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腎臓病にならないための<8つのゴールデンルール>とは?

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【目次】

■腎臓病にならないための<8つのゴールデンルール>

behind the eight ball

by Ed Schipul(画像:Creative Commons)

慢性腎臓病 生活習慣改善で予防 健診で早期発見、進行を抑制

(2016/2/1、毎日新聞)

腎臓病にならないための

 <8つのゴールデンルール>

(1)適度な運動をして健康でいよう

(2)血糖値をコントロールしよう

(3)血圧を測りましょう

(4)健康的な食事で、適正体重を維持しましょう

(5)水分の補給を心がけましょう

(6)禁煙しましょう

(7)薬の飲み方には注意が必要です(成分にイブプロフェンが含まれている鎮痛剤や解熱剤などを常用しない)

(8)糖尿病、高血圧、肥満の人や、腎臓病の親族がいる人は腎機能をチェックしてもらいましょう

「世界腎臓デーホームページ」より

CKDのリスク要因は、加齢、血尿、高血圧糖尿病脂質異常症肥満、喫煙です。

そのため、カロリーや脂質を摂り過ぎないバランスのとれた食事や運動、ダイエット(肥満解消)、塩分少なめの食事、水分補給、禁煙が重要です。

特に、糖尿病の人は注意が必要です。

また、糖尿病の人は、高血圧になる可能性が高いともいわれます。

それは、糖尿病と高血圧の危険因子が同じだからだと考えられています。

血糖値のコントロールや血圧測定を行なって、腎臓病にならないようにしましょう。




■慢性腎臓病とは

慢性腎臓病(chronic kidney disease;CKD)とは、簡単に言うと、腎臓の機能が60%未満に低下することを言います。

国民のほぼ1割、1,300万人の腎機能が60%以下に低下していると言われ、慢性腎臓病は、“新たな国民病”として注目されています。

腎臓の機能が低下し、血液中の水分や老廃物のろ過機能が低下してしまい、症状が悪化すると、人工透析が必要となります。

→ 慢性腎臓病(CKD)の症状・原因 について詳しくはこちら

→ 腎臓の病気|腎臓病の症状・種類・原因・食事 について詳しくはこちら







【慢性腎臓病 関連記事】
続きを読む 腎臓病にならないための<8つのゴールデンルール>とは?

ラクトフェリンに内臓脂肪を減らす効果があることを確認|なぜラクトフェリンによって内臓脂肪が減るのか?

> 健康・美容チェック > 内臓脂肪 > ラクトフェリンに内臓脂肪を減らす効果があることを確認




【目次】

■「ラクトフェリン」に内臓脂肪の低減作用があることを確認 日本肥満学会大会で発表へ

cookie splash crown

by Rajesh Kumar(画像:Creative Commons)

乳由来の多機能たんぱく「ラクトフェリン」に内臓脂肪の低減作用 ライオンらがヒト臨床試験で確認、日本肥満学会大会で発表へ

(2008/10/10、日経ヘルス)

ライオンが京都府立医科大学の西野輔翼教授、京都市立病院の吉田俊秀教授、名古屋市立大学大学院医学研究科の飯郷正明客員教授らと共同で行った臨床試験によれば、牛乳や母乳に含まれる「ラクトフェリン」が内臓脂肪を低減させる効果があるそうです。

【追記(2016/7/8)】

■世界初!ラクトフェリンによる内臓脂肪の低減効果を確認

ラクトフェリン研究室・効果検証1

lactoferrin_lion

参考画像:ラクトフェリン研究室・効果検証1

2ヵ月後の被験者12名の平均として、腹部CT断面の内臓脂肪面積で22%減、腹囲で4%減の有意な内臓脂肪低減効果を確認しました。特に効果が顕著な例では、内臓脂肪面積で40%減の効果が認められました

「ラクトフェリン」を、1日あたり300mg相当分・2ヵ月間経口摂取する実験を行なったところ、腹部CT断面の内臓脂肪面積で22%減、腹囲で4%減の有意な内臓脂肪低減効果を確認し、特に顕著な内臓脂肪低減が見られたケースでは、内臓脂肪面積40%減の効果があったそうです。




■「ラクトフェリン」による内臓脂肪低減効果を二重盲検法でも確認

ラクトフェリン研究室・効果検証2

lactoferrin_lion_02

「ラクトフェリンタブレット」の2ヶ月間の摂取で、プラセボ群と比較して、CT撮影による腹部内臓脂肪面積が平均値で12.8cm²(図1-1)、腹囲3.4cm(図1-2)、体重2.5kg(図1-3)などの有意な減少が確認されました。

ラクトフェリンタブレット(ラクトフェリンとして1日あたり300mg相当)を摂取するグループに、もう一方はラクトフェリンの入っていないタブレットを摂取するグループ(プラセボ群)とし、2ヶ月間摂取してもらったところ、プラセボ群と比較して、CT撮影による腹部内臓脂肪面積が平均値で12.8cm²、腹囲3.4cm、体重2.5kgなどの有意な減少が確認されたそうです。

●二重盲検群間比較法とは

本物と外観や手触りなど全く本物と同じに構成された偽物の2種類を準備し、被験者及び試験者には試験に用いるものが本物あるいは偽者かわからないようにして行う試験方法です。思い込みによる効果を排除して信頼性の高いデータが必要な場合に用いられます。

■なぜ「ラクトフェリン」が内臓脂肪を減らすのか?

ラクトフェリン研究室・効果検証3

ラットの成熟脂肪細胞にラクトフェリンを5段階の濃度で添加し、生成されるグリセロール量を測定しました。その結果、「ラクトフェリン」添加量が多くなるに従ってグリセロール生成量も増加し、「ラクトフェリン」の脂肪分解促進作用が確認されました

脂肪細胞は、エネルギーが多くある時には体内にあるグルコースや脂肪酸から脂肪を合成し、エネルギーが足りない時には脂肪分解酵素リパーゼの働きによって脂肪を脂肪酸とグリセロールに分解します。

ラクトフェリンの添加量が多くなるにしたがって、グリセロールの量も増加したことから、「ラクトフェリン」の脂肪分解促進作用があることが確認できたそうです。

通常、脂肪はペリリピンのコーティングによって、脂肪分解を促進するリパーゼから守られています。しかしラクトフェリンが脂肪細胞に作用すると、ペリリピンの量が減ってコーティングが弱まるため、脂肪が分解されやすくなるものと考えられます。

通常は、脂肪はリパーゼの働きを阻害する「ペリリピン(脂肪滴の分解阻害タンパク)」によって、脂肪の分解を促進するリパーゼから守られているのですが、ラクトフェリンを添加すると、ペリリピンが減少し、リパーゼが脂肪を分解しやすくなると考えられるそうです。

→ 内臓脂肪を減らすには|内臓脂肪の落とし方 について詳しくはこちら







<大阪の食文化>重ね食べ(粉もん+ごはんを食べる)頻度はやせている人より太っている人の方が高い




■<大阪の食文化>重ね食べ(粉もん+ごはんを食べる)頻度はやせている人より太っている人の方が高い

豚玉

by ume-y(画像:Creative Commons)

<大阪の食文化>粉もん+ごはん「控えて」 府が警鐘

(2016/8/3、毎日新聞)

米・パンと麺類や「粉もん」を一緒に食べる頻度は、男性の約6割、女性の約半数が週1食以上で、男女とも4人に1人が1日1食以上と答えた。世代別では高齢者(65歳以上)の頻度が最も高かった。

 週1食以上の割合を肥満度を示す体格指数(BMI)別でみると、肥満の人は63.9%で、普通(51.6%)、やせ(44.6%)の人より高かった。

大阪府の調査によれば、うどんとかやくごはん、お好み焼きとごはんなど主食を2種類同時に食べる頻度は、やせている人より太っている人の方が高いという結果が出たそうで、太っている人はこうした食習慣を減らした方が良いようです。




■炭水化物(糖質)とたんぱく質の血糖に変わる割合と速度

糖尿病の食|循環器病研究センター

たんぱく質は体の中でアミノ酸に分解され、それが筋肉などをつくる材料になります。アミノ酸からは、脂肪酸と糖とグリセロールがつくられます。

ですから、たんぱく質を摂取すると、時間を経て糖がつくられ、エネルギーができます。しかし、食後に血糖を上げることはありません。

ハリのある体をキープする「たんぱく質の上手なとり方」

(2018/5/1、日経ウーマンオンライン)

「たんぱく質は糖質や脂肪に比べて消化に時間がかかる。そのため、必要な部位に届くのも遅い」とたんぱく質に詳しい神奈川工科大学の佐々木一教授。

炭水化物(糖質)とたんぱく質の血糖に変わる割合と速度について、簡単にまとめます。

●炭水化物(糖質)

  • 100%が糖に変換される
  • 食後の血糖を上昇させる(たんぱく質や脂質に比べて、最も早く血糖に変わる)

●たんぱく質

  • 一部が糖に変換される
  • しばらく(数時間から半日)たってから糖に変換される

つまり、炭水化物(糖質)が、最も血糖値に影響を与え、最も早く血糖に変わるということです。

■まとめ

お米より先に魚や肉などを食べると血糖値が抑制される!?によれば、お米よりも前に魚や肉を食べると、血糖値の急上昇が抑制されるそうです。

また、血糖値を下げる方法|たけしの家庭の医学によれば、食物繊維の多い野菜から先に食べることで、糖分が食物繊維に絡まり、通常よりゆっくりと吸収されるため、食後の血糖値の上昇を抑えることができるそうです。

肥満や糖尿病が気になる方は、食べる順番を変えてみてはいかがでしょうか。







【関連記事】
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女性の脳の特徴を活かしてダイエット|#ためしてガッテン(#NHK)

ダイエット > ダイエットの基礎知識 > 女性の脳の特徴を活かしてダイエット|#ためしてガッテン(#NHK)

2010年1月20日放送のためしてガッテン(NHK)は、女性の最強ダイエットを取り上げました。




【目次】


■女性ホルモンと肥満の関係

At Winter's Edge (39/365)

by Drew Selby(画像:Creative Commons)

女性ホルモン(エストロゲン)は、血液中の悪玉コレステロールの量を減らす働きがある。

女性ホルモンが少なくなると、悪玉コレステロールが増え、内臓脂肪が増えやすくなり、高血圧・高血糖になりやすくなる。

肥満のタイプ

【閉経前】 皮下脂肪型

【閉経後】 内臓脂肪型

高コレステロール ⇒ 血栓・高血糖・高血圧


■女性の脳の特徴を活かしてダイエット

●女性

女性は感情移入能力が高い
= 他者に反応する能力が高い、社会的感受性・言葉の流暢さ
例: 人形のおもちゃで遊ぶのが好き

●男性

男性はシステム化能力が高い
= 分析・推測する能力が高い
例: 機械のおもちゃで遊ぶのが好き

【参考記事】





●女性が計るだけダイエットに失敗する理由

男性に比べて分析が苦手。

女性の脳の特徴を生かしたダイエット方法をする必要がある。

そのダイエット方法とは、「おしゃべりをしながら楽しくダイエット

友達と一緒に運動をしたり、ダイエット情報(グラフ分析)の交換をすると、楽しくダイエットが出来るそうです。


空腹感が消える10秒の裏ワザとは?

興奮・ストレス ⇒ アドレナリン ⇒ 血糖値を上げる ⇒ 空腹感が消える

空腹感を感じているときに、興奮したり、ストレスがあると、アドレナリンが分泌されて、肝臓に貯めている糖をだし、血糖値を上げます。

血糖値が上がったことから脳は錯覚して、空腹感が消えるそうです。

空腹感を感じるときは、内臓脂肪が使われる時なので、たまった脂肪を減らすチャンス!

空腹感を感じたら、その場ダッシュ20回!

運動をすることでアドレナリンを出すため、血糖値が上がり、空腹感が消えるそうです。

空腹感を感じたら、その場ダッシュ20回!

※ダッシュするのが難しい場合は、スローステップも良いそうです。

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【年代別ダイエット関連記事】

体内時計とダイエットの関係|エネルギー摂取量が減少しているのに肥満者数が増加している理由には「体内時計」が関係?|#たけしの家庭の医学

ダイエット > 体内時計とダイエットの関係|エネルギー摂取量が減少しているのに肥満者数が増加している理由には「体内時計」が関係?|#たけしの家庭の医学

2010年5月25日放送のたけしのみんなの家庭の医学では「体内時計」を特集。

解説 香川靖雄教授(女子栄養大学副学長医学博士)

【目次】




■体内時計とダイエットの関係|エネルギー摂取量が減少しているのに肥満者数が増加している理由には「体内時計」が関係?

Day 056 - Photo365 - Clock

by Makia Minich(画像:Creative Commons)

日本人のエネルギー摂取量の推移(厚生労働省 国民健康・栄養調査結果の概要)によれば、餓死者も出た昭和21年1903kcalに比べて平成20年1867kcalの方が低い。

しかし、日本人男性の肥満率は増加している。

このエネルギー摂取量が減少しているにも関わらず、肥満者数(男性)が増加しているという謎を解く鍵こそ「体内時計」にあるそうです。

時間栄養学とは、体内時計を利用し、食事の摂り方や摂る時間等を実践する最新科学。

■低カロリーなのにコレステロール値を悪化させた本当の原因とは?

栄養クリニックが改善したのは2点。

1 食事の内容

2 食事の時間

■体内時計とは

体内時計とは、体の中にある24時間時計というべきもので、睡眠・血圧・体温のリズムを司っている。

■時間遺伝子とは

体内時計の正体は、遺伝子に組み込まれている。

時計遺伝子とは、体内の様々な臓器の細胞に存在している遺伝子のことで、時間を刻んでいる遺伝子です。

時計遺伝子には、1日24時間を計る仕組みがある。

まず時計遺伝子は細胞内にたんぱく質を分泌させる指令を出す。

このたんぱく質が砂時計でいう砂であり、細胞にたんぱく質がいっぱいになるまでに約12時間かかる。

次に、時計遺伝子は、細胞内にたんぱく質を減らす指令を出す。

再び、たんぱく質が細胞からなくなるまでにおよそ12時間かかる。

このように1周が約24時間となり、その人の生活習慣に合わせて、様々なリズムをコントロールしている。

そして、この時計遺伝子によって、理想的な食事時間も決まっている。

朝食の時間と夕食の時間は起床時間で決まる。

理想的な1日のリズムは、7時起床の場合は、起床から2時間以内に朝食、起床から10時から12時間の間に夕食を摂るのが理想。

起床時間がずれれば、食事時間もずれる。

時計遺伝子が一日ごとにリセットされ、また新たに時計の針を動かしている。

体の場所によってリセット方法が違う。

脳:朝日がリセット方法

朝日を浴びることで脳のリズムがスタート

内臓:朝食がリセット方法

※内臓の時計遺伝子をリセットするには、たんぱく質が必要。

朝食にタンパク質を取ることで、その刺激が小腸に到達し、小腸の時計遺伝子を動かす。

すると、その信号が胃や肝臓にも伝わり、エネルギー代謝がはじまる。

そのため、タンパク質の少ない朝食の場合は、時計遺伝子はリセットされず、内臓の機能も低下したままになります。

すると、すでに活性化している脳が、栄養分が入っていないことを感知し、体が飢餓状態にあると判断します。

そのような状態で昼食をとると、飢餓状態に対応するため、体内に脂肪をため込む機能がスタート。

脂肪がエネルギーとして消費されず、コレステロール量が増加してしまう。




【補足】起床時にはアミノ酸が不足の状態

ハリのある体をキープする「たんぱく質の上手なとり方」

(2018/5/1、日経ウーマンオンライン)

「筋肉は常につくり替えられているので、筋肉が再合成されるとき、材料となるアミノ酸が不足しないことが重要。1日のうち最も空腹時間が長い起床時は、このアミノ酸が不足の状態。朝食でたんぱく質をとることは、筋肉の維持にもつながる」(藤田教授)。

「同じ運動をしても朝食時にたんぱく質が不足していると筋肉の肥大率が低く、足りていると筋肥大率が高いということがわかっている」(藤田教授)。

藤田聡教授(立命館大学スポーツ健康科学部)によれば、起床時にはアミノ酸が不足の状態であるため、ダイエットをするためにも、筋肉維持のためにも朝食にたんぱく質を摂ることが大事なのだそうです。

【参考リンク】

■夕食の時間

BMAL1(ビーマルワン)と呼ばれるタンパク質の一種には、体内に脂肪分を取り込む働きがある。

起床後14時から18時間後BMAL1の数が最大に達する。

■食習慣と体内時計が合わないとどうなるのか?

人間は、食事で摂ったカロリーの中から一定量を脂肪としてため込むメカニズムが備わっている。

体内時計と食習慣が合わないと、余計にカロリーを脂肪としてため込んでしまう。

余計にため込むカロリー

朝食抜きの場合、男性100kcal、女性80kcal。

夕食が時間がずれてしまった場合、男性50kcal、女性40kcal。

※香川靖雄先生の研究によると、7200kcalで脂肪1kg相当をため込むことになる。

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