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なぜ目が乾くの?|涙の分泌量が減少したり、涙の質が悪くなる原因|涙は3層構造になっている|#ドライアイ

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ドライアイとは、何らかの原因によって、眼を保護する涙液が不足したり、涙の質の異常が起こることで、眼の表面が乾いてしまう症状の病気です。

なぜ目が乾いてしまうのでしょうか?

「ドライアイ(目が乾く)」という悩みを抱えていると毎日大変ですが、そんな悩みがなくなれば、ストレスなく楽しい毎日が過ごせますので、ドライアイのことを知って、ドライアイ改善方法・予防法を実践していきましょう!




【目次】

■涙は3層構造になっている

tears

by Jamie Campbell(画像:Creative Commons)

目の表面を覆う涙は、外側から、「油層」「水層」「ムチン層」の3層構造になっており、それぞれに役割があります。

●油層

被膜として水分の蒸発を防ぐ

●水層

栄養分と水分を含む

●ムチン層

角膜表面に直接触れる

涙が少なくなると、

1.酸素や栄養分が角膜に十分に行き渡らない
2.眼に入った異物が洗い出せない
3.殺菌作用の低下

などの悪影響が出ます。

そして、涙が足りないと、眼が乾いて傷つきやすい状態(=ドライアイ)となり、ドライアイの症状が重症になると眼の表面に無数の傷がついている場合もあります。

→ <コンタクトレンズ>増える角膜感染症 汚れによる傷が原因、失明も について詳しくはこちら

■涙の量が減ったり、涙の質が悪くなる原因

なぜ、涙の量が減ったり、涙の質が悪くなってしまうのでしょうか。

その原因についてまとめてみました。

まばたきの回数が減る

スマホやVDT作業(パソコンでの作業)で画面を注視したり、読書、運転などをするとまばたきの回数が少なくなります。

通常は1分間に15回程度まばたきをするのですが、画面を凝視しているとそれが3分の1に減ってしまうことがあります。

まぶたの縁には目を保護する油を出す分泌腺であるマイボーム腺があり、まばたきする際に、このマイボーム腺から目の表面に油の膜が張り、水分の蒸発を防いでくれています。

この油の膜は10~15秒で破れてしまいますが、通常のまばたき回数であれば油の膜が破れることはありません。

しかし、まばたき回数が減ると油の膜が破れたままの状態になり、涙は蒸発して目が乾きやすくなってしまい、ドライアイになってしまいます。

→ スマホを使い続けると目が疲れる理由は「距離」と「まばたき」 について詳しくはこちら

コンタクトレンズ

ドライアイの人がコンタクトレンズを装用すると、悪影響が出やすくなり、また、ドライアイでない人でもコンタクトレンズを装用すると目が乾きやすくなります。

→ ソフトコンタクトレンズユーザーの7割が夏でもドライアイの症状を感じる!? について詳しくはこちら

ストレス・緊張

ストレスや緊張によって交感神経優位になることも涙が出なくなる原因です。

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乾燥

部屋が乾燥していると、ドライアイになりやすくなります。

乾燥した部屋では、涙が目の表面から気化してしまうため、ドライアイになりやすくなります。

ラニーニャ現象の影響で今冬は“ドライアイ人口”が増加!?によれば、研究で、秋や冬といった低温・低湿度を想定した環境下では“乾燥感”が強くなることが判明し、さらに、乾燥感は風の影響を受けることでとても強くなることが分かっているそうです。

加齢

年齢とともに涙の分泌量は低下します。

→ 高齢者の7割がドライアイにかかっている|なぜ高齢者の多くがドライアイにかかるのか? について詳しくはこちら

アレルギー性結膜炎

花粉性アレルギー性結膜炎では目に入った花粉を流水で洗い流すことが大事なのですが、洗い過ぎはドライアイの原因になるので注意が必要です。

→ 花粉症 目の洗い過ぎに注意 ドライアイの原因にも について詳しくはこちら

目が大きい

目が大きいと、涙が蒸発しやすいです。

アイメイク

まぶたの内側には、マイボーム腺という、目の表面の涙が蒸発しないための油が出る腺があります。

目の潤いは、ここから出る油によって保たれていますが、濃い化粧をするとマイボーム腺がふさがれ、油が分泌できなくなり、ドライアイという症状が起こってきます。

→ ぱっちりメークがドライアイの原因になることがある!? について詳しくはこちら




■ドライアイ改善方法・予防

ドライアイで光がまぶしいという症状にならないためにも、しっかりと、ドライアイ予防が重要になってきます。

そこで、ドライアイの改善方法・予防についてまとめました。

スマホやパソコンをよく見ている人は、定期的に目を休める。

遠くを見たり、目を動かして目の緊張を和らげる。

まばたきの回数を意識的に多くする。

「20-20-20-20」という眼精疲労回復エクササイズは、20分おきに20フィート(約6メートル)離れたところを20秒間見つめながら、20回連続で瞬きをすると疲れ目に良いそうです。

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蒸しタオルで目を暖め血行をよくする。

温かいおしぼりをまぶたに乗せて、目を温めることで涙の成分のうち脂分が出やすくなり、目の表面の保湿効果が高まります。

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目の周囲をマッサージする。

目の周りの皮膚は非常に薄く、刺激を与えすぎるといけないので、目のクママッサージを参考にしてみてください。

→ 目のクママッサージ について詳しくはこちら

睡眠を大事にする

睡眠不足など生活習慣の乱れにより、涙の分泌量が少なくなるため、ドライアイになることもあります。

ドライアイに効くツボ

風池(ふうち):頭蓋骨の最も下側でくぼんでいるところ。(うなじのくぼんだ所あたり)

  • 親指で頭の中心に向かって押します。
  • 左右同時に5秒間押して離すを5回。
  • 額をテーブルにつけて押すと力が入りやすい

頭の血行を促し、頭痛目の疲れ・ドライアイを解消してくれるそうです。

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目薬を利用する。

ドライアイの症状がひどい場合には、ドライアイ専用目薬を利用しましょう。

但し、乾燥が気になっても、市販の目薬を頻繁に差すことは、くれぐれも習慣化しないように気をつけてください。

防腐剤などの刺激で症状が悪化することもあるそうです。

防腐剤の入っていない『人工涙液』を選ぶことをお勧めします。

【関連記事】

部屋の湿度を保つ

部屋の湿度が下がると、ドライアイになるリスクが高くなるので、加湿器などを利用して、部屋の湿度を保つようにしましょう。

また、エアコンの風が直接当たらないように気を付けてください。

コンタクトレンズの正しい利用をする

コンタクトレンズを使用する際には、使用上の注意を守り、ドライアイの症状がひどい場合には、コンタクトレンズ専用目薬を利用してください。

アイメイクに気をつける。

最近は、目を大きく見せるための「ぱっちりメーク」が流行っていますが、マイボーム腺がふさがれ、油が分泌できなくなることがあります。

ドライアイにならないためにもメーク落としをしっかりと行なうことが重要です。

食事・栄養に気をつける。

目や身体の血流をよくするよう食事に気をつけ、健康補助食品(カシスルテインブルーベリー)などを利用してみてはいかがでしょうか。

ドライアイにならないためにも、普段から目に優しい、つまり、あなた自身に優しい生活習慣をするようにしてください。

→ カシス(アントシアニン)の健康効果 について詳しくはこちら

→ ブルーベリー(アントシアニン)の健康効果 についてはこちら

→ ルテインの健康効果 について詳しくはこちら

■まとめ

涙の量が減ったり、涙の質が悪くなる原因としては、「まばたきの回数が減る」「コンタクトレンズ」「ストレス・緊張」「乾燥」「加齢」「アレルギー性結膜炎」「目が大きい」「アイメイク」などが関係しています。

ドライアイの原因に合わせて対処法を行いましょう。

→ ドライアイの症状・原因・治療 について詳しくはこちら

→ 目の病気・症状 一覧 について詳しくはこちら







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続きを読む なぜ目が乾くの?|涙の分泌量が減少したり、涙の質が悪くなる原因|涙は3層構造になっている|#ドライアイ

頭痛・目の疲れ・ドライアイに効くツボ:風池(ふうち)の位置・押し方|たけしの本当は怖い家庭の医学

2009年7月28日放送のたけしの本当は怖い家庭の医学のテーマは、「夏こそ危険!冷え性徹底改善SP」でした。




■頭痛や目の疲れに効くツボ

Headaches are common

by Satish Krishnamurthy(画像:Creative Commons)

風池(ふうち):頭蓋骨の最も下側でくぼんでいるところ。(うなじのくぼんだ所あたり)

●押し方

  • 親指で頭の中心に向かって押します。
  • 左右同時に5秒間押して離すを5回。
  • 額をテーブルにつけて押すと力が入りやすい

頭の血行を促し、頭痛目の疲れドライアイを解消してくれるそうです。

⇒ 肩こり頭痛解消法|めまい・吐き気の原因は眼精疲労? についてはこちら







■夏を元気に過ごすための冷え性対策 6つのツボ

続きを読む 頭痛・目の疲れ・ドライアイに効くツボ:風池(ふうち)の位置・押し方|たけしの本当は怖い家庭の医学

ドライアイ患者の86%は脂不足!?|マイボーム腺の働きが低下する4つの原因

> 健康・美容チェック > 目の病気 > ドライアイ > ドライアイ患者の86%は脂不足!?|マイボーム腺の働きが低下する4つの原因




【目次】

■ドライアイ患者の86%は脂不足が原因の「蒸発亢進タイプ」

Tired Hazel Eye

by Michael Gil(画像:Creative Commons)

女性に多いドライアイ 原因は涙の「脂不足」

(2016/1/24、日経ヘルス)

ドライアイには、涙液の蒸発がひどくなった(蒸発亢進)タイプと、涙液の分泌が減ったタイプの2つに大きく分けられる。どちらも症状は同じだが「蒸発亢進タイプ」のほうが圧倒的に多いことがわかってきた。
蒸発亢進を引き起こす主因として注目されるのが、まぶたの内側にある「マイボーム腺」の機能不全(MGD)だ。

ドライアイには、涙液の蒸発がひどくなったタイプの方が多く、その原因は、マイボーム腺が機能していないことが原因です。

ドライアイとは、何らかの原因によって、眼を保護する涙液が不足したり、涙の質の異常が起こることで、眼の表面が乾いてしまう症状の病気です。

目の表面を覆う涙は、外側から、「油層(被膜として水分の蒸発を防ぐ)」「水層(栄養分と水分を含む)」「ムチン層(角膜表面に直接触れる)」の3層構造になっています。

油層の主成分はまつげの生え際にあるマイボーム腺から分泌されていますが、まばたきする際に、このマイボーム腺から目の表面に油の膜が張り、水分の蒸発を防いでくれています。

しかし、何らかの原因でマイボーム腺が目詰まりすると、油層の形成が不完全になって水層の蒸発が早まり、涙は蒸発して目が乾きやすくなってしまい、ドライアイになってしまいます。

→ ドライアイの症状・原因・治療 について詳しくはこちら

■マイボーム腺の働きが低下する4つの原因

1.交感神経の興奮

マイボーム腺は涙腺同様、リラックスを促す神経である副交感神経が働きをつかさどる。そのため、緊張した状態が続くと、脂も涙液も出が悪くなる。

マイボーム腺は副交感神経がコントロールしているのですが、緊張した状態が続くと、油も涙液も出にくくなるそうです。

また、ドライアイとモバイル情報社会によれば、ストレスによっても交感神経優位になり、涙が出にくくなるそうです。

なぜ、緊張状態が続くのでしょうか?

それは、パソコン作業やスマホの見過ぎが原因なようです。

スマホやVDT作業(パソコンでの作業)で画面を注視したり、読書、運転などをするとまばたきの回数が少なくなります。

通常は1分間に15回程度まばたきをするのですが、画面を凝視しているとそれが3分の1に減ってしまうことがあります。

まぶたの縁には目を保護する油を出す分泌腺であるマイボーム腺があり、まばたきする際に、このマイボーム腺から目の表面に油の膜が張り、水分の蒸発を防いでくれています。

この油の膜は10~15秒で破れてしまいますが、通常のまばたき回数であれば油の膜が破れることはありません。

しかし、まばたき回数が減ると油の膜が破れたままの状態になり、涙は蒸発して目が乾きやすくなってしまい、ドライアイになってしまいます

【関連記事】

2.コンタクトレンズ

「装用時間が長いほど、物理的刺激でマイボーム腺が減ってしまうリスクがある」と有田医師は指摘する。

ドライアイの人がコンタクトレンズを装用すると、悪影響が出やすくなり、また、ドライアイでない人でもコンタクトレンズを装用すると目が乾きやすくなりますが、今回の記事によれば、コンタクトレンズを付けている時間が長ければ長いほど、マイボーム腺が物理的刺激によって減ってしまう可能性があるそうです。

→ ソフトコンタクトレンズユーザーの7割が夏でもドライアイの症状を感じる!? について詳しくはこちら

3.性ホルモンの影響

マイボーム腺は皮脂腺同様、男性ホルモンによって働きが活発になる。そのため女性はもともと脂不足になりやすい。女性ホルモンとともに男性ホルモンも減る閉経がドライアイのリスクになることも分かっている。

マイボーム腺は男性ホルモンによって働きが活発になるため、女性は脂不足になりやすいそうです。

また、ぱっちりメークがドライアイの原因になることがある!?によれば、まぶたの縁にアイライン・アイシャドウを塗る化粧法をすると、マイボーム腺がふさがれ、油が分泌できなくなり、目の表面を覆う涙の層がはげることや厚さが均一にならないなどの症状が出て、ドライアイという症状が起こってきます。

こうした影響があるからか、ドライアイはどの年代でも女性に多いそうです。

4.季節の影響

「涙の分泌は朝最も多く、夕方以降に減る日内変動があるが、脂の分泌はそれがない。その一方で、低温・低湿度の環境で減る」と有田医師。冬場のドライアイ急増はおそらくこのためという。

ラニーニャ現象の影響で今冬は“ドライアイ人口”が増加!?によれば、研究で、秋や冬といった低温・低湿度を想定した環境下では“乾燥感”が強くなることが判明し、さらに、乾燥感は風の影響を受けることでとても強くなることが分かっているそうです。

脂の分泌は低温・低湿度の環境で減ることから、ドライアイの人は乾燥感を感じているのではないでしょうか。




■ドライアイ改善方法・予防

ドライアイで光がまぶしいという症状にならないためにも、しっかりと、ドライアイ予防が重要になってきます。

そこで、ドライアイの改善方法・予防についてまとめました。

スマホやパソコンをよく見ている人は、定期的に目を休める

遠くを見たり、目を動かして目の緊張を和らげる

まばたきの回数を意識的に多くする

「20-20-20-20」という眼精疲労回復エクササイズは、20分おきに20フィート(約6メートル)離れたところを20秒間見つめながら、20回連続で瞬きをすると疲れ目に良いそうです。

【関連記事】

蒸しタオルで目を暖め血行をよくする

温かいおしぼりをまぶたに乗せて、目を温めることで涙の成分のうち脂分が出やすくなり、目の表面の保湿効果が高まります。

→ ドライアイ 目を温めると保湿効果アップ について詳しくはこちら

目の周囲をマッサージする

目の周りの皮膚は非常に薄く、刺激を与えすぎるといけないので、目のクママッサージを参考にしてみてください。

→ 目のクママッサージ について詳しくはこちら

睡眠を大事にする

睡眠不足など生活習慣の乱れにより、涙の分泌量が少なくなるため、ドライアイになることもあります。

ドライアイに効くツボ

風池(ふうち)のツボは、頭の血行を促し、頭痛目の疲れ・ドライアイを解消してくれるそうです。

→ ドライアイに効くツボ:風池(ふうち)の位置・押し方 について詳しくはこちら

目薬を利用する

ドライアイの症状がひどい場合には、ドライアイ専用目薬を利用しましょう。

但し、乾燥が気になっても、市販の目薬を頻繁に差すことは、くれぐれも習慣化しないように気をつけてください。

防腐剤などの刺激で症状が悪化することもあるそうです。

防腐剤の入っていない『人工涙液』を選ぶことをお勧めします。

【関連記事】

部屋の湿度を保つ

部屋の湿度が下がると、ドライアイになるリスクが高くなるので、加湿器などを利用して、部屋の湿度を保つようにしましょう。

また、エアコンの風が直接当たらないように気を付けてください。

コンタクトレンズの正しい利用をする

コンタクトレンズを使用する際には、使用上の注意を守り、ドライアイの症状がひどい場合には、コンタクトレンズ専用目薬を利用してください。

アイメイクに気をつける

最近は、目を大きく見せるための「ぱっちりメーク」が流行っていますが、マイボーム腺がふさがれ、油が分泌できなくなることがあります。

ドライアイにならないためにもメーク落としをしっかりと行なうことが重要です。

食事・栄養に気をつける

目や身体の血流をよくするよう食事に気をつけ、健康補助食品(カシスルテインブルーベリー)などを利用してみてはいかがでしょうか。

ドライアイにならないためにも、普段から目に優しい、つまり、あなた自身に優しい生活習慣をするようにしてください。

→ カシス(アントシアニン)の健康効果 について詳しくはこちら

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■まとめ

ドライアイとは、何らかの原因によって、眼を保護する涙液が不足したり、涙の質の異常が起こることで、眼の表面が乾いてしまう症状の病気です。

マイボーム腺の働きが低下する4つの原因を解消したり、ドライアイ改善方法で対策を行なってみてください。

→ ドライアイの症状・原因・治療 について詳しくはこちら




→ 目の病気・症状 一覧 について詳しくはこちら




【関連記事】
続きを読む ドライアイ患者の86%は脂不足!?|マイボーム腺の働きが低下する4つの原因

近視・老眼・ドライアイの予防・対処法|#林修の今でしょ講座

健康・美容チェック > 目の病気 > 近視・老眼・ドライアイの予防・対処法|#林修の今でしょ講座

2015年3月3日放送の林修の今でしょ!講座のテーマは「近視」「老眼」「ドライアイ」です。

眼科医が普段目の健康を維持するために実践していることは何なのか、予防・対処法を紹介するそうです。




【目次】


近視

Luke's Eye

by Stuart Webster(画像:Creative Commons)

  • 近くが見えて遠くが見えにくい
  • 強度近視の場合、眼底出血や網膜剥離で失明する危険も
  • 大人でも近視になる

【関連記事】

<近視対策>

  • スマホやPCでインターネットのページ読み込み中は、遠く(5mぐらいでいい)を見るようにする
    ピントを合わせる毛様体筋は、遠くをみるとリラックス、近くをみると緊張する。
    一時間に一度は遠くを見るようにしましょう。
  • 寝るときの携帯電話の使い方
    枕を高くして、体を起こして目の正面で見るようにする
    寝たままで携帯電話を使うと、回旋(外回旋)という動きをして目が疲れてしまう。
  • 暗いところではパソコンの後ろに照明を置く
    周りが明るいと光の量を減らすために瞳を小さくする
  • 子どもにタブレット端末を使わせる場合には、書見台に固定する
    距離を一定にするため
  • お風呂に入ったら熱いタオルで目を3分温める
    目の筋肉のこりを和らげることができる
  • 仕事中(まだ目を使うとき)は目を冷やす
  • 寝る前は眼の筋肉を温め、目の筋肉をほぐす

→ 目の疲れ について詳しくはこちら。

→ 眼精疲労 について詳しくはこちら。

→ 目のくま解消法では、蒸しタオルケアを紹介しています。

【関連記事】

<やってはいけない目に悪いこと>

  • 目は水風船みたいなものなので、絶対に押してはいけない。
    目に強い衝撃を与えると網膜剥離のおそれがある。





老眼

  • 近くのものがぼやけて見えづらくなる
  • 老眼は水晶体の変化で起きる。
    近くを見る=水晶体が太くなる
    遠くを見る=水晶体が細くなる
    水晶体が硬くなる→老眼
    水晶体が白くなる→白内障
  • 調節不全
    目を酷使することで目のピント調節ができなくなる
  • 老眼チェック
    目から離してみて、目からの距離が30cm以上(または40cm)の場合、老眼の可能性あり。

<老眼対策>

  • 外出するときサングラス(UV対応)をする
    紫外線が当たり続けると、目の中の水晶体がだんだん動きにくくなる。
    水晶体は、紫外線を吸収し網膜を守っている
    老眼対策に適したサングラスは、色の薄いサングラス。
  • 老眼が進行しないように見るものによって、2種類の老眼鏡を使い分ける
    パソコンを見るとき→度の弱い老眼鏡
    パソコンより近い距離を見るとき→度の強い老眼鏡
  • 青魚を食べる
    DHA・EPAなどの抗酸化物質が老眼対策に期待できる。
    網膜や水晶体は酸化ストレスで酸化するので、抗酸化物質を摂るとよい


ドライアイ

  • 目を覆う涙が乾燥する病気
  • 乾くと表面に細かい傷ができるシステム
    傷から菌が入り込んで角膜炎、悪い場合は角膜移植が必要になることがある
  • ドライアイチェック方法
    10秒間まばたきを我慢できなければドライアイの可能性あり
  • 1.涙の量が少ない、2.涙の質が悪い
    マイボーム腺からの脂の分泌が悪いと、すぐに水分が蒸発してしまう

<ドライアイ対策>

  • 寝る前にどんなに疲れていてもメイク落としをする
    アイラインやアイシャドウがついていると、マイボーム腺が詰まってしまうため
  • 目薬をさしたあと、まばたきしない
    涙は瞬きで鼻へ流れていく
    2滴以上ささない
  • 意識してまばたきをしっかりする

【関連記事】

→ 目の病気(目の病気・症状チェック) について詳しくはこちら







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ドライアイの目薬(点眼薬)に新しい成分(人工涙液・ヒアルロン酸ナトリウム・レバミピド・ジクアホソルナトリウム)|ドライアイの治療

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ドライアイ用の点眼薬に新しい成分が増えたそうです。




【目次】

■ドライアイの目薬(点眼薬)に新しい成分

Don't cry my love

by Axel Naud(画像:Creative Commons)

涙不足のドライアイには点眼薬 新成分で効果期待

(2016/2/7、日経ヘルス)

●人工涙液

涙を補うためのナトリウムとカリウムを溶かした涙に近い成分の目薬。

防腐剤が入っていないものがよい。

●ヒアルロン酸ナトリウム

目に潤いを与えることで粘膜の荒れを治す。

ヒアルロン酸といえば、保水性が高いことで化粧品に用いられる成分ですが、これを目薬に活用することで、粘膜の荒れを治すそうです。

●レバミピド

胃潰瘍薬として用いられてきた成分で、ムチンの産生を促し、粘膜の荒れを改善する。

【主治医が見つかる診療所】レンコンのムチンで免疫力アップ|レンコンパウダーの作り方・レシピによれば、ムチンとは、口、胃、腸などの粘膜の表面を覆っている粘液に多く含まれる成分です。

どうして目が乾くの?|涙の分泌量が減少したり、涙の質が悪くなる原因によれば、目の表面を覆う涙は、外側から、「油層(被膜として水分の蒸発を防ぐ)」、「水層(栄養分と水分を含む)」、「ムチン層(角膜表面に直接触れる)」の3層構造になっており、それぞれに役割があります。

●ジクアホソルナトリウム

目の表面の面膜とムチンを産生する細胞に働きかけ、ムチンを含む涙液の分泌を促す。粘膜の荒れも改善する。

「目薬後に目をパチパチ」は間違い!?目薬の点眼方法、不適切が9割超|正しい目薬のさし方とはによれば、正しい点眼方法についてのポイントは2つ。

●目薬は一度に一滴でよい

目薬は1度に2滴以上さした方が効果的だと考えている人が多いようです。

しかし、1滴の量は目の中にためることができる量にあわせているため、それ以上さしても目の外にあふれてしまうので、効果が高くなることはないそうです。

●しばらくの間、目頭を押さえながら目を閉じる

薬が鼻やのどに流れ出てしまわないように、目頭を押さえながら目を閉じましょう。




■ドライアイ改善方法・予防

ドライアイで光がまぶしいという症状にならないためにも、しっかりと、ドライアイ予防が重要になってきます。

そこで、ドライアイの改善方法・予防についてまとめました。

スマホやパソコンをよく見ている人は、定期的に目を休める。

遠くを見たり、目を動かして目の緊張を和らげる。

まばたきの回数を意識的に多くする。

「20-20-20-20」という眼精疲労回復エクササイズは、20分おきに20フィート(約6メートル)離れたところを20秒間見つめながら、20回連続で瞬きをすると疲れ目に良いそうです。

【関連記事】

蒸しタオルで目を暖め血行をよくする。

温かいおしぼりをまぶたに乗せて、目を温めることで涙の成分のうち脂分が出やすくなり、目の表面の保湿効果が高まります。

【関連記事】

目の周囲をマッサージする。

目の周りの皮膚は非常に薄く、刺激を与えすぎるといけないので、目のクママッサージを参考にしてみてください。

→ 目のクママッサージ について詳しくはこちら

睡眠を大事にする

睡眠不足など生活習慣の乱れにより、涙の分泌量が少なくなるため、ドライアイになることもあります。

ドライアイに効くツボ

風池(ふうち):頭蓋骨の最も下側でくぼんでいるところ。(うなじのくぼんだ所あたり)

  • 親指で頭の中心に向かって押します。
  • 左右同時に5秒間押して離すを5回。
  • 額をテーブルにつけて押すと力が入りやすい

頭の血行を促し、頭痛目の疲れ・ドライアイを解消してくれるそうです。

【関連記事】

目薬を利用する。

ドライアイの症状がひどい場合には、ドライアイ専用目薬を利用しましょう。

但し、乾燥が気になっても、市販の目薬を頻繁に差すことは、くれぐれも習慣化しないように気をつけてください。

防腐剤などの刺激で症状が悪化することもあるそうです。

防腐剤の入っていない『人工涙液』を選ぶことをお勧めします。
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部屋の湿度を保つ

部屋の湿度が下がると、ドライアイになるリスクが高くなるので、加湿器などを利用して、部屋の湿度を保つようにしましょう。

また、エアコンの風が直接当たらないように気を付けてください。

コンタクトレンズの正しい利用をする

コンタクトレンズを使用する際には、使用上の注意を守り、ドライアイの症状がひどい場合には、コンタクトレンズ専用目薬を利用してください。

アイメイクに気をつける。

最近は、目を大きく見せるための「ぱっちりメーク」が流行っていますが、マイボーム腺がふさがれ、油が分泌できなくなることがあります。

ドライアイにならないためにもメーク落としをしっかりと行なうことが重要です。

食事・栄養に気をつける。

目や身体の血流をよくするよう食事に気をつけ、健康補助食品(カシスルテインブルーベリー)などを利用してみてはいかがでしょうか。

ドライアイにならないためにも、普段から目に優しい、つまり、あなた自身に優しい生活習慣をするようにしてください。

→ カシス(アントシアニン)の健康効果 について詳しくはこちら

→ ブルーベリー(アントシアニン)の健康効果 についてはこちら

→ ルテインの健康効果 について詳しくはこちら

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■まとめ

ドライアイとは、何らかの原因によって、眼を保護する涙液が不足したり、涙の質の異常が起こることで、眼の表面が乾いてしまう症状の病気です。

ドライアイの点眼薬に新しい成分が使われるようになったことで、ドライアイで悩む人が減るといいですね。

→ ドライアイの症状・原因・治療 について詳しくはこちら

→ 目が痛い(コンタクトレンズによる目の痛み) について詳しくはこちら

→ 目の病気・症状 一覧 について詳しくはこちら







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