> 健康・美容チェック > 糖尿病の症状 > 尿の泡立ちは病気のサイン!?おしっこの泡立ちがなかなか消えない原因とは?|糖尿病の症状
糖尿病とは血糖値が高くなる病気で、わかりやすくいうと、上手くブドウ糖を取り入れられない病気です。
糖尿病は自分には関係ないと考えている方もいると思いますが、糖尿病一歩前の状態である「糖尿病予備群」は多く、厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によれば、糖尿病と予備群含めると、約2000万人いると推計されています。
【目次】
■糖尿病の症状
糖尿病の症状としては、以下のような特徴的な症状がみられることがあります。
糖尿病の症状・初期症状の一つに、「尿の泡立ち(おしっこの泡立ちがなかなか消えない)」があります。
なぜ糖尿病になると、おしっこの泡立ちがなかなか消えないのでしょうか?
■尿の泡立ちは病気のサイン!?おしっこの泡立ちがなかなか消えない原因とは?
by tim(画像:Creative Commons)
糖尿病の症状・初期症状の代表例としては、「尿の量・回数が多い(頻尿・多尿)」があります。
おしっこの回数が増えると危険な理由としては、高血糖が続いて血管に血糖があふれると、尿に血糖を流そうとするため排尿が増えるためです。
糖尿病を心配している人の中には「尿の泡立ち」が気になる方もいるようです。
病気でなく、尿自体に異常がない場合にも、おしっこが泡立つケースもあります。
●尿の勢いが強いために、空気が大量に含まれることで泡立ってしまう。
(2013/12/19、五本木クリニック院長ブログ)
尿の勢いが強く、専門用語で尿流が強いといいますが、その場合、尿が勢いよくトイレを満たしている水に注がれると空気が大量に含まれる為に泡立つという現象が起きる可能性もあります。
●夏場に大量の汗をかいたり、冬場に水分の摂取量が少なくなるなどによって、尿の色が濃くなると尿の粘稠度が高くなってしまうことで、おしっこは泡立ってしまう。
尿が変だと感じたら|東邦大学医療センター大橋病院 腎臓内科
例えば、夏場や運動後に発汗量が増えている時、あるいは冬場の乾燥している場合に皮膚から水分が蒸発している時に水分摂取量が不足すると尿が濃くなります。尿が濃くなると粘稠度が高くなって尿の泡立ちが目立つようになります。
つまり、病気ではなく正常な尿でも泡立ってしまうということがあるということです。
正常な尿であるという一つの目安としては、正常な尿の場合は、尿の泡立ちがしばらくすると消えてしまうということです。
注意したいケースは、排尿時に毎回泡立ちがあり、きめ細かいクリーミーな泡で、その泡がなかなか消えない場合です。
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その場合には、尿に蛋白(たんぱく)が混ざっているおそれがあり(いわゆる蛋白尿)、糖尿病性腎症などの病気の可能性があるため、一度病院で検査を受けてみることをおすすめします。
→ 糖尿病腎症の症状・原因・治療 について詳しくはこちら
■糖尿病の予防
●亜鉛
糖尿病の人はインスリンの作用が十分でないため、細胞が十分な量のブドウ糖を血液中から取り込むことができません。
その結果、体のエネルギーが不足し、疲れやすくなります。
すい臓でインスリンを作る際には、亜鉛が欠かせません。
亜鉛にはインスリンの働きを持続させる働きもあります。
→ 亜鉛を含む食品 についてはこちら
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●タウリン
タウリンには、すい臓機能を高め、インスリンの分泌を良くする働きがあると言われ、糖尿病の予防に良いとされています。
マグネシウムとタウリンを多く摂取している人は、高血圧・高脂血症・糖尿病・肥満が少ないそうです。
→ タウリンを含む食品 についてはこちら
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●イヌリン
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■まとめ
おしっこの回数が増えた人の中でも、特におしっこの泡が消えない人は注意が必要。
泡がきめの細かいクリーミーで消えない人は、糖尿病の合併症である腎症のおそれがあります。
→ 糖尿病腎症の症状・原因・治療 について詳しくはこちら
→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら
→ 糖尿病危険度チェック について詳しくはこちら
気になる方は一度病院で診てもらうことをおすすめします。