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20年後にはアメリカ人の2人に1人が肥満体になる!?

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by Dylan(画像:Creative Commons)




【肥満大国アメリカ】20年後には2人に1人が肥満体になるとの調査結果

(2012/9/19、IRORIO)

2030年には、全米すべての州で、肥満の人口が44%を超えるというのだ。しかもほとんどの州では、2人に1人が肥満になるだろうというのだからこれは大変である。

記事によれば、20年後のアメリカでは、約2人に1人が肥満になるそうです。

こうなってくると心配になるのが、病気の増加です。

これにより、2型糖尿病や冠動脈性心疾患、脳卒中等の患者が激増するのではないかと危惧されている。

そして、病気の人が増えると、医療費が増えていくことが予想されます。

そうなれば、カリフォルニアだけでもこの肥満関連の医療費は16%も増加する見通しであるという。

おそらく、だからこそニューヨーク市では、特大炭酸飲料に販売規制-NY市NYのレストランで「塩使用禁止法案」提出といったような規制を行なっているのだと思います。







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アメリカで若年の糖尿病患者が大幅増|1型・2型糖尿病ともに増加

Aria at Hollywood and Vine

by Ryan Vaarsi(画像:Creative Commons)

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米で若年の糖尿病患者が大幅増―1型、2型とも8年で20%超

(2012/6/11、WSJ)

米国で初めて全国的規模で行われた青少年の糖尿病に関する調査研究で、2009年までの8年間に1型糖尿病患者が23%と大幅増加する一方、2型糖尿病が21%増と同様に増加していることが9日明らかになった。

2型は青少年で肥満が広がっていることと関係がある一方、自己免疫性の疾患である1型が増加している理由は分からないという。

アメリカで全国的規模で行われた青少年の糖尿病に関する調査研究によれば、若年層の間で糖尿病患者が1型、2型とも8年で20%超増えていることがわかったそうです。

⇒ 糖尿病 について詳しくはこちら

子供の肥満により2型糖尿病が増えるというのはわかるのですが、1型糖尿病が増えているというのは原因がわからないようです。

気になるニュースです。







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「糖尿病網膜症」初期症状を薬で進行抑制|東北大グループ

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by Hunter Peddicord(画像:Creative Commons)

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「糖尿病網膜症」初期症状を薬で進行抑制 東北大グループ

(2012/9/5、河北新報)

東北大大学院医学系研究科の中沢徹教授(眼科)らの研究グループが、糖尿病の代表的な合併症で、失明につながることもある「糖尿病網膜症」の初期症状の進行を薬剤で遅らせることに成功した。

東北大大学院医学系研究科の中沢徹教授らの研究グループによれば、糖尿病網膜症の初期症状の進行を薬で遅らせることに成功したそうです。

→ 糖尿病網膜症の症状・治療・分類・予防 について詳しくはこちら。

東北大、糖尿病網膜症の「網膜神経節細胞死」の進行を遅らせることに成功

(2012/8/21、マイナビニュース)

東北大学は、千寿製薬の協力を得て、「糖尿病網膜症」の初期に生じる「網膜神経節細胞(RGC)死」に酸化ストレスと「カルパイン分子」の活性化が関わることをマウスモデルを用いて解明し、RGC死の進行を薬剤で遅延させることに成功したと発表した。

「糖尿病網膜症」の初期に生じる「網膜神経節細胞(RGC)死」に糖尿病に深く関連する酸化ストレスと細胞死が起きる際に活性化してさまざまなタンパク質を切断する「カルパイン分子」の活性化が関わることをマウスモデルを用いて解明し、抗酸化物質やカルパイン活性化を阻害する化合物「SNJ-1945」を投与したところ、RGC保護効果が認められました。

網膜の病気(加齢黄斑変性・糖尿病網膜症・網膜色素変性症)に注意で取り上げた記事では、糖尿病網膜症は、糖尿病の進行を抑えるのが治療の基本なのだそうですが、血糖値を抑えても眼の症状だけは進行してしまう場合もあるということでしたので、今回の研究により患者の負担が減ることが期待されます。







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失敗しない親子関係|ホンマでっかTV 8月29日

family values

by Vadim Timoshkin(画像:Creative Commons)




2012年8月29日のホンマでっかTVでは「失敗しない親子関係」がテーマでした。

番組で取り上げたものから健康に関連した項目を取り上げてみました。

 

■食事中に水を飲ませると子どもは野菜を食べる!?

米国オレゴン大学が3~5歳の子ども75人を対象に調査

ジュース→高カロリー食と結びつける

水→低カロリー食(野菜)と結びつける

●高カロリー食を摂るほど脳が刺激を求める!?

ジュース→野菜では刺激が足らず脳が満足しない

水→野菜でも脳が満足する

 

■高脂肪食好き父の子は糖尿病の危険性!?

母親と胎児の密接な関係は解明されている

父親が高脂肪食を摂り過ぎると精子に悪影響が

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■親が怒り過ぎると子どもの免疫力低下!?

怒られてばかりの子ども達には病気が蔓延しやすい

子どもには見て感じたまま表現させる方が良い

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■父親の浮気癖は息子に遺伝する!?

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■女性は産後にホルモンバランスが不安定になり落ち着かない状態に

●女性は産後にホルモンバランスが不安定→興奮状態(夫に攻撃的)

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●エリート女性は産後受験する人が多い!?

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2型糖尿病治療に肥満手術が有効=研究

Grand Army Plaza

by Rodrigo Paredes(画像:Creative Commons)

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2型糖尿病治療に肥満手術が有効=研究

(2012/3/27、WSJ)

肥満症患者の血糖値をコントロールするのに肥満手術が投薬より有効であるとの研究が2つ発表され、肥満を伴う2型糖尿病患者の治療法の重要な選択肢の1つになり得るとして注目が集まっている。

肥満症患者の血糖値をコントロールするのに、肥満手術が有効であるという研究が行われているそうです。

糖尿病 について詳しくはこちら

米国および世界の糖尿病患者の増加は肥満の増加と連動している。

研究者らは成人した米国人の糖尿病患者2300万人のうち80%が太りすぎか肥満症だとみている。

特に肥満症の患者にとって、食事療法や運動、投薬を含む療法は長期的にほとんど効果がない。

数カ月間は改善しても、長期的に効果を持続させるのは困難だと研究者らは指摘する。

肥満症の患者にとって、食事療法や運動、投薬を含む療法は長期的に効果を持続させるのは難しいため、手術も治療法の選択肢の一つになりうるとして注目が集まっているようです。

1つ目の研究の筆頭執筆者でクリーブランド・クリニックの肥満・メタボリック研究所所長のフィリップ・シャウアー氏は、研究結果が「非手術療法でうまく管理できない肥満型の糖尿病患者にとっては特に、手術が糖尿病治療におけるよりスタンダードな治療法として考慮されるべきだというドアを開けた」と述べた。

ミネソタ州ロチェスターのメイヨークリニックで糖尿病患者を治療する内分泌科医のマリア・コロゾ=クラベル氏は「私たちが直面している最大の問題は、糖尿病に効果がある体重減に結びつくような肥満症治療がほかにないということだ」とし、「全員が肥満手術に適しているわけではないが、(研究結果は)2型糖尿病患者の治療法として積極的に考慮すべきだ(と示唆している)」と述べた。







P.S.

ただ今回のニュースは、主に欧米人向けの治療法と言えそうです。

それは、日本人を含むアジア人は、やせ型でも糖尿病になりやすく、今回のニュースで紹介したケースとは違うからです。

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糖尿病“やせ”の人こそ要注意

「日本人は糖尿病になりやすい」認知度は4割未満

以前の記事(「やせ形で糖尿病」リスク遺伝子発見-東大)によれば、遺伝子変異により、KCNJ15と呼ばれる遺伝子の働きが過剰に高まり、インスリンの分泌が不足するため、痩せ型でも糖尿病を発症する危険性が高まるのだそうです。

欧州の糖尿病患者には肥満が多いのに対して、日本を含むアジア各国では、肥満でない人の発症が多いそうです。

日本人は太っていなくても糖尿病になりやすい体質を持っているため、「自分は太っていないから糖尿病は大丈夫」と思うのではなく、生活習慣を見直し・改善するようにしてください。

日本人は、欧米人に比べて血糖値を下げるインスリン分泌能力が低いため、太っていなくても糖尿病になりやすいため、たとえやせていたとしても糖尿病になる可能性があるということでした。

異所性脂肪|世界一受けたい授業 7月9日

脂肪細胞が多い人は、太ってしまいますが、反面安全に脂肪を溜め込むことができることを証明しています。

しかし、なかなか太れない人の場合は、食べても全然太らない代わりに、脂肪細胞がいっぱいになり、異所性脂肪がたまってしまいます。

日本人とアメリカ人を比較すると、アメリカ人は、日本人に比べると皮下脂肪が付きやすい反面、異所性脂肪は少ないそうです。

※日本人には、“やせ形糖尿病”が多いと言われており、その理由としては、欧米人に比べて遺伝的にインスリンの分泌が少なく、太り過ぎる前に発症してしまうと言われていましたが、異所性脂肪が原因で病気になっているのかしれませんね。

「太れる(太ることができる」ということは、脂肪を安全に貯めこむということから考えると、体にとってはいいことということが言えそうです。

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