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カロリーの摂り過ぎが脳を狂わせる可能性=研究

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by sean dreilinger(画像:Creative Commons)




カロリーの摂り過ぎが脳を狂わせる可能性=研究

(2008/10/3、ロイター)

過食は脳を混乱させてさまざまな損傷を引き起こし、糖尿病や心臓病その他の疾患の原因をつくる可能性があるとの研究結果が2日発表された。

食べ過ぎ・肥満によって、脳が混乱し、さまざまな損傷を引き起こすことで、糖尿病や心臓病などの病気を起こす可能性があるとの研究結果が発表されたそうです。

[今まで]

食べ過ぎ・肥満 → 糖尿病・生活習慣病・心臓病

[今回の研究結果]

食べ過ぎ・肥満 → 脳の混乱による様々な損傷 → 糖尿病などの病気

いままでは、肥満が直接的に糖尿病や生活習慣病の原因だと思っていましたが、今回の研究結果によれば、食べ過ぎ・肥満によって、脳内で通常は休止状態にある免疫システムの経路が稼動し、実在しない侵入者を攻撃・破壊するため免疫細胞が送り出されることで損傷を起こし、それが糖尿病や心臓病その他の疾患の原因を作る可能性があるということのようです。

病気にならないためにも、まずは食べ過ぎをやめましょう。







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前兆を見逃すな!糖尿病・脳卒中治療最前線まとめ

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by Sanna R(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 糖尿病 > 前兆を見逃すな!糖尿病・脳卒中治療最前線




2008年10月5日放送された「前兆を見逃すな!糖尿病・脳卒中治療最前線」(テレビ朝日系)では、糖尿病研究の世界的権威である東京大学の門脇孝教授を迎え、生活習慣病のメカニズムと最先端の治療法を特集がありましたので、内容をまとめてみました。

●日本人を含めアジア人は、すい臓から分泌されるインスリンの量は欧米人の2分の1である。

糖尿病がひどくなると、合併症を引き起こす。

糖尿病の合併症の中でも、3大合併症といわれるのが、糖尿病腎症、糖尿病網膜症、糖尿病神経障害です。

メタボリック・糖尿病の最新治療法として注目されているのが、善玉ホルモンのアディポネクチンである。アディポネクチンはインスリンの働きを助け、正常時は4.1~18.9である。

→ アディポネクチンを増やす方法 について詳しくはこちら

肥満と糖尿病の関係としては、脂肪細胞が膨らむと、アディポネクチンの量が少なくなり、肥満になると考えられており、そこで、アディポネクチンの量を増やすことができれば、肥満を予防できると考えられる。

●さらに、糖尿病の最新治療として注目されているのが、「オスモチン」。

オスモチンもアディポネクチンと同じ働きを持ち、きゅうり、トマト、ピーマンなどに含まれている。

●人工すい島作製計画。

すい島とは、ランゲルハンス氏島とも呼ばれ、すい臓でインスリンを分泌する組織である。

このすい島を人工的に作ろうとするのが、現在の最新治療として注目を集めている方法。

●メタボリック→動脈硬化症→脳梗塞

●頸動脈狭窄ステント法-脳梗塞を予防する最新治療・手術法(大木隆生医師)

足の動脈からカテーテルを挿入し、頸動脈まで伸ばし、プラークを傷つけないように、カテーテルをプラークの先のほうまで伸ばす。

そこで、フィルターを開き、万が一プラークが剥がれたときのためのリスクヘッジを行う。

その後、ステントを挿入し、プラークの部分で、ステントを開き、血管を押し広げる。

難しいところは、プラークを傷つけないようにカテーテルを伸ばすこと。

手術は、局所麻酔。

病変が高いと、内膜剥離術は、難しい。

手術後の患者さんの感想を聞くと、目が見えやすくなり、呂律が回るようになる。

それは、狭窄がなくなったためによるものの効果のようだ。

●脂肪分を蓄える遺伝子を門脇教授は倹約遺伝子と名付けた。

この倹約遺伝子を、モンゴロイド系がコーカソイド系よりも多く持つそうだ。

●門脇教授によると、今後、糖尿病の治療は、その人の体質に合わせた予防法・治療法の時代に移っていくだろうとのことでした。

→ 糖尿病の症状(初期症状)チェック について詳しくはこちら







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ナルトビエイにメタボ改善効果|脂肪肝やコレステロール濃度を改善する作用|佐賀大

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「漁の敵」ナルトビエイにメタボ改善効果 佐賀大発見

(2008/9/8、朝日新聞)

有明海の高級二枚貝タイラギやアサリを食い荒らし、沿岸4県が駆除しているナルトビエイに、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を改善する成分が含まれていることが、佐賀大農学部の柳田晃良教授(食品栄養化学)の研究でわかった。

<中略>

柳田教授は5年ほど前、県の水産機関の研究員からナルトビエイの食害について聞き、「何か有効利用できないか」と相談を受けた。ナルトビエイはたんぱく質が多く、成分にどのような機能があるか研究を始めた。その結果、脂肪肝コレステロール濃度を改善する作用があることを発見したという。

佐賀大農学部の柳田晃良教授の研究によれば、タイラギやアサリを食い荒らし「漁の敵」ともいわれるナルトビエイにメタボリックシンドロームを予防・改善する作用があることが確認できたそうです。

肥満糖尿病のモデルラットにナルトビエイのペプチドが含まれたエサを3週間与えてやる実験をしたところ、肝臓の脂肪とコレステロールの量が2割ほど減ることを確認し、メタボリック症候群を予防、改善する作用があることが確認できたそうです。

→ メタボリックシンドローム について詳しくはこちら







【参考リンク】

メタボ改善の救世主「ナルトビエイ由来ペプチド調製品|PDF

narutobiei

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将来不安を感じる病気1位は「がん」、4割以上の20代が「うつ病」を不安視

Anxiety

by Mateus Lunardi Dutra(画像:Creative Commons)

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将来不安を感じる病気1位は「がん」、4割以上の20代が「うつ病」を不安視

(2008/9/22、マイコミジャーナル)

同調査によると、将来的に不安を感じる病気についての質問では、「がん」の回答が76.7%が最も多く8割近くを占め、次に「脳卒中」(50.6%)、「心筋梗塞」(49.6%)、「糖尿病」(36.1%)の順となり、いわゆる生活習慣病系の病気が続く結果になった。年代別では20代の「うつ病」が45.0%とほかの年代に比べて非常に多く、近年、若い世代におけるうつ病の増加が指摘されることもあるせいか、うつ病になることを不安視している若者がかなり多いことが伺えるという。

将来、不安に感じる病気第1位は「がん」だったそうです。

  1. がん 76.7%
  2. 脳卒中 50.6%
  3. 心筋梗塞 49.6%
  4. 糖尿病 36.1%

その次に続くのが、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病と生活習慣病関連の病気が並ぶ結果となりました。

20代の45%は「うつ病」になることを不安に思っているようです。

年代によって不安に思う病気は違うとは思っていましたが、若い世代のうつ病になることの不安がこれほどまでとは思いませんでした。







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コレステロール基準値巡り論争 専門医・研究者の間でも意見が分かれる

Arguments

by Jeff Eaton(画像:Creative Commons)

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コレステロール基準値巡り論争

(2008/9/12、読売新聞)

LDLコレステロール値140以上の場合を脂質異常症とした診断基準について、大櫛(おおぐし)陽一・東海大教授(医学情報学)は、全国70万人の健診データなどをもとに「心臓病が増えるのは、数値が190以上の場合であり、基準には根拠がない」と批判した。

これに対し、寺本教授は「LDLがそれほど高くなくても、糖尿病などを併せ持つ場合は心臓病の危険が高まる。そうした人を見つけ出すための基準値」と説明した。大櫛教授は「糖尿病を併発する場合でも、LDL値140以上で心臓病の危険が高まるというデータはない」と反論した。

日本脂質栄養学会でシンポジウムが行われた中で、高コレステロールの診断基準値の妥当性について、診断基準の作成にあたった専門医と、その基準に疑問を持つ研究者の間で、コレステロールの基準値を巡り、論争が繰り広げられたそうです。

専門医や研究者などの専門家の間でも、コレステロールの基準値に関しては、問題があるようです。

コレステロールに関しては、生活習慣病を予防するためにコレステロール(特に悪玉コレステロール)を下げるにはどのようにしたらよいかを伝えるテレビ番組がある一方で、コレステロールの摂取制限は必要ないという提言が行われていたりと、様々な議論が起きています。

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