by Charlie Marshall(画像:Creative Commons)
(2010/3/4、読売新聞)
中高年世代には懐かしいフラフープ。
「ダイエットなどにも効果が高い」と欧米でブームになり、最近、日本でも注目が高まっている。
ダイエット効果が高いと、フラフープに注目が集まっているそうです。
タレントのスザンヌさんもフラフープを仕事の前後や待ち時間に回しているのだとか。
おなか回りに肉がつきにくくなり、ウエストのくびれもはっきりしてきた。
「全身の筋肉をバランスよく使っている感じ。
ただやせるのではなく、しなやかな筋肉質になるのが理想です」
■フラフープの健康効果
フラフープ教室を開く「フープ東京」(東京都新宿区)代表のアユミさんは「フラフープは10分間で100キロ・カロリー前後を消費するとされています」と説明する。
ジョギングを上回るほどの運動量だ。
「長く回しても苦しくならず、無理のないダイエットが可能です」。
背骨や骨盤に接した体の深部にある筋肉が鍛えられるため、続けることで基礎代謝が上がり、やせやすい体になるそうだ。
水平に回すには、腹筋と背筋をバランスよく使う必要があり、自然に姿勢も良くなる。
スクワットなど別の動きを組み合わせたり、回転速度を上げたりすれば、運動量もアップする。
腕や脚で回す技もあり、「体力や、鍛えたい部分に合わせて楽しめます」とアユミさん。
整体師でもあるインストラクターのマジュさんは「腰回りの筋肉が鍛えられ、骨盤内の仙腸関節の動きも滑らかになるので、腰痛予防などの効果が期待できます」と指摘する。
仙腸関節は、骨盤の中心部にある仙骨と両脇の腸骨をつなぐ関節。
動きが悪くなれば、腰痛をはじめ、さまざまなトラブルが生じる。
<中略>
便秘が改善したという人も多いそうだ。
松生クリニック(東京都立川市)の松生恒夫院長は「フラフープに限らず、腰を動かす体操などは、腸内の空気を移動させ、便通を促します」と解説する。
フラフープの健康効果についてまとめてみます。
●ダイエット
10分間で100kcal前後を消費する。
背骨や骨盤に接した体の深部にある筋肉が鍛えられるため、続けることで基礎代謝が上がり、やせやすい体になる。
水平に回すには、腹筋と背筋をバランスよく使う必要があり、自然に姿勢も良くなる。
●腰痛予防
腰回りの筋肉が鍛えられ、骨盤内の仙腸関節の動きも滑らかになる。
●便秘改善
腰を動かすことにより、腸内の空気を移動させ、便通を促す。
→ 便秘とは|即効性のある便秘解消方法(ツボ・運動・マッサージ・食べ物)・便秘の原因 について詳しくはこちら
最後に、フラフープのやり方のポイントが紹介されていました。
〈選び方〉フープの直径は1メートル前後。床に立てた高さがおへその上下10センチぐらいが目安。重さは500グラム~1キロ。重い方が運動効果は高いが、重過ぎはケガの原因に。
〈回し方〉〈1〉ウエストの位置でフープを両手で水平に持つ。両足は肩幅に開く〈2〉左足を半歩前へ(左に回す場合)〈3〉フープを前にずらし背中につける=写真〈4〉右手でフープを左方向に押し出す〈5〉フープの速さに合わせて腰を前後に動かす。右に回す場合は左右逆に。
〈ポイント〉腰は回さず、おへそを突き出しては引っ込める要領で。水平に回らないときは、下がっている方の力が弱い。前なら腹筋、後ろなら背筋を意識する。
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