【マツコの知らない世界】生姜の世界(しょうがの健康効果・生姜ミルク茶漬けレシピ)
by Tony Hisgett(画像:Creative Commons)
2015年2月3日放送のマツコの知らない世界では「生姜の世界」がテーマです。
→ 生姜の健康効果 について詳しくはこちら
【番組予告】
永谷園生姜部部長 矢島幸一さんが登場!
「マツコの知らない生姜の世界」を紹介!
“生姜鍋”“生姜カレー”“生姜焼き” 明日食べに行ける絶品生姜料理が続々登場!
永谷園生姜部が編み出した“ミルク生姜茶漬け”のレシピを大公開!
サーモグラフィカメラの変化に火照ったマツコが大興奮!
など見ればポカポカする「生姜の世界」
「しょうが」を健康に良いと利用している人も多いと思いますが、せっかくならばより良い活用法をしていただきたいと思って、生姜の知識を紹介したいと思います。
→ 低体温 について詳しくはこちら
→ 冷え性 について詳しくはこちら
■生のしょうがは体を冷やしてしまう?
しょうがには2つの成分があります。
1.ジンゲロール
生のしょうがに多く含まれている成分で、体を冷やしてしまう原因にもなります。
2.ショウガオール
体の血の巡りを良くし、体を芯から温めてくる成分ですが、生のしょうがにはほとんど含まれていません。
■乾燥しょうがが体を温める理由とは?
乾燥しょうがで体を温める!乾燥しょうがの作り方|ためしてガッテン 8月25日
●普通のしょうが(生のしょうが)
ジンゲロールという成分が含まれています。
生姜を食べると、胃や腸で吸収されて、血液中に入ります。
ジンゲロールには、手や足の末端で血管を広げて、血液の流れを良くする効果があります。
これによって、手や足が温まります。
しかし、こうしたことによって、深部体温は下がってしまうそうです。
※本草綱目(中国の薬学書)には、生のしょうがには、「解熱作用(熱を取り除く)」があると記述されています。
●乾燥しょうが
生のしょうがを乾燥(または加熱)させると、ジンゲロールの一部がショウガオールという成分に変化するそうです。
ショウガオールには、胃腸の壁を刺激して、胃腸の動きが活発になり、おなかの中で熱を作り出す働きがあります。
乾燥しょうがは、ジンゲロールとショウガオールの2つの働きによって、全身を温めてくれるそうです。
※本草綱目(中国の薬学書)には、乾燥しょうがには、「中を温める」「寒冷腹痛を止める」と記述されています。
※乾燥したしょうがは漢方薬に使われているそうです。
■乾燥しょうが・ウルトラ蒸しショウガの作り方
- しょうがをスライス
- スライスしたしょうがを蒸す
- 蒸したしょうがを丸1日、天日干し
大事なポイントは【蒸す】&【乾燥】の作業です。
家でも丸1日くらいかかりますが、作れます。
(室内干しなら、乾燥は約1週間)
■ミルク生姜茶漬けレシピ
【材料】
- すりおろし生姜 5g
- 千切り生姜 適量
- 牛乳 150ml
- ごはん 100g
- チーズ 15g
- 永谷園お茶漬け海苔 1袋
- パセリ 適量
【作り方】
- 牛乳にすりおろした生姜を入れ、かき混ぜる。
- 刻んだ生姜は水に入れる。
- 生姜入り牛乳と刻んだ生姜を電子レンジで2分半温める(600w)。
- ごはんにお茶漬けのもととチーズをトッピング。
- 温まった生姜入り牛乳をかける。
- 千切りの生姜を乗せる。
■番組で紹介された商品
●アサヒ ウィルキンソン ジンジャエール
●永谷園 「冷え知らず」さんの生姜湯チャイ風
はちみつドリンク(生姜)300ml 1080円(税込)
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