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#オムロン、隠れ高血圧の発見に役立つ腕時計型のウェアラブル心電付血圧計を開発|#CES2018

参考画像:Omron HeartGuide watch brings blood-pressure measurements to CES 2018|YouTubeスクリーンショット

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■オムロン、隠れ高血圧の発見に役立つ腕時計型のウェアラブル心電付血圧計を開発|#CES2018

Omron HeartGuide watch brings blood-pressure measurements to CES 2018

CES 2018:“隠れ高血圧”の発見に役立つ腕時計型の血圧計、オムロンが開発

(2018/1/12、ITmediaニュース)

一般的な血圧計と同様、「カフ」と呼ばれる空気袋を内蔵し、腕を圧迫して高精度の血圧計測を可能にした。計測時には腕を心臓の高さに上げ、ボタンを押すだけ。「会社にも持って行ける他、就寝中にタイマーで血圧を測定できる」という。活動量計としての機能も備え、歩数や歩いた距離、消費カロリー、心拍数、睡眠時間の計測が可能だ。

オムロンヘルスケアは、ラスベガスで行われた家電見本市「CES 2018」で、隠れ高血圧の発見に役立つ腕時計型のウェアラブル血圧計を開発し、参考展示をおこないました。

ヘルスケア(HEALTH CARE)⾎圧計はウェアラブルで⾝近に。パーソナライズ医療の実現に向けてAIで進化するデータサービス。|オムロン

血圧データと密接にかかわる心電データを統合し、管理、分析を可能にすることで、脳・心血管管疾患の発症リスク評価の精度を向上させるために、AliveCor(アライブコア)社と資本・業務提携しました。今後、新たな心疾患予防アルゴリズムやサービスを共同開発していきます。
また、AliveCor(アライブコア)社が持つ、ウェアラブル型の心電計と医師による患者の遠隔モニタリングプラットフォームを通じて、データを使った医療システムの進化を加速させます。

AliveCor(アライブコア)の心電計技術とオムロンヘルスケアの血圧計技術を合わせた心電付血圧計によって、脳・心血管疾患の発症リスク評価の精度を高めることを目指すそうです。

ウェアラブル端末がいつも⼈のバイタルデータをチェック。
患者一人ひとりの血圧データに加え、心電、睡眠、活動量などのバイタルデータ、さらには遺伝要因、生活習慣、性格や行動パターンなど、生活習慣や生活リズム、性格、既往歴や家族歴などの個人データを組み合わせ、IoTによってデータを蓄積からAIが傾向を解析。その人に最適な治療をサポートする、パーソナライズ医療への取り組みにチャレンジしています。

オムロンヘルスケアは、ウェアラブルデバイス(IoT)で血圧や心電、睡眠などのバイタルデータ(生体情報)をモニタリングすることで体の状態・活動の見える化を行ない、遺伝要因や既往歴、生活習慣、行動パターンなどのデータを組み合わせて、蓄積し、AIを用いて解析を行い、その人に最も最適な治療をサポートするパーソナライズ医療に取り組んでいくそうです。

【参考リンク】

■一拍ごとの血圧値を測定する技術

健康状態をいつも見守り、病気の心配のない未来へ「手首だけで1拍ごとの血圧を連続測定」

手首の手の平側にある橈骨動脈(とうこつどうみゃく:手の平側の人差し指の延長線上にある)上に2枚の圧力センサを平らに押し当てて、血圧を測定します。

二枚の圧力センサ(それぞれ46個のセンサが取り付けられている)から得た圧力情報を基に、その人にあった最適なセンサの角度へ自動調整し、血管に適切な圧力をかけ、血圧を測定します。

これにより、手首に取り付ける機器のみで、心臓の拍動の一拍ごとの血圧を連続して測ることが可能になります。

→ 脈拍の簡単な測り方|脈はどの位置でどのようにして測ればいいの? について詳しくはこちら

→ 血圧の測り方|高血圧や動脈硬化を発見するためにも血圧測定方法のポイントをマスターしよう! について詳しくはこちら




■まとめ

参考画像:平成28年国民生活基礎調査の概況|スクリーンショット

CES 2018:“隠れ高血圧”の発見に役立つ腕時計型の血圧計、オムロンが開発

(2018/1/12、ITmediaニュース)

厚生労働省が発表した平成28年(2017年)の「国民健康・栄養調査結果」によると、収縮期血圧(最高)が140mmHg以上の人は男性の34.6%、女性で24.8%。過去10年間で男女とも減少しているものの、日本人の3人に1人は高血圧。高血圧は、虚血性心疾患、脳卒中、腎不全などのリスクを高めるとされている。

男性・女性ともに「高血圧症」による通院者率が最も高い!|性別にみた通院者率の上位5傷病の第一位は男女とも「高血圧症」|平成28年国民生活基礎調査によれば、男性・女性ともに「高血圧症」による通院者率が最も高いという結果になっています。

血圧計の世界累計販売台数が2億台を突破|血圧計の販売台数が急増した背景にあるのは何か?|オムロンによれば、オムロン社においては、1973年の発売から1億台まで36年かかった血圧計が、2億台まではわずか7年で達成した背景として、健康意識の高まり、世界的な生活習慣病患者の増加、家庭血圧の重要性の浸透、新興国での需要の高まりを挙げられています。

「家庭血圧」による診断を優先する|高血圧治療ガイドライン2014で紹介した2014年4月に5年ぶりに改訂された「高血圧治療ガイドライン」(日本高血圧学会)での大きな変更点は、「診察室血圧と家庭血圧の間に診断の差がある場合、家庭血圧による診断を優先する」という「家庭血圧」を重視している点です。

家庭血圧とは、病院ではなく家庭で血圧を測ることです。

家庭血圧が重視される一つの理由は、診察室血圧・白衣高血圧という現象があります。

白衣高血圧(白衣現象)とは|病院で緊張して血圧が上がるによれば、白衣高血圧とは、通常は血圧が正常なのに、病院で血圧を測定すると血圧の値が高くなってしまうことです。

そうしたことから、平常の血圧を測定する方法として、病院ではなく家庭で血圧を測ることが重視されるようになったようです。

また、家庭血圧を測定することによって見えてきたものもあります。

それは、「仮面高血圧」という新しい病態(病気のぐあい)です。

仮面高血圧とは?健診では正常、職場では高血圧によれば、健診や病院では正常血圧なのに、職場や家庭で血圧を測ると135/85mmHg以上になる状態を「仮面高血圧」といいます。

仮面高血圧は、正常血圧とされる一般成人の10~15%が相当するといわれており、脳卒中や心筋梗塞を併発する危険性は、正常血圧の2~3倍あり、心臓の肥大や動脈硬化の進行が非常に早いこともわかってきています。

そのため、現在では、家庭血圧(病院ではなく家庭で血圧を測ること)のほうが正しい血圧の数値がわかり、また病気の発見にもつながるため、家庭血圧が重要だと考えられているようです。

【関連記事】

この考え方をさらに発展させると、オムロンヘルスケアが提案するように、ウェアラブルデバイス(IoT)で常に血圧を測るという方向が望ましいと考えられます。

→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら

→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動) について詳しくはこちら







高血圧と尿ナトカリ比・身体活動量・睡眠状態をモニタリングしたデータとの関連を明らかにするための共同研究を開始|東北大・オムロンヘルスケア

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by zhouxuan12345678(画像:Creative Commons)

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■高血圧と尿ナトカリ比・身体活動量・睡眠状態をモニタリングしたデータとの関連を明らかにするための共同研究を開始|東北大・オムロンヘルスケア

自分で測り自分で創る健康社会へ‐一人ひとりの日常生活のモニタリングと健康データの関連の解明を目指した 5,000 人規模の共同研究を開始‐

(2017/5/23、国立大学法人東北大学 東北メディカル・メガバンク機構プレスリリース)

本研究では、東北メディカル・メガバンク機構が実施する東北メディカル・メガバンク計画の一環としてコホート調査*1 の参加者 5,000 人に尿中のナトリウムとカリウムのバランス(塩分と野菜や果物の摂取バランス)・身体活動量・睡眠状態を 10 日間にわたって自ら測定してもらいます。そのデータと家庭血圧等ほかの測定値との関連を検討し、更に遺伝情報や生活習慣情報など種々の要因を考慮に入れた総合的な解析を行うことで、「自分で測り自分で創る健康社会」の基盤構築を目指します。

国立大学法人東北大学 東北メディカル・メガバンク機構とオムロン ヘルスケア株式会社は、コホート調査の参加者に尿ナトカリ計、活動量計、睡眠計を配布し、尿中のナトリウムとカルシウムのバランス、心値活動量、睡眠状態をモニタリングしてもらい、そのデータと高血圧などとの関連を明らかにするための共同研究を開始するそうです。

■この研究のポイント

高血圧の原因の一つに高塩分食がありますが、2つの理由により、減塩指導は成果を上げにくかったそうです。

■減塩によって血圧が低下する人とそうでない人がいたため、減塩の徹底がなされてこなかったこと

■簡単な塩分摂取量の評価法がなかったこと

食事中の塩分摂取量のゴールドスタンダードは、24 時間蓄尿で測定される尿中ナトリウム排泄量であり、一般の方に測定していただくのは非常に困難でした。

そこで、尿ナトカリ計を用いた研究を行うことにより、塩分感受性を明らかにすることと測定の難しさの2つが解決されることになるそうです。

一方、近年研究用に開発された尿ナトカリ計は、1 回の測定では 24 時間蓄尿のナトカリ比との相関は中程度であるものの、極めて簡便に測定でき、かつその結果を測定者が自分の目で確認できるという利点があります。更に、測定が簡便なため自宅に持ち帰ってもらえば、数日間の測定をしていただくことができます。また、尿ナトカリ計で測定したナトカリ比の 7 日間の測定値は、24 時間蓄尿で得られたナトカリ比と極めて高い相関を得られることが国際的な論文にて裏付けられており、個々人の塩分(ナトリウム)と野菜や果物(カリウム)の摂取比を高いレベルで推定できます。特に、カリウムには体内のナトリウムを排出させる作用があり、欧米の DASH 食研究の結果ではカリウムを多く摂取し、ナトカリ比を低く抑えることにより血圧の上昇を抑制することができることも知られており、塩分摂取量の測定と同様な食事習慣の指標として注目されています。

この研究によって、ナトリウム(塩分摂取量)とカリウム(野菜と果物の摂取量)のバランスであるナトカリ比を低く抑えることにより血圧の上昇を抑制するという研究結果を裏付けるものとなるのか注目です。

→ 高血圧を予防・改善する食事療法「DASH(ダッシュ)食」とは? について詳しくはこちら




■尿中ナトカリ比

参考画像:簡単に塩分の摂取状況が測定できる研究用の尿中Na/K(ナトリウム/カリウム)比測定器「オムロン ナトカリ計 HEU-001F」(2014/5/14、OMRONニュースリリース)

簡単に塩分の摂取状況が測定できる研究用の尿中Na/K(ナトリウム/カリウム)比測定器「オムロン ナトカリ計 HEU-001F」

(2014/5/14、OMRONニュースリリース)

24時間蓄尿検査に代わる簡便な手法を開発する過程で、世界的な疫学研究「INTERSALT研究」*4にて、血圧との関連が示されている「尿中Na/K(ナトリウム/カリウム:ナトカリ)比」という指標に着目。滋賀医科大学との共同研究により、1日1回、1週間程度、尿をセンサーにかけるだけで計測した数値が、24時間蓄尿による従来手法とほぼ同等の数値となることが分かりました。

食事における塩分摂取良を計測するには、1日分の尿をすべてためて医療機関で分析する24時間蓄尿検査が必要だったのですが、1日1回1週間ほど尿をセンサーで計測した数値がほぼ同等となることがわかったことにより、ナトカリ比を高精度で把握することができるようになったことで、これまで把握することが難しかった塩分・カリウムの摂取の状況を数値で確認することができるようになったそうです。

【参考リンク】

ナトリウム/カリウム比率|2011 年第 6 回24 時間蓄尿塩分調査報告書

(2012 年7月、日本医療福祉生活協同組合連合会)

ナトリウム(g/日)/カリウム(g/日)比率は、塩分摂取量(ナトリウム)と野菜などの摂取量(カリウム)の関係を示す指標で、この値が低いほど食生活のバランスが良いことを表します。塩分の摂取量がより少なく、野菜の摂取量がより多いほどナトリウム/カリウム比率の値は低くなります。

ナトカリ比は低い値ほど食生活のバランスがとれていると考えられます。

ちなみに、ナトカリ比の基準値・正常値について検索してみましたが、そうした値は出ていませんでした。

■まとめ

尿ナトカリ計・活動量計・睡眠計によるモニタリングにより、生活習慣と高血圧の関係が明らかにされることが期待されます。

→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら




→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動) について詳しくはこちら