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健康とダイエットのために立ち机(スタンディングデスク)はいかが?

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by Sean Hagen(画像:Creative Commons)




座ったままでパソコン作業を長年続けているとやっぱり姿勢がどうも悪くなっている気がします。

そこで、長時間椅子に座ったままだとあまり健康に良くないという記事を多く見つけました。

このブログでも長時間イスに座っているのは、健康に良くないらしいについて取り上げました。

立ったまま机に向うと快適!

(2011/1/23,LifeHacker)

なぜ、立ち机を使うんですか?

理由は2つあります。1つはカロリー消費が大きいから。もう1つは姿勢がよくなるからです。座って仕事をしていると、人間工学に基づいた高価な椅子でも、前かがみの姿勢になってしまい、呼吸が浅くなりがちです。立って作業をすると、肘から手首にかけて、体が机に対して90度になり、肩がしっかり後ろへいき、背骨がちゃんと伸びて胸が開きます。最初の段階の足の痛みや太ももの筋肉痛を除けば、とてもいい気分です。

ダイエットの観点からみると、ちょこちょこ動くことがダイエットに効果的だということがわかっています。

カロリー消費を増やすためにも、長時間座るよりも立ったままの方が何かしら動くようになり、ダイエットに効果的だと思います。

もうひとつは、姿勢です。

長時間椅子に座ると、前かがみの姿勢になります。

前かがみの姿勢になると、内臓の位置が本来あるべきところとはズレている気がします。(これはあくまで自分の実感です。)

記事の中では、呼吸が浅くなりがちとも書かれています。(自分ではわかりませんがそうなのかもしれません。)

立ち机のデメリットとしては、足が痛くなるということがあります。

その解消法としては、記事の中では、以下のような解消法が取り上げられていました。

何を履けば良いですか?

私は普通のランニングシューズを履いています。サポートがしっかりしていて快適です。時々裸足にもなりますが、そんなに長くはできません。

やわらかいマットの上に乗っていますか?

まだです。しかし、グニャグニャしたマットは注文しました。台所用の100ドルもするマットではなく、25ドルのレジや工場で使われるようなマットです。

ただ立ったままの姿勢も慣れの問題でしょうし、疲れてきたら椅子に座って休むというのをリズムにすればいいと思います。

■下肢静脈瘤|立ち続けていることへの健康への悪影響

あともう一つ、立ち続けていることへの健康への悪影響として、こうしたことも取り上げられていました。

何人かに、立ちすぎていると静脈瘤などに影響があるのでは? と心配されました。何事もやりすぎはよくないので、ずっと立ち続けているのではなく、立ったり、座ったり、歩いたり、ストレッチをしたりしています。

下肢静脈瘤の話 – ゼリア新薬

下肢(ふくらはぎ、すねなど)に、血管がポコポコ膨れていたり、浮き出て見えるようなことはありませんか?

これを下肢静脈瘤と呼びます。

下肢静脈瘤は、血液の逆流を防ぐ静脈の弁が正しく閉じなくなり、血液が逆流することによって起こる病気です。

下肢静脈瘤は、立ち仕事をしている方(美容師・調理師・店員さん)に多い病気です。

何事もやり過ぎはよくないので、約1時間おきに休むようにするなどしたいですね。

■下肢静脈瘤の予防

下肢静脈瘤の話 – ゼリア新薬

長時間の連続した立ち仕事などは避け、1時間に5から10分は、脚を心臓より高くして休憩しましょう。休息がとれない方は、足踏みをしたり、歩きまわってください。筋肉のポンプ作用で血液の流れが良くなります。

ささいなかき傷・虫さされなどが、色素沈着・下腿潰瘍の原因となります。静脈瘤のある足は清潔にし、外傷を防ぎましょう。

むくみ解消方法(食べ物・ツボ・マッサージ)|手と足のむくみの原因によれば、医療用弾性ストッキングは、足に適度な圧力を加えて余分な血液がたまることを予防し、足の深部にある静脈への流れを助けます。

医療用弾性ストッキングで、足に適度な圧力を加えて余分な血液がたまることを予防し、足の深部にある静脈への流れを助けます。

選ぶ時のポイントは「血行を促進」「段階着圧設計」と記載されているものを選ぶことです。

【関連記事】

【追記(2011/10/11)】

知的生産ワークアウト(著・奥野宣之)に立ち机について書かれていました。

立ち机は日本ではほとんど見かけないけれど、海外ではよく知られた存在です。

ゲーテやトルストイ、ヘミングウェイといった作家も使っていたし、近年では米国のラムズフェルド元国務長官が執務をすべて立ち机で行なっていることを新聞で知りました。







P.S.

定期的に運動していれば、「座る」と「立つ」に健康リスクへの差はない!?によれば、重要なことは、座ることと立つことを比べるのではなく、日常生活の運動を増やすことにあります。

ニートをしないから太る?!(森谷敏夫)|たけしのニッポンのミカタ 1月28日

今、世界各国の研究者から注目されている「ニート」とは、“ノン・エクササイズ・アクティビティ・サーモジェネシス”の頭文字を取った言葉で、日本では「非運動性熱産生」、つまり日常生活でエネルギーを消費する運動以外の身体運動のこと。実は“ニート”は、人間の1日のカロリー消費の約4割を占めるという。

家事をすると肥満予防につながる?

身体活動とエネルギー代謝 – e-ヘルスネット

近年、家事などの日常生活活動が該当する、非運動性身体活動によるエネルギー消費、別名NEAT(non-exercise activity thermogenesis)と肥満との関連が注目されています。

Levine et al., は、肥満者と非肥満者を比べると、非肥満者は歩行なども含めた立位による活動時間が、平均で1日約150分も少なかったと報告しました(図1)。

つまり、なるべく座位活動を減らして、家事などの日常生活活動を積極的に行なうことも、肥満予防のキーポイントといえます。

出典:Ravussin E. A NEAT Way to Control Weight- Science, 530-531, 307, 2005

このページによれば、肥満の人とそうでない人を比較すると、肥満の人は、立位または歩行活動が平均で1日約150分も少なかったそうです。

少しでもじっとしている時間を減らして、体を動かしましょう。

【関連記事】

歯周病と生活習慣病の関係

18/365 - Toothbrushes

by Axel Naud

> 健康・美容チェック > 歯周病 > 歯周病と生活習慣病の関係




■歯周病と生活習慣病の関係

歯周病について

(2008/9/26、フジサンケイビジネスアイ)

■最適な「角度と速度」実現 歯周病の原因 歯垢を除去

歯周病は、世界で最も多くの人が罹(わずら)っている病気といわれる。健康な人の口の中にも普通に存在する細菌によって起こる病気だからだ。口の中には、300~400種類の細菌がすんでいる。常在菌と呼ばれるこれらの細菌の多くは、自ら分泌した粘液で互いにくっつき合って増殖し、歯垢(プラーク)を形成する。酸素があっても生存できるタイプの細菌は、歯の表面で増殖して歯を溶かし、虫歯の原因になる。

一方、30~40種類の酸素を嫌う細菌は、歯と歯肉のすき間にひそみ毒素を生産し、歯周病の原因となる。歯肉が炎症を起こし、赤く腫れたり出血したりするのが歯肉炎。さらに症状が進んで、歯を支えている歯根膜や歯槽骨が破壊されるのが歯周炎だ。この2つ症状を併せて歯周病と呼ばれる。

歯周病はこれまで歯や歯茎の病気とだけ考えられていましたが、最近の研究によると、全身の健康とも深くかかわっていることで注目を集めているようです。

年齢が進むに従って、症状の進んだ歯周炎の比率が高くなり、35歳から44歳では82・5%の人が歯周病に罹患(りかん)している(厚生労働省の2005年度歯科疾患実態調査)。歯周病菌の出す毒素が歯肉や歯を支える骨を侵す作用の詳細な研究が進むにつれて、これらの毒素は、全身をめぐって糖尿病や心臓血管系の疾患など生活習慣病にも影響を与えていることが明らかになってきた。

歯周病を予防するためには、歯垢を除去することが重要なのは、皆さんもご存じのことだと思います。

記事によると、最近の研究では、死んだ歯周病菌の細胞膜自体にも毒性があることが明らかになったそうです。

歯の表面の歯垢だけでなく、歯肉の隙間の歯周病の原因となる歯垢を落とすためには磨き方にも注意が必要なようです。

→ 歯周病の症状・原因 について詳しくはこちら

→ 歯周病は糖尿病の合併症の一つ!?糖尿病と歯周病の関係 について詳しくはこちら

→ 歯周病を予防する方法(歯磨き・歯ブラシ) について詳しくはこちら







【関連記事】

歯周病

歯周病とは|歯周病(歯肉炎と歯槽膿漏)の症状・原因

歯周病を予防する方法(歯磨き・歯ブラシ)

歯周病は糖尿病の合併症の一つ!?糖尿病と歯周病の関係

#Twitter 創業者 Jack Dorsey が毎日チェックする「する/しない」リストを健康的な視点から見てみる

Jack Dorsey

by Joi Ito(画像:Creative Commons)




Twitter創業者ジャック・ドーシーが毎日欠かさずチェックする「する/しない」リスト

(2013/10/31、Lifehacker)

米メディア「the Next Web」に紹介された、Twitterの創業者で、Squareの共同設立者のジャック・ドーシー「する/しない」リストを健康的に視点からチェックしてみたいと思います。

■ジャックが「する」リストに入れている項目

●今を生きる:過去にも未来にも執着しない

今を生きているからこそ、今なお積極的に新しいサービスに取り組んでいるのでしょうね。

 

●弱味を見せる:自分のミスや恐怖を人に見せると、他人と仲良くなりやすい

リーダーというのは、弱みを見せないようにするものだと思っていました。

ただ、この感覚が世間に対する「共感」を忘れず、新しいサービスにも活かされているのかもしれません。

 

●レモン水と赤ワインだけを飲む

レモンからビタミンCを、赤ワインからはポリフェノールを摂取しているということでしょうか。

 

●毎日20回のスクワットを6セット、3マイルのランニング

毎日運動(スクワット・ランニング)をしているそうです。

起業家の成功の秘訣は「睡眠、食事、運動」でも紹介しましたが、今の起業家は健康増進のために運動する人が多いそうです。

【関連記事】

仕事の合間に運動をするとモチベーションや生産性がアップするという研究結果

エロン大学で行なわれた調査結果によると、運動後は運動前よりも元気になるだけでなく、認知能力の向上も見られたそうです

「身体を鍛えることは脳も鍛えること」という研究結果

運動すること(体を鍛えること)によって、脳内に新しいミトコンドリアが生まれ、脳に関連する神経変性の病気への緩衝材になる可能性があるそうです。

運動をすると頭も体もスマートになる?

運動をすると、認知能力の改善、腹囲・太ももの脂肪の減少、インスリン感受性がアップ(このことで血糖値を下げることが期待される)という結果が出たそうです。

運動を続けるとストレスに強くなる?その科学的根拠とは?

  • 数週間運動を続けると、ストレス耐性に効果があると考えられるということ。

  • ただし、短期間では成果ができるものではないということ。

 

●このリストに関する瞑想

海外ではセレブ、起業家、ビジネスマンなど瞑想を取り入れている人が増えているというニュースを良く見かけます。

心身共の健康を意識しているのでしょうね。

 

●真っ直ぐ立つこと、重いバッグを10分間持つこと

あなたのクセが姿勢を崩し体調不良の原因に!?でも紹介しましたが、現代人の生活は姿勢を崩しやすく、特に前かがみになりやすい生活習慣が多いです。

そのためにも、まっすぐに立つことを意識することは良いことなのだと思います。

ただ、重いバッグを10分間持つことはどういう意味があるのかわかりません。(負荷をかけたり、握力を鍛えたりでしょうか)

【関連記事】

 

●みんなに挨拶をする

コミュニケーションをとることを大事にしているのでしょうね。

 

●7時間睡眠をとる

7時間睡眠の人は死亡率が最も低い!?|ホンマでっかTV(4月6日)ということを以前紹介しましたが、健康を意識する起業家ですから、こうしたこともしっかり調べた上で行っていることだろうと思います。

 

「しない」リストはこちら。

●目をそらさない(アイコンタクトを避けない)
●遅刻しない
●期待せず、期待に応えようともしない
●砂糖を摂らない

糖化・AGEsを知ってアンチエイジング・病気予防でも紹介しましたが、糖化は、私たちの体内にある大切なたんぱく質と、食事によって摂取した「糖」とが結びつくことで、糖化したたんぱく質が生成され、体内に蓄積してしまうことにより、老化を促進するだけでなく、肌のシミ、シワ、たるみだけでなく、骨、血管、脳にも影響を与えるそうです。

そのため、甘いモノを摂り過ぎの人は注意が必要なのですが、そうしたことを知って、ジャック・ドーシーさんも砂糖のとりすぎを気をつけているのかもしれません。

 

■まとめ

起業家の成功の秘訣は「睡眠、食事、運動」という記事を以前紹介しましたが、ジャック・ドーシーさんもまさに「睡眠、食事、運動」に気をつけているようです。

あなたも「する/しない」リストを作ってみませんか?







【関連記事】

「普通に生活していたらいつの間にか健康になっていた」というのが理想の未来

marie stien

by Philippe Put(画像:Creative Commons)




■「普通に生活していたらいつの間にか健康になっていた」というのが理想の未来

「普通に食べていたらいつの間にか健康になっていた」そんな世界を作りたい――クックパッド 唐澤弥子さん (1/2)

(2015/6/18、ITmedisヘルスケア)

記事の内容は元記事をご覧いただくとして、今回の記事のタイトルの考え方がとても重要ではないかと思って記事にしました。

「普通に食べていたらいつの間にか健康になっていた」そんな世界を作りたい

米研究グループ、健康についての検索は休み明けに増える?|月曜日に病気の予防・改善につながるリマインダーを設定しよう!によれば、米ジョンズ・ホプキンス・ブルームバーグ公衆衛生大学院のデビッド・ホルトグレイブ氏らの研究グループによれば、健康に関する話題に対する検索は週の初めにピークを迎えるそうです。

健康データを集めれば健康になれるわけではないでも書きましたが、10年以上健康に関するアクセスデータを見ていますが、人は、楽しい時(遊びに出かける週末)は健康について考えないものです。

そして、週末明けの月曜日になると、週末の疲れやブルーマンデー症候群(日本ではサザエさん症候群:休日明けのゆううつな月曜日の意味)の影響で健康について検索をしてしまうのではないでしょうか。

自発的にあらゆる健康に関するデータを集めたり、健康や病気について検索するということは、不健康であることにフォーカスしており、今の自分は健康ではないと認めていることになります。

「病は気から」と昔からよく言いますが、健康を意識すればするほど、かえって健康からは離れていくのです。

【関連記事】

それよりも健康のことなんて一切考えない週末のような気分で毎日いられれば、結果健康でいられる(健康に対する不安を感じない)はずです。

規則正しい健康的な生活を意識しようと考えることは、現状が健康的ではないということを意識しているともいるのです。

つまり、将来的な理想は「普通に生活していたらいつの間にか健康になっていた」というような仕組みを作ることにあるのです。







ネットでの健康情報検索は有名人・セレブのニュースに左右される!

Kim Kardashian

by Eva Rinaldi(画像:Creative Commons)




■ネットでの健康情報検索は有名人・セレブのニュースに左右される!

ネットでの健康情報検索はセレブのニュースに左右される――米調査

(2008/8/6、IT Media News)

ネットでの健康情報検索はセレブの健康に関するニュースに左右されるという調査結果がアメリカで発表されたそうです。

米規制当局が女優やモデルに注意喚起、SNSでの商品推奨に(2017/5/10、ロイター)にもあるように、有名人・セレブに関する情報や直接SNSで発信する情報には影響力があるため、どのような情報なのかは人々の行動を左右してしまいます。

■健康への関心には年単位と週単位の周期がある

また、興味深いことに、健康への関心には年単位と週単位の周期があるそうです。

例えば、年の初めには「ダイエット」「エクササイズ」といったキーワードが上昇するそうです。

新年の目標としてダイエットを掲げる人は多いと思うので、その際にダイエットするためにはどんなエクササイズがいいかと検索しているのでしょう。

【関連記事】

また、週末は健康関連キーワードへの検索は減少するそうです。

週末にまで、健康のことは考えたくないと思うのか、それとも外に出かけているため、健康のことを考える時間がないのか、それとも何か理由があるのでしょうか。

健康についての検索は休み明けに増える?|米研究グループで紹介した米ジョンズ・ホプキンス・ブルームバーグ公衆衛生大学院のデビッド・ホルトグレイブ氏らの研究グループによれば、健康に関する話題に対する検索は週の初めにピークを迎えるそうです。

健康データを集めれば健康になれるわけではないでもこの件について取り上げましたが、10年以上健康に関するアクセスデータを見ていますが、人は、楽しい時(遊びに出かける週末)は健康について考えないものなのではないでしょうか?

■まとめ

  • ネットでの健康情報検索はセレブの健康に関するニュースに左右される
  • 健康への関心には年単位と週単位の周期がある
    年の初めには「ダイエット」「エクササイズ」といったキーワードが上昇する
  • 週末は健康関連キーワードへの検索は減少する







P.S.

ティーンエイジャーの3分の1が健康情報を検索している!?そうで、有名人のニュースにも左右されていると思われますので、どんな情報を提供するかは大事だと思います。

また、若者はインターネットの検索結果に対して、そのまま信じてしまう傾向がある!?そうです。

Googleで検索した時の検索結果画面の一番上に表示されているものは、「広告」「最も関連性の高い検索結果」「最も人気がある検索結果」のどれかと尋ねたところ、12~15歳の約70%が広告と理解しておらず、約20%は「検索結果に表示されていることは真実に基づいた情報である」と信じていた

だからかもしれませんが、10代が「INSTAGRAM」「TWITTER」で検索するのは「今」「リアル」というモノの価値観が高くなっているからで紹介した若者を対象にしたLIDDELL調べ(2016年2月)によれば、検索サービスとして、TwitterやInstagramを利用している若者が多いそうです。

【参考リンク】

ティーンエージャーなどの若者は、セレブが企業から何らかの報酬を受けた上でSNSで情報を発信していると思ったら、セレブではない一般人のインフルエンサーの情報や友達の情報だけを信じるようになるのではないでしょうか。

→ 知りたいことは全部「友達」が教えてくれた|10代はソーシャルメディアの言葉を信じてしまう について詳しくはこちら