血清クレアチニン検査|腎臓の機能を測る検査
「クレアチニン検査」とは、腎臓のろ過機能がどれくらい残っているかがわかる検査です。
クレアチニンとは、筋肉中のたんぱく質が代謝された時に発生する老廃物で、腎臓のろ過機能を示す指標です。
腎臓機能が正常な時は、ろ過によって、ほぼすべて体外に捨てられています。
ところが、糸球体の通行止めが増えれば増えるほど、体内に残る量が増えます。
つまり、壊れたことで排せつされてしまうものではなく、壊れ具合で体内に残ってしまうものを調べることで、腎臓のろ過機能低下の程度を知ることができます。
クレアチニンの数値の基準(参考:人間ドック学会)
男 1.0mg/dl未満
女 0.7mg/dl未満
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