を予防できます

普段は皮膚バリアが適正に保たれているのですが、細胞の増殖や分化に重要な「サイトカイン」のシグナル伝達因子である「JAK1」分子の遺伝子配列に変化が生じ、皮膚の角質に働く酵素が活性化し、表皮細胞の古い角質が剥がれるときに発現するプロテアーゼ(加水分解酵素)群の遺伝子発現が上昇し、角質がはがれやすく刺激を受けやすくなることで、アトピー性皮膚炎を発症していると考えられます。

そこで、JAK1の働きを防ぐ塗り薬や、刺激から皮膚を守るワセリンなどをマウスに塗ると、アトピー性皮膚炎の発症を予防することができたそうです。

アトピー性皮膚炎は、保湿剤で乳児の発症率3割減少するによれば、両親や兄弟にアトピー性皮膚炎の患者や経験者がいる乳児に、生後1週間から約8カ月間保湿剤を毎日塗ることでアトピー性皮膚炎の発症を3割減らすということがわかったことから、保湿剤には、皮膚の機能が低下することを予防する効果があることが分かっています。

今回の研究と合わせて考えると、アトピー性皮膚炎の発症を予防するためには、保湿剤によって皮膚の機能が低下しないようにすることが重要ということですね。

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アトピー性皮膚炎の炎症が起きる原因は「細菌の多様性が失われること」|慶応義塾大学

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by Jo Jakeman(画像:Creative Commons)

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■アトピー性皮膚炎の炎症が起きる原因は「細菌の多様性が失われること」|慶応義塾大学

慶大、アトピー性皮膚炎の炎症が起きる仕組みを解明-多様細菌の偏りが発症原因

(2015/4/22、日刊工業新聞)

慶応義塾大学医学部の永尾圭介元専任講師(現米国立衛生研究所主任研究員)は、乾燥肌と皮膚炎を繰りかえすアトピー性皮膚炎で炎症が起きる仕組みをマウスによる実験で解明した。通常、皮膚表面では多種類の細菌が存在している。その多様性を失い、黄色ブドウ球菌などを含む少数の種類の細菌により皮膚表面が支配されることが皮膚炎の原因となることを明らかにした。

慶応義塾大学医学部の永尾圭介元専任講師が行なったマウスの実験によれば、アトピー性皮膚炎で炎症が起きるのは、皮膚表面での細菌の多様性が失われ、黄色ブドウ球菌などを含む一部の細菌によって皮膚表面が支配されることが原因なのだそうです。

アトピー性皮膚炎の治療法としては、現在はステロイドで炎症を抑える治療に頼っていますが、今回の研究が進めば、今後抗生物質に頼らず、細菌の多様性を元に戻して、細菌巣を正常化することによって治療ができるようになるかもしれません。

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【参考リンク】







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