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ヨウ素 摂り過ぎ注意 「食事摂取基準」4月改定

昆布巻き

by Hirotaka Nakajima(画像:Creative Commons)




【健康】ヨウ素 取りすぎ注意 「食事摂取基準」来月改定

(2010/3/9、産経新聞)

エネルギーや栄養素の摂取量の目安を示す「日本人の食事摂取基準」が4月から改定になる。

今回の改定では微量ミネラルの「ヨウ素」について、健康障害への潜在リスクの目安となる「耐容上限量」が引き下げられた。

ヨウ素は甲状腺の正常な働きに不可欠だが、昆布など海藻に豊富で日本人は摂取量が多量になりがち。

日本人の食事摂取基準が改訂されることになったそうですが、その基準によれば、昆布やわかめなどに含まれるヨウ素の上限量が引き下げられたそうです。

◆甲状腺機能に影響

ヨウ素は甲状腺ホルモンの働きに必要なミネラル。

海藻、特に昆布に豊富に含まれる。

乳幼児期に不足すれば脳などの発達に影響し、成人では甲状腺機能が低下する。

日本人の平均的なヨウ素摂取量は1日当たり約1500マイクログラム(推定値)。

推奨量(成人)は130マイクログラムで、普通の食生活なら不足の心配はない。

ヨウ素は甲状腺機能に影響するホルモンですが、普通の食生活では不足する心配はなく、むしろ心配されるのが過剰摂取なのだそうです。

むしろ心配なのが、過剰摂取だ。

和食に昆布だしの利用は欠かせず、日本人は摂取量が多い。

ヨウ素の過剰摂取が長期間続けば、甲状腺腫や甲状腺の機能低下を招く恐れがあるという。ただ、通常の食生活では問題ない。

今改定は過剰摂取による健康被害の予防も目的の一つで、基準を超えて摂取すると健康障害へのリスクが高まるとされる「耐容上限量」(改定前は上限量)を、ヨウ素について成人1日当たり「3000マイクログラム」から「2200マイクログラム」に引き下げた。

 

以前とろろ昆布ダイエットを紹介しましたが、今回の基準によれば、すぐに摂り過ぎてしまうおそれがあるようです。

例えば、ダイエット食品としても人気が高いとろろ昆布は、1グラム(ひとつまみ分)当たり1千~3千マイクログラムとヨウ素が豊富で、すぐ耐容上限量は超えてしまう可能性がある。

「時々5千マイクログラム以上の日があっても構わないが、ヨウ素が排出されるように間隔を空ける。連日大量に食べ続けるのは控えて」と促す。

【関連記事】

  • とろろ昆布ダイエット|ヘリョンダイエット|ビューティーコロシアム

ただ、大豆にはヨウ素中毒を防ぐ働きがあるようなので、みそ汁と一緒にとるといいのかもしれませんね。

また、みそや納豆、しょう油、豆腐などの原料となる大豆にはヨウ素中毒を防ぐ働きがあり、昆布などと一緒に取るとよい。

「昆布だしのみそ汁やきつねうどん、湯豆腐などは、ヨウ素の過剰摂取を防ぐ和食の知恵」と吉田教授は指摘する。

 

最も注意すべきなのは、妊娠中の母親の皆さん。

◆妊娠中は慎重に

一方、「妊娠中や乳児の母親はヨウ素摂取に注意が必要」と話すのは尚絅(しょうけい)大学の西山宗六教授(内分泌学)。

西山教授が平成12~15年、新生児約3万8千人の甲状腺刺激ホルモン(TSH)値を調べたところ、TSHが高い新生児の母親は妊娠中、正常な新生児の母親の約6倍もヨウ素を摂取していた。

妊娠中の過剰摂取は胎児への影響が大きく、TSH値が高いと先天性甲状腺機能低下症の恐れがある。

西山教授も食生活への注意を促しており、「インスタントの昆布だしには100ミリリットル中に平均約950マイクログラムのヨウ素が含まれていた。

妊娠中や授乳中の母親は摂取を慎重に」と話す。

 

基本はやりすぎには注意。

バランスよく食べれば、何も問題はないと思います。






寿命のヒミツ|#ホンマでっかTV(3月8日)

Arguments in Motion

by Guian Bolisay(画像:Creative Commons)




2010年3月8日放送のホンマでっか!?TVは「寿命の秘密SP」でした。

 

■20歳の時から5キロ以上痩せると死亡率が高くなる!?

20歳の体重よりやせた人・同じ人・太った人を比較した調査によると、男性は5キロ太った人が一番長生きし、男女ともに5キロ以上やせた人が一番死亡率が高かったという結果が出たそうです。

つまり、統計的に言えば、やせるより適度に太る方が長生きできるということが言えそうです。

【関連記事】

  • 成人後、5kg以上体重減、要注意=がんなど死亡リスク増-厚労省研究班

ただし、あくまで統計のデータなので、無理に太ることがよいわけではないとのこと。

※健康でない人は元々食べられない。

 

■コレステロール値の高い人は長生きする!?

コレステロール高血圧は高い方が良くない」と言われるが、そんなことはなく、コレステロール値180以下の人は、ガんで死ぬ率が圧倒的に高く、統計的に調べると、コレステロール値250位の人が一番長生きするそうです。

血圧も160~180までは死亡率も大きく変わらないそうで、これ以上高くなると注意が必要ですが、あまり気にしすぎない方がよいとのことです。

 

■11歳までに寿命が決まる!?

11歳の時の知能指数(IQ)が高いと長生きするというデータがあるそうです。

IQは11歳頃に安定するので、寿命予測ができるとのこと。

 

■幼児期の食事で太りやすさが決まる!?

幼少期の乳児期にメタボリックインプリンティング(メタボの刷り込み)によって、太りやすさが決まるそうです。

メタボリックインプリンティングとは、幼少期の食生活等で体の代謝能力が刷り込まれることなのだそうです。

例えば、「母乳で育てない」「離乳食に炭水化物が多い」といったことが、刷り込まれてしまうため、成人後ダイエットが難しくなることがあるそうです。

太っている人の脳は食べることの脳活動が常に活発な状態なのだそうです。

 

■妊娠中も子どもが太りやすくなるかどうかが決まる!?

第2時世界大戦中にオランダで食料がなくなる状況があり、その時妊娠していた女性は食事が出来なかったのですが、その時、妊娠していた女性の子は肥満児になる割合が高かったそうです。

妊婦の栄養状態の悪さを補うために、出生後栄養を取り込む体になった=刷り込みが行われたのではないかと考えられるそうです。

そのため、妊娠中に母親がどんな食事をするかが重要になりそうです。

 

■2007年にダイエットが寿命をのばすと判明!?

体重は50%遺伝で、身長は80%遺伝することが分かっているそうです。

イースト菌の遺伝子を解析したところ、適度なダイエットが寿命を延ばすという事実が判明したそうです。

 

■内臓を休めると寿命が延びる!?

身体に良いダイエットは、体重の増減ではなく、定期的に内臓を休めることらしいです。

食べると内臓に負担がかかり、寿命が縮まるといわれているそうです。

食生活の改善で平均寿命は延びたのですが、生活習慣病等での死亡率は増えている。

 

■人間の寿命の限界は120歳!?

日本人の平均寿命の推移を見ると、1930年代の寿命は約45歳、現在の平均寿命は約82歳と寿命は伸びている。

統計のデータで見る限り、平均寿命はまだ延びる傾向にありそうです。

ただ、人間の寿命の限界は120歳までだと考えられるそうです。

※今までで一番長く生きた人は、122歳のジャンヌ・カルマンさん(フランス)。

そのように考えられる理由は2つ。

1 テロメア(寿命を司る遺伝子)は、約50回分裂してなくなってしまいます。その限界が約120歳。

2 神経細胞は細胞分裂しないため、神経細胞に老廃物がたまり、その壊れる限界が約120歳と考えられるそうです。

【関連記事】

  • テロメアを伸ばして、寿命を延ばす6つの方法とは|ホンマでっかニュース

 

■生物の寿命は振り返る回数で決められている!?

生涯で振り返る回数が同じように寿命は決まっている。

例:大きな動物は振り返るのに時間がかかるが、小さな動物はすぐに振り返ることができる。

振り返る回数など行動回数が多い動物は早く死ぬ。

 

■アメリカに14日間の「長生きプログラム」がある!?

食事を制限し、脳の活動を変える14日間のプログラムが実施されているそうです。

2006年から2007年にかけて始まったものであるため、結果はまだわかっていないものの、プログラム実施後の脳を見ると、長生きする脳に変化していたそうです。

 

■脳を見れば、長生きするかがわかる!?

現在の脳科学では、脳が寿命をコントロールする考え方が主流。

 

■プラセンタ(胎盤エキス)で若返る!?

美容外科医の木村知史さんによれば、クリニックで打つと2000円が相場。

胎児はスゴイ速さで成長するが、その細胞をつくる働きが胎盤にあると考えられており、産婦人科で捨てられる胎盤を製薬会社がエキスとして販売されているそうです。

自分の体に胎盤を取り込むことで、「胎児環境(木村知史さんによる造語)」にもっていく。

 

■胎盤エキスで美肌+発毛!?

胎盤エキスには細胞を蘇らせる働きがある。

細胞賦活性というのがあるため、「肌がキレイになる」「老けにくくなる」「毛が生える」等の効果があるそうです。

 

■瞑想すると脳が若返る!?

瞑想することによって、脳が熱くなり、脳が若返るそうです。

 

■かぼす・ゆず・すだちで若返る!?

レスベラトロールという物質が長寿を司っている。

このレスベラトロールかぼす・ゆず・すだちに含まれている。

果汁に多く含まれているそうですが、香りにも含まれているそうです。

【関連記事】

  • 肺がん予防に!トマト+ピーナッツ+オスモチン|寿命をのばすワザ百科(日テレ)

 

■逆ウォーキングで若返る!?

後ろ向きで歩くと普段使わない筋肉を使うため、身体に良いそうです。

【関連記事】

  • うしろ歩きダイエットで下半身やせ|お茶の水ハカセ(TBS)

 

■女性は満月の光を浴びると若返る!?

科学的には証明されていないそうですが、満月の夜に月光浴をやっている女性は何歳も若返るそうです。

満月の光を浴びると女性は女性ホルモンが出てキレイになるそうです。







太りすぎの妊婦は心臓に欠陥がある赤ちゃんを出産する確率が高い|米研究結果

Yin & Yang

by Torsten Mangner(画像:Creative Commons)




太りすぎの妊婦は心臓に欠陥がある赤ちゃんを出産する確率が高い、米研究結果

(2009/10/3、AFPBB)

妊娠前に過体重または肥満の女性は、普通の体重の女性よりも心臓に欠陥がある赤ちゃんを出産するリスクが18%高いという研究結果が、1日の米医学専門誌「American Journal of Obstetrics and Gynecology」(AJOG、米国産科学・婦人科学ジャーナル)に掲載された。

<中略>

調査の結果、チームが調べた25種類の心臓疾患のうち、10種類が母親の肥満に、5種類は母親の過体重に関係があることが分かった。

肥満は、高血圧糖尿病、心臓疾患、脳卒中などさまざまな疾患の発症リスクを増加させる要因とされているが、今回の研究でこうしたリスクは太りすぎの女性の子どもにも影響を与えるおそれがあることが明らかになった。

太りすぎの妊婦は心臓に欠陥のある赤ちゃんを出産する確率が高いそうです。

肥満は、自身の健康に悪影響を及ぼす恐れがあるだけでなく、子どもにも影響を与える恐れがあることが分かったそうです。

逆に日本では、妊婦のやせすぎによる子どもの健康も問題になっています。

【関連記事】

子どもの健康のためにも、ぜひ太りすぎでもなく、やせすぎでもなく、バランス良い体になってもらいたいものです。







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ジェシカ・アルバ(Jessica Alba)、妊娠線も垂れた胸もセルライトも大歓迎

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by TechCrunch(画像:Creative Commons)




ジェシカ・アルバ、妊娠線も垂れた胸も大歓迎

(2010/1/19、シネマトゥデイ)

1歳半になる娘オナー・マリーがお腹にいたときを思い出すため、妊娠線やセルライトなど、体の欠点が逆に気に入っているとジェシカ・アルバが語った。

「欠点だとは思っているけれど、妊娠線を愛おしく思うようになったわ。これまで体験してきたことの中で、妊娠というのは最高の体験だった。だから、妊娠線も、垂れた胸も、なくすことができないセルライトも大歓迎。幸せで、前向きに堂々としていれば、そんなものはどうでも良くなってしまうの。自信を持つことが一番よ」とジェシカは語る。

ジェシカ・アルバさんのコメントによれば、妊娠線や垂れた胸、セルライトなど体の欠点があっても、幸せで前向きに生きていれば、そうした欠点さえも愛おしく感じてしまうのだそうです。

人間、自信を持つことが一番の美容法なのかもしれませんね。

【追記(2017/1/29)】

アリシア・キーズが始めた「#NOMAKEUP」ムーブメントの意味とは!?では、アリシア・キーズ(alicia keys)さんが公開したエッセイやインスタグラムの写真がきっかけとなって、「#nomakeup」ムーブメントが広がっていることを紹介しました。

アリシア・キーズが始めた「#NoMakeup」ムーブメント

(2016/6/5、ハフィントンポスト)

5月31日にLennyで、女性が自分を一定の決まった形に見せるために感じる苦しみとプレッシャーを語った力強いエッセイを公開した歌手のアリシア・キーズは、「包み隠すことを止める」と誓った。「顔、気持ち、心、考え、夢、苦しみ、感情の高ぶり、全てを偽ることを止める」と彼女は綴った。

アリシア・キーズさんの場合は、女性が自分を一定の決まった形に見せるために感じる苦しみとプレッシャーから解放されるためにこうした行動をしましたが、ジェシカ・アルバさんのようにあるがままを受け入れ、前向きに生きていれば、そうした苦しみやプレッシャーからも自然と解放されるのではないでしょうあk。

P.S. それほど妊娠というものが素晴らしい体験だということが伝わってくるエピソードです。







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体外受精の成功のカギは「ストレス軽減」=米研究

体外受精の成功のカギは「ストレス軽減」=米研究

(2009/10/20、ロイター)

妊娠を望む女性に向けられる、悩まずにリラックスすることが大切だという昔ながらのアドバイスは、実際に効果的であることが、米国生殖医学会(ASRM)の会合で19日発表された研究で明らかになった。 

精神的、肉体的にも、ストレスを軽減するようにすることが、不妊治療におけるストレスを抑えることにつながり、体外受精の成功率が高まるそうです。

【関連リンク】

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