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中年期の運動によって脳の萎縮や認知機能の低下を予防できる!?

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■中年期の運動によって脳の萎縮や認知機能の低下を予防できる!?

Jogging_Vancouver

by Claude Robillard(画像:Creative Commons)

脳の萎縮予防、中年期の運動が決め手に 米調査

(2016/2/16、CNN.co.jp)

中年期の運動能力の低さと、年を取ってからの脳の萎縮には関係があるという調査結果が、このほど神経学会誌のオンライン版に発表された。

米ボストン大学などの研究チームによるランニングマシンで運動してもらうテストによれば、運動成績が悪かった人は脳が萎縮していることがわかったそうです。

軽い運動でも脳の認知機能は向上する!?によれば、筑波大学体育系の征矢英昭教授らの研究で、ジョギングに相当する運動を短時間行うと脳の中の判断力や注意力を支配する部分の活動が活発になることがわかっており、またウォーキング程度の軽い運動を短時間行なっても脳の認知機能が高まることがわかったそうです。

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また、有酸素運動をすると頭も体もスマートになる?によれば、運動の結果、脳の最大酸素摂取量が上がり、被験者たちの認知能力に大幅な改善が見られたそうです。

■まとめ

運動をすることによって、脳の認知機能が高まるという結果がいくつか出ていますので、認知機能低下を予防するためにも運動する習慣を持つようにしてはいかがでしょうか。

→ 認知症の症状|認知症予防に良い食べ物・栄養 について詳しくはこちら

仕事の合間に運動をするとモチベーションや生産性がアップするという研究結果

エロン大学で行なわれた調査結果によると、運動後は運動前よりも元気になるだけでなく、認知能力の向上も見られたそうです

「身体を鍛えることは脳も鍛えること」という研究結果

運動すること(体を鍛えること)によって、脳内に新しいミトコンドリアが生まれ、脳に関連する神経変性の病気への緩衝材になる可能性があるそうです。







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コーヒーが持つ10の健康効果まとめ

コーヒーの持つ健康効果についてコーヒー1日3杯で、ダイエット・美容に効く(2016/4/26、日経ヘルス)を参考にまとめてみました。




【目次】

健康効果1 UVから肌を守りシミをできにくくする

紫外線を浴びることで、皮膚の色素細胞が過剰な色素を作るが、クロロゲン酸が活性酸素の働きを抑制し、色素沈着を防ぐ。

コーヒー飲むと抗酸化作用でシミになりにくい!?|世界一受けたい授業 3月9日によれば、コーヒーには抗酸化力の強いコーヒーポリフェノールが入っています。

1日2杯以上飲む人は飲まない人に比べてシミの量が少ないという結果が出ているそうです。

健康効果2 肝臓を守る

日本人を対象とした研究で、コーヒーを毎日2~3杯飲む習慣がある人は、飲まない人に比べて、脂肪肝の発症リスクが低かった。また、1日3~4杯飲む人は飲まない人に比べて肝臓がんの発症率が1/2以下だった。ほかにも、肝機能改善、肝硬変を予防するという報告がある。

コーヒーに脂肪肝予防効果|飲む量減ると発症しやすくで紹介した三越総合健診センターの船津和夫所長らの調査によれば、コーヒーに脂肪肝を抑制する効果があることが分かったそうです。

コーヒーによって肝臓に中性脂肪が蓄積されるのを防いでくれるようです。

また、コーヒーを飲む量が減った人は脂肪肝を発症する率が高かったそうです。

1日数杯のコーヒーは、肝疾患の進行を妨げる 米研究で紹介した米国立がん研究所によれば、1日数杯のコーヒーが、肝疾患の進行を食い止めてくれる可能性があるそうです。

コーヒー摂取量多いと肝がんリスク低下-厚労省研究班によれば、厚生労働省研究班によると、コーヒー摂取量が多いと肝がんリスクは低下すると発表したそうです。

健康効果3 糖尿病のリスクが低下

 インスリン感受性を改善して、糖尿病のリスクを下げる。コーヒーを1日4~5杯飲む人は飲まない人に比べて、2型糖尿病のリスクが最大58%まで下がるという疫学調査報告がある。

コーヒーを飲む量を増やした人は、糖尿病にかかりにくくなる!?によれば、コーヒーを飲む量を増やした人は、糖尿病にかかりにくくなるとする研究結果が発表されたそうです。

健康効果4 血液をサラサラにして動脈硬化を予防

 ポリフェノールが強い抗酸化力を発揮し、LDL(悪玉)コレステロールの増加を防ぐ。HDL(善玉)コレステロールが微増したという報告もある。また、ニコチン酸は血栓を溶かす作用をサポートし、血液をサラサラに保つ。

コーヒーのポリフェノールで動脈硬化抑制で紹介したお茶の水女子大大学院の近藤和雄教授の調査・研究によれば、一日の食生活の中で仕事の合間や食後に飲むコーヒーから最も多くのポリフェノールが摂取されていることが分かったそうです。

【ためしてガッテン】コーヒー(フェルラ酸)にコレステロール激減効果がある!?|11月4日によれば、マクロファージはコレステロールを食べるのですが、食べ過ぎるとマクロファージは死んでしまいます。

死んだマクロファージがたまると、動脈硬化を起こしてしまうそうです。

そこで、フェルラ酸を含むコーヒーを飲むと、弱ったマクロファージを復活させることで、コレステロールの処理能力が高まるそうです。

→ コレステロール について詳しくはこちら

健康効果5 認知症を予防する

 動物実験において、クロロゲン酸は脳内の血糖値を抑制し、エネルギー代謝を高める作用が確認されている。また、神経細胞を保護する作用もあり、こうした働きから認知症予防に役立つと考えられている。

コーヒーでアルツハイマー病予防?|カフェインに記憶力低下改善効果によれば、森隆・埼玉医大准教授と米フロリダアルツハイマー病研究センターなどによる動物実験によれば、カフェインを与えたマウスは、カフェインを与えないマウスに比べ、記憶力の低下が改善されたそうです。




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健康効果6 ストレスを和らげる

coffee lover

by Camila Tamara Silva Sepúlveda(画像:Creative Commons)

 コーヒーを飲むと、飲む前に比べてストレスレベルが緩和したという報告がある。

ホットコーヒー、心も温める可能性=米研究によれば、身体的な暖かさと心理的な温かさが密接に関係することから、1杯のホットコーヒーによって暖かな気持ちになれる可能性があるそうです。

健康効果7 子宮体がんを予防する

子宮体がんのリスクはコーヒーを週2日以下しか飲まないグループに比べて、1日1~2杯飲むグループを3杯以上飲むグループでは低いという疫学研究の報告がある。

コーヒーで子宮体がん予防?によれば、コーヒーを1日3杯以上飲む女性は、ほとんど飲まない女性に比べ、子宮がんの一種「子宮体がん」にかかるリスクが約6割低いとする調査結果を厚生労働省研究班が発表したそうです。

2016年7月2日放送のジョブチューンで解説した腫瘍内科医の水上治先生によれば、コーヒーに含まれるクロロゲン酸などの抗酸化作用によって、がんの発生を抑えられていると考えられているそうです。

コーヒーを毎日2杯以上飲むと

  • 乳がん
  • 子宮がん
  • 大腸がん

コーヒーを毎日3杯以上飲むと

  • 口腔がん
  • 咽頭がん
  • 肝臓がん

これらのがんの予防が期待できるそうです。

健康効果8 脳卒中・虚血性心疾患の発症が少ない

コーヒーに含まれる抗酸化成分が作用を発揮し、血管を傷つける活性酸素の働きを抑制するほか、動脈硬化や血栓などを防ぐためと考えられている。

コーヒー1日3~4杯、心臓病による死亡リスク4割減 |東大や国立がんセンターによれば、国立がん研究センターや東京大などの研究チームによれば、コーヒーを1日3~4杯飲む人は、ほとんど飲まない人に比べて、心臓や脳血管、呼吸器の病気で死亡するリスクが約4割減るそうです。

また、コーヒー・緑茶で死亡リスク減|国立がん研究センターによれば、コーヒーや緑茶をよく飲んでいる人は死亡リスクが低いという結果が出たそうです。

コーヒーのポリフェノール、緑茶のカテキンが血圧を下げ、コーヒー・緑茶に含まれるカフェインが血管や呼吸器の働きを良くしてくれる可能性があるそうです。

健康効果9 内臓脂肪を減らす

 カフェインは脂肪分解酵素を活性化し、血行を促して代謝を上げる。また、クロロゲン酸は食事で取り込む脂肪の燃焼を促し、内臓脂肪を減らす効果が確認されている。

コーヒーでダイエットできる?によれば、コーヒーに含まれるカフェインには、脂肪分解酵素「リパーゼ」の働きを活発にさせる作用があり、コーヒーを飲んだ場合は、水を飲んだ場合に比べて、脂肪酸の量は2倍になるそうです。

健康効果10 大腸がんの再発リスクと死亡リスクを下げる

コーヒーを一日4杯以上飲むと大腸がんの再発リスクと死亡リスクが低くなる―米ハーバード大によれば、米ハーバード大学の研究によれば、コーヒーを1日4杯以上飲んでいる大腸がん患者は、ほとんど飲まなかった患者に比べて、大腸がんを再発するリスクや死亡するリスクが低くなるそうです。

→ 大腸がんの症状・初期症状・原因 について詳しくはこちら

→ 大腸がん危険度チェック について詳しくはこちら







P.S.
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医療機関での「Pepper」を使ったコミュニケーションシステムにおける共同研究開発を開始|フライトシステム・東京慈恵会医科大学・ジェナで医療ICT化推進を目指す




■医療機関での「Pepper」を使ったコミュニケーションシステムにおける共同研究開発を開始|フライトシステム・東京慈恵会医科大学・ジェナで医療ICT化推進を目指す

AI連携対応 【Pepper管理サービス】 Scenaria(シナリア)コンセプトムービー
AI連携対応 【Pepper管理サービス】 Scenaria(シナリア)コンセプトムービー

参考画像:AI連携対応 【Pepper管理サービス】 Scenaria(シナリア)コンセプトムービー|YouTubeスクリーンショット

フライトシステム、医療機関での「Pepper」を使ったコミュニケーションシステムにおける共同研究開発を開始〜東京慈恵会医科大学、ジェナ社、フライトと3社で医療ICT化推進を目指す〜

(2017/11/17、フライトシステムコンサルティング PRTIMES)

フライトシステムコンサルティングは、東京慈恵会医科大学およびジェナとの共同研究で、「Pepper」と「Scenaria」(シナリア:管理画面からPepperアプリの作成はもちろん、様々な拠点に存在するPepperを管理することが出来るクラウドサービス)を使った医療従事者や患者とのコミュニケーションシステムの共同開発・研究を行っていくそうです。

AI連携対応 【Pepper管理サービス】 Scenaria(シナリア)コンセプトムービー

具体的にはどのようなことを行うのでしょうか?

1. 検診センターにおけるコンシェルジュ

日本医療の注目の高まりと共に訪日外国人の検診センター利用の需要が高まってきている背景から、多言語対応(日中英)による案内を実施。患者様の予約の確認や受付を行い、当日の流れや行き先の案内を行う。

【京都】旅行中の外国人の急病対応が新たな課題 多言語化への対応が急務 24時間通訳タブレット端末導入によれば、京都では、訪れる外国人観光客が増加したことで、医療機関の多言語への対応が求められているそうで、1年間で約60カ国の患者を診察した病院もあり、医療機関も深夜や早朝の急患に対応しようと、タブレット端末を使った同時通訳システムを導入するなどして対策を取っているそうです。

こうしたことから、医療機関における多言語対応にはニーズがあると考えられます。

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2. 緊張を緩和する血圧測定

白衣高血圧(*2)の患者様等、外来で来院した方向けに、緊張をほぐしながらPepperが血圧測定を行う。Pepperを通じ感情認識を実施することで患者様の緊張度を判定し、リラックスした最適なタイミングで血圧測定を行う。

「家で測ると正常なのに、病院で血圧を測定すると、血圧が高い」という人はいませんか?

白衣高血圧(白衣現象)とは|病院で緊張して血圧が上がるによれば、白衣高血圧とは、通常は血圧が正常なのに、病院で血圧を測定すると血圧の値が高くなってしまうことです。

白衣高血圧は、診察室血圧で高血圧と診断された患者の15%~30%に当たるそうです。

そこで、このシステムでは、Pepperが患者さんの緊張度を判定し、リラックスしたタイミングで血圧測定を行なってくれるそうです。

3. 自然な対話の中から認知機能検査

患者様とPepperとの自然な対話を通して認知症の疑いを発見する仕組み。

日本テクトシステムズが提供する認知機能検査エンジンによって、会話の中から認知症の疑いを発見するそうです。

対話を通して認知症の疑いを発見する仕組みがどのような仕組みになっているのかはわかりませんが、認知症|厚生労働省によれば、次のようなことが認知症のサインなのだそうです。

●もの忘れの為に日常生活に支障をきたしているか

日常生活で重要ではないこと(タレントの名前や昔読んだ本の題名など)を思い出せないのは正常の範囲内ですが、仕事の約束や毎日通っている道で迷うなどの場合は認知症のサインかもしれません。

●本人が忘れっぽくなったことを自覚しているか

自分でもの忘れの自覚がある場合は正常の範囲内ですが、もの忘れをしていることに気づかず、話の中でつじつまを合わせようとするようになるのは認知症のサインかもしれません。

●もの忘れの範囲は全体か

経験の一部を忘れるのは正常の範囲内ですが、経験全体を忘れるのは認知症のサインかもしれません。

認知症によるもの忘れには、経験や出来事全てを忘れる、もの忘れに気づかない、新しいことを覚えられない、日常生活に支障をきたす、暴言や暴力を振るうようになったり、怒りやすくなったり、無関心になるなど人格が変わるなどの特徴があるそうです。

こうした認知症または軽度認知障害のサイン・症状を対話の中で見つけるというものになっているのではないでしょうか?

【参考リンク】

認知症の改善効果が期待されるコミュニケーション用ロボット「テレノイド」が宮城県の介護施設に導入によれば、大阪大学の石黒浩教授が開発した、認知症の予防や症状の進行を抑える効果が期待されるコミュニケーション用ロボット「テレノイド」が宮城県の介護施設に導入されたそうです。

デンマークと日本における存在感対話メディアの実証的研究によれば、ほとんどの認知症高齢者がテレノイドに強い愛着を示し、うつ傾向がある人や無反応な人が自ら話しかけるようになるそうです。

また、テレノイドには積極的に身体的接触を図る傾向があるそうで、これには「触れ合い」によるストレス軽減効果があると考えられるそうです。

Pepperにもこうしたことができれば、認知症の早期発見だけでなく、予防や症状の進行を抑えることもできるようになるかもしれません。

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■医療ICT化

ICT医療においては、ICTを活用した個人の健康管理がスタートであり、カギとなります。

医療・健康分野におけるICT化の今後の方向性(平成25年12月、厚生労働省)によれば、

健康寿命を延伸するためには、ICTを利用した個人による日常的な健康管理が重要

だと書かれています。

ICTとは、Information and Communication Technology(インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジー:情報通信技術)の略です。

ICTを活用した医療分野への活用の例としては次の通り。

  • 電子版お薬手帳や生活習慣病の個人疾病管理など患者・個人が自らの医療・健康情報を一元的、継続的に管理し活用する仕組み
  • 地域包括ケアシステム(電子カルテ情報を地域の診療所が参照する)
  • ICTを活用してレセプト等データを分析し全国規模の患者データベースを構築し、疾病予防を促進
健康・医療・介護データを経年的に把握できるリアルデータプラットフォームの構築|新産業構造ビジョン|経済産業省
健康・医療・介護データを経年的に把握できるリアルデータプラットフォームの構築|新産業構造ビジョン|経済産業省

参考画像:「新産業構造ビジョン」(2017/5/29、経済産業省)|スクリーンショット

経済産業省の「新産業構造ビジョン」によれば、個人が自らの生涯の健康・医療データを経年的に把握するため、また、最適な健康管理・医療を提供するための基盤として、健康・医療・介護のリアルデータプラットフォーム(PHR:Personal Health Record)を構築し、2020年度には本格稼働させていくことが必要と提案されています。

■まとめ

今回のPepperを活用した病院での患者とのコミュニケーションシステムとして期待できるのは、遠隔医療でしょうか?

医療現場における、IoTやAI等の革新的技術の利活用|遠隔診療・AIを活用した診療
医療現場における、IoTやAI等の革新的技術の利活用|遠隔診療・AIを活用した診療

参考画像:新産業構造ビジョン(2017/5/30、経済産業省)

新産業構造ビジョン(2017/5/30、経済産業省)によれば、患者のQOLの最大化に向けて、個人の健康・医療データを活かす新たなシステムが必要であるとして、患者自らが納得して選択できる医療、患者の満足度の高い医療、時間・場所を問わず、必要な医療が提供される環境の実現が必要とあり、その中でも「遠隔診療」、「AIを活⽤した診療」といったIoTやAI等の⾰新的技術を医療現場におけて利活用する取り組みが重要となるとあります。

厚生労働省の通達「情報通信機器を用いた診療について」に対応した遠隔医療機能を持たせたサービスがいよいよスタートによれば、厚生労働省が7月14日付けで出した通達「情報通信機器を用いた診療について」に対応して遠隔医療機能を持たせたサービスの展開が始まっています。

これまでにも遠隔医療につながるサービスについていくつも取り上げてきました。

遠隔医療におけるメリットは、遠隔地に住んでいて直接医師に診てもらうことが困難な人が受診できるだけでなく、肛門科や泌尿器科、婦人科などの直接診てもらうことが恥ずかしかったり、怖かったりする人が受診をするハードルを下げる効果も期待できると考えられます。

医療者に対する高齢者の患者の比率はどんどん増えていくことが予想されますから、医療者の負担を軽減しながら高齢者の患者の病気の早期発見を目指すシステム作りが必要になることでしょう。

かかりつけ病院や薬局で今回のようなコミュニケーションシステムを導入することができれば、認知症になる疑いのある患者の早期発見ができるようになるかもしれません。







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認知症予防を目的とした健常者対象のレジストリ「IROOP(アイループ)」を運用開始|NCNP(国立精神・神経医療研究センター)

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認知症予防を目的とした健常者対象のレジストリ「IROOP(アイループ)」を運用開始|NCNP(国立精神・神経医療研究センター)
認知症予防を目的とした健常者対象のレジストリ「IROOP(アイループ)」を運用開始|NCNP(国立精神・神経医療研究センター)

参考画像:IROOP|スクリーンショット

健康な人のデータを認知症予防に システム運用始まる

(2016/7/5、NHK)

研究グループでは、登録者を全国に募集して今後5年間で4万人の登録を目指すということで、今後は登録者の同意を得たうえで、蓄積したデータを基に認知症と生活習慣の関係を分析して、予防や薬の開発に役立てたいとしています。

国立精神・神経医療研究センターが認知症予防のための日本で初めての健常者対象の新オレンジプラン統合レジストリ;『IROOP(TM)』の運用を開始|国立研究開発法人 日本医療研究開発機構

NCNPは、新オレンジプランに基づく研究として、認知症が発症する前の症状をとらえ、生活習慣の改善などにより発症を予防する因子の解明と、認知機能の改善が期待される薬の開発のための臨床研究や治験促進を目的とする、認知症予防のための健常者レジストリのシステムを開発し、運用を開始します。

国立精神・神経医療研究センターなどのグループが開発した「IROOP」は、認知症の予防や薬の開発に役立てるためのインターネット健常者登録システムです。

登録の対象は40歳以上の健康な人で、事前にインターネットに登録したうえで、半年に一度食生活や睡眠時間などの生活習慣に関するアンケートに答えたあと、電話で認知機能をチェックする簡単なテストを受けます。
登録は無料で、登録した本人は自分の認知機能がどのように変化したか確認できるほか、希望した人には認知症薬の治験の情報が提供されるということです。

認知機能をチェックできる検査「IROOP™あたまの健康チェック」を半年ごとに受け、その検査結果はサイト上で確認することができるそうです。

そして、この半年ごとの検査でチェックされたことから認知症の発症予防につなげようとするのが今回の試みです。

→ 認知症対策|認知症に良い食べ物・栄養 について詳しくはこちら

【用語解説】

国立精神・神経医療研究センターが認知症予防のための日本で初めての健常者対象の新オレンジプラン統合レジストリ;『IROOP(TM)』の運用を開始|国立研究開発法人 日本医療研究開発機構

新オレンジプラン

厚生労働省の認知症施策推進総合戦略。「認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域の良い環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指す」ことを基本的考え方とする。

レジストリ

医学の前向き研究の進め方のひとつ。多施設において疾患の情報をデータベースに登録し、症例を積み重ねていき、疾患のさまざまな原因や経過などについて統計的に検討する方法。

【追記(2024/4/5)】

認知症予防のための健常者レジストリ IROOP®研究事業 最終報告書(2021年3月)によれば、IROOP の運用は 2016 年から開始されましたが 2020 年 3 月末をもって終了しました。(これまで登録数は約 6000 名)







■認知症予防

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ヨーグルト&納豆&スイゼンジノリの健康効果を引き出す方法|#サタプラ

2015年10月3日放送のサタデープラスのテーマは、「ヨーグルト&納豆&スイゼンジノリの新常識」でした。




■ヨーグルト>

Yogurt

by Kris Miller(画像:Creative Commons)

小林弘幸先生が紹介する体に効くヨーグルト活用術です。

【#金スマ】腸活・便秘解消7つのメソッド(便秘外来小林弘幸先生)によれば、40年以上も便秘に苦しんできた松本明子さんは、“便秘外来”で有名な順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生の指導のもと、「腸活」を実践し、たった3週間で便秘が解消したそうです。

松本明子さんの状態は、腸のレントゲンをとってみると、手術一歩手前なほど宿便がどっさりで、胃にも届きそうな宿便の量は4㎏もあり、便秘の末期症状だったそうです。

●体に効くヨーグルト活用術

  • ヨーグルトを食べる時間は夜がおすすめ
    腸のゴールデンタイムで就寝から4時間が腸の活動が活発になるから
  • ヨーグルトを食べるタイミングは食後が効果的
    空腹時は胃酸がたまっているため、ヨーグルトの効果が落ちてしまう
  • ヨーグルトを食べる量は1日200グラム
  • ヨーグルトの種類はいろいろあるため、1か月ごとにヨーグルトの種類を変える
    乳酸菌の多い食品によれば、自分に合う乳酸菌はそれぞれ違うので、1週間食べ続けて効果がない場合には、別の乳酸菌のヨーグルトに変えたほうがよいです。乳酸菌がマッチすると、便通が良くなるだけでなく、疲れにくくもなるそうです。

 

●ヨーグルト(乳酸菌)に食物繊維とオリゴ糖で効果的

小林弘幸先生のおすすめの組み合わせは、「ヨーグルト」+「大根おろし」+「はちみつ」。

むくみ腸を改善して便秘解消!ヨーグルト+ハチミツ+大根(水溶性食物繊維)|あのニュースで得する人損する人 1月15日

  • ヨーグルト(善玉菌であるビフィズス菌の増殖を助ける)
  • はちみつ(ビフィズス菌の餌となるオリゴ糖)
  • 大根(水溶性食物繊維でビフィズス菌の育つ環境を作る)

 

→ 乳酸菌の多い食品 について詳しくはこちら

→ 食物繊維の多い食品|水溶性食物繊維・不溶性食物繊維 について詳しくはこちら

●水切りヨーグルト

ヨーグルトの水分を抜いて、マヨネーズやチーズの代わりに使う。

ヨーグルトの水分ホエーには美肌効果が期待されていて、スープなどに活用するとよい。

<水切りヨーグルトの作り方>

  1. ヨーグルトをコーヒードリッパーに入れて置くだけ。

→ 便秘とは? について詳しくはこちら

→ 便秘の原因 について詳しくはこちら

→ 便秘解消方法 について詳しくはこちら

→ 腸内フローラを改善する食べ物 について詳しくはこちら

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■納豆

●納豆は、血管の老化や認知症、生活習慣病の改善に効果があるそうです。

納豆のマグネシウムは脳の血管を安定させ、片頭痛に効果的なのだそうです。

●納豆にはビタミンKがあり、カルシウムの吸収を助け、骨粗しょう症に効果的

骨粗しょう症が気になる人はカッテージチーズ、タレを入れずにポン酢を入れる

●納豆+大根

大根は消化酵素が多く、腸の働きが良くなる。

●納豆+アマニ油

アマニ油に含まれるオメガ3は、動脈硬化認知症予防も期待されています。

オメガ3は熱に弱いなので、納豆に加えるのがおススメ。

小さじ1杯でOK

→ オメガ3を含む食品 について詳しくはこちら

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■スイゼンジノリ

スイゼンジノリは、抗酸化活性作用が非常に高く、老化予防、腸内環境、免疫力アップ、骨粗しょう症予防など様々な効果が研究されているそうです。

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