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睡眠不足で生活習慣病やメタボになってしまう!?

the tear of a madonna

by Erin Stoodley(画像:Creative Commons)

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■睡眠不足で生活習慣病やメタボになってしまう!?

睡眠不足で生活習慣病やメタボにも

(2008/10/14、日経ビジネスオンライン)

秋の夜長につい夜更かししがちですが、睡眠不足は生活習慣病やメタボリックシンドロームの危険因子でもあることが最近の研究で明らかになっています。

高血圧の専門誌「Hypertension」によると、8時間勤務したグループと、残業して3~4時間しか眠らなかったグループについて、翌日(通常勤務)の血圧の推移を比較した結果、残業した群のほうが血圧は終日高かったといいます。別の研究でも、徹夜した群は眠った郡に比べて、翌日の拡張期血圧(最大血圧)が平均10mmHg高かったという結果が出ています。

睡眠時間と糖尿病に関する研究では、睡眠時間が5時間以下の群は、7~8時間の群に比べて糖尿病の発症リスクが2.5倍も高くなることがわかりました(米国医師会発行の内科専門誌より)。

また米国の総合科学誌「PLoS Medicine」には、睡眠時間を6時間から9時間まで1時間刻みで区切り、それぞれの肥満度を測定したところ、約7時間を底にU字型となって、6時間睡眠群や9時間睡眠群の肥満度が高くなっていたという研究結果を掲載しています。この研究では、睡眠時間が短くなるほど空腹ホルモンの分泌が高くなることなども明らかにしています。

睡眠不足と生活習慣病やメタボリックとの関係については最近取り上げられています。

睡眠時間が短いと、血圧が高いという結果が出たり、また糖尿病の発症リスクが高くなったり、さらには肥満度が高くなるなど、睡眠不足が健康に影響を及ぼしているようです。

また、睡眠不足でしっかりと休息がとれていないと、目の疲れがとれず、目のくまができたりもします。

バランスよい食事と運動、そしてしっかりと休息をとって、自身の健康を守りましょう。




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睡眠時間5時間以下は糖尿病リスクが5倍高い|良い睡眠のための食べ物・ストレッチ(白濱龍太郎)|#ジョブチューン

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by Indi Samarajiva(画像:Creative Commons)

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2016年3月26日放送のジョブチューンのテーマは「ベストセラーの医療本を書いた日本の名医が大集合!医者ぶっちゃけスペシャル」でした。

■睡眠時間5時間以下の人は糖尿病のリスクが5倍高くなる

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●睡眠時間5時間以下の人は糖尿病のリスクが5倍高くなる

血糖値を上げるホルモンが睡眠時間が短いと分泌され、また血糖値を下げるホルモンであるインシュリンの働きが睡眠時間が短いと悪くなるそうです。

→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら

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【補足】

糖尿病治療と一緒に不眠治療を行うことで、糖尿病が改善し、血管障害を予防できる可能性がある!?によれば、2型糖尿病患者の多くが睡眠障害を併発しているそうです。

睡眠不足になると、健康にさまざまな悪影響があります。

睡眠不足がすべての原因とはいえないでしょうが、睡眠不足をもたらす生活習慣によって、太りやすくなり肥満の原因となったり、糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まることが考えられます。

徹夜をする子供は糖尿病のリスクが高まる?によれば、睡眠時間を毎日6時間、あるいはいつもより1時間でも多く睡眠をとった場合は、インスリン抵抗性が9%改善されたそうです。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状・原因・検査・治療法

寝ている間に呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群は心臓に負担がかかるため、狭心症や心筋梗塞脳梗塞のリスクが上がります。

睡眠時無呼吸症候群を注意すべきなのは肥満の人だけではなく、40代後半の女性も要注意なのだそうです。

女性は更年期に入りプロゲステロン(女性ホルモン)が少なくなることと加齢によって喉や首の筋肉が弱って気道が狭くなることによって、睡眠時無呼吸症候群になるリスクが高くなるそうです。

●良い睡眠をとるために良い食べ物

トリプトファンが含まれる味噌汁を朝飲むのがオススメ。

メラトニンがトリプトファンになるには15から16時間かかるので朝飲むのがオススメなのだそうです。

また、トリプトファンは大根、油揚げ、ほうれん草に含まれているので、具材に入れると良いようです。

●ストレッチ

肩甲骨周りに深部体温を上げる細胞が密集しているため、眠る1時間ほど前に肩甲骨周りをストレッチすると、眠る前には深部体温が下がり、よく眠れるそうです。

よく眠るために 深部体温下げる工夫によれば、眠くなる時は、体の深部の体温が下がり、深部体温が下がると眠くなります。







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睡眠不足がアルツハイマーを引き起こす可能性がある|米ワシントン大など

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■睡眠不足がアルツハイマーを引き起こす可能性がある|米ワシントン大など

1986 Sleeping Beauty at the Cabin

by anoldent(画像:Creative Commons)

睡眠不足でアルツハイマー?米チーム発表

(2009/9/25、読売新聞)

睡眠不足がアルツハイマー病を引き起こす可能性があるとの研究結果を、米ワシントン大などの研究チームが24日の米科学誌サイエンス電子版に発表した。

米ワシントン大などの研究チームによれば、睡眠不足・睡眠障害がアルツハイマー病を引き起こす可能性があるそうです。

物忘れがひどくなるアルツハイマー病は、脳内にアミロイドベータ(Aβ)という異常なたんぱく質が蓄積するのが原因と考えられている。

研究チームは、遺伝子操作でアルツハイマー病にかかりやすくしたマウスの脳内を観察。

Aβが起きている時に増え、睡眠中に減ることに気づいた。

物忘れがひどくなるアルツハイマー病は、脳内にアミロイドベータ(Aβ)という異常なたんぱく質が蓄積するのが原因と考えられていて、今回の研究で、Aβが起きている時に増え、睡眠中に減ることがわかったそうです。

十分な睡眠をとる習慣を作ることがアルツハイマー病の発症を遅れさせる手助けになるかもしれないようです。

今後の研究に注目したいですね。

→ 睡眠不足・質の良い睡眠をとる方法 についてくわしくはこちら







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#Twitter 創業者 Jack Dorsey が毎日チェックする「する/しない」リストを健康的な視点から見てみる

Jack Dorsey

by Joi Ito(画像:Creative Commons)




Twitter創業者ジャック・ドーシーが毎日欠かさずチェックする「する/しない」リスト

(2013/10/31、Lifehacker)

米メディア「the Next Web」に紹介された、Twitterの創業者で、Squareの共同設立者のジャック・ドーシー「する/しない」リストを健康的に視点からチェックしてみたいと思います。

■ジャックが「する」リストに入れている項目

●今を生きる:過去にも未来にも執着しない

今を生きているからこそ、今なお積極的に新しいサービスに取り組んでいるのでしょうね。

 

●弱味を見せる:自分のミスや恐怖を人に見せると、他人と仲良くなりやすい

リーダーというのは、弱みを見せないようにするものだと思っていました。

ただ、この感覚が世間に対する「共感」を忘れず、新しいサービスにも活かされているのかもしれません。

 

●レモン水と赤ワインだけを飲む

レモンからビタミンCを、赤ワインからはポリフェノールを摂取しているということでしょうか。

 

●毎日20回のスクワットを6セット、3マイルのランニング

毎日運動(スクワット・ランニング)をしているそうです。

起業家の成功の秘訣は「睡眠、食事、運動」でも紹介しましたが、今の起業家は健康増進のために運動する人が多いそうです。

【関連記事】

仕事の合間に運動をするとモチベーションや生産性がアップするという研究結果

エロン大学で行なわれた調査結果によると、運動後は運動前よりも元気になるだけでなく、認知能力の向上も見られたそうです

「身体を鍛えることは脳も鍛えること」という研究結果

運動すること(体を鍛えること)によって、脳内に新しいミトコンドリアが生まれ、脳に関連する神経変性の病気への緩衝材になる可能性があるそうです。

運動をすると頭も体もスマートになる?

運動をすると、認知能力の改善、腹囲・太ももの脂肪の減少、インスリン感受性がアップ(このことで血糖値を下げることが期待される)という結果が出たそうです。

運動を続けるとストレスに強くなる?その科学的根拠とは?

  • 数週間運動を続けると、ストレス耐性に効果があると考えられるということ。

  • ただし、短期間では成果ができるものではないということ。

 

●このリストに関する瞑想

海外ではセレブ、起業家、ビジネスマンなど瞑想を取り入れている人が増えているというニュースを良く見かけます。

心身共の健康を意識しているのでしょうね。

 

●真っ直ぐ立つこと、重いバッグを10分間持つこと

あなたのクセが姿勢を崩し体調不良の原因に!?でも紹介しましたが、現代人の生活は姿勢を崩しやすく、特に前かがみになりやすい生活習慣が多いです。

そのためにも、まっすぐに立つことを意識することは良いことなのだと思います。

ただ、重いバッグを10分間持つことはどういう意味があるのかわかりません。(負荷をかけたり、握力を鍛えたりでしょうか)

【関連記事】

 

●みんなに挨拶をする

コミュニケーションをとることを大事にしているのでしょうね。

 

●7時間睡眠をとる

7時間睡眠の人は死亡率が最も低い!?|ホンマでっかTV(4月6日)ということを以前紹介しましたが、健康を意識する起業家ですから、こうしたこともしっかり調べた上で行っていることだろうと思います。

 

「しない」リストはこちら。

●目をそらさない(アイコンタクトを避けない)
●遅刻しない
●期待せず、期待に応えようともしない
●砂糖を摂らない

糖化・AGEsを知ってアンチエイジング・病気予防でも紹介しましたが、糖化は、私たちの体内にある大切なたんぱく質と、食事によって摂取した「糖」とが結びつくことで、糖化したたんぱく質が生成され、体内に蓄積してしまうことにより、老化を促進するだけでなく、肌のシミ、シワ、たるみだけでなく、骨、血管、脳にも影響を与えるそうです。

そのため、甘いモノを摂り過ぎの人は注意が必要なのですが、そうしたことを知って、ジャック・ドーシーさんも砂糖のとりすぎを気をつけているのかもしれません。

 

■まとめ

起業家の成功の秘訣は「睡眠、食事、運動」という記事を以前紹介しましたが、ジャック・ドーシーさんもまさに「睡眠、食事、運動」に気をつけているようです。

あなたも「する/しない」リストを作ってみませんか?







【関連記事】

不眠による突然死(狭心症・心筋梗塞・脳卒中)を昼寝で予防

Gently Sleeps

by geir tønnessen(画像:Creative Commons)

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【目次】

[不眠]突然死を遠ざける昼間の“チョイ寝”

(2010/6/30、ダイヤモンド・オンライン)

「睡眠は食事同様、生命現象の基本中の基本。睡眠不足は栄養不足と同じようなもの」と、国立精神・神経センター精神保健研究所の白川修一郎客員研究員。

眠りの質の低下はさまざまな病気の発症につながると警告する。

睡眠の質の低下は様々な病気の発症につながるそうです。

■睡眠不足と高血圧

特に注意が必要なのは、高血圧だ。

睡眠不足は心臓に負担がかかり、狭心症や心筋梗塞、脳卒中(脳出血、くも膜下出血、脳梗塞)などによる突然死のリスクを高めることが研究でわかっている。

睡眠不足によって、心臓に負担がかかり、高血圧に影響を与え、狭心症や心筋梗塞脳卒中(脳出血、くも膜下出血、脳梗塞)などによる突然死のリスクが高まるそうです。

→ 高血圧 について詳しくはこちら

【関連記事】

■睡眠不足と肥満

肥満が気になる人も要注意だ。

米コロンビア大学が約8000人に実施した研究の結果によると、睡眠が5時間以下の人は、7~9時間の人に比べて 73%も太りやすかった。

これは「睡眠不足になると、食欲を抑えるレプチンという物質が減り、逆に食欲を高めるグレリンという物質が増えるため」(白川氏)である。

睡眠不足になると食欲を抑えるレプチンが減り、食欲が増すグレリンが増えるため、太りやすくなるそうです。

【関連記事】

睡眠不足が太る原因?|睡眠と肥満のカギを握る2つのホルモンとは?

グレリン:脳の食欲中枢を刺激して食欲を感じさせる作用をもつホルモン。

レプチン:脳の満腹中枢を刺激して食欲を抑える働きをもつホルモン。

つまり、グレリンとレプチンが、空腹と満腹のバランスをとっているということですね。

この食欲のバランスをとるグレリンとレプチンのバランスが、睡眠不足によって、影響を受けているようなのです。

30~60歳の男女1024人で、血液中の食欲調整ホルモンの値と平均睡眠時間、体格指数(BMI)との関係を分析。

その結果、睡眠時間が短いほど食欲ホルモンのグレリンが高い一方、満腹ホルモンのレプチンが低く、BMIが高かった。

(データ:PLoSMed;1(3):e62,2004より改変)

睡眠不足になると、グレリンが増えて食欲が増し、レプチンが減って満腹を感じにくくなってしまうそうです。

グレリンの過剰とレプチンの低下は一晩寝不足しただけでも起こる。

一晩寝不足しただけでも、グレリンの過剰とレプチンの低下は起こる、つまり、太りやすい体になるようです。

■理想の睡眠時間とは

「理想の睡眠は7時間。6時間半~8時間眠る人は健康リスクが低い」と白川氏。

人間は寝ているあいだにたまったストレスを解消させたり、脳の機能を回復させている。

睡眠が5時間以下になると、脳の前頭葉の働きが障害を受け、注意・集中力、判断力、記憶・学習能力、感情のコントロール力、意欲など、認知機能全般が低下する。

理想の睡眠時間は7時間前後のようです。

睡眠時間が5時間以下になると、脳の働きが落ちてしまうようです。

睡眠時間が何時間だと脳卒中による死亡リスクが高くなるか?

(2015/11/11、MEDLEY)

睡眠時間が6時間以下であると出血性脳卒中による死亡のリスクは減少し、9時間以上であるとすべての脳卒中および脳梗塞による死亡のリスクが増加するという結果でした。

睡眠時間が長すぎるとかえって脳卒中リスクが高くなるそうなので、このあたりに脳卒中の原因が隠れているのかもしれません。

■睡眠不足を解消する方法

白川氏がビジネスマンに勧めるのは、昼寝の習慣だ。

食後に15~20分のあいだ仮眠するだけで、午後の仕事はかなり楽になるという。

午後早めの短い睡眠であれば、夜に眠れなくなることもない。

また、睡眠不足の人は、就寝時間を30分ずつ早めていくと解消できるという。

食後に15分から20分ほど昼寝することで、すっきりするようです。

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もし不眠が続くようでしたら、一度睡眠に関する専門医に診てもらうようにしましょう。

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