「糖尿病」タグアーカイブ

4大疾病(がん、脳卒中、心臓病、糖尿病)に精神疾患加え5大疾病に|厚生労働省

Counseling

by Alan Cleaver(画像:Creative Commons)




4大疾病、精神疾患加え5大疾病に…厚生労働省

(2011/7/6、読売新聞)

厚生労働省は6日、「4大疾病」と位置付けて重点的に対策に取り組んできたがん、脳卒中、心臓病、糖尿病に、新たに精神疾患を加えて「5大疾病」とする方針を決めた。

うつ病や統合失調症などの精神疾患の患者は年々増え、従来の4大疾病をはるかに上回っているのが現状で、重点対策が不可欠と判断した。

厚生労働省による調査(2008年)では、糖尿病237万人、がん152万人などに対し、精神疾患は323万人となっており、従来の4大疾病(がん脳卒中、心臓病、糖尿病)を上回っており、対策が必要と判断したようです。

これほど精神疾患になっている人が増えているとは驚きです。







ダイエット清涼飲料の飲みすぎの人は、胴囲の増加が飲まない人の6倍に|テキサス大学サンアントニオ健康科学センター

coke

by Diego Correa(画像:Creative Commons)




■ダイエット清涼飲料の飲みすぎの人は、胴囲の増加が飲まない人の6倍に

ダイエット清涼飲料の飲みすぎは禁物、胴囲の増加が飲まない人の6倍に

(2011/6/26、日経メディカル)

ダイエット清涼飲料を1日2本以上飲んでいる人は、胴囲の増加が飲まない人の6倍に達していることが報告された。

サンアントニオ長寿高齢化研究SALSA)により明らかになったもので、テキサス大学サンアントニオ健康科学センターSharon P Fowler氏(写真)らが、6月24日から米サンディエゴで開催されている米国糖尿病学会(ADA2011)で発表した。

カロリーゼロをうたうダイエット清涼飲料の消費は、肥満やメタボリック症候群および糖尿病の発症増加と関係していると言われてきた。

演者らは、これらの関係を検証するため、サンアントニオ長寿高齢化研究(San Antonio Longitudinal Study of Aging ;SALSA)の参加者を対象に、ダイエット清涼飲料の消費が胴囲に及ぼす影響を調べた。

胴囲は、内臓脂肪の指標であり、また糖尿病や心血管疾患、癌および他の慢性疾患の主たる危険因子として広く使われている。

テキサス大学サンアントニオ健康科学センターによれば、ダイエット清涼飲料を1日2本以上飲んでいる人は、飲まない人に比べて、胴囲の増加が6倍になっているそうです。

肥満対策・ダイエットのために、加糖飲料を減らして、ダイエット清涼飲料を選んでいる人にとっては、大変残念なニュースですね。

ダイエット清涼飲料がカロリーゼロであっても、内臓脂肪の指標である胴囲が増加するということは、ダイエット清涼飲料の含まれている何らかの物質が肥満メタボリック・シンドローム糖尿病に関係があるということなのでしょうか。

今後の研究に注目したいところです。

「カロリーゼロ飲料は通常の炭酸飲料にはない害を含み、太る可能性もある」という研究結果

(2011/6/30、ロケットニュース24)

さらに研究者らはネズミを使った実験も行い、カロリーを抑えた飲料に用いられるアスパルテームという人工甘味料が、糖尿病の初期段階に起こりやすい膵臓(すいぞう)内の損傷に少なからず影響を与えているということが判明した。

ヘイズダ教授によると、「人工甘味料は食欲を促進させ、満足感を感知する脳の細胞に損傷を与えます。砂糖のような自然の糖分の不足により、さらに甘いものへの欲求が増すのです」とのこと。

この記事によれば、アステルパームという人工甘味料が健康に対して何らかの影響を与えていると考えられそうです。

  • 糖尿病の初期段階に起こりやすい膵臓(すいぞう)内の損傷に少なからず影響を与えている
  • 人工甘味料は食欲を促進させ、満足感を感知する脳の細胞に損傷を与える。
    砂糖のような自然の糖分の不足により、さらに甘いものへの欲求が増す。

【関連記事】







⇒ あなたにあった ダイエット 方法の選び方 はこちら

ダイエットの基礎知識 はこちら

ダイエット方法ランキングはこちら

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

ダイエット方法ランキング

脂肪肝と糖尿病改善に小分けダイエット|たけしのみんなの家庭の医学 6月28日

Wall_Food_10456

by Michael Stern(画像:Creative Commons)




2011年6月28日放送のたけしのみんなの家庭の医学のテーマは「家庭でできる!内蔵若返りSP 絶対知っておきたい4つの法則」でした。

一番気になったのは、肝臓若返りの法則。

番組で紹介されたケースでは、ダイエットとリバウンドを繰り返した女性を紹介。

リバウンドした彼女があるとき血液検査を受け、肝臓の検査を受けたところ、彼女の肝臓は、脂肪がついた状態の「脂肪肝」になっていたのです。=肝臓の老化現象

それだけではなく、肝臓の老化は、糖尿病まで招いていました。

脂肪肝と糖尿病は表裏一体。

カロリーオーバーの食事を続けると、余った等が脂肪に変わり、肝臓に蓄積します。

これが、脂肪肝=肝臓の老化。

脂肪肝になると、インスリン(糖分をエネルギーに変える働きを持つ)の働きを妨げる物質が分泌されます。

血糖値を下げようと、すい臓はさらに大量のインスリンを分泌し、その結果、すい臓が疲れてしまい、糖尿病を発症してしまうのです。

■小分けダイエット

肝臓若返りのために、番組で紹介したのは、小分けダイエットというダイエット方法。

※減量させ、肝臓の脂肪を基準値以下にまで戻すには、ダイエットが欠かせません。

小分けダイエットとは、「食事」と「運動」を小分けにするというもの。

●食事

リバウンドを避けるためにも、3度の食事をしっかりと食べる。

また、お腹が空いたら我慢せずに食べてもいい。

ただし、間食は野菜だけにする。

●運動

食後すぐに運動することで、摂取した糖はエネルギーとして消費され、新たな脂肪は蓄積されません。

そこで、毎食後に10分、1日3回のウォーキングを行うようにする。

→ 脂肪肝の改善方法 についてはこちら

【関連記事】







【関連リンク】

武田薬の糖尿病治療薬、膀胱がんリスク高める恐れ=米FDA




武田薬の糖尿病治療薬、膀胱がんリスク高める恐れ=米当局

(2011/6/16、ロイター)

米食品医薬品局(FDA)は15日、武田薬品工業<4502.T>の糖尿病治療薬「アクトス(Actos)」について、同剤を1年以上服用した場合、膀胱(ぼうこう)がんにかかる危険性は高まる可能性があるとし、同情報をラベル記載項目に追加するとの判断を示した。

同剤については、フランスの医薬安全当局が9日、服用により膀胱がんにかかるリスクが多少高まるもようだとして、新規患者への投与を停止する決定を下したばかり。

ドイツも同様の決定を行っている。

今回のFDAの決定は、膀胱がん患者はアクトスを使用するべきではないとしているものの、新規患者への処方を禁止したフランス・ドイツ両国の対応とは異なっている。

FDAの判断を受け、武田は同社の北米子会社がアクトスの処方箋情報を更新するためFDAと調整している、とのコメントを発表した。

そのうえで、アクトスとアクトス関連薬剤へのコミットメントは変わっておらず、アクトスによる治療効果と糖尿病治療薬としての重要性に対し自信を持っているとしている。

FDAは武田薬品工業の糖尿病治療薬「アクトス」が膀胱がんにかかるリスクが高まるとし、ラベルに記載するようにとの判断をしたそうです。

また、フランスやドイツでも膀胱がんにかかるリスクが多少高まる可能性があるとして、新規患者への処方を禁止しているそうです。

糖尿病に対する治療効果と膀胱がんリスクを比較して、処方されるということなのでしょうか。

こうした情報を聞くと、現在この治療薬を使用している人は不安になるでしょうね。

この糖尿病治療薬を使用している人の不安を少しでもなくすためにもきちんとした情報を提供して欲しいものです。

糖尿病 の症状についてはこちら。







超悪玉コレステロールが悪さをする仕組みを発見|英ウォリック大チーム

human of south

by Romain Toornier(画像:Creative Commons)

> 健康・美容チェック > コレステロール > 超悪玉コレステロールが悪さをする仕組みを発見 英チーム




「超悪玉」コレステロール、分子の形に原因 英チーム

(2011/5/30、朝日新聞)

悪玉コレステロールよりも心筋梗塞(こうそく)を起こしやすい「超悪玉」として注目される新種のコレステロールが、悪さをする仕組みを英ウォリック大チームが突き止めた。米糖尿病学会誌の最新号に論文を発表した。

超悪玉コレステロールが悪さをする仕組みがわかったそうです。

超悪玉は、生活習慣病である2型糖尿病の患者や高齢者の血中に最近見つかった。

悪玉であるLDLコレステロールより、分子が小さく、比重がやや高いのが特徴だった。

詳しく調べたところ、LDLコレステロールに糖が結び付いて表面の形が変化すると「超悪玉」になり、血管の壁につきやすくなる性質を持つことがわかった。

血管が詰まると心筋梗塞などの原因となる。

超悪玉コレステロールは、LDLコレステロールより分子が小さく、比重がやや高いのが特徴で、LDLコレステロールに糖が結びついて表面の形が変化すると、超悪玉コレステロールになるそうです。

【関連記事】

■超悪玉コレステロールとは

●悪玉コレステロールと超悪玉コレステロールの違いとは?

悪玉コレステロール:直径26~27nm

超悪玉コレステロール:直径25.5nm以下

超悪玉コレステロールは、悪玉コレステロールよりも小さい。

●では、サイズが小さいと何が起こるのか?

血管は、高血圧や加齢等の要因で少しずつ傷ついていきます。

その傷が大きいと、悪玉コレステロールも超悪玉コレステロールも血管壁の内側に入り込んできます。

しかし、超悪玉コレステロールは、悪玉コレステロールが入ることのできないわずかな傷の隙間でも侵入可能であるため、動脈硬化を進行させてしまうのです。

超悪玉コレステロールは、誰でも持っているので、数を増やさないようにすることが大切です。

心筋梗塞の発症率は、超悪玉コレステロールは悪玉コレステロールに比べて3倍高くなるという報告もあるそうです。(Stampfer MJ JAMA 276:882,1996)

●なぜ、超悪玉コレステロールは作られたのか?

糖分の過剰摂取で血液中のブドウ糖が増加

⇒余ったブドウ糖は肝臓で中性脂肪に作り変えられた

肝臓で作られた中性脂肪とコレステロールは、同じ器に乗って、血液に流されます。

※通常の器の中の分量:中性脂肪4 コレステロール1

中性脂肪は、エネルギーとして消費され残ったコレステロールが悪玉コレステロールとなります。

⇒大量の中性脂肪が超悪玉コレステロールを生み出した

器の大きさは一定なので、コレステロールのスペースが減る。

この時に起こるのが、コレステロールの小型化。

つまり、超悪玉コレステロールが生まれることになるわけです。

→ 悪玉コレステロールを減らす方法|LDLコレステロールを下げる食品・食事 について詳しくはこちら

【関連記事】







■コレステロール関連ワード

コレステロールとは|コレステロール値を下げる食品・食事

HDLコレステロールを増やす方法と善玉コレステロール吸う力をアップする方法

総コレステロール値・基準値|総コレステロールが高い原因

悪玉コレステロールを減らす方法|LDLコレステロールを下げる食品・食事

悪玉コレステロールの数値(基準値)

悪玉コレステロールが高い原因

高脂血症とは|高コレステロール血症の症状・原因・食事

動脈硬化とは|動脈硬化の症状・原因・改善方法

中性脂肪とは・数値(正常値)・高い原因・下げる(減らす)