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ビタミンDが不足している女性は太りやすい!?

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by Bailey Weaver(画像:Creative Commons)




新発見!ビタミンD不足している女性は太りやすい

(2009/2/17、新華通信社)

アメリカの研究者が先ごろ発表した最新の研究結果によると、ビタミンDが不足している女性は肥満症になりやすいという。

記事で紹介されている研究結果によると、ビタミンDが不足している女性の方がビタミンDが足りている女性に比べて、体重が重かったそうです。

ビタミンDが不足している女性が太りやすいという仮説については、次のように紹介しています。

これまでの研究により、ビタミンDがレプチンを生成するのに必要な栄養素だということが明らかになっている。

レプチンとは食欲を抑えるホルモンの一種で、レプチンの働きにより人は満腹感を感じ、食べるのをやめると考えられている。

ビタミンDが不足すると体内でレプチンの量が減少し、食欲が出て太りやすくなると考えられる。

ビタミンDが不足すると、食欲を抑えるホルモンであるレプチンの量が減少するため、食欲が出て、肥満になりやすいということなのだそうです。

今後の研究に注目したいですね。







食べても太らない体にできる酵素が発見される




食べても太らない体にできる酵素が発見される

(2009/3/16、GIGAZINE)

脂肪のコントロールをする役割を持つ酵素が発見され、肥満や糖尿病、心臓病などを防ぐ鍵になるのではないかと考えられているそうです。

この酵素を操作すると、食べても食べても太らないという、一部の人間からは非常にうらやましがられるタイプの体になれる可能性もあるようです。

詳細は以下から。
Fat enzyme explains why some people don’t get flabby – Telegraph

ウエスト付近の皮膚下にエネルギーを溜め込むかどうか決定する酵素「MGAT2」を失ったマウスが、高脂肪の食事をしても体重過多にならないことが科学者によって発見されたそうです。

また、MGAT2のないマウスは耐糖能異常にならず、肝細胞に脂肪がつかなかったとのこと。

MGAT2はマウスと人間に共通してある酵素MGATのひとつで、薬によって行動を抑えて肥満に対処できるのではないかと考えられているそうです。

この記事によると、脂肪のコントロールをする役割を持つ酵素が発見されたそうです。

つまり、この酵素をコントロールすると、どんなに高脂肪な食事をしても、肥満にならないということですね。

肥満にならないということは、糖尿病メタボリックシンドローム、心臓病などを予防することもできる可能性があるとも言えるかもしれません。

今後の研究に注目したいですね。







肥満はなぜ体に悪いのか/腸内細菌と病気の関係|理研の科学講演会

Dental assisting grads May 2015 08

by University of the Fraser Valley(画像:Creative Commons)




理研が科学講演会 メタボの最新研究成果を紹介

(2009/3/10、産経新聞)

健康科学の最前線を伝える理化学研究所の科学講演会が東京都内で開かれ、生活習慣と病気の関係や、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)などに関する最新の研究成果が紹介された。

理化学研究所による科学講演会が行われていたそうで、生活習慣と病気やメタボリックシンドロームに関する最新の研究成果が紹介されていたそうです。

■肥満とメタボ

 国立国際医療センター研究所の春日雅人所長は「肥満はなぜ体に悪いのか」というテーマで、脂肪細胞の働きとメタボリックシンドロームの関係を紹介した。

 中性脂肪を蓄える脂肪細胞が肥大化して肥満になると、インスリンの働きが悪くなり、糖尿病や高脂血症になりやすい。生活習慣の改善で肥満を解消することがメタボ対策として重要だという。

肥満になると、インスリンの働きが悪くなり、糖尿病高脂血症になりやすくなるそうです。

つまり、糖尿病や高脂血症を予防するには、肥満を改善することが重要だといえます。

また英国で最近、「メタボのなりやすさは胎児の時期に決まる」という興味深い研究がまとまった。

胎児期の栄養不足により、出生時の体重が2500グラム以下の低体重の子供は、高率でメタボを発症するという。

メタボのなりやすさは胎児の時期に決まるという研究があるそうです。

胎児のときの栄養の与え方を正しくすることによって、将来メタボになる可能性を低くすることができるかもしれないということですね。

春日氏は「日本では低体重の子供がこの10年間で倍増している。

20代のやせた女性が増えていることが一因とみられ、メタボが今後、増加する危険性が高い」と指摘した。

20代女性にやせている人が増えたこと、そして低体重の子供が増えていることなどから、今後、メタボが増加する可能性があるそうです。

■腸内細菌と便

理研バイオリソースセンターの弁野義己・微生物材料開発室長は、腸内細菌と病気の関係を説明した。

弁野氏によると、腸内細菌のバランスが崩れて悪玉菌が増えると、腸内に有害な腐敗物質がたまりやすくなり、便が臭くなる。

最近、若い世代でこうした傾向の人が増えている。

肉類中心の偏った食事や運動不足、ストレスなどが原因だという。

理想的な便は、ほどほどの硬さで、においは少なめ、黄色か黄褐色で重さ300グラム以上、長さ20センチ前後で太さはバナナ大。

ヨーグルトなどの発酵乳製品を食べると、理想に近づくという。

記事によれば、若い人の間で、肉食中心の生活や運動不足、ストレスなどによって、腸内細菌バランスが崩れ、悪玉菌が増え、腐敗物質がたまり、便がくさくなっている人が増えているそうです。

弁野氏によれば、この状態を改善するために、ヨーグルトなど発酵食品がおすすめなのだとか。

こうした最新研究成果はわくわくします。







緑茶に含まれるカテキンに歯周病予防効果の可能性|九州大学

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by ajari(画像:Creative Commons)




緑茶に歯周病予防効果の可能性、九州大学が発表

(2009/3/12、AFPBB)

抗がん作用があると言われる緑茶に、歯周病を防ぐ効果もありそうだ。

九州大学の研究チームが学術誌「Journal of Periodontology」で発表した。

九州大学の研究チームによれば、緑茶には、歯周病予防効果があるそうです。

緑茶に含まれるカテキンに抗炎症作用があるかもしれないとのことです。

緑茶の健康効果については、様々な研究が行われています。

緑茶の原料となるチャ樹の研究は世界的に行われており、歯周病予防以外にも、動脈硬化肥満糖尿病、うつ病、頭痛、がんなどの予防に効果があると言われている。

緑茶の健康パワーには今後も注目したいですね。







歯周病

歯周病とは|歯周病(歯肉炎と歯槽膿漏)の症状・原因

歯周病を予防する方法(歯磨き・歯ブラシ)

歯周病は糖尿病の合併症の一つ!?糖尿病と歯周病の関係

肥満の女性が減量のため脳の手術、米国で2例目

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by Thomas Leuthard(画像:Creative Commons)




肥満の女性が減量のため脳の手術、米国で2例目

(2009/3/10、ロイター)

米ウェストバージニア州に住む2児の母親(60)が減量のため、脳の手術を行った。

同手術を受けたのは、米国で2人目という。

この女性は先月、ウェストバージニア大学病院が行った臨床試験に参加。

神経外科医たちが女性の脳に穴を開け、電気を用いて空腹と満腹の感覚を制御した。

女性は手術後1週間で1.4キロ体重が減ったと説明し、「食事をするとすぐに満腹になる」と述べた。

肥満の人が減量するために、胃を小さくする手術をするということは聞いたことがありましたが、減量のために脳の手術をしたというニュースは初めて聞きました。

記事によれば、減量のために脳の手術を行ったのは、2例目だそうです。

手術の方法は、脳に穴を開け、電気を用いて空腹と満腹の感覚を制御するという方法なのだそうで、手術を受けた女性によると、食事をすると、すぐ満腹になるそうです。

今後減量のために脳の手術を行うことが主流となるのでしょうか。

それにしても、手術方法を聞いた限りでは、なんだか怖い手術です。

このような手術を受けないで済むよう、しっかりと自分をコントロールして、ダイエットしたいですね。