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2012年に飲酒が原因で発生した新規がん患者は70万人以上で、がん死者も約36万6000人に上る|国際がん研究機関(IARC)

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by Travis Wise(画像:Creative Commons)

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■2012年に飲酒が原因で発生した新規がん患者は70万人以上で、がん死者も約36万6000人に上る|国際がん研究機関(IARC)

飲酒によるがん死者、2012年に36万人 国連機関調査

(2016/11/3、AFP)

仏パリ(Paris)で開催の「世界がん会議(World Cancer Congress)」で2日、2012年に飲酒が原因で発生した新規がん患者は70万人以上で、がん関連の死者も約36万6000人に上るとする調査データが発表された。

国連(UN)の国際がん研究機関(IARC)は、2012年に飲酒が原因で発生した新規がん患者は70万人以上で、がん関連の死者も約36万6000人にのぼるという報告書をまとめました。




■飲酒とがんの関係

アルコールと最も強い関連性が認められたのは乳がんの新規診断例で、アルコールに起因する全がん症例の4分の1以上を占めていた。次いで関連が強かったのは大腸がんで、全体の23%だった。このことについてシールド氏は、特に乳がんでは「発症リスクが(アルコールの)摂取量とともに増加する」ことは明らかだと述べた。

 アルコールとがんによる死亡との関連について評価した結果では、食道がんで最も関連性が強く、次いで大腸がんが続いた。

飲酒は60以上の病気やケガの原因になりうる-WHOによれば、アルコールが肝臓で分解されてできるアセトアルデヒドは発がん性のある物質で、さらに酢酸に分解されるが、その過程で唾液中にも高濃度で分泌されます。

また、アルコール依存症の患者に食道がんや口腔がんが多いことが知られ、WHOは大腸がん乳がんにも関係しています。

世界保健機関(WHO)の専門組織であるIARCは、アルコール飲料を「グループ1の発がん性物質」に分類している。

飲酒はがんの原因なのか?|肝臓がん・大腸がん・食道がん・乳癌(閉経後)・口腔がんのリスクが高くなるによれば、最近の国際的な評価では、アルコールが直接触れる消化管(口腔・咽頭・喉頭・食道)、アルコールを代謝する肝臓、そして女性ホルモンの影響が大きい乳房のがん、大腸がんのリスクが確実に高くなるとされています。

また、日本におけるアルコールによるがんのリスクは、2008年7月現在、肝臓、食道、大腸については「確実」と判定されています。

アルコールのがんのリスクに対する国際的な評価と日本の評価では分かれる点もあるようですが、肝臓、食道、大腸については共通した意見のようです。

【参考リンク】







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【飲酒とがん 関連記事】

デスクワークの危険性とは?散歩しながら会議しよう!

Minister Sikorski meets EP President Jerzy Buzek 03

by Ministry of Foreign Affairs of the Republic of Poland(画像:Creative Commons)




誰もがすれば安全? 喫煙にも似た「座りすぎ」の危険性

(2013/3/5、WIRED)

「職場で椅子に腰掛けている時間は長すぎる。特に会議の場ではそれが顕著だ」というマーチャント氏は、CADソフトウェアメーカーであるオートデスク社の元幹部だ。

そんな同氏によると、人が座って過ごす時間の長さは一日平均9.3時間にもなり、平均睡眠時間の7.7時間よりも長いという。

そして長い時間を座って過ごすライフスタイルを続けていると、乳がんや結腸がんのリスクがそれぞれ10%増加するほか、心臓病のリスクは6%、II型糖尿病のリスクは7%高まるという。

座っている時間が睡眠時間よりも長いということを改めて言われるとハッとしますね。

そうした長時間イスに座っている生活を続けていると、乳がんや結腸がん、心臓病、2型糖尿病のリスクが高まるそうです。

また、長時間イスに座っているのは、健康に良くないらしいによれば、長時間座る習慣を続けていると、

  • 肥満糖尿病、心臓病、ガンなどのリスクが高まる
  • ウエストが太くなる
  • 血圧や血糖値の数値が悪くなる

そうです。

座り続けることの健康への悪影響が話題になることで、オフィス機器メーカー各社はスタンディングデスク(立ち机)を提案するところが増えています。

【関連記事】

そして、今回の記事では、「ウォーク&トーク・ミーティング」という会議室やカフェなどでのビジネスミーティングをやめ、散歩をしながら会議を行う方法を提案しています。

歩きながら会議をするということを実践している日本の企業もありましたが、実際外の空気を吸って街の景色を見ながら会議するというのは面白い試みだと思います。

新たなひらめきが生まれるかもしれません。






【関連記事】

ピンクリボンキャンペーン2017|乳がんの早期発見のため乳がん検診を受けましょう

Pink Ribbons

by Clyde Robinson(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 乳がん > ピンクリボンキャンペーン2017|乳がんの早期発見のため乳がん検診を受けましょう




10月はピンクリボンキャンペーン月間。

乳がんの早期発見、診断、治療の重要性を呼びかけています。

今年も、乳がん検診啓発のため、全国各地で建造物がピンク色にライトアップされたり、ウォーキングが行われると思います。

乳がんの早期発見・早期治療のため、乳がん検診を受けるようにしてくださいね。

→ 乳がんの症状・原因・検査・予防法 について詳しくはこちら







【関連記事】

#乳がん 闘病中の #小林麻央 さんの心残りは抗がん剤治療の前にカットした髪を「#ヘアドネーション」しなかったこと

Untitled

by transp(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 乳がん > 乳がん闘病中の小林麻央さんの心残りは抗がん剤治療の前にカットした髪を「ヘアドネーション」しなかったこと




ヘアードネーション

(2016/10/20、小林麻央オフィシャルブログ)

http://www.jhdac.org

髪の毛を寄付するヘアードネーション。

抗がん剤を始める前に
長い髪を切ったとき、
思い立てばよかった。。。
これが、いつも、心残りで残念なのです。

乳がん闘病中の小林麻央さんは自身のブログで、抗がん剤治療を始める前に長かった髪をカットしましたが、その髪を「ヘアドネーション」で寄付しなかったことが心残りだと書かれています。

乳がんの告知を受けた後は考える余裕もなかったでしょうから、こうしてヘアドネーションのことを書くことで知らなかった方が知るようになることだけで十分だと思います。

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■ヘアドネーションとは

水野美紀さんが髪を切ったワケ 「日常の中でできる寄付、すてき」

(2016/4/12、withnews)

ヘアドネーションは、小児がんなどの病気やけがで、髪が少なくなったり生えなくなったりした子どものために、寄付された人毛でウィッグ(かつら)をつくり、無償で提供する活動です。1990年代にアメリカで普及し、日本ではNPO法人Japan Hair Donation&Charity(JHDAC=ジャーダック)が2009年9月に始めました。

<中略>

寄付する髪は、31センチ以上の長さがあれば、くせ毛や白髪交じりでも可。パーマやカラーをしていても、極端なダメージがなければ寄付できます。全国に800店以上の賛同美容室があり、特典が受けられる店もありますが、切り方など条件を守れば、行きつけの美容室や自宅で切って郵送することもできます。

ヘアドネーションとは、病気やけがで髪の毛の悩みのある子供たちのために、寄付された髪の毛でウィッグを作り、無償で提供する活動です。

寄付する髪は31センチ以上の長さがあればよいそうです。

切り方など条件を守れば、行きつけの美容室や自宅で切って郵送することもできるそうです。

■ヘアドネーションの流れ

What Happens When You Donate Your Hair?

■ウィッグ1体に必要な髪の毛の量や制作に必要な日数

ウィッグ1体に必要な髪の毛は20~30人分。JHDACには毎日50~100人分の髪の毛が届きます。長さ別に仕分け、髪質や髪色を均一にする科学処理のため工場に送られます。この処理だけで半年~1年。頭の採寸をしてウィッグを製作するまでさらに50日ほどかかります。すべての事務や作業を、JHDAC事務局長の渡辺貴一さん(45)ら数人でやっており、人手が足りていません。ウィッグを申し込んでから提供まで2~3年かかる状態で、現在約90人の子どもたちが提供を待っています。

『フルオーダーメイドの医療用ウィッグ』1体に必要な髪の毛は20~30人分で、髪の毛を長さ別に仕分け、髪質や髪色を均一にする化学処理だけで半年~1年かかるそうです。

また、頭の採寸をしてウィッグを製作するまでさらに50日かかるそうです。

現在医療用ウィッグを約90人の子供たちが待っているそうですが、全ての作業を数人で行なっているため、人手が足りておらず、出来上がるまで2から3年かかる状態なのだそうです。

【参考リンク】

Japan Hair Donation & Charity(通称 JHDAC ; ジャーダック)は、頭髪の悩みを持つ18歳以下の子供たちに、100%寄付された髪の毛を使って『フルオーダーメイドの医療用ウィッグ』を作り、無償でプレゼントしている、日本で唯一の特定非営利活動法人です。







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KISSの元ドラマー、男性でも乳がんになると注意促す

KISS Band Member Cupcakes

by Clever Cupcakes(画像:Creative Commons)

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キッスの元ドラマー、男性でも乳がんになると注意促す

(2009/10/22、ロイター)

米ハードロックバンド「キッス」のオリジナルメンバーで、昨年乳がんの手術を受けたピーター・クリスさん(63)が、10月の「乳がん月間」に合わせ、男性でも乳がんになる可能性があると注意を呼び掛けている。

<中略>

男性が乳がんになるケースは女性の100分の1くらいだが、命に関わることは変わらない。

米国がん協会の推計によると、ことしの男性の乳がん発症件数は1910件に上るとみられ、乳がんで命を落とす米国人男性の数は年間約440人に上る見通しだという。

「KISS」のオリジナルメンバーで、以前乳がんの手術を受けたピーター・クリスさんが男性でも乳がんになる可能性があると注意を呼び掛けています。

男性で乳がんを意識している人はほとんどいないと思います。

乳がんとは?知っておきたいがん検診(日本医師会)によれば、

男性の乳がんは、年間の死亡数で女性の乳がんの100分の1以下のまれながん

なのだそうですが、乳がんは女性だけに限る病気ではなく、男性にも起こりうる病気なのです。

男性も乳がんの早期発見・早期治療のため、乳がん検診を受ける必要があるのかもしれません。

→ 乳がんの症状・原因・検査・予防法 について詳しくはこちら







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